« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »

2007年1月28日 (日)

DVD「FRICTION The Book」FRICTION

FrictionthebookFRICTION研究本「FRICTION The Book」の特別付録「LIVE FRICTION 1978-1981 発掘ライヴ映像DVD」。1978年10月10日の京大西部講堂、1978年4月30日の京都磔磔、1981年1月10日の法政大学学生会館大ホール、1981年7月27日の新宿LOFTの演奏が収められている。ギターがラピス、ツネマツマサトシ、ノンへと替わり、しまいにはギターレスでキーボードに茂木恵美子が加わっているが、ベースのレックとドラムのチコ・ヒゲは不動。初期のパンクロックから次第にダンサブルな音楽へと変遷していく様は、バンドとは何か?を垣間見させてくれる。でも俺はやっぱり初期の頃が好き。ザラザラとした映像が、とってもパンクである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月27日 (土)

VA「soul of どんと 2007」SHIBUYA-AX

今日は、毎年恒例の「soul of どんと」がSHIBUYA-AXであった。
今年は永井さんも岡地さんも出演しないので、いまいちかなぁ~と思いつつも、
年に一度のこのイベント、どんとを偲びながら過ごすのもいいかなと出かけた。
開演15分前の17時45分、会場に到着。あたりを見わたすと、心なしか人影が少ない気がする。
試しに1階フロアを覗いてみると、後のほうはまだかなり余裕があった。
だけど今日はじっくり楽しもうと、2階席をキープしてある。
ビールを買って、自分の席の2階D列15番へと向かう。
ステージ中央のスクリーンでは、どんとの弾き語り映像の上映がちょうど始まったところ。
「でっかいうちで」「BUUUUUN!」「トンネルぬけて」「ひなたぼっこ」「魚ごっこ」「どんどん」と、
ソロの演奏だけれども多分BO GUMBOS時代と思われる映像で、思わず心が熱くなる。
フロアからも一曲終わるたびに盛大な拍手。なんだか、どんとがそこで唄っているみたいだ。

18時13分、どんとの映像が終わるとともに場内が暗転し、ステージが照明に照らし出される。
今夜のバンドは、Drums:白根賢一、Drums&Percussion:Pすけ、Bass:tatsu、Keyboards:Dr.kyOn
Guitar:玉城宏志、Chorus:うつみようこというメンバー。まずは、kyOnのヴォーカルで「MUSIC」。
オープニングにしてはちょっとしんみりとしたナンバーだけど、じ~んと心に染みる。
kyOnの「この素晴らしいチャンスを手にした皆様、ナイスキャッチ!」という挨拶のあと、メンバー紹介。
続いてうつみようこが「どんとがいつかようこちゃんとJanisのカバーバンドをやりたいって噂があった」との
話からJanis Joplinの「MERCEDES BENZ」。どんととは全然関係ない曲だけど、とってもカッコよかった。
ここでバンドは退場し、最初のゲストCaravanが登場。アコースティックギターで「Re-Birthday」を弾き語り。
そして再びバンドといっしょに「あたたかい方へ」。なんだかとてもシブい選曲に、ちょっと戸惑い気味。
でも玉城宏志がヴォーカルをとって、ローザの「フォークの神様」を演奏をするとフロアは次第に温まり出す。
土屋公平が登場して、「Junkey Cowboy Blues」でkyOnと玉城さんといっしょに熱いギターバトル。
そしてうつみようこのヴォーカルで「絶対絶命」。ここでもFunkyな蘭丸のギターが炸裂する。

「ここでちょっとね、ゆっくりしたいと思います」というkyOnのMCに続いて、小嶋さちほが登場。
「どんとは音楽になって、お祭りになりました」という話をしたあと、しっとりと「波」を弾き語り。
続いてさちほの紹介で、友部正人が登場。しばらく昔ばなしに花を咲かす。
どんとから届いたFAXを「どんとからの手紙」として朗読したあと、「ぼくは君を探しに来たんだ」を弾き語り。
友部正人って初めて聴いたけど、なかなか味のある声でいい感じだ。。。
「どんとの歌って初めはよくわかんないんだけど、時間がたつとだんだん身にこたえてくるたぐいの歌で」と
ボソリとつぶやいたあと、どんとの「孤独な詩人」。う~ん、すごくイイ。

