ピンク・レディー「Unforgettable Final Ovation」新潟県民会館
今日は、ピンク・レディーのコンサートで新潟へ。
ゴールデンウィーク四連戦の最終日ということで、期待は高まる。
10時48分の新幹線に乗り、窓越に残雪を見ながら、新潟へ着いたのは13時前。
新潟といえば新鮮な魚介類ということで、まずは駅ビルにある回転寿司「海鮮屋」へ。
ここは前にも来たことがあるんだけど、安くて旨くてサイコー!
たらふく食べた後、歩いて会場の新潟県民会館を目指す。
けっこう距離があるのかな?と思っていたんだけど、寄り道しながらでも余裕で行くことが出来た。
白山公園の中にあり、なかなかいいシチュエーションの会場。
既に開場していたので、会場内へ入る。席は、1階5列12番。ミーちゃん側のやや左寄り。
実質は8列目になるんだけど、ステージが近くてなかなかいい席だった。
何故か左横3席が空席で、まわりを気にせず踊ることが出来てよかった。
15時5分過ぎ、開演。ベルが鳴らずにいきなり映像が流れ出し、ちょっとびっくり。
いつもより常連さんが少なく、踊っている人は少なめだったけど、お客さんは総立ちでなかなかの盛り上がり。
ケイちゃんが「東京から新潟に来る途中、雪積もってたの知ってた?
田んぼに雪が降った跡があって、わぁ~寒いんだと思ってきたのに」と言い、
「だけどなに?このステージの上は。熱いわね~」とふたりでうなづき合う。
開演してすぐのMCで、ケイちゃんと目があう。
すると、た、確かにケイちゃんが、俺に向かって手を振ってくれた。たまらなく嬉しかった・・・。
それに「世界英雄史」や「DO YOUR BEST」のとき、ステージ前方でミーちゃんケイちゃんが踊ると、
ちょうど正面で向かい合っているような感じになって、まるで二人で踊っているような気分だった。
まわりに踊っている人が少なかったので、ミーちゃんともケイちゃんともしっかりとコンタクト出来たと思う。
怪物シリーズの後、「身体大事にして、このへんで終わりにしとく?」とミーちゃんが言うと、
「なんで九十何箇所やってここでやめなきゃいけないの?
だったらもっと二十箇所くらいでやめといたほうがよかったじゃない。ここまできたら百箇所やらなきゃ」とケイちゃん。
「そうだけどさー、もうたまりにたまっちゃってさ、疲れも何もヤバイね」
「駅帰る私たちの後姿、私たちじゃないよ。60歳くらいのおばあさんだからね」
「老婆ふたり・・・おばさんじゃなくて老婆になっちゃった」と、ふたりで爆笑。
「Show Me The Way To Love」の時にちらほら手拍子が起こり、
その後のMCで「ちらほらいましたね。懐かしーい感じのノリの」とミーちゃんが触れていた。
確かに今回は全体的にちょっと独特のノリがあって、ケイちゃんも
「新潟はそれぞれ勝手にしゃべる人が多いですね。聞いちゃうの、ついつい。何言ってかな~なんて」と一言。
そんな感じで、昼の部は17時20分過ぎに終了。
夜の部までの間、古町通りをブラブラ。
ちょっと寂れた感じがしたけど、点々とブティックや小物店があって、なんとも不思議な感じ。
のんびりと歩いていたら、既に開場時間になっていたので、急いで会場へ戻る。
今度の席は、1階5列36番。昼の部とちょうど反対側って感じで、ケイちゃん側の右寄り。
予定よりちょっと遅れて、19時5分開演。今回も、歌と踊りと楽しいおしゃべりが繰り広げられる。
米国進出の話のとき、「三ヶ月間ね、びっちりその番組のために行ってたんですけど、
毎晩毎晩何時間も国際電話して、事務所がね大変だ大変だって、私に愚痴こぼされてもなぁ~って」と
ミーちゃんがポツリ。「ミーなにもさ、ここでそんなこと言うことないじゃない」とケイちゃん。
いつものように「あのまま(アメリカに)いたら、ドーナツ食べ過ぎてこんなブクッブクに太っちゃってさ」と
ケイちゃんがふると、「天○真○さんのように・・・」とミーちゃんが一言。会場内、大きなどよめき・・・。
怪物シリーズの後、思わず客席から「無理しないで~」の声が飛ぶが、
「なにをとぼけたこと言ってるの。こんなもん二年前から無理しっぱなしだよ」とケイちゃん。
更年期の話になり、「あら新婚さんなのに可哀想ね~もう更年期?」とミーちゃんが言うと、
「そうきたか。いいもん、誰よりも幸せだから。更年期も愛の力で直してみせる」とケイちゃん。
更に「幸せしてるとねでも、更年期、なかったり遅れたりするらしいよ。旅でさー、寂しくなってるんじゃないの?」と
ミーちゃんが言うと、「そうきたか。いいえ、心は満たされてるから」とケイちゃん。
するとミーちゃん、ケイちゃんがだんなさんに電話をかけるフリ。
「信じらんない。いくら羨ましいからって」とケイちゃん。
「OH!」の後、ちょっとしたハプニングが発生。
お客さんから「ピンク・レディーは芸術だ!」との声がかかり、
「そんなこと言われたら泣いちゃう・・・」とケイちゃんは後向いてしばらく涙を拭ってた。
MCで言う「ちょっとしたやさしい言葉に涙してしまう」を、地で行くような出来事でほのぼのしちゃったな。
DISCO風メドレーの後、「いいねぇ~古臭くて」と、何故かモンキーダンスを踊り出す二人。
それから、高校生のときDISCOでアルバイトをしたという話まで披露。
花粉症のお客さんに、「バタバタするから埃になるでしょう。ごめんなさいね」と言うのも笑った。
ラストの曲紹介の前、「この後どこ行くんだっけな? 岩手、仙台、神戸、琵琶湖、大阪・・・あと五箇所よ」とケイちゃん。
ミーちゃんも「身体は確かに嬉しい。でもね、心はやっぱ寂しい。
もうこのみんなとも、会えなくなっちゃうのかしら・・・」とポツリ。
「5月27日で、このピンク・レディーの二年間限定のツアーは終わりますけど、
私たちそれぞれにまた活動がんばって行きますので、
どうぞよろしかったらそれぞれに応援してくだされば嬉しいと思います」との挨拶には、ちょっと複雑な気持ちだった。
ラスト、「ペッパー警部」。
途中でミーちゃんが振りをちょっと間違えるも、すかさず軌道修正したのはさすが。
そんな感じで、21時25分終演。
とりあえず今晩泊まるホテル「ディアモント新潟」へチェックイン。
5000円という値段なのに、自動照明だわ液晶テレビはあるわで、なかなか得した感じ。
ちょっと休んでから、お腹もすいたので古町へと繰り出す。
以前行ったことのある「大天狗」という寿司屋へ。
あいかわらず美味しい刺身と寿司をつまみながら、これまた美味しい日本酒を飲む。
板前さんとの話もはずみ、1時頃まで居座ってしまった。
その後、更に飲み直し、締めにきつねうどんを食べて3時半頃ホテルに戻る。
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