« 2004年11月 | トップページ | 2005年1月 »

2004年12月25日 (土)

忌野清志郎「SILENT NIGHT」SHIBUYA-AX

Kiyoshiflier20041225今日は一大決心をして、朝から大掃除。ホントに久しぶりなので、なかなか片付かない。
奥の部屋から始まって、水まわり、換気扇・・・ 普段絶対やらないようなところを徹底的に掃除。
まだまだって感じだけど、16時頃ひとまず終了させる。

そして向かうはSHIBUYA-AX。清志郎のクリスマスライブ。
17時開場18時開演だけど今日は2階席なので、開演時間まぎわに会場へ到着。
物販でカレンダーを購入し、自分の席2階B列25番へ。
既に1階のフロアはびっしりと人で埋め尽くされてる。
2階席の向こうには筑紫哲也が座ってたり、前の席には玲葉奈が座ってたりする。

18時15分、メンバーが登場し「KINGのテーマ」が始まる。
クリスマスチックなアレンジが加えられ、ステージ後方のクリスマスツリーが光り、クリスマス気分満載。
MCが清志郎を呼び込み、伸ちゃんが「MIDNIGHT BLUE」のイントロを弾きだす。
するとステージ左手から、トナカイに引かれた大きなプレゼントが登場。
その中からマントを羽織った清志郎が、勢いよく飛び出してくる。う~んカッコいいっ!
続いての曲も、この季節には欠かせない「ダーリン・ミシン」。
そして「Merry Christmas Blue Planet~」って、LOVE JETSでも演ってたクリスマスっぽいイントロダクションに続いて、
「Remember You」というフレーズが印象的なソウルフルな新曲。
「Merry Christmas!」と挨拶したあと、「胸が張り裂けそう」。ここで早くも、マントショーが繰り広げられる。
そして「トランジスタ・ラジオ」で盛り上がったあと、新曲の「GOD」。
「KINGの次はGODです。来年からはGODと呼んでください」と言いつつ、その中からもう一曲「サイクリング・ブルース」。
お客さんからの声援のタイミングがあわず、「黙ってろ!喋ろうとしてるんだ」と突っ込みを入れ、
「久々のステージなんで、ちょっと慣れてないんだ」と言い、アコースティックを弾きながら「イヤシノウタ」。
続く「ラクに行こうぜ」では、後半で大盛り上がりとなってマントショーが繰り広げられる。
ここで清志郎は退場し、伸ちゃんのボーカルで「こよいはクリスマス」「Run Rudolph Run」。
伸ちゃんは、ステージ前方のお立ち台でソロを弾いたり、トナカイの騎馬にまたがってステージを動き回ったり。
伸ちゃんのコーナーも、清志郎のステージには欠かせない存在になりつつあるな。

そして伸ちゃんが「鶏肌(チキンスキン)」のイントロを弾くと、マスクと羽をつけてピンクのスーツを着た清志郎が登場。
完全に鳥になりきった感じが、とってもカッコいい。そういや来年、酉年だっけか。
続いて、「お墓」。おぉ~懐かしいなぁって思ってたら、この後RCナンバーが続々と演奏される。
まずは唐突に「スローバラード」が演奏され、続いて「指輪をはめたい」。
イントロだけでゾクゾクっと鶏肌が立ち、上空からは雪が舞い落ちてきて、とっても感動的だった。
そしてソウルフルなナンバー「Sweet Soul Music」。もちろん間に挿入されていたのは、「White Christmas」。
あの頃にタイムスリップしたような感じで、「ドカドカうるさいR&Rバンド」。
続く「雨あがりの夜空に」では、曲の途中でコールアンドレスポンス。
いろいろなバリエーションに答えるお客さんに、清志郎も「全然10年前より若返ってる」とご満悦。
厚見 玲の弾く荘厳なキーボードに乗せて、「クリスマスにみんなに聞きたいことがあるんだ」
「ずいぶん前から聞いているんだ。途中で聞かなかったこともあったけど、最近またここ何年か聞いているんだ」と
言いながら、「愛しあってるか~い?」とみんなで大騒ぎ。
そしてラストは、「低空で飛んでいる鳥なんか、焼き鳥になっちゃうくらい熱いラブソング」という「Baby何もかも」。
最後はマントショー、ふとんショーに続いて、こたつが登場。
みんなでクリスマスケーキを囲み、みかんを食べて、なんともまったりムード・・・。
でも、ばぁぁ~んとコタツをひっくり返して、GODに戻ってソウルフルなシャウト。
「よいお年を~」と叫びつつ清志郎は退場し、ライブは終了。

アンコール、再びメンバーが登場し、「もう一発いくかい?」と「WANTED」。
メンバー紹介に続いて、「上を向いて歩こう」。そして、バリバリの大ヒットナンバー「JUMP」。
カーテンコールの後、メンバーは退場。

