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2005年10月29日 (土)

QUEEN+PAUL RODGERS「LIVE IN JAPAN」横浜アリーナ

20051029今日は横浜アリーナへ、QUEEN+PAUL RODGERSを観に行った。
QUEENは好きなんだけど、ヴォーカルのFreddieは亡くなってしまったわけだし、
オリジナルメンバーじゃない・・・と行くのを躊躇してたのだが、
意外と評判もいいので観に行くことにしたのだ。

土曜日ということもあり、開場16時で開演17時というとっても早い時間帯。
例によって開演時間ギリギリに会場へ到着するも、会場前はまだ長蛇の列で当分始まる気配はなかった。
少し並んで会場内へ入ると、グッズ売場もこれまたゴッタがえしていた。
カッコいいTシャツとかもあったけど、スルーして自分の席へと向かう。
初めてのスタンド席のためちょっと迷いつつも、スタンド北1列1番へ。
ぬ~スタンド席だけにステージからかなり遠いけど、真正面最前列というポジション。
会場全体が見渡せて、意外といい感じ。。。
客席はほぼ満員。開演前から期待感で、今にも破裂しそうな雰囲気。

17時20分、客電が落ち、イントロダクションのSEが流れ始める。
お客さんは立ち上がって手拍子を始める。
ステージ前にせり出した花道にスポットがあたり、赤いジャケットのPaul Rodgersが浮かび上がる。
キーボードをバックに「Reachin' Out」を少し唄った後、
Brian Mayのギターが「Tie Your Mother Down」のイントロを奏でる。
うぉぉ~っ いきなりの感動! この曲はQUEENの中でもお気に入りの曲だ。
「コンバンワ、ヨコハマ。ダイジョブデスカ?」という挨拶をはさんで、
「Fat Bottomed Girls」「Another One Bites The Dust」とお馴染みの曲が続く。
Paulの在籍していたBAD COMPANYの「Bad Company」に続いて、「Crazy Little Thing Called Love」。

ここでひとまずPaulは退場。Brian Mayがギターをつま弾き、アコースティックセットとなる。
一曲だけドラムのRoger Taylorがヴォーカルをとり、その後はBrian Mayがヴォーカルをとる。
Brian Mayのヴォーカルが意外とゴキゲンで、特に「Love Of My Life」と「Teo Torriatte」が泣けた。

再びバンドでの演奏に戻り、Brian、Paul、Rogerが交互にヴォーカルをとる。
美しいコーラスが売り物のバンドだけに、ヴォーカルもみんな上手いんだな。
ディレイを駆使したBrianのギターソロが終わると、ライブも既に終盤。
「Radio Ga Ga」も飛び出していい感じだったんだけど、知らない曲がちょっと続いたのが残念。
でも、最後はしっかり「Bohemian Rhapsody」を演ってくれた。
スクリーンにピアノを弾きながら唄を唄うFreddieの姿が映し出され、なんとも言えない気持ちのまま終了。

アンコール、まずはRogerとBrianが登場し、アコースティックで「I Was Born To Love You」を演奏。
それからPaulも加わり、「The Show Must Go On」「All Right Now」と続く。
そして「We Will Rock You」。場内揃って手拍子と大合唱。
盛り上がったまま、最後は「We Are The Champions」。
やっぱこの曲だよ、QUEENは・・・。土曜日の午後、聴きまくっていた頃を思い出す。
SEが「God Save The Queen」が流れる中、メンバー揃ってカーテンコール。
19時45分、大歓声の中、メンバーは去っていった。
Paul Rodgersのヴォーカルもなかなかハマってたし、演奏もよかったし、いやぁ~本当に満足でした。

終演後、まだ20時前だったので、とりあえず橋本まで戻ってブラブラしてみる。
JR側はわりと開けてたんだけど、ここだ!という店が見つからず、京王線側へまわってみた。
駅前は閑散としてたんだけど、駅の階段下に「なんで・や(気利屋)」という店を発見。
透明のビニールシートで仕切られた立ち飲み屋みたいな感じなんだけど、
なんとなくいい感じだったのですかさず入店。
美味しい串揚げやまぐろ中落ちをつまみに、ビール・ホッピー・泡盛を飲み干す。
1時間以上居座って、2720円。とっても安くて大満足。そのまま家路につく。

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2005年10月15日 (土)

