ピンク・レディー「Unforgettable Final Ovation」埼玉県熊谷会館
今日は遠路はるばる熊谷へ、ピンク・レディーを観に行く。
新宿から湘南新宿ラインへ乗り替え、1時間ほどかけて。
電車が進んでいくにつれて、だんだん景色が寂しくなっていき、どうしたものかと思ったけれど、
熊谷はわりと開けていてひと安心。駅から10分ほど歩いて、会場の埼玉県熊谷会館へ到着。
開演時間の14時半も近かったので、そそくさと会場内へ。
わりとこじんまりとしたホール、席は1階2列25番。ステージが異常に近くてびっくり。
隣にカメレオン・アーミーのコスプレをしたお姉さんが座っていらしたので、少しおしゃべり。
予定より少し遅れて、14時40分頃開演。
お客さんみんな総立ちで踊り出したのはいいけれど、ものすごい勢いで床が揺れる。
ちょっとぉ~大丈夫か?と思いつつも、ついつい夢中で踊りまくる。
隣のお姉さんがミーちゃんパートを踊っていたので、ケイちゃんパートに切り替えていっしょに踊る。
慣れないケイちゃんパートということもあったけど、組み合わせの部分はなかなか息があわないものだな。
セットリストはもちろん府中と同じ。MCは今日のほうが冴えてたかな。
「衣装に負けちゃうわよ。顔が地味でどうするのよ」とのミーちゃんの突っ込みに対して、
「大丈夫よ顔が地味だって。こんな頑張ってるんだもの」と答えるケイちゃん。
それに対して「あらやだケイさん。もっとガバッと返してよ。期待はずれだったわ」というミーちゃんに、
「いまね行こうと思ったら、頭の中真っ白になっちゃった。ごめんなさい、いつもの私になれなくて」というケイちゃん。
「もうちょっとするとね、ホントにホントに真っ白でね、もっと面白いケイが見られますよ」と煽るミーちゃん。
また、お客さんいじりをするとき、遠くの席のお客さんをくまなく見つけるミーちゃんに
「ミーさんよく見えるわね」とケイちゃんが言うと、「そうなのよ~遠くはね・・・」とミーちゃん。
すかさず「老眼だからね」と突っ込むケイちゃん。笑える。
「Dancing In The Halls Of Love ~ Love Countdown ~ マンデー・モナリザ・クラブ」のメドレーのとき、
ミーちゃんの靴の中にピンが入っているという事件が発生。
「ミーさん、恨まれてるのね。あなたわがままが過ぎるんじゃないの?」とケイちゃんがすかさず突っ込む。
「今日で○○さん、さよならかしら? 短いつき合いだったわね。ごくろうさん」というセリフは、けっこうブラックだったな。
「渚のシンドバッド」の振り付けの練習では、つばを耳につけるところで鼻に指が入ったお客さんを見つけて
うけまくるケイちゃん。その後も、かなりツボにはまっていたようだった。
そのせいかどうか、曲の途中でミーちゃんがスタンドマイクを倒してしまうというハプニング。
でも、急いでかがみ込んでマイクをつかみ、唄い続ける姿はちょっと感動的だった。
「ペッパー警部」での爆発音が、府中では曲のアタマだったのに、今回はラストになっていた。
その音に驚いて、よろけてるケイちゃんが可愛かった。
そんな感じで、楽しくも切なく昼の部は16時45分に終了。
いっしょに踊ってくれたお姉さんに挨拶して、会場を出る。
駅前へブラブラと歩いていき、繁華街らしき方向に足を向ける。
いい感じの串焼き屋を見つけたので、何本かつまみながらビールと焼酎を飲む。
18時過ぎに店を出て、再び会場へ。
今度の席は、1階7列43番。ステージ向かって右側の一番端。
ステージからちょっと遠くなったけど、階段状になっているのでなかなか見やすい。
18時半ちょうどに開演。
今回もまた、最初からお客さん総立ちで盛り上がる。通路際の私は、何の気兼ねもなく踊りまくる。
ステージの二人も絶好調。だんだんとトークも冴えていく。
「怪物シリーズ」を唄い終え、いつものように更年期の話題になり、
「私たちよりも年下の森 昌子ちゃん、更年期じゃないの」と言うと、客席から「見えない~」と声がかかり、
「もっと言って。頑張れそうな気がする」とご満悦のケイちゃん。
「可愛い~」の声も聞き逃さず、「ケイさんみたいに新婚でラブラブってしてるとね~」とミーちゃんに突っ込まれ、
「大丈夫よミーも、離婚でラブラブって感じ」とすかさず言い返す。
「OH!」について「終わりにしては、なんか演歌みたいな歌だな。正直言って好きじゃなかった」との話から、
「世界英雄史」は「ナポレオンだのシーザーだの家康がどーだのこーだのって」大嫌いだった、
「DO YOUR BEST」も好きじゃなかったのだけれど、今回のツアーで大好きになったのだそうだ。
「若いときの歌の解釈と違うわよ。やっぱ亀の甲より年の劫よ」とケイちゃんが言うと、
ミーちゃんはおなかを叩いて大笑い。「最近おなか叩くのクセになっちゃって」とミーちゃん。
「渚のシンドバッド」で振り付けの練習をするとき、「全員練習とくれば」とミーちゃんがふると、
「ババン、バ、バンバンバン」とケイちゃんがボケるのだが、
それに対して今回は「あんたも好きねぇ~」とミーちゃんが突っ込む。
「ミーさんうまいわ。ミーさん笑いのツボを心得たね」とケイちゃん。
その後もケイちゃんが曲のタイトルを忘れそうになり、「頭に酸素行ってないんだから、もう許してよ。
ここに居るだけでも、御の字だと思ってちょうだい」「おとといは逃げようかと思ったんだからね」と思わず本音。
絶好調のままコンサートは、20時40分に終了。
それからまた延々と電車に揺られて家路につく。
これにてライブ三昧の五日間はおしまい。
途中、風邪気味になってしまい危なかったけど、なんとか完走することが出来た。
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