これで終わりかな~と思っていると、暗転したステージに何やら白っぽい物体が運び込まれてくる。
それは大きな蝋燭で、円形に並べられた一本一本に灯がともされていく。
そして真ん中に清志郎が立ち、アコースティックギターで「イマジン」を弾き語る。
切々と語りかけるかのように・・・そして最後は、熱いギターソロで終了。
JOHNの「Happy Christmas」が流れ出す。「愛と平和~」という叫び声を残して、清志郎は退場。
ホットなホットなクリスマス・・・21時に全てが終了。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年12月19日 (日)

麗蘭「ROCK馬鹿と知的ヒッピーを元気にするTOUR」SHIBUYA-AX

Chaboflier20041219今日は、待ちに待った麗蘭SHIBUYA-AXライブ。
今年は本当にCHABO運が悪くて、行く予定のライブに行けなかったりというのが多かったんだけど、
今日は準備万端で渋谷へ向かう。
開場時間17時をかなり過ぎた17時40分頃、会場へ到着。
でもまだ整列入場している最中で、A160番の私はそのまま会場内へ。
物販をちょっとのぞいてからフロアへ入ると、まだまだステージ前には余裕が・・・。
ステージ向かって左、CHABO側の前から4列目くらいをキープすることが出来た。
ステージ前面にはつたが張りめぐらされ、ドラムセット横に置いてある椰子の木が南国ムードをかもし出している。

予定より少し遅い18時15分、SE「Eden.」が流れる。
そしてそれが「浪路はるかに」に変わり、メンバーが登場。
一曲目は、「I Feel Beat」。重厚なBeatがうねりとなって、全身を心地よく包む。いい感じだ。
続けて「SOSが鳴ってる」を演奏した後、挨拶。
「麗蘭今年2004年、13年ぶりにセカンドアルバム出したぞ。今日はそのセカンドアルバムから曲順通りやってやろう」
と言い、『A面』2曲目の「CHABO Jumps again」。
その後、それぞれの曲にまつわる想いをちょっとずつ語りながら、アルバムの曲順通りに演奏が進められていく。
「まだまだこれから厳しい冬だと思うけど、そのあと暖かい春もすぐ来るよ・・・そんな歌だ」と、「Words」。
「メンフィスサウンドに憧れた曲、ブチ込んどいたぜぇ~」ということで、「Simple Love Song」。
「いかれてるアメリカの南部野郎に憧れた曲だ」と、「あこがれの Southern Man」。
「こんな曲を来年は唄いたくない気分になることを願って」と「悲惨な争い」、続いて「今 I Love youを君に」。
なんとも言えない、感動的な展開。
「アルバムにはいくつかのハイライトがあるんだ。もうひとつ重要なハイライト」ということで、
蘭丸がボーカルをとり「天の川サーフ」。

「街中、クリスマスムードだぁ。名古屋がちょうど当日なんだよ、25日で。
だからクリスマスのメドレーでもやろうよなんてみんなで練習したんだ。
なんだけど、名古屋だけやんのちょっともったいないから」と、
派手なサングラスやトナカイの耳をつけたプチ仮装で「ジングルベル~赤鼻のトナカイ」。
ちょっと意外な選曲に、みんな大喜び。「なんかこれが一番ウケてんじゃんかよ~」と思わず一言。
更にクリスマスの曲が続き、「SOUL X'MAS」「Merry X'mas Baby」。
「暑いぜ~冬なのによ~、よーしもう怒った」と言いながら、「真冬の熱帯夜」。
「ファーストアルバムをデジタルミックスした記念にやらせてくれよ」と、「今夜R&Bを・・・」。
そして年末恒例の「時代は代わる」2004年版。
激動の一年を象徴するように、イライラとした怒りが込められた歌詞だった。
「Get Back」のあと、「僕たちはもう行かなくちゃならないんだ」とビートルズの言葉をもじって「R&R Tonight」。
これでいったんステージは終了。

アンコール、まずは麗蘭のワインの宣伝をしてから「WOODSTOCK」、そして「平和BLUES」。
「もうわかってるね、俺たちのアンコールじゃないからね、第二部だよ」と言い、
「この歌を唄って終わんないと、みんななんか年が越せない・・・そんな気分になるっていう歌」ということで
「Hello Good-bye」。う~ん、確かにこの曲は年末に欠かせない曲だよなぁ~。来年はいい事、ありますように・・・。
というわけで、これでおしまい?と思いきや「ミュージック」。この曲も、欠かせない。
「公平が、打ち上げのセッティングがまだ間に合わないって言うんで、メンバー紹介だけして帰る」と言い、
最後は「ミステリー」。「みんな来年元気にやろうぜ」という言葉とともに、Johnの「Happy Christmas」が流れる。
いつもながらに、暖かい思いが湧きあがってくる。そして再びSEが「Eden.」に戻って、21時35分ライブは終了。
とっても内容の濃いライブ、しっかりと堪能することが出来て嬉しかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2004年11月 | トップページ | 2005年1月 »