THE MODS「COMPLETE LIVE TOUR 05-06 #1」HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3

20051015今日はTHE MODSのライブを観るため、さいたま新都心へ遠征。
9月29日のSHIBUYA-AXを観に行けなかったので、そのリベンジというわけだ。
さいたま新都心と言えば「さいたまスーパーアリーナ」、そして「ジョン・レノン・ミュージアム」。
せっかくだから寄って行こうと、少し早めの16時45分に家を出た。
でも乗り継ぎが悪くて、さいたま新都心に着いたのは17時15分過ぎ。

少し歩いて「ジョン・レノン・ミュージアム」に到着すると、18時までとの貼紙。
どうしようかと一瞬迷うが、せっかくだからと入場料1500円払って中へ。
ジョンの少年時代からビートルズ、ヨーコとの出会いとソロ活動まで、
各時代に関するいろいろな物が、2フロア9ゾーンに渡って展示されている。
最後に「ファイナルルーム」と呼ばれる部屋があり、真っ白な部屋に透明の椅子が並べられ、
ジョンのメッセージが白い壁に書き綴られていた。かなりのインパクトに、しばらくボォ~っとしてしまった。
結局18時過ぎまで居て、外へ出ると雨が降り出していた。

けっこう激しい雨の中、ライブ会場の「HEAVEN'S ROCK」へと向かう。
しばらく歩くと、交差点の一角に発見。思っていたよりも小さい印象。
開演時間の19時も迫っていたので、そのままフロア内へ。
フロア内は人でぎっしり。どうにかフロア後方に、居場所をキープ。
しばらくすると、「MODS!MODS!」の声が沸きあがり、開演前から異常な盛り上がり。
19時10分過ぎ、サイレンの音とともにメンバーがステージに登場。
それを合図に、みんなどっと前に押し寄せる。その流れに乗って、私もフロア中央まで前進。

「F.T.W. "Fuck The World"」から始まり、「S.O.S.(SONG FOR ONLY ONE EARTH)」「うるさい」「CRAZY BEAT」と続く。
今回は時代別楽曲限定ライブ#1ということで、“1981年「FIGHT OR FLIGHT」から1990年「PROUD ONES」迄の
EPIC楽曲とROCKAHOLIC(2002年~)ナンバーで構成”というだけあって、ゴキゲンなナンバーが繰り広げられる。
「この雨の中、ありがとう」との挨拶をはさみ、「DESTRUCTION BABY」。
「ゴキゲンですか? 次は苣木がちょっと珍しいナンバーを」と、苣木ボーカルで一曲。
ミディアムテンポの「BABY BLUE」に続いて、「GO MAD BUNNY」「GO STOP BOOGIE」「SHE WAS」。
「大丈夫ですか?前のほう」と言い、「遠くから来た人のために」と「バラッドをお前に」。
北里ボーカルの曲をはさみ、「EXCUSE ME, Mr.FUCK」「BLACK BUS DRIVIN'」、
そして「不良少年の詩(SONG FOR JOHN SIMON RICHIE AND US)」で終了。
ん?まだ1時間も経っていないのにな~と思いつつ、熱い「MODS CALL」に身をゆだねる。

しばらくして、メンバーが再びステージに登場。
アコースティックギターを手に、「頑張ってる、戦ってるヤツに・・・」と「名も無き者」。
続いて「ゴキゲンRADIO」、そして「THE MAN OF THE MATCH」で終了。

二度目のアンコールは、「GANG ROCKER」。ナイスな選曲にたまらずブチ切れ、ステージ前方へとなだれ込む。
次は、これまたたまらない「激しい雨が」。汗だくになって、ノリまくってしまった。
そして、「TWO PUNKS」。マイクをみんなに向けて、全員で大合唱。
曲の途中、「まさかこの歌がこの年になって、こんなにみんなに愛されるような曲になってるとは、
(曲を作った)その頃は想像もつきませんでした。これも俺たちの力じゃなくて、みんなの力だと思います。
俺たちがもしくたばっても、みんなこの歌をずっと忘れないでください。それだけは約束してください」とたまらない言葉。
いろいろな思いを残して、ステージを後にするメンバー。

