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2005年4月16日 (土)

ピンク・レディー「Unforgettable Final Ovation」長野県県民文化会館

20050416今日は、ピンク・レディーのコンサートで長野へ。
せっかくなのでのんびり一泊と思っていたのだが、長野オリンピック記念マラソンというのがあるそうで、
ホテルがとれずに日帰りという強行スケジュール。
11時28分の新幹線に乗ると、ちょうど100分で長野に到着。
街はマラソン一色という感じで、駅構内でもイベントのようなものをやっている。
長野といえば“そば”というわけで、さっそく蕎麦屋を探す。
何軒かのぞくがどこも満員で、ようやく「飛騨」という店を見つけ、ビールを片手にざるそば大盛を食べる。
冷たくってコシがあって、やっぱり旨いわぁ~。サイコー!

そんなことをしているうちに14時近くになったので、会場の長野県県民文化会館へと向かう。
駅から15分と聞いていたんだけど、意外とすんなりと到着。
ガラス張りのわりと新しい感じの作りで、なかなか綺麗なホール。
席は1階に列60番、ケイちゃん側の一番端っこ。ちょっとステージから遠いのが残念。
15時ちょうどに開演。それからはいつも通り、お客さんは総立ちのまま大いに盛り上がる。

いつものように「そろそろピンク・レディーになるか!」と気合を入れるとき、
「外ではね、一生懸命走ってる人もいると・・・それに匹敵するほどのこのコンサート」とマラソンを引き合いに出し、
「あらためてピンク・レディーになるかって言われると、毛穴がキュっとしまって、
イヤだ~なりたくないと思っちゃうのはどういうことでしょうか?」と思わずケイちゃんが本音を漏らす。
それでも華麗に「ヘンシン!」して、フルパワーのステージが繰り広げられる。

「カメレオン・アーミー」にまつわるMCでも、ケイちゃん絶好調。
お客さんが踊っているのを見て、
「前のほうの人、いっしょにこんな(イントロの手を交互に上に突き出す振り)やってたら、
おかしいやらおかしいやら・・・せっかく気合入れてるというのに」と爆笑。
「唄わないわけにはいかなかったのかな?」と言うと、お客さんから「いかな~い」との声。
それに対して、「みんなが決めるんじゃないの。私たちが決めるの」ときっぱり。

残りあと1曲という言葉にお客さんが「え~っ!」と言うと、「聴こえないもん」と言うケイちゃん。
5月26日にVol.3がラストを迎え、5月27日にツアーの本当の最後を迎えるということで、
「どうする?」「何やろうかなって。二年間の打ち上げ、全員でやっちゃおうかねっていう感じでね」
「命があれば」「どうなることやら、私たちにもわからない。死人が出るかもしれません」としばしやり取り。

このようにいつも通りのテンションで、17時過ぎに昼の部は終了。
それから夜の部まで、ブラブラと長野の街を探検する。
このへんでは善光寺が名所みたいなんだけど、駅のちょうど反対側にあり、けっこう距離もあるので断念。
ブラリと「ダイソー」に寄ってルミカライト買ったり、ちょっとした小物の店を覘いたりしているうちにそろそろ時間。
会場へと引き返す。

今度の席は、1階と列24番。今度は、ミーちゃん寄りのほぼ真ん中。
さっきよりステージが近いうえに通路際で、なかなかゴキゲンな席。
ちょっとフライング気味に注意事項の説明が流れ、19時ちょうどに開演。

夜の部も、昼の部以上にゴキゲンなステージで、お客さんのノリもサイコー。
ふと気づいたのだが、ライティングが前よりも派手になったような・・・ツアーの途中で、そんなわけないか?
でも、ステージ後方のお立ち台へつながる階段がいろいろなバリエーションで光ったり、
ステージ上空に掲げられる「PinkLady」のネオンがキラキラ光ったり・・・前はしてなかったと思うんだけどな。

アメリカ進出時、日本では失敗したとか酷評されたことに関して、
「いいわよ、私たちが死ねばわかるから。大体そうじゃない、業績っていうのは死ぬと認めてもらえる」と
ケイちゃんが言うと、「そんなもんかもしれないね、さっさと死ぬか」とミーちゃん。
「とんでもないわよ、これからよ」「新婚のいま一番幸せなときに死んでたまるかって感じよね?」とのやりとりの後、
「新婚っていってももう三年よ。ごめんなさい、初々しくって。
いいじゃないミーさんだって、離婚して一年もたったんだから」と、けっきょくケイちゃんのノロケで終わる。

「自慢話と、昔ばなしと、おんなじ話何回もする・・・年とった証拠だよ。嫌われるんだよ、世間じゃ」とミーちゃんが言うと、
「嫌われてるかもね。いいじゃん別に、嫌われたって。こんなにいいステージやってるんだから」とケイちゃん。
う~ん、まったくその通りだなぁ。
そんな話をしているとき、ステージに送られる風が強すぎたのか、ケイちゃんの衣装の裾がフワフワ。
ちょっとばかりドキドキしてしまった。

怪物シリーズを唄った後、「言いたいことが一言あるんだけど」とケイちゃん。
「このへんの後のほうで、写真を撮ってる人がいました」との言葉に、場内大ブーイング。
ケイちゃんは「せっかくみんな楽しく観てるので、こんな小言は言いたくないけど、47歳だから言ってもいいかな?
みんなだって撮りたいもんね~。それをグッと我慢して大人になってるんだから」と続ける。
さすがにプロって感じで、毅然とした態度がカッコ良かったな。
「苦しいの忘れちゃったわよ、そんなこと言ってたら」とミーちゃんがフォローするが、
「私もすごい苦しかったんだけど、写真なんか撮ってんなよ~とか思いながら怒りまくって唄ってたら、
疲れたわミーさん」とケイちゃんはまだ納得できない模様。
それに対して「違うエネルギーが湧いてきて、元気になっちゃったんじゃない?」と、
再度フォローするミーちゃんもまたカッコ良かった。

お客さんいじりのコーナーでは、
「ここ(最前列)ぞろぉ~って、すごい勢いでいっしょに踊ってくれるじゃない。
私はいつもケイを視界に入れながらあわせて踊ろうとしてるのに、
なんかねいっしょにあわせなきゃいけないみたいな感じになっちゃうのよ。気になるよね~。
ピンク・レディー、何人グループだっけ?」とミーちゃんが一言。
それくらいに盛り上がりまくって、21時過ぎにステージは終了。

余韻を楽しむのもそこそこに、急いで長野駅へ戻る。
そして21時40分発の新幹線に乗って、東京へと帰って参りました。

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