VA「高円寺地下大空襲2」高円寺20000VOLT
今日は夕方から高円寺へ。20000VOLTにあざらしが出るというので、観に行くことにしたのだ。
17時過ぎに家を出て、18時には高円寺に到着。
開演の18時半には余裕で間に合うと思っていたら、20000VOLTがなかなか見つからない。
PAL商店街をちょっとはずれたところにあると思っていたのに、どうにも見つからないのだ。
あたりをうろつくこと30分、なんのことはない商店街の中にあったのね。。。
入口でチケット代1500円とドリンク代600円を払って、フロアへ入る。
狭いフロアはお客さんでいっぱい。ステージがあまり高くないので、見えるのは他人の後頭部ばかり。
ステージでは、ムチオノスの演奏中。ドラム&ヴォーカル、そしてギターの二人組ユニット。
MTRをバックにハードな曲が続く。まぁ嫌いじゃないけど、途中でちょっと飽きちゃったかな。
ムチオノスの演奏は、19時15分に終了。
後のほうに居るとほとんど見えないので、セットチェンジの間にステージ向かって右側のスペースへ。
スピーカー前でちょっとキツイいけど、ステージはよく見える。
セットチェンジをはさんで19時25分、キーボードの前に女性がひとり。
奈良からやってきた面黒楼卍(仮)というアーティスト。
淡々と、そして時にはハードに、キーボードを弾き語る。アバンギャルドな狂気の世界。
でも弾き語りというのはちょっと厳しいところがあって、階上にあるライブハウスの音やお客さんの話し声に、
いまいち集中できないところがあった。19時50分に終了。
雰囲気はガラっと変って、フロア中にけたたましいサイレンの音が響き渡る。
20時5分、いよいよお目当てのあざらし登場だ。
久々に観るあざらし、ドラムとギターがチェンジしてルックスがグッとカッコよくなった。
菊の花やお線香がセッティングされ、トロージャン頭のベースが重いフレーズを弾き出す。
曲がスピードを増していくと、フロア後方から木刀を振り回して腐れメグ子が登場。
黒の喪服に般若の面をかぶって、シャウトする姿はやっぱりカッコいい。
腐れメグ子がシャウトすると、頭がクラクラしてぶっ倒れそうになる。すごいパワー。
ステージ前もモッシュで大騒ぎ。ラスト「蛆蟲」でひときわ盛り上がって20時30分に終了。
続いて20時40分、母檸檬が登場。
ドラム、ベース、ギター、そして長襦袢をまとった女性ヴォーカルが二人。
ハードな演奏をバックに、昭和レトロな歌声がからみつく。
う~ん、こういうのはっきり言って好き。。。
風車、日の丸の旗、赤ちゃんのお人形、生魚、タワシ、レトロな水飲みなど小道具も秀逸。
わけのわからんヘンな踊りも、なんだか可笑しくて見入ってしまう。
最後は二人とも長襦袢の帯をほどいて、胸が見えるか見えないかという感じになって退場。
残されたバック三人でしばらく演奏して、21時20分に終了。
21時30分からは、中学生棺桶の演奏。
中学生棺桶を観るのは、なんだかんだで三回目だったかな。
メンバーチェンジがあってベースが女性になったんだけど、衣装が黒のTシャツ1枚。
要は下半身丸だしというわけで、どうにも目のやり場に困ってしまう。
ドラムとギター二人は、いつもながらの怪しげなルックス。
演奏は、前にも増してハードになったという感じ。重くヘビーでとってもカッコいい。
フロア内を重厚な雰囲気に変えて、22時5分に終了。
ラストは組織暴力幼稚園。22時20分、ヴォーカルの園長の叫び声で始まる。
パンツ一丁のドラム、中世の騎士のようなベース、ダボシャツにステテコで顔面ペイントしたギター、
そして上半身裸で腰に文章が書かれた布を巻き、顔面白塗りのヴォーカル園長。
音はとってもハード。パンクでもノイズでもない、カテゴライズできないサウンド。
ヴォーカルの園長はマイク2本を自在にあやつり、ステージ前の鉄柵にあがって唄う。
途中、楽屋にあったゴミ箱をステージにぶちまけ、ゴミの中に埋もれて絶叫する。
ものすごい存在感を示しながら、あっと言う間に演奏が終わる。
こうして22時55分、すべてが終了。
初見のバンドが多かったけど、けっこう好みのタイプが多くて満足でした。
物販で腐れメグ子さんからあざらしのCDとバッジを購入して、店をあとにする。
せっかく高円寺に来たのでどこかで飲もうと思ったんだけど、
終電の時間も気になったので国領まで戻って「さくらい」で飲んで帰宅。
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