今日は、日比谷野外大音楽堂で「MUSIC DAY 2006」というイベント。
あいかわらず体調がいまいちだったので、行くのどうしようかと迷ったけれども、
あまりの天気の良さに誘われて出かけることにした。
1時間ほどかけて、開演10分前の14時50分に野音へ到着。
既にお客さんは入場していたので、自分の席A4列17番へと急ぐ。
ステージ向かってやや左寄りではあるものの、実質前から2列目。
なかなかゴキゲンなポジションに心が弾む。
予定通り15時に開演。まずは、一青 窈が登場。
6人編成のバックバンドには、CHABO BANDでお馴染みのカースケがいる。
一青 窈は、まるで少女のような感じでとってもキュート。曲もなかなか良かった。
「自分の好きな人の幸せを祈るだけではなくて、好きな人が好きな人の幸せを祈って欲しい」という
メッセージを残して、40分ほどで終了。
セットチェンジとなり、ステージ上の機材が片付けられて、マイクと譜面台のみがポツンと残る。
15時50分、押尾コータローのステージが始まる。
どんな感じかと思いきや、アコースティックギターでのインスト。
独特のパーカッシブな奏法が、かなりインパクト大きかった。
Bluesyな曲からメロウな曲まで、けっこうバリエーションに富んでて面白かった。
30分ほどの演奏で、16時20分に終了。
次は、ナチュラル ハイ。セットチェンジで、メンバー自ら音合わせ。なんか変な感じ。。。
それはともかく、16時35分に演奏開始。ドラム・ベースに、女性キーボードと女性ヴォーカルという4人編成。
ちょっとJazzyなテイストもあって、けっこう楽しめた。3曲ほど演奏して、16時55分に終了。
ちょっと長めのセットチェンジをはさんで、17時20分から河口恭吾のステージ。
キーボードとアコースティックギターをバックに、ギターの弾き語りというスタイル。
個人的にちょっと苦手な感じ。こちらもあっという間、17時43分に終了。
18時からは、PE'Zのステージ。ドラム・ウッドベース・キーボード・サックス・トランペットの5人編成。
ちょっとハードでJazzyなダンスナンバーを、立て続けに演奏。
ウッドベースも良かったけど、キーボードが異能な感じでブッ飛んでた。
お客さんもけっこう盛り上がって、18時30分に終了。
そしていよいよ清志郎のステージ。かなり長めのセットチェンジの後、19時に客電が落ちる。
お客さんは既に総立ち。「Power To The People」の流れる中、メンバーが登場。
いつものようにMCが出てきて、「今年で36周年だぁ~!」とお客さんを煽る。
一曲目は、いきなり「JUMP」。ステージ中央から黄色のスーツで現れた清志郎。めちゃめちゃカッコいい。
続けて「トランジスタ・ラジオ」を演ったあと、挨拶。
「“風のラプソディ”ベイベー。今日は風力発電でお送りしています」というのは笑えた。
“風のラプソディ”にちなんで「ラプソディー」、清志郎のフルートソロから「明日なき世界」、
そして「デイ・ドリーム・ビリーバー」と、ゴキゲンなナンバーが続く。
キーボードの荘厳なメロディーに乗せて、コール&レスポンス。
「今日はゴキゲンな風力発電のコンサートだ。環境のことを考えてる。
でもオレは思うんだけど、一番の環境破壊は戦争だ。
この国は戦争が出来る国になろうとしてるけど、今日はこんなに野音に集まってるヤツらがいるんで、
みんなに訊きたいことがあるんだ。愛しあってるか~い?」との呼びかけに、みんなで「Yeah~!!」と応える。
「今日はちょっと毛色の変わったコンサートなんで、『何言ってんだ』とか思っている人も
たくさんいるんじゃないかと思ってたんだけど」というのが可笑しかった。
「Baby何もかも」でいつもより短めのマントショーを終えて、清志郎は退場。
ん~もう終わりか・・・と思っていたら、「キモちE~」との絶叫。
再び清志郎が登場し、「キモちE」が始まる。
「サイコォ~~~ッ」と絶叫したあと、「ROCK ME BABY」。再びエンジン始動って感じだ。
そして「上を向いて歩こう」に続いて、「雨あがりの夜空に」。
巨大風船が客席を飛び交い、曲間にはいつものコール&レスポンスが入る。
最後、風船がなかなかステージに戻って来なくて、エンディングにてこずりつつも終了。
もうこれで終わりか?という雰囲気が漂うが、暗いステージ上ではセットチェンジが行われている。
モニターには宇宙飛行士の野口さんのインタビューが流される。
セッティングが終わり、明るくなったステージにはPE'Zのメンバーが登場。
それにフルートを持った清志郎が加わり、何やらJazzyな曲が始まる。
坂本 九の「ともだち」という曲なのだそうだ。なかなかシブくていい感じだった。
「せっかくこんなすごいイベントなので、最後は今日の出演者みんなで一曲やって終わりたいと思います」という
PE'Zのメンバーの呼びかけに応えて、出演者全員がステージに勢揃い。
「この最強のメンバーで、あの名曲を演りたいと思います」と、始まったのは「スローバラード」。
意外な選曲でびっくりしたけど、ん~どうだかなぁ~・・・
エンディングで清志郎が、戸惑ったような表情をしていたのが印象的だった。
最後は全員でカーテンコール。深々とお辞儀をして去って行った。
時間は、20時20分過ぎ。出演メンバー的にどうかとも思ったけど、意外と良かったな。
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