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2005年3月 2日 (水)

忌野清志郎「ROMANCE GRAY 35」パルコ劇場1日目

Kiyoshiplace20050302今日は朝からハイスパートで仕事を終わらせ、17時半に退社して渋谷へと向かう。
目指すはパルコ劇場、清志郎の35周年イベントが今日から5日までの4日間行われるのだ。
本当であれば4日間連続で行きたいところなのだが、4日はピンク・レディーのコンサートとかちあっているので、
行くのを泣く泣く断念した。
個人的には6日もピンク・レディーのコンサートへ行くので、これから五日間、
清志郎-清志郎-ピンク-清志郎-ピンクと、連続でコンサートへ行くことになる。

18時半過ぎに会場へ到着。入口で記念のDVDをもらう。こういうのって、特別なライブって感じがしてなんか嬉しい。
物販では、35周年記念Tシャツやパルコ限定Tシャツが売られていたけど、どうもいまいちなので、
今日発売のアルバム「GOD」と、おまけのハガキとステッカーにつられて「TV Bros.」を購入。
ロビーでは、過去のツアーポスターや衣装、ブーツなどが展示されている。
ポスターはRCやソロはもちろん、タイマーズ、Little Screaming Revue、2-3'sまであった。
衣装はキラキラ光ってド派手、だけどけっこう小さいんだなぁという印象。

そんなことをしているうちに開演時間が迫ってきたので、席へ着く。
席は、G列21番。前ブロックの一番後。こじんまりとした会場なので、かなりステージが近い。
19時ちょうどに客電が落とされ、ステージに張られた白い幕に
「忌野大辞典 三十五年の五十音」と題された35周年を振り返るフィルムが映し出される。
スペースシャワーTVの番組映像を中心に、貴重な過去の映像が五十音順に流れる。
途中に「袋とじLIVE」と題して、ライブの映像も挿入され、なかなか盛りだくさんの内容。

10分ほどで終わり、ヘルメットに作業服姿の女の人が登場。
「今日は素敵なゲストの方々をたくさんお呼びして、皆さんといっしょに楽しい夜を過ごしていただく予定でおりました。
が、みなさん、あまりにも快く引き受けてくださったため、ついつい声をかけすぎてしまいました。
ゲストの多さに楽屋の椅子が不足・・・ みなさんあきれ果て、我慢も限界、ついには全員帰ってしまいました。
よって本日は出演者が不在につき、急遽、フィルムコンサートに変更させて頂きました。
以上をもちまして、本日の公演は全て終了させていただきます。」とアナウンス。
まぁいつものことだと思っていると、浪曲が流れ、白い幕に土木作業員のシルエットが映る。
幕が上がると、そこにはタイマーズが!
10年ぶり久々のタイマーズ登場に、場内は大盛り上がり。ZERRYもあいかわらずお下劣でいい感じ。
「タイマーズのテーマ」から始まり、「偽善者」「偉人のうた」「ロックン仁義」。
ライブドアをテーマにした新曲「ホリ」、皇室をテーマにした新曲「雅子さん」をはさんで、
「税」「お前の股ぐら」「イモ」「タイマーズのテーマ」まで、一気に演奏。
久しぶりなのでちょっとした間違いはあったものの、あいかわらずに痛快なステージだった。

Kiyoshiticket20050302セットチェンジをはさんで、竹中直人&藤原ヒロシの高井戸が登場。
カツラをかぶり加奈崎そっくりな竹中直人が、古井戸の歌を熱唱する。
途中のMCも雰囲気たっぷりで、「花言葉」「ラブソング」「ろくでなし」「ポスターカラー」を演奏。
続いて、ゆず。例によって、「I LOVE清志郎」のTシャツを着て登場。
「メッセージ」から始まり、オリジナルを1曲はさんで、「この世は金さ」「金もうけのために生れたんじゃないぜ」を演奏。

ここでお笑い系が二人登場。山口智充がものまね、ハローケイスケがアンケートネタを披露。
どちらもなかなかに面白かった。
次は、寺岡呼人。清志郎に憧れていた昔のエピソードを交えて、
「キミかわいいね」「ありふれた出来事PART2」「清志郎に憧れて」を唄う。
清志郎へのリスペクトが強く感じられたステージだった。
続いて、あいかわらずの雰囲気で斉藤和義が登場。オリジナル2曲と「涙あふれて」を唄う。

ここで既に21時半になろうとしているが、清志郎の出番はほとんどなし。
会場内もちょっとダレてきたかなぁ~と思っていたら、清志郎が「元祖ギター侍」として登場。
「(ギターの)弦の張り方間違ってますからぁ~!」と、波田陽区を斬る。
すると、「本物のギター侍」波田陽区が登場。
「俺の記念ライブにたくさん友達来てくれたって言うじゃなぁ~い。
でもあんたのホントの友達はちゃりんこだけですからぁ~!」と斬り返す。
「さすが本物だ。アンコール」と清志郎が言うと、再び唄いだす波田陽区。
「昼間のパパはちょっと違う~って言うじゃなぁ~い。でも一番違うのは、化粧落としたあんたの顔ですからぁ~!」
「素顔の清志郎はジジイだぜぇ~」と、大胆に斬りまくる。
「35周年ライブって、中途半端すぎますからぁ~!」と言い残して、あっという間に退場。

続いてLeyonaと三宅伸治が登場し、「500マイル」「Good Lovin'」「Travellin' Man」を熱唱。
あいかわらずSWEETでソウルフルなボーカルで、とっても良かった。選曲もシブかったし。
そして、金子マリ。岩田浩史のギターをバックに「彼女の笑顔」を唄う。
う~ん、マリちゃんの唄はやっぱりイイ・・・。
と思っていたら、北 京一が加わって、何やら前衛的な曲が始まる。
パントマイムみたいな変な踊りやってるし、マリちゃんはバックコーラスに徹しているし、いまいちよくわからんかった。
でも最後に、三宅伸治が加わって演奏した「A Change Is Gonna Come」は、心に染みて最高に良かった。
次に、YO-KINGが登場。オリジナル2曲と「ドカドカうるさいR&Rバンド」を演奏する。
「みなさんお待ちかねのあの人が登場します」と言い残して退場。

待ちきれないかのように、セットチェンジの最中にタイマーズがドカドカ登場。
「馬鹿野郎、忌野清志郎はギター侍と帰った~。いつまで続くんだろうと思っただろぅ~!」と怒鳴り散らす。
そして、「君の席」「不死身のタイマーズ」を演奏。最後は、ゴザを使ってZERRYのマントショー。
たくさんの毒をふりまして、「蛍の光」が流れる中、タイマーズは去っていった。
ふと時計を見ると、既に22時55分。
実に4時間近くもやっていたことになる。それにしては清志郎の出番が少なかったけど。
でも、タイマーズが観れただけでも、大満足だった。

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