再びバンドが登場し、そこに元ちとせが加わって「恐竜の描き方」。
MCをはさみ、「あの歌を唄いたいと思います」と「あこがれの地へ」。
う~ん、なんちゅーか悪くはないんだけど、コブシが入りすぎなんじゃないのかしら?
大好きなナンバーなんだけど、いまひとつ盛り上がれないままに終了。。。
続いて「いよいよ終盤、この人しかありません」というkyOnの紹介に続いて、YO-KINGが登場。
いきなり「夢の中」が炸裂し、もうたまりません。YO-KINGのヴォーカル、かなりハマってます。
どんとにまつわる話をはさんで、真心ブラザーズの「マイ・バック・ページ」。
再び土屋公平が加わり、YO-KINGのヴォーカルで「ダイナマイトに火をつけろ!」。
ステージ前ギリギリまで来て、お客さんを煽りまくる。なんかようやくしっくり来たって感じ。
そして全員がステージに勢揃いして、恒例のお祭りソング「どんとマンボ」。

メンバーがステージ袖に去っていく中、スクリーンにはどんとの姿が映し出される。
「カーニバル」を弾き語るどんと、まるで今日のライブのトリを飾っているようだ。
映像がBGMに変わり、フロアが明るくなる。でもお客さんは誰も帰らず、曲にあわせてみんなで手拍子。
手拍子がアンコールの拍手に変わると、kyOnとさちほが再びステージに登場。
さちほは「感動させてもらってます。だって終わったのにみんなここに居るんだもん」と言い、
「また来年、会いたいな」と言い残して二人は去って行った。
時間は20時30分、ちょっと短めだったけれども、年に一度のお祭り、堪能しました。

まだ時間も早いので、行きつけの「鳥升」で一杯。
おいしいつまみと熱燗で、今日のライブを思い出しながら、気持ちよく過ごしたのでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月26日 (金)

CD「HYMN FOR NOBODY」佐山雅弘

Sayamamasahirohymnfornobody超絶ピアニスト佐山雅弘が1995年1月21日にリリースしたアルバム。個人的にJAZZはあんまり聴かないんだけれど、清志郎が参加しているタイトル曲があまりにも良いので購入。この曲は2000年に佐山、村上“ポンタ”秀一村田陽一が設立したレーベル「3 views」から発売されたアルバムにも収録されているが、フェードアウトのタイミングやヴォーカルの長さが違う全くの別テイクである模様。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月22日 (月)

CD「NOIZ」NOIZ

Noiznoizカルメン・マキ&OZの春日博文、川上シゲ、VOW WOW加入前の人見元基が結成していたバンド、1983年発売の最初で最後のアルバム。ハードロックというよりもノリのいいロックという感じのサウンド。ゲストに忌野清志郎、仲井戸麗市、ゴンタ2号といったRC勢が参加していることから、そのあたりのサウンドが好きな人なら絶対好きだろうな。上田正樹金子マリ厚見玲衣も参加しているということで、R&Bやプログレの要素も盛り込まれている。ずっとCD化が待ち望まれていたけど、2003年に突如CD化された。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月21日 (日)

CD「Tear Drops」TEAR DROPS

Teardropsteardropsもと村八分の山口富士夫が結成したTEAR DROPS、1990年のアルバム。カッコいい不良のロック、これが本当のロックという感じ。清志郎がゲストで参加していて、「ピッカピカダイヤモンド」は清志郎節そのもの。山口富士夫といえば、BO GUMBOSのライブにもちょくちょく顔を出していたな。しばらく噂を聞かないけれど、どうしているんだろう? このタイプのロックを演る人って意外と少ないので、もっと目立って欲しいものだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月17日 (水)

CD「ジャングル野郎」間 寛平

Hazamakanpeijungleyaro間 寛平が2001年7月18日にリリースしたアルバム。5曲入りのコンパクトアルバムではあるけれど、清志郎、ハイロウズに曲を依頼した強力盤。清志郎からは3曲。清志郎完全バックアップで制作。清志郎本人、ラフィータフィーのメンバーらが参加。ハイロウズからは2曲。甲本ヒロトと山川ノリオがプロデュース。そこらの似非ロッカーやパンクスよりもずっとロックしている魂の叫びを聴け!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月16日 (火)

CD「坂道」ワタナベイビー

Watanababysakamichiホフディランのワタナベイビーの1999年11月3日発売のソロシングル。詞と曲は清志郎とワタナベイビーの共作、演奏は清志郎、ジョニー・フィンガーズ、藤井 裕、上原ユカリというラフィータフィーのメンバー。“清志郎の作品にワタナベイビーがゲスト参加した”と言っても、ほとんどいいぐらいの感じ。もちろんとってもいい曲で、坂道を歩く情景が思わず浮かんでしまいそうな、そんなほのぼのとした作品となっている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月15日 (月)

