忌野清志郎「ROMANCE GRAY 35」パルコ劇場2日目
昨日から調子がちょっとおかしいなと思っていたら、今日は本格的に熱っぽい。
頑張って会社へ行くも、調子は最悪。
それでも頑張って仕事を終わらせ、17時半に退社して今日も渋谷へと向かう。
清志郎の35周年イベント2日目。昨日と同様、パルコ劇場へ。
18時半過ぎ、会場へ到着。今日もおまけ目当てで「Player」を購入して席へ着く。
今日の席は、L列6番。もうほとんど後から数えたほうが早い列。でもまぁまぁよく見える。
19時5分、まずは昨日と同じく「忌野大辞典 三十五年の五十音」の上映。
15分ほどで終わると、大音量で清志郎が唄う「A Change Is Gonna Come」が流れる。
幕があがり、NICE MIDDLEのメンバーがそれぞれのパートにつく。
MCが登場し、いつものように客を煽る。
ハードなギターから、新曲「ROCK ME BABY」が始まる。
清志郎は色鮮やかなマントに身を包んで登場。
マントを脱ぎ捨てると、黒の上下にロングブーツで、いつもと違った雰囲気。
続けて「GOD」を演ったあと、挨拶。「夕べはちょっとゲスト呼びすぎて失敗したなと思った」と一言。
ニューアルバムから、「愛と平和」「仕草」を演奏。
続いて、「35周年真近ということで、デビュー曲をやります」と「宝くじは買わない」。
そしてフルートをとりだして、新曲の「旅行」。
ここで伸ちゃんのコーナーへ。ん?いつもよりずいぶん早い展開。
「It's Alright」から、「ボスのロックンロールやるぜぇ~」と今日にぴったりの選曲で「シュー」。
例によってシャブちゃんに肩車されて、場内を一周する伸ちゃん。
途中から、白が基調の縞のジャケットを羽織った清志郎がサックスで加わる。
ちょっと唐突に「スローバラード」が演奏され、続いて「トランジスタ・ラジオ」。
「今日もね、友達が駆けつけてくれました」との紹介で、ハイロウズの甲本ヒロトが登場。
最初はちょっと所在なさげな感じだったんだけど、曲が始まるとものすごく強力な存在感。
新曲の「REMEMBER YOU」を手始めに「上を向いて歩こう」「キモちE」と、清志郎と真っ向からぶつかり合い、
唄いまくる姿はとっても感動的でした。あぁ、凄いもん見た・・・。
ここでヒロトは退場し、いつものようにコール&レスポンス。
「もうね、35年もやってきちゃったんだ。そのうち30年近くは、Ohイェ~ッ!とかベイビー!って言ってるんだ。
すごいだろう。珍しいタイプだと思うよ。」
「戦争が世界中で始まってるんだ。でも俺はそんな時代に、イェ~ッ!ベイビー!って言ってるんだ。ざまぁ見やがれ」
という言葉には、清志郎の強い意思が感じられて、思わずグッと来てしまった。
そして最後の曲は、「Baby何もかも」。いつものようにマントショー、布団ショーを交えて終了。
アンコールに応えて清志郎が登場し、いきなり「いつも応援してくれてありがとう」と一言。
「珍しいだろこんな事言うの。初めてかもしんない」と自分でも言っていたけど、本当に珍しい。
でも、それだけ嬉しかったんじゃないかな。
アンコールは「WANTED」から始まり、メンバー紹介をはさんで「JUMP」。
そして再びヒロトも加わって、「雨あがりの夜空に」。
途中にコール&レスポンスも入り、大盛り上がりのうちに終了。
カーテンコールが終わり、最後にヒロトが「忌野清志郎、ROCK'N'ROLL~!」と叫ぶと、
「宝くじは買わない」が流れ出す。曲が終わるまで、お客さんは手拍子を続けていた・・・。
終わったのは、21時10分過ぎ。
時間もかなり早いので、どこかで飲んでいこうと店をさがすがいいところが見つからず、
けっきょく国領の「さくらい」で飲む。
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