仲井戸麗市「GOOD DAY」世田谷文学館1階文学サロン
今日は世田谷文学館へ、仲井戸麗市 朗読&コンサート「GOOD DAY」を観に行った。
ここでは9月末からTHE BOOMのミヤの個展「宮沢和史の世界」が開かれており、
その関連イベントということで限定150名の抽選に当たったのだ。
12時から受付ということだったけれども、まったり観れればいいと思って開場時間の14時半に会場へ。
ちょうど入場が始まったところらしく、参加費2000円を払って1階文学サロンへ。
こじんまりとした会場の席はほとんど埋まっていたけれども、ステージ向かって左の2列目をキープ。
ステージ(というよりも一段高くなった台)の上には、アンプやマイクがセッティングされている。
開演まで時間があるので、1階の常設展示「文学に描かれた世田谷100年の物語」を覗いて過ごす。
予定より遅れて15時15分、いつものようにCHABOが登場。
ステージの後がガラスばりになっていて、太陽の光が差し込んでなんだか不思議な感じ。
「早いね、時間が・・・」と言いつつ、まずは「Good Day」。
本番の時間から逆算して計画を立てたのに、朝5時まで寝れなくて計画が全部崩れたと言うCHABO。
今日のライブを開くに至ったいきさつや、宮沢和史の個展に関する話をしたあと「スケッチN.Y.'98」。
ミヤとの出合いからこれまでの付き合いの話をして、ここで本人を呼び込む。
CHABOは立ったままギターを弾き、ミヤは椅子に腰掛けてギターを弾きながら「いつもと違う場所で」を唄う。
個展についての話をしばらくしたあと、ここからはCHABOのギターをバックにミヤが朗読。
まずは「キーはある」。「新しいユニット結成かな?」というCHABOに、「麗宮ですか?」と答えるミヤ。
「喘息」を朗読したあと、何故か「CHABOとミヤとどちらが暗いか?」という話に。
続いてBluesyなCHABOのギターにあわせて、ミヤが「切符」を朗読。
「楽しいなこの感じ・・・」と言い、ゴキゲンなCHABO。
続いてCHABOの詩をミヤが読み、ミヤの詩をCHABOが読むというコーナー。
じゃんけんで順番を決める二人が可笑しい。。。
まずはミヤからということになり、「風景」を朗読。
その間CHABOは客席に背を向け、ガラス越しに見える中庭に目をやる。
「先やるんだったなぁ~ すごいプレッシャー」と言いながら、今度はCHABOが「風になった」を朗読。
「もうイッコづつやるか」とCHABOが言い、ミヤが「唄」を朗読し、CHABOが「ハルとナツのころ」を朗読する。
リズムボックスをバックにCHABOがリードを弾き、ミヤがギターを弾きながら「子供のように」を唄う。
続いて「この広い世界で」を演奏し、ここでミヤは退場。
時間を気にしながらも、「もうひとつふたつやって終わります」と言うCHABO。
CDをバックに「ひととき」、そしてレインメーカーを手に「AUTUMN RAIN」を朗読。
「まだ子守唄には早い時間だけど」と、最後に「ホーボーズ・ララバイ」を唄う。
帰ろうとするCHABOにお客さんから盛大な拍手。
「非常に客の質がいいので、もう一曲やってやろう」と、「唄」を演奏。
最後に「もう一回顔だけ見せてよ」と、ミヤを呼び込む。
「山梨県でつめ襟を着て学校に行ってる頃から、憧れの存在でした。
いつまでも俺よりもずっと先を突っ走って頂きたい」というミヤの言葉が泣かせる。
そんな感じで、とっても暖かい雰囲気のまま終了。
時間はまだ17時前。せっかくなので、2階のミヤの個展を覗いてみる。
作詞用のノートやCDなどの作品、ポスターやチケットなどが展示されている。
中でも目を引いたのがデビュー当時の写真やチケット。なんだか懐かしかったな。。。
30分ほど見て外に出ると、あたりはすっかり暗くなっていた。
そのまま芦花公園で飲んでもよかったんだけど、歩いて千歳烏山へ行くことにした。
17時40分には到着して、いつも電車から見てた「なんで・や」へ行ってみた。
立ち呑みのカウンターは既にいっぱいだったけど、なんとかすべり込む。
串揚げをつまみながら、ホッピーで喉を潤す。
19時前にはおひらきにして帰宅。なんだか充実した一日だったなぁ~。
| 固定リンク
コメント