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2006年9月21日 (木)

BUZZCOCKS「JAPAN TOUR 2006」渋谷duo MUSIC EXCHANGE

20060921あいかわらず予算手続きで忙しい一日だったけど、こんな時こそ気分転換と17時40分に退社。
渋谷duo MUSIC EXCHANGEBUZZCOCKSを観に行く。
BUZZCOCKSといえば、70年代London Punkの一員。
そのステージがナマで観れるなんて、なんだか嘘のようだ。
期待に胸を膨らませながら、会場に着いたのは18時45分。
既に開場していたので、ドリンク代500円を払って会場内へ。
フロアはけっこう混み合っていたけど人の隙間をすり抜けて、
ステージ向かって左端の最前列をゲット。フロアが一段高くなってるし、とっても観やすい。
ステージ後方には、BUZZCOCKSのロゴの入った幕がかかっている。

ほぼ予定どおり、19時過ぎにメンバーが登場。
なんかフラリとステージに出てきたので、ちょっと意表を突かれた。
ドラムのDaniel Farrantは黒のシャツにネクタイでキメて、
ベースのTony Barberは見るからにPUNKSというスタイル。
だけどギター&ヴォーカルのPete ShelleyとSteve Diggleは、ごく普通の格好で普通のおじさん。
おいおい大丈夫かぁ~という不安は、音が出た途端に吹き飛ばされた。
MCは全く無し、ノンストップで次から次へと繰り出されるナンバーは、POPかつPUNK。
Pete ShelleyとSteve Diggleと交互にヴォーカルをとり、熱いステージを繰り広げる。
前半は最近の曲が続いて知らない曲ばかりだったけど、次第に聴き覚えのあるナンバーが多くなり、
否が応でも身体が動いてしまう。ステージ前はモッシュとダイブで大騒ぎ。まさにPUNK!
その盛り上がりを見てかPete Shelleyも終始ゴキゲンで、笑顔でギターを弾きながらお客さんとハイタッチ。
あっという間に、50分ほどで本編は終了。

アンコールもそのままの勢いで、次々とPUNKナンバーを演奏。
最後の曲は、も~うこれしかない「Boredom」。
みんなしっちゃかめっちゃかに盛り上がり、ステージ前はもうぐちゃぐちゃ。
演奏が終わってメンバーが退場しても、ひとりPete Shelleyがステージに残る。
マイクスタンドをなぎ倒し、モニタースピーカーを放り投げ、最後はドラムセットをなぎ倒す。
PUNKはスタイルではない、精神なんだっていうのが、かいま見えた瞬間。鳥肌が立った。。。
London Punk生誕30周年、こんなに熱いライブが観れて幸せです。
そんな感じでホントにあっという間、20時10分にすべて終了。

めちゃめちゃ早い時間なので、そのまま飲みに行くことに。
百軒店にもいろいろ魅力的なお店があったけど、結局いつもの「鳥升」へ。
けっこう混んでたけど、どうにかカウンターに座る。
そして美味しい焼鳥とポテトサラダをつまみながら、ビールと日本酒を飲む。
21時半頃おひらきにして、そのままおとなしく帰宅。

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2006年9月18日 (月)

いぬん堂「いぬ屋敷 Vol.35 大物小物の間」池袋 音処手刀(CHOP)

20060918今日は敬老の日でお休み。
敬老の日といえば9月15日だと思うのだが、ハッピーマンデーとやらで今日なのだ。
ということで昼間はウダウダ過ごして、夕方から池袋へ。
手刀(CHOP)いぬん堂主催のライブがあるのだ。
整理番号27番でかなりいい番号だったけど、まぁそんなに気合入れることもないかと
開演時間の19時に間に合うように会場へ。
18時40分過ぎに会場へ着くと、会場前にはまだ大勢の人がたむろしている。
開場時間が18時45分に変更となったそうで、ちょうどいいタイミングだ。
整理番号どおりにフロアに入場して、ステージ向かって左側のロッカー前に陣取る。
PGMは70年代のオリジナルパンクや80年代の日本のインディーズ、
ステージ上のスクリーンには「木枯し紋次郎」が映し出されている。

予定より15分遅れて、19時15分開演。
まずはミヤマGt.が登場。いきなりお客さんに向かってスモークを発射。
それからというもの、ひたすらラウドなパンクをぶちかます。トリオ編成だけど、ものすごい爆音。
お客さんにクラッカーを配って、お馴染みのミヤマ光線発射。
30分という短い時間だったけど、カッコよかったです。

