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2007年2月27日 (火)

CD「STAR★CRAZY」ヴァージンVS

Virginvsstarcrazyフォークの重鎮あがた森魚が率いるブリキ・ポップ・テクノ・バンド「ヴァージンVS」のセカンドアルバム。なんとなく懐かしいメロディーラインに独特のブリキ・サウンドがマッチして、なんとも言えない世界を醸し出している。のちに「うる星やつら」の主題歌「星空サイクリング」となる「コズミック・サイクラー」が、収録されているのがやっぱり目玉なのかな。でもトータルでみても、楽しめる一枚であることは間違いない。

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2007年2月26日 (月)

CD「 飢餓々々帰郷 遠藤ミチロウの軌跡」遠藤ミチロウ

Endomichirokigakigakikyo遠藤ミチロウ監修による、メジャーデビュー25周年記念BOXセット。CD3枚に渡り、デビューから現在までの軌跡がベスト収録されている。初CD化の平沢進(P-MODEL)+THE STALINの2人よる「飢餓々々帰郷」、初公開の法政大学ライヴ、初CD化の「死目祟目」からの3曲などのレア音源もあり。DVDはTHE STALINの1981年慶応大学でのライヴ、1982年ニューイヤー・ロックフェスティバル、「オデッセイ・1985・SEX」のプロモーションビデオ等、涙モノの映像ばかり。これを買わずして、遠藤ミチロウは語れない!

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2007年2月25日 (日)

CD「HIROMIC WORLD FIRST・LIVE・ALBUM」太田裕美

Ohtahiromihiromicworld1985年2月25日リリースの太田裕美唯一のライブアルバム。テクノポップに走っていた時代だけあって、「雨だれ」も「赤いハイヒール」も「木綿のハンカチーフ」も、あっと驚くようなアレンジになっている。バックで演奏しているのはPINKらしく、やっぱり後半に向けてのテクノ全開の曲がぴったりハマっている。このアルバムもCDは入手困難だけど、オークションでなんとか入手することが出来た。この後、太田裕美は結婚~出産と私生活のイベントが続き、しばらくアーティスト活動を停止するが、20世紀末から徐々に活動を再開し、現在ではコンスタントにライブを行っている。

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2007年2月24日 (土)

CD「 I do, You do あなたらしく、わたしらしく」太田裕美

Ohtahiromiidoyoudo太田裕美の1983年10月1日リリースのアルバム。太田裕美は、松本 隆・筒美京平とのゴールデントリオでフォーク調のしっとりとした曲を唄っていた時代、来生えつ子・浜田金吾・荒井由美・大瀧詠一などと組んでカラっとしたポップな曲を唄っていた時代、ニューヨークから帰国してテクノに走った時代に分けられるが、このアルバムはテクノ時代のもの。ファンの間では賛否両論あるのもうなづけるが、私ははっきり言って好き。CDはとっても入手困難なんだけど、オークションでなんとか手に入れた。80年代の懐かしいテクノサウンドに、太田裕美の甘い声がとっても気持ちイイ!

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2007年2月21日 (水)

CD「NEXT GATE 2006」TAKAKO & THE CRAZY BOYS

Takakocrazyboysnextgate20062006年に復活した白井貴子-TAKAKO & THE CRAZY BOYSのアルバム。2枚組でDISC.1はベスト&レアトラック&新曲、DISC.2は1986年8月9日西武球場でのライブ。ポップだけどハードなRock'n'Rollが、これでもかというばかりに炸裂している。あれから20年・・・。日本は世界は、どんどん変わって行ったけれども、シンプルなRock'n'Rollは変わらない。復活したTAKAKO & THE CRAZY BOYSが、これからどんな活躍をしてくれるのか楽しみである。まずは9月に発売されるというニューアルバムに期待したい。

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2007年2月17日 (土)