BGMが流れ出し、これで終わりかと思いきや、再度メンバーが登場。
「じゃぁちょっと掟破りをやらせてください」と、北里ボーカルで「Sheena Is Punk Rocker」、
苣木ボーカルで「Come On Everybody」、森山ボーカルで「I Faught The Law」。
カバー三連発を演奏し、「サンキュー!気をつけて帰るように」との一言を残し、メンバーは去っていった。
時間は、20時40分。ドリンクカウンターでビールを受け取り、ググッと飲み干してライブの余韻に浸るのであった。

帰りは北与野から埼京線で新宿へ戻り、特急で22時前調布に到着。
「養老乃瀧」であれこれつまみながら、ビールと日本酒で乾杯。23時過ぎに帰宅。

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2005年10月10日 (月)

高中正義「SUPER LIVE 2005」日比谷野外大音楽堂

20051010今日は、日比谷野音で高中正義のライブ。
「野音の夕暮れに気持ちいい曲を!」ということで、なんとな~く行きたくなってチケットを購入したのだ。
でも朝から、あいにくの雨。しかも肌寒くて、行くかどうかとっても迷ったんだけど、意を決して出発。
会場到着が開演予定の16時45分ギリギリになってしまったんだけど、まだ客入れをしていたのでひと安心。
テキ屋のお兄さんから雨合羽を買い、万全の準備を整える。
屋台でビールを買おうとしたら、財布を水槽の中に落としてしまった。いやぁ~参った。。。
気をとりなおして会場に入る。
雨はさらに強くなってきていたので、席へは着かずに会場後方の木の下で観ることにした。
まぁどのみちC13列44番ということで、後から数えたほうが早い席だったからな。

ステージ上は、ビニールの屋根が一面にはりめぐらされていて、セットも何もあったもんじゃない。
16時55分開演。バックメンバーは、DRUMS:宮崎まさひろ、DRUMS:村石雅行、BASS:松原秀樹、
PERCUSSION:斎藤ノブ、KEYBOARD:小島良喜、KEYBOARD:重実 徹、GUITAR:松原正樹。
知らない曲が多かったけど、持参した泡盛をちびちびと飲みながら、けっこうゴキゲンにノリまくる。
だけどほとんどのお客さんは、雨合羽を着たままじっと聴き入ってて、ちょっと異様な雰囲気。
それでも終盤にはスタンディングとなり、最後の「READY TO FLY」ではかなりの盛り上がりを見せた。

アンコールは、今日の天気にぴったりの「THUNDER STORM」。
そして、もうこれしかない「BLUE LAGOON」。
最後は高中ひとりがステージに残り、カラオケをバックにアコースティックギターで「BLUE LAGOON」を演奏。
19時10分頃終演。あいにくの雨が残念だったけど、なかなかに楽しめたライブでした。

セットリスト
「RAINY DAY BLUE」「SUNDROPS」「WARM SUMMER WOMAN」「SORA」「夏のギター」「SUMMER'S GONE」
「NAPTUNE」「PIPE CREEK」「FIVE SHOOTING STARS」「DO IT」「PALM STREET」「SUPER BAND」
「TOROPIC BIRDSイントロ~READY TO FLY」
アンコール
「THUNDER STORM」「BLUE LAGOON」「BLUE LAGOON(アコースティック)」

その頃には雨も小降りになっていたので、屋台で焼きそばを買って公園のベンチで食べる。
それじゃぁ帰ろうかと、いつもと違うところから地下街へ入ると、テレビで話題のとんかつ屋「まい泉」を発見。
焼きそばを食べたばかりだけど、これは行くしかない。
結果、とってもやわらかくて美味しいとんかつに大満足でした。

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2005年10月 8日 (土)

仲井戸麗市「CHABO GO! GO! [THE Duet]」SHIBUYA-AX

Chaboflier20051008今日はSHIBUYA-AXで、CHABOのライブ。
今年5月からのシリーズライブ[THE DUET]の集大成だ。
小雨パラつく中、会場へ到着したのは17時50分。
開演10分前ということもあり、既にお客さんはフロア内に入っている様子。
発売されたばかりの「PRESENT#55」をゲットして、自分の席1階C列31番へ。
ステージ向かって右の3列目。ちょっと端っこ寄りだけど、なかなかよく見える。
ステージ中央にそびえ立つ木のオブジェが目を引く。