セットチェンジをはさんで、20時にビルが登場。
ドラム・ベース・ギターに、テルミンを持ったヴォーカルいぬん堂社長。
こちらもまたひたすらラウドなサウンド。ハイテクのカバーで「骨」も飛び出す。
30分くらい過ぎたところで、スペシャルゲストの戸川 純が登場。
とたんにお客さんがステージ前へどっと押し寄せる。
登場するやいなや、「わたし十日もなんにも食べてないんだけど・・・」と一言。
ツインヴォーカルで、「昆虫軍」「肉屋のように」「コレクター」「解剖室」「パンク蛹化の女」を演奏。
純ちゃんは昔と全然変わらない雰囲気で、なんとも言えないオーラを感じた。
ちょっと長めで、20時50分ごろ終了。

セットチェンジの後、21時5分から犬神サーカス団のステージが始まる。
ステージ上にはなにやらおどろおどろしい幟が立ち並び、衣装をばっちりキメたメンバーが並ぶ。
ドラム・ベース・ギター・ヴォーカルの四人編成。
前からルックス的に気になる存在ではあったんだけど、音は初めて聴く。
想像どおりと言えば想像どおりのサウンド。どろどろした怨念や情念を唄いあげる。
ヴォーカルの犬神凶子さんが、MCになると普通になっちゃうところがおかしかった。
何回か涙ぐむ場面もあったりして、なんかすごくいい人なんだろうなと思った。
今日のライブで唯一プロのバンドだったんだけど、音がクリアでさすがだなぁ~と感じた。
時間は意外と短くて、30分ほどで終了。

そして21時55分、本日のラストQP-CRAZY
犬神のファンらしき人達に替わって、ステージ前はパンクスっぽい人が陣取る。
何をされるかわからないので後のほうに避難しようかとも思ったけど、
覚悟を決めてそのままの位置で観ることにした。
ドラム・ベース・ギター・DJの奏でるハードパンクに乗って、
ヴォーカルのクレージーSKBが登場したかと思いきや、いきなり客に向かってダイブ。
おいおい、いきなりカマしてくれるぜ。。。でもそのあとは、わりと淡々と曲を聴かせる。
過激なパフォーマンスは、途中と最後にお客さんに向かって花火を発射した事ぐらい。
でも花火が頭上から降りかかってきたときには、やっぱりビビった。。。
フロアが花火の煙でもうもうとする中、22時15分に終了。
う~ん、なんかスゴイもの観たって感じ。
今回の「いぬ屋敷」は特にどのバンドがお目当てってことはなかったけど、いいライブだったな。

明日は仕事だけど、せっかく池袋に来たのだからと飲み屋を探す。
北口に戻る途中の「ます屋」が、最近よくある立ち呑み風でいい感じだったので入ってみた。
焼きとんやポテトサラダをつまみに、ホッピーやら泡盛やらを飲む。
上機嫌で飲んでいると、何故か知らんが隣に座ったお婆さんに枝豆をご馳走になった。
なんだかとってもイイ気持ちになって、23時半ごろおひらき。

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2006年9月16日 (土)

甲斐よしひろ「aco-gi na KILLER GIG 2006」町田市民ホール

20060916今日は、甲斐よしひろのアコースティックライブを町田まで観に行った。
16時15分に家を出て、京王多摩線で橋本まで行き、そこから横浜線で町田を目指す。
町田には17時半ごろ到着したので、しばらく時間をツブして町田市民ホールへ。
物販をちょっと覘いたあと、自分の席は列9番へと向かう。
最後列だけどこじんまりとしたホールなので、けっこうよく見える。
ステージ上には既にアコースティックセットが並び、主役達の登場を待っている。

予定より15分遅れて、18時15分に場内が暗転。
Doorsの「Alabama Song(Whiskey Bar)」が流れると、お客さんは一斉に手拍子をする。
その中をバイオリン兼キーボードのクラッシャー木村、ギターの松藤英男、
そして白のジャケットに黒のパンツでサングラスをかけた甲斐よしひろが登場。
ステージ後方の左右にたいまつが焚かれて、「スイート・スムース・ステイトメント」が始まる。
お客さんは座ったまま。アコースティックセットだから、じっくり聴きたいというわけだ。
続いて、「裏切りの街角」「ビューティフル・エネルギー」。
甲斐と松藤のハーモニーに、木村のバイオリンが絶妙にからみつく。
まずは「こんばんは、グレープです」と笑える挨拶。
今回のツアーの話、リハーサルをした高円寺にまつわる話をしたあと「かりそめのスウィング」。
バイオリンがばっちりハマってて、まるでスタジオテイクを聴いてるような感じ。
続く「甘いKissをしようぜ」では、途中で歌詞が飛んだらしくて最初からやり直し。
ツアー初日ならではのハプニングかな。。。甲斐曰く、「創り込む前の原石ぶつけるのは初日」なのだそうだ。
そんな話から、今日着ている白いジャケットなど衣装に関する話をしばらくしたあと「安奈」。
再び高円寺にまつわる話をして「さぁ、ここから盛り上がりますよ」と言い、「LADY」「BLUE LETTER」と続く。
次の「ナイト・ウェイブ」からちらほらとお客さんが立ち上がり、「漂泊者(アウトロー)」で総立ちに。
その勢いのまま「風の中の火のように」が始まるが、イントロのギターをトチってやり直し。
なんとか持ち直して、最後は「破れたハートを売り物に」をみんなで大合唱して終了。

