仲井戸麗市「THE Duet」ティアラこうとう 小ホール
今夜はティアラこうとうで、CHABOのライブ。
ティアラこうとうは、都営新宿線の住吉駅から徒歩5分。
大ホールへは前にも来たことあるけど、今日は小ホール。
開演の19時ちょっと前に会場内へ入る。
こじんまりとした会場。100人ちょっとって感じかな? クラシックなコンサートでもやりそうな雰囲気。
ステージ上もいたってシンプルで、ちょっと違った緊張感が漂う。
私の席は、E列12番。ステージ真正面で、なかなかゴキゲンな席。
19時を7-8分ほど過ぎた頃、開演。
SEの音が小さくなり、ちょっとした静寂の中、CHABOが登場。
まずは、「庭」。何故かもの凄く張り詰めた緊張感に、曲が終わるや「緊張してる~」とCHABOが一言。
「お前らも最初、かまえて聴くなよ~」との言葉に、お客さんも爆笑。
続けてCHABOが「Sweet Home TIARA KOTO」のブルージーなフレーズを弾き出すと、
手拍子が沸き起こり、ようやくいつもの雰囲気に。
今日のライブは、[THE Duet]というタイトル。ここでチェロの翠川敬基を呼び込む。
翠川さんは想像していたのとはちょっと違った感じで、ワインを片手に登場。
さっそくギターとチェロとで、「夏の色調」をデュエット。
「BLUE MOON」のあと、チェロにまつわる話をしばらくしてから「You are the sunshine(of my life)」。
「今日はまぁ一応、明日の公開リハーサルっていうことで、そういうつもりで聴いてくれ~」と言いながら、
古井戸の「びしょぬれワルツ」「セントルイス・ブルース」。
「カビ」を演奏しながら、ワインがどんどん進む翠川さんに
「さっきビブラートすごかったんだけど、それ震えてるんじゃないよね?」と突っ込むCHABO。
梅津さんとのライブで演奏した「ポイ・ポイ」に続いて、「遥かな手紙(ニジェールから)」。
ここで、チェロをバックにポエトリー・リーディングのコーナー。
「だんだんわかった」「本棚の唄」に続いて、
歌詞シリーズ「荒野で」「アイ・アイ・アイ」「カルピス~自由の風~HORIZON」、そして「DREAMS TO REMEMBER」。
ポエトリー・リーディングの最後は、「サンタドレスのテラス」。
「今まで生きてきたいろんなことが、今から生きていくいろいろなことに、きっと何か意味を持つことが出来る」
亡くなってしまった誰かに、切々と語りかけるCHABOは、鬼気迫るものがあった。感動して思わず涙が出た・・・。
再び演奏となり、「LULLABY」「真夜中を突っ走れ」「打破」。
真っ赤なライトに照らされる二人のシルエットが、すごくカッコ良かった。
昔話をちょっとしてから、「ガルシアの風」で終了。
アンコールは、インスト「“ロックギタリストが初めてチェロの人と合奏するときのための練習曲”エチュード」から。
「ギブソン」で盛り上がった後、今年初めて書いたという「久遠」。
「Song for you」に続いて、おまけということで「プレゼント」。
いつもとちょっと違った選曲だったけど、なかなか良かったな。
最後は「What a wonderful world」が流れ、カーテンコール。
そして真っ暗になった会場に、「Amazing Grace」が流れる。
なんだか心が洗われるようなエンディング・・・。
時計を見ると、既に22時過ぎ。約3時間のライブ。
ちょっと変わった雰囲気で、どうなることかと思ったけど、やっぱり良かった。
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