沢田研二「俺たち最高」昭和女子大学人見記念講堂
今日は昭和女子大学の人見記念講堂で、沢田研二のコンサート。
とういことで14時前に家を出て、三軒茶屋へ向かう。
下高井戸から世田谷線に乗り換え。狭い路地の間をすり抜け、なかなか独特なタッチ。
そんな感じで、14時45分には三軒茶屋に到着。
雨模様の中、まずはレコード屋「Fujiyama」へ行ってみる。
なかみち通りから栄通りを抜けてしばらく歩くと、交差点にお店を発見。
でも残念ながら閉まっていて残念。気の向いたときに営業というので、また後で来ることにする。
それからしばらくあたりをブラブラ。
エコー仲見世商店街、すずらん通りや茶沢通りを巡って、キャロットタワーへ。
26階の展望台にのぼって、外を眺める。あいにくの天気だけど、なかなかの眺め。
しばらく満喫したあと、再び雨の中を歩き出す。
会場を目指しつつ、もう一度「Fujiyama」へ行ったけど、まだ閉まっていた。
仕方なく会場へ向かう道すがら、「OpenHeartRecord」という中古屋を発見。
狭い店内にレコードがびっしりと並んでいて、なかなかの迫力。
しばらく探検したあと、いよいよコンサート会場の昭和女子大学へ。
16時半ちょっと前に到着すると、既に開場しているのかお客さんがどんどん入場している。
友人から電話がかかってきたのでしばらく話をしたあと、列に並んで開場内へ入る。
物販をちょっと冷やかした後、自分の席1階ノ列3番へ。
ステージ向かって一番左端、ちょっと後だけどなかなかいい席だ。
ステージ上には既に楽器がセッティングされ、チューニングが始まっている。
予定より少し遅れて、17時5分開始。
アルバム「STRIPPER」から「オーバーチュア」をバックに、メンバーが登場。
ドラムとキーボードをバックに、フロントに立つ三人の影。
ベースレスの編成で、ギタリスト二人に挟まれて立っているのはジュリーではないか!
噂に聞いたとおり、ちょっぴり太めになってしまったジュリーだけど、やっぱりオーラが違う。
まずは、懐かしの「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」からスタート。
お客さんは総立ちで、手拍子しながら大合唱。サビではもちろん、キメのポーズね。
「ありがとう!おおきに!」と、丁寧に挨拶するジュリーが可笑しい。
続いてアルバム「俺たち最高」から「now here man」を唄い、
「雨がしとしと日曜日、ようこそお越しくださいました」と挨拶。
今回のツアーは、ニューアルバム「俺たち最高」発売記念ということもあり、
ここからはアルバムからの曲が続く。
「ありがとう!おおきに!ありがとね!」という言葉以外は一切なく、
「weeping swallow」「Aurora」「勇気凛々」「未来地図」「桜舞う」「遠い夏」まで一気に唄いあげる。
アルバム「第六感」から「エンジェル」を唄った後、脱ぎ捨てたブルーの上着を手にとり帰ろうとする。
思わず湧き上がる悲鳴の中、上着はジュリーの肩にかけられ「サムライ」が始まる。
うぅ~ん、懐かしい・・・ 思わずいっしょに、キザなポーズをとってしまうのでした。
ここでいったんジュリーは退場し、バンドメンバーによるBluesの演奏。
ギターは下山 淳と柴山和彦、キーボードが泰輝、ドラムがGRACEという女性。
下山はあいかわらずエフェクターバリバリで、なんとも言えずカッコいい音を出してる。
白の上着で再びジュリーが登場し、アルバム「俺たち最高」から「涙のhappy new year」。
続いてテレビコマーシャルでお馴染みの「届かない花々」、アコースティックギターをバックに「永遠に」。
シンフォニー調の演奏にのせて「君をのせて」、そして名曲「コバルトの季節の中で」。
なんとも言えず、さっぱりとした爽快な開放感。
ちょっぴりハードな「奇跡」に続いて、再び「俺たち最高」から「Caress」「俺たち最高」を唄う。
「サンキューベリマッチョォォ~!」とちょっと古めの掛け声から「サーモスタットな夏」、
そして最後は「彼女はデリケート」。
ジュリーはステージを右に左に駆けまわり、めちゃめちゃハードにRock'n'Rollして、ステージは終了。
アンコールに応えて、ジュリーが走ってステージに登場。
ワールドカップサッカーの話を10分近く延々とした後、メンバー紹介。
そして「おまけです~!」と叫びながら、「カサブランカ・ダンディ」。
ウィスキーのポケット瓶でなく、水の入ったペットボトルを片手に、キザにキメるジュリー。
口に含んだ水を噴き出す様子が、懐かしくもとってもカッコいい。
そして待ってましたあのイントロ、「勝手にしやがれ」だ。
もちろんステージアクションもバッチリ、みんなで大合唱して大盛り上がり。
最後はしっとりと、「ひとりぼっちのバラード」。やっぱりジュリーの歌は、すごく説得力があるな。
そんなコト思っているうちに、アンコールは終了。
終了の場内アナウンスが流れる中、鳴り止まない拍手に応えて、再びジュリーがステージに登場。
客席の隅々まで深々とお辞儀をして、去って行った。
19時5分、文字通り「最高」のコンサートだった。
まだ時間も早いので、もう一度「Fujiyama」に行ってみると、今度は開いてました!
レコードやらソノシートやらカセットやら、当時のものがそのまま売ってて感激。
ここだけ時代が80年代でしたね。なんとも言えない気分になってしまいました。
お腹も空いたので、さっき目をつけておいたすずらん通りの焼鳥屋「いそげん」を覘いてみる。
とってもいい感じの店だったんだけど、やっぱり混んでましたね~。
仕方なくまた「Fujiyama」方面に戻って、「日本海」という寿司屋さんに入る。
ちょっと回転寿司っぽい雰囲気だけど、ちゃんとした寿司屋さんでなかなか美味しかった。
1時間ほど居て、4000円ちょっと。かなり満足でした。
22時過ぎていたけど、ちょっと飲み直ししようと思って、再びすずらん通りへ。
立ち飲みの「凸でこ」という店を見つけ、入ってみた。
カウンターで黒ホッピーを飲みながら、焼鳥をあれこれ食べる。
どれもこれも安くて美味しい。「チーマン」「とんちんかん」といったネーミングもナイス。
けっきょく1時間ほど居て、2000円くらいだったか?
23時過ぎ、再び世田谷線に乗って帰路につく。
| 固定リンク
コメント