時間はまだ19時40分。1時間半も演ってないんだよな~と思いつつ、アンコールの手拍子を続ける。
アンコールに応えて、再びメンバーがステージに登場。
甲斐はサングラスをはずして、「冷血(コールド・ブラッド)」「きんぽうげ」を唄う。
メンバー紹介をはさんで、ひとしきり感謝の言葉を述べたあと「最後の夜汽車」。
甲斐の魂のこもったヴォーカルに、かなりグッときちゃいました。。。

二度目のアンコール。
甲斐バンド時代の裏話をしたあと、甲斐と松藤とがウクレレを手に「ハート」を演奏。
「この曲はやりたくない」と言いつつも、「俺が唄わないからみんなが唄う」という交換条件で、
急遽「HERO(ヒーローになる時、それは今)」を演ることに。。。
甲斐はところどころだけを唄って、大部分をお客さん全員で大合唱。
「ホントに今夜はみんな来てくれて感謝してます」と言い、最後の曲は「バス通り」。
にもかかわらず、またしてもイントロでトチる。。。
「おいおい・・・」と思いつつも、そのあとはバッチリ決めてライブは終了。
名残惜しそうにメンバーはステージから去っていった。
時間は20時25分。けっきょく2時間以上におよぶステージ。
正直言ってあまり期待していなかったんだけど、それ以上の内容だったな。
ツアー初日のミスはさておき、とっても大満足なライブでした。

帰りは横浜線で橋本まで戻り、「なんで・や(気利屋)」へ行ってみた。
カウンターはいっぱいだったけど、テーブル席はすいてたのでテレビ前に陣取る。
ちょうど21時だったので、「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」の最終回を観ながら、串揚げを食べホッピーを飲む。
今日はつまみを頼まずに串揚げだけに集中したら、ほとんどの種類を制覇することが出来た。
とっても満足して、22時半過ぎに家路につく。

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2006年9月 7日 (木)

BLONDIE「“FAREWELL” JAPAN TOUR 2006」渋谷O-EAST

20060907今日は18時前に退社して、渋谷O-EASTBLONDIEを観に行った。
19時からguestとして土屋アンナが出るというので、間に合うように会場へ。
フロアは既にいっぱいだったけど、何とか後方の一段高くなったところのド真ん中をキープ。
O-EASTは初めて来たけど、意外と狭いハコでステージがとっても近い。
予定通り、19時ちょうどに土屋アンナが登場。
映画とかで観るのとあまり変わらない雰囲気で、濃い目のメイクとヘソ出しの衣装がイカしてる。
ドラム・ベース・キーボード・ギター×2のバンドをバックに、ハードロック調の曲を唄う。
正直言って、歌はまぁこんなもんかな?という感じ。30分弱で終了。

それからセットチェンジ。若干スペースに余裕のあったフロアが、あっという間に埋まっていく。
意味もなくのんびりとしたセットチェンジの後、20時にフロアが暗転。
SEとともに、ドラム・ベース・キーボード・ギター×2のメンバーが登場。
そして聴きなれた「Call Me」のイントロとともに、サングラスをかけたDeborah Harryがステージに。
やっぱり年齢を重ねている感は否めないけど、とっても魅力的に輝いてる。
「Call Me」「Dreaming」と立て続けにヒット曲を演奏し、会場は一気にヒートアップ。
MCは少なめで、ひたすら曲を聴かせる。
パンキッシュな曲からポップな曲、スカやレゲエ調まで、いろいろな曲が繰り広げられる。
まさにBLONDIEの世界。ラストは「Rapture」。大盛り上がりのまま終了。

アンコール、お客さんからリクエストを募り、「Sunday Girl」をちょっとだけ演奏。
「Magic」とBeatlesのカバー「Please, Please, Me」を演った後、「Heart Of Glass」。
お客さんも一緒に大合唱して、かなりいい感じに盛り上がってた。
外国人のお客さんが多くて、なんかちょっと海外のGIGみたいな雰囲気だった。
FAREWELL TOURということもあって、二度目のアンコールを期待したけどそのまま終了。
1時間半のステージ、とっても大満足でした。

まだ21時半だったので、乾いた喉を潤すため駅前の「鳥升」へ。
金曜日なので混んでたけど、なんとかカウンターに座る。
さんまの刺身や焼鳥をつまみに、ビールと日本酒をグビグビ。
閉店時間の23時までまったりして、そのまま帰宅。

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