CD「Tin Pan」Tin Pan

Tinpantinpan伝説のバンド「ティン・パン・アレイ」が2000年に復活。アルバムリリースとライブ活動を行った。このアルバムはそのとき、2000年11月22日に発売されたアルバム。鈴木 茂細野晴臣林 立夫というメンバーに、ゲストヴォーカルが加わって、新たな世界を繰り広げている。ゲストヴォーカルは、忌野清志郎、大瀧詠一大貫妙子久保田麻琴小坂 忠高野 寛中村一義矢野顕子吉田美奈子というメンツ。我らが清志郎は、「Hand Clapping Rhumba 2000」に参加。Bo Diddleyビートに乗って、味のある唄を聴かせている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月14日 (日)

CD「3 Views」3 Views Producers

3viewsproducers3views佐山雅弘村上“ポンタ”秀一村田陽一が設立したレーベル「3 views」から2000年11月8日に発売された3人の競演アルバム。正直言って村田陽一はよく知らないんだけど、佐山とポンタが競演しているといえば、そのすごさは想像つくというもの。基本的にはJAZZなんだけれども、清志郎がゲスト参加している「Hymn For Nobody」は切々としたヴォーカルナンバーで心に染みわたる。この一曲のために買ったと言っても、いいような一枚。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月11日 (木)

CD「はじめてのやのあきこ」矢野顕子

Yanoakikohajimetenoyanoakiko2006年3月8日発売の矢野顕子のセルフカバーアルバム。ピアノを弾きながら、槇原敬之小田和正YUKI井上陽水、清志郎といったゲストと共演している。清志郎はといえば、これしかありません「ひとつだけ」。この曲といえば、思わずむかし“ヘンタイよいこBAND”で聴いたバージョンを思い出す。でも今回はアコースティック・タッチ。アコースティックピアノの旋律に乗って唄うアッコちゃんと清志郎の歌声が心に染みて、思わず涙ぐむのでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月10日 (水)

CD「SCAR PEOPLE」泉谷しげる

Izumiyashigeruscarpeople1986年7月21日に発売された泉谷しげるのアルバム。清志郎のプロデュースということでも注目の作品である。ライブでお馴染みの「果てしなき欲望」が一曲目に入っているのだが、思っていた以上にクリアで美しい雰囲気がちょっと意外である。泉谷のダミ声と清志郎のファルセット気味のバックヴォーカルが、その美しいサウンドの上を自在に泳ぐ。これは名曲である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月 9日 (火)

CD「YOSUI TRIBUTE」オムニバス

Vayosuitribute井上陽水のトリビュートカバーアルバム。2004年11月10日発売。TRICERATOPS布袋寅泰奥田民生ジェーン・バーキンUA持田香織松任谷由実玉置浩二一青 窈といったメンツが、陽水の曲をカバーしている。個性豊なアーティストばかりだが、陽水の曲はそれに負けていない。特に初期の頃の曲は、やっぱり強烈な光を放っている。アルバムのラストに登場するのは、我らが清志郎。「少年時代」をウクレレで弾き語り。トロピカルな雰囲気がなんとも言えず素敵である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月 8日 (月)

CD「BEST&BEST~ONE NIGHT STAND~」荒木一郎

Arakiichirobestbestこの荒木一郎という人、正直よく知らない。清志郎が「今夜は踊ろう」という曲をカバーしていて、一回ライブにゲスト出演したのかな? その程度の認識なんだけど、2001年9月27日発売のこのカバーベストアルバムを聴いていると、どこかで聴いたようなメロディーが耳をくすぐる。森山良子、清志郎、サーカス、原田芳雄、長谷川きよし上田正樹クレイジーケンバンドBEGIN宇崎竜童というシブいメンツのカバーに続いて、最後の曲では自らヴォーカルをとる。この人、ただ者ではナイ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月 7日 (日)

CD「Guitars' talk」三宅伸治プロジェクト2

Miyakeshinjiguitarstalk三宅伸治のハートフルでソウルフルなR&Bテイストあふれるアルバム。2002年4月1日発売。友部正人有山じゅんじ斉藤和義内田勘太郎鮎川 誠土屋公平花田裕之といった顔ぶれといっしょに、ゴキゲンなR&BとRockを繰り広げている。清志郎も三曲に参加。特にラストの「いちご」は、ほのぼのとした異色のナンバー。NHKの「みんなのうた」で流れそうな楽しい曲である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »