THE MODS「NOW HOWL NOW」日比谷野外大音楽堂
今日は、日比谷野外大音楽堂でTHE MODSのライブ。
MODSの野音といえば伝説の大雨のライブだけど、今日はとってもいい天気。
開演30分前の17時半に会場につくと、あたりはとっぽい感じの人達でいっぱい。
みんなそれなりに年齢を重ねてるけど、気持ちはまだまだROCKしてるって感じ。
私の席はC1列35番。ステージ向かってやや左寄りだけど、とってもよく観える。
ステージには既に機材が並んでいるが、ずいぶんと客席寄りにセッティングされている。
開演予定の18時になると、にわかに客席が騒然としてくる。
通路はがっちりとガードされているものの、その間をすべりぬけて大勢がステージ前に押しかける。
思わず私も駆け出そうかと思ったけど、思いとどまりそのままじっくりと楽しむことにした。
18時5分過ぎ、スタッフがステージに登場して、メンバーからのメッセージを紹介。
「ここにいる人達には、全員平等にROCKをする権利がある」というフレーズが泣かせる。
盛大なMODSコールに包まれSEが流れる中、ステージ中央にMODSの横断幕が現れる。
メンバーが登場して楽器を手にとり、「LET'S GO GARAGE」「SHE WAS」「HEY!! TRAVIS」と
いきなりゴキゲンなナンバーが続く。
ここでMC。「最後までやりたいんで、協力してください」との森ヤンの言葉に、みんな歓声で応える。
「DESTRUCTION BABY」を演奏したあと、
「まだね明るいんで、ノッてないヤツはバレバレなんで、いい感じで返してください」と森ヤン。
ギターの苣木が紹介され、苣木がMODS加入時に土産がわりに作ったと「NO REACTION」を唄う。
「HONEY BEE」「CRAZY BEAT」「GO STOP BOOGIE」「(I wanna be a) GANGSTER」と、
懐かしいナンバーが立て続けに演奏され、みんな大喜びでノリまくる。
「25年やってきてMODS凄いねとか言うけど、それについてきてくれてるお前たちのほうが凄いです」と、
森ヤンの泣かせる言葉のあと「LIVE WITH ROCK'N'ROLL」。
ここでベースの北里がヴォーカルをとり、「POGO DANCING」。
そして「NO ATTACK NO CHANCE」「EXCUSE ME, Mr.FUCK」「不良少年の詩」と、立て続けに演奏。
あっという間にステージは終了して、メンバーは退場する。
激しいMODSコールの中、再びメンバーが登場して、カウントとともに「崩れ落ちる前に」。
続いて、「LONDON NITE」「THE MAN OF THE MATCH」を演奏して再び演奏終了。
ダブルアンコールとなり、「去年の9月から続いたツアー、本当の意味でこれがファイナルです。
当分会えません。そのために心をこめて・・・」ということで「COME ON DOWN」、そして「GANG ROCKER」。
ツアーを応援してくれたファンへの感謝をひとしきり述べたあと、「WALTZ」。
ステージ中央にスクリーンが現われ、25年間のMODSの歴史が映し出される。
ちょっとしんみりとしたムードの中、ステージは終了。
BGMが流れ出し、終わりの雰囲気となるが、熱いMODSコールに応えて再びメンバーが登場。
梶浦がビートを刻み出し、苣木のギターと北里のベースがからみつく。
最後に森ヤンが加わり、「他に何が」を唄い始める。
そして「24年前、この場所でこの曲がみんなのものになりました」との言葉のあと、「TWO PUNKS」。
森ヤンはマイクを客席に向け、会場全体で大合唱する。
ギターの音の余韻を残したまま、メンバーはステージを去っていった。
再度BGMが流れ、場内も明るくなったが、鳴り止まないMODSコールに応えてもう一度メンバーがステージに。
「本当に最後です」と言って、「LOOSE GAME」。
こうして25周年の野音ライブは終了した。時間は19時45分。
1時間40分という短いステージだったけど、とっても充実した内容だった。
まだ早いので帰りはどこに寄ろうかと迷っているうちに、地元まで帰ってきてしまった。
なので駅前の「ゆたか」へ寄って、美味しいビールに美味しい肴をつまむ。
やっぱこんな感じの休日が、一番充実してるな。
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