予定より少し遅れて、18時10分過ぎ開演。
マリンバの新谷祥子さんがステージ向かって右、ペダルスチールギターの駒沢裕城さんがステージ左後方、
チェロの翠川敬基さんがワインを片手にステージ左前方に陣取る。
そしてもちろん、CHABOはステージ中央でギターを手にとる。
まずはBlues調の新曲「CHABO GO! GO!」でスタート。
「BLUE MOON」のあと、挨拶。「ニューグループを結成しました」と嬉しそうなCHABO。
「アメリカン フットボール」までを4人で演奏して、駒沢さんと新谷さんは退場。

ここからは、翠川さんと二人での演奏。
[THE DUET]をやるまでのいきさつを話して、まずは「夏の色調」。
出会ったときの話を交えて翠川さんを紹介し、カバー曲「ポイ・ポイ」。
ここで、このシリーズで好評だったという
「“初めてロックギタリストがチェロの人とセッションするときのための練習曲”エチュード」を披露。
「カポのとめ方が甘い」ということで、途中やり直ししながらも、バッチリと決めてみせる。
「カビ」を演奏したあと、ポエトリー・リーディング。
「だんだんわかった」「本棚の唄」、そして「サンタドレスのテラス」。

ここで翠川さんは退場し、駒沢さんのペダルスチールギターとともに「風景」、そして「ホーボーへ」。
しばらく駒沢さんの紹介をした後、THE BANDのカバーで「Twilight」。
ここからポエトリー・リーディングとなり、歌詞シリーズで「プリテンダー」「My R&R」。
駒沢さんの曲に詩をつけたという「うれしい予感」「かもめ」を朗読して、駒沢さんとのセクションは終了。

ここから新谷さんとのセクション。まずは「ホームタウン」から。
新谷さんとの出会いのエピソードをはさんで、マリンバとの出会いを唄ったSTONESの「Out Of Time」。
「“初めてロックギタリストがマリンバの人とセッションするときのための練習曲”エチュード」では、
とっても速いフレーズをギターとマリンバとのユニゾンで弾きまくる。
そして、「じゃぁVoltageが上がってきたぜ~」と「Voltage」。白熱の演奏に、場内割れんばかりの拍手と歓声。
「すげぇ~女・・・」と思わずCHABOもつぶやく。
ポエトリー・リーディングとなり、「Love Song」「糧」に続いて「LIFE」。
CHABOの朗読と新谷さんのパーカッションが、ものすごいテンション、ものすごい迫力。とにかくスゲェ。
インストとスキャットとで「九月の素描」を演って、新谷さんとのセクションは終了。

再び4人がステージ上に揃って、今回のシリーズの課題曲だった「遥かな手紙(ニジェールから)」を演奏。
途中、歌詞につまってしまう場面もあったけど、演奏に広がりが感じられてとっても良かった。
「真夜中を突っ走れ!(Drive on)」に続いて、「久遠」でひとまず終了。

ちょっと長めのアンコールの後、CHABOがひとしきりTシャツやCDの宣伝をし終わり、
ゲストを呼び込もうとすると、突然Beatlesの「Birthday」が流れ出す。
そしてnilのボーカル高野 哲が、バースディケーキを運んでくる。
明日は、CHABOの55歳の誕生日。照れながらも、嬉しそうなCHABO。
「誕生日ねぇ~気持ちいらないからモノでくれ。しかもモノ迷うと思うから、もうギターに限る。
ギブソンかフェンダー、だけでいい」などと、悪態をつきながら「ギブソン」。
続いて、「ガルシアの風」。ステージ後方に星のイルミネーションが煌めき、
ステージのみんなもそれを眺めながら演奏。なんとも言えず、暖かい気持ちになる。
「お礼をこめて、もう一曲だけ演って帰るよ」と、本編で演った「九月の素描」を再び。
曲の前、これまでの音楽生活のことを語り、「言葉」について滔滔と語るCHABO・・・。
いろいろな思いを込めて奏でられる「九月の素描」のメロディーが、心にグッとくるのでした。

そして「What a wonderful world」が流れ、カーテンコール。
続いて「Amazing Grace」が流れ、ステージ上は暗転。
CHABOはひとり、右腕のコブシを上に突き上げたまま、じっと動かない。
どんな思いがそこに込められていたのか・・・ 厳かな雰囲気に包まれたままライブは終了。
時間は、既に22時過ぎ。実に4時間にも及ぶライブ。
でも、盛りだくさんだったせいか、そんなに長さを感じさせないライブだった。

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