いぬん堂「いぬ屋敷 Vol.14 太陽の間」池袋手刀
今日も気分はすぐれない。でも、こんなときこそ気分転換が必要かなぁ~と、池袋へ出かけた。
今日はCHOPで、「いぬ屋敷」があるのだ。太陽肛門スパパーンに、中学生棺桶、ミヤマGt.・・・楽しみなメンツだ。
17時半過ぎに家を出て、開演時間の18時半ちょっと前に池袋に到着。
久々の池袋なのでちょっと迷ってしまったが、なんとか開演には間に合った。
フロアはほどほどに人が居て、なかなかいい雰囲気。ひとまずステージ向かって左前に陣取る。
18時35分、まずはいぬん堂+ミヤマGt. が登場。
トリオのミヤマGt. に、いぬん堂社長がボーカルで参加という編成。
中学生棺桶のTシャツを着て、歯の矯正用ブラケットに輪ゴムを装着した社長は、まるで吸血鬼みたい。
ミヤマのハードな演奏にあわせて、叫びまくる。
それに応えるかのように、ギターの先端からクラッカーやスモーク、いやいや“ミヤマ光線”が炸裂。
爆音と絶叫の洪水の中、30分ほどで演奏は終了。
続いて、北海道から来たというアザラシというバンド。19時15分に開始。
まずは、一見普通なルックスのドラムとウニ頭のベース、金髪に皮ジャンの女性ギターが登場。
う~ん、なんかありきたりなパンクバンドかなぁ~と思ったんだけど、女性ボーカルが出てきたところで空気が変わる。
黒の喪服に赤の帯を締め、赤の木刀を振り回す姿は、インパクト抜群。
ミディアムテンポの曲では、マイクスタンドに刺してあった菊の花をムシャムシャ食べ、
マイクスタンドをベロベロとなめまくり、かなりキテました。カッコいいっす。
でも途中のMCはいい人さがにじみ出てて、それもまた良かったな。
音はちょっとドロドロした要素の入った、STALINもしくはNURSEを彷彿とさせる感じ。
30分ほどの演奏、とにかく良かったです。新しい出会いでしたね。
20時少し前、音合わせの続きのような感じで中学生棺桶の演奏が開始される。
ドラム、ベースに、ギター&ボーカルが二人という編成。ボーカル以外は、赤い頭巾をかぶっている。
なんともおどろおどろしい雰囲気で、ドゥームな演奏が炸裂する。
でも、知ってる曲があまり演奏されなかったので、いまひとつノリきれなかった。
35分くらいで終了。
セットチェンジに少し時間がかかり、21時ちょっと前、いよいよ太陽肛門スパパーンのステージ。
とは言っても、まずは前座のザ・ヒメジョオンとして登場。
いつものようにフロアに降りて、アコースティックセットで「中央線」と「うなぎ」の弾き語り。
MCもあいかわらず絶好調だったけど、今日はちょっぴり短めだった。
そして一変してハードなギターが流れて、太陽肛門スパパーンのセットへ。
ブリーフ一枚の男たちがステージに大勢ひしめき、ハードでプログレッシブな演奏が始まる。
そしていつもより大人数のダンサーが、いつものようにフロアで踊りまくる。
そのうち腰投げやら馬跳びやらケツ花火やらも飛び出し、いつもに増して混沌とした状況。
そんな感じで延々と演奏が続き、最後はいつものように「青春!夢!仏教徒!」「哀愁Good-Bye」で終了。
時間は既に23時。か~なり“おなか一杯”といった感じのライブだった。
| 固定リンク
コメント