今日は、毎年恒例の「soul of どんと」がSHIBUYA-AXであった。
今年は永井さんも岡地さんも出演しないので、いまいちかなぁ~と思いつつも、
年に一度のこのイベント、どんとを偲びながら過ごすのもいいかなと出かけた。
開演15分前の17時45分、会場に到着。あたりを見わたすと、心なしか人影が少ない気がする。
試しに1階フロアを覗いてみると、後のほうはまだかなり余裕があった。
だけど今日はじっくり楽しもうと、2階席をキープしてある。
ビールを買って、自分の席の2階D列15番へと向かう。
ステージ中央のスクリーンでは、どんとの弾き語り映像の上映がちょうど始まったところ。
「でっかいうちで」「BUUUUUN!」「トンネルぬけて」「ひなたぼっこ」「魚ごっこ」「どんどん」と、
ソロの演奏だけれども多分BO GUMBOS時代と思われる映像で、思わず心が熱くなる。
フロアからも一曲終わるたびに盛大な拍手。なんだか、どんとがそこで唄っているみたいだ。
18時13分、どんとの映像が終わるとともに場内が暗転し、ステージが照明に照らし出される。
今夜のバンドは、Drums:白根賢一、Drums&Percussion:Pすけ、Bass:tatsu、Keyboards:Dr.kyOn、
Guitar:玉城宏志、Chorus:うつみようこというメンバー。まずは、kyOnのヴォーカルで「MUSIC」。
オープニングにしてはちょっとしんみりとしたナンバーだけど、じ~んと心に染みる。
kyOnの「この素晴らしいチャンスを手にした皆様、ナイスキャッチ!」という挨拶のあと、メンバー紹介。
続いてうつみようこが「どんとがいつかようこちゃんとJanisのカバーバンドをやりたいって噂があった」との
話からJanis Joplinの「MERCEDES BENZ」。どんととは全然関係ない曲だけど、とってもカッコよかった。
ここでバンドは退場し、最初のゲストCaravanが登場。アコースティックギターで「Re-Birthday」を弾き語り。
そして再びバンドといっしょに「あたたかい方へ」。なんだかとてもシブい選曲に、ちょっと戸惑い気味。
でも玉城宏志がヴォーカルをとって、ローザの「フォークの神様」を演奏をするとフロアは次第に温まり出す。
土屋公平が登場して、「Junkey Cowboy Blues」でkyOnと玉城さんといっしょに熱いギターバトル。
そしてうつみようこのヴォーカルで「絶対絶命」。ここでもFunkyな蘭丸のギターが炸裂する。
「ここでちょっとね、ゆっくりしたいと思います」というkyOnのMCに続いて、小嶋さちほが登場。
「どんとは音楽になって、お祭りになりました」という話をしたあと、しっとりと「波」を弾き語り。
続いてさちほの紹介で、友部正人が登場。しばらく昔ばなしに花を咲かす。
どんとから届いたFAXを「どんとからの手紙」として朗読したあと、「ぼくは君を探しに来たんだ」を弾き語り。
友部正人って初めて聴いたけど、なかなか味のある声でいい感じだ。。。
「どんとの歌って初めはよくわかんないんだけど、時間がたつとだんだん身にこたえてくるたぐいの歌で」と
ボソリとつぶやいたあと、どんとの「孤独な詩人」。う~ん、すごくイイ。
再びバンドが登場し、そこに元ちとせが加わって「恐竜の描き方」。
MCをはさみ、「あの歌を唄いたいと思います」と「あこがれの地へ」。
う~ん、なんちゅーか悪くはないんだけど、コブシが入りすぎなんじゃないのかしら?
大好きなナンバーなんだけど、いまひとつ盛り上がれないままに終了。。。
続いて「いよいよ終盤、この人しかありません」というkyOnの紹介に続いて、YO-KINGが登場。
いきなり「夢の中」が炸裂し、もうたまりません。YO-KINGのヴォーカル、かなりハマってます。
どんとにまつわる話をはさんで、真心ブラザーズの「マイ・バック・ページ」。
再び土屋公平が加わり、YO-KINGのヴォーカルで「ダイナマイトに火をつけろ!」。
ステージ前ギリギリまで来て、お客さんを煽りまくる。なんかようやくしっくり来たって感じ。
そして全員がステージに勢揃いして、恒例のお祭りソング「どんとマンボ」。
メンバーがステージ袖に去っていく中、スクリーンにはどんとの姿が映し出される。
「カーニバル」を弾き語るどんと、まるで今日のライブのトリを飾っているようだ。
映像がBGMに変わり、フロアが明るくなる。でもお客さんは誰も帰らず、曲にあわせてみんなで手拍子。
手拍子がアンコールの拍手に変わると、kyOnとさちほが再びステージに登場。
さちほは「感動させてもらってます。だって終わったのにみんなここに居るんだもん」と言い、
「また来年、会いたいな」と言い残して二人は去って行った。
時間は20時30分、ちょっと短めだったけれども、年に一度のお祭り、堪能しました。
まだ時間も早いので、行きつけの「鳥升」で一杯。
おいしいつまみと熱燗で、今日のライブを思い出しながら、気持ちよく過ごしたのでした。
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