TAKAKO & THE CRAZY BOYS「NEXT GATE 2007」渋谷 duo MUSIC EXCHANGE

いつもならこれでおしまいなんだけど、今回はそれで終わらない。
今日は渋谷duo MUSIC EXCHANGEで、白井貴子 & THE CRAZY BOYSのライブがあるのだ。
16時に品川に到着して、山手線で渋谷へ。しばらく時間を潰したあと、開場時間の17時前に会場へ。
整理番号149番だったけど、最前列ステージ向かって左端、スピーカー前の席をキープ。
開演時間が近づくにつれて、フロアはお客さんでいっぱいになる。

予定より少し遅れて18時10分過ぎ、SE「Theme For Next Gate」と共にメンバー登場。
貴子はカッターシャツにジーンズのミニスカートというスタイル。
一曲目は「Rabbit Footをつかまえて」、続いて「Raspberry Gun」。お客さんは総立ちで、ノリまくる。
挨拶をはさんで、「Together」「PRINCESS TIFFA」。
前回のライブを振り返って、「前回はスゴい楽しかった、でもちょっと長いって言われましてですね、
できるだけコンパクトにいきたいと思います」と言いつつも、
「だからってすぐ帰るわけじゃないわけじゃないから安心して」と一言。
そして新曲「愛の剣」「Lucky Someday」を二曲続けて演奏。

ここでご歓談タイムということで、メンバーひとりひとりを紹介しながらトークに花を咲かす。
アコースティックセットで「Have A Good Day」を演奏し、ひとまずメンバーは退場。
ステージにひとり残った貴子はスクラップブックを取り出し、
オールナイトニッポン」でリスナーから貰ったハガキをディスクジョッキー風に紹介。
THE CRAZY BOYSに対する思いをひとしきり語ったあと、ギターの弾き語りで「輝きは草原の中に」。
途中からメンバーが演奏に加わり、続いて「Sing」を演奏。

「COLOR FIELD」から再びお客さんは総立ちとなり、
「Chance!」「Japanese -Boys & Girls- ~ 内気なMy Boy ~ Japanese -Boys & Girls-」
「今夜はIt's Allright」「Rock Tonight」と怒涛の流れで大盛り上がり。
最後はもうこの曲しかないという感じで、「Next Gate」。ここでひとまずメンバーは退場。

アンコールに応えて、再びメンバーがステージに登場。“THE CRAZY BOYS”と書かれた旗がたなびく。
前回のAXと今日のduoの模様がDVDになるという話と、9月にはニューアルバムを出すという話をはさんで、
「昔から応援してくれているみんなに、「A Friend Of Mine」を唄ってくれたら私は泣いちゃうという人が
たくさん居た」という話から、「A Friend Of Mine」をアカペラで披露。
「あと何曲かやろうかなと思います」と言いながら「Someday」、
「もう一曲アップテンポいきます」と「みんなに知って欲しいこと」を続けて演奏。
「どうもありがとう。思い切り、おなかの底から叫んでくれましたか~?」と言い、
20年前に作った曲だけどフルメンバーでステージで演るのは初めてという「Fantastic Voyage」。
最後はメンバー全員一列に並んで、カーテンコール。盛大な拍手の中、メンバーは去っていった。
時間は20時25分、約2時間15分のライブ。思いっきり盛り上がって、とても楽しかった。

いい加減疲れていたのでどうしようかと思ったんだけど、百軒店にある「鳥升」の支店へ行ってみた。
1階は10人ほどが座れるカウンターのみで、2階は座敷がある模様。
常連さんみたいな人が多くて、端っこに座って地味に飲む。
でも焼鳥は本店と同じく、とっても美味しかった。
1時間ほど居て、そのあとカレーの匂いに誘われて「フラヌール」という店に入る。
メニューを見るとカレーが載っていないので驚いたんだけど、
カレーに飽きたお客さん用のメニューということで、しっかりカレーにありつくことが出来た。
マスターも気さくで面白くて、なかなかいい感じ。
22時前にはおひらきにして、長かった今回の旅はようやく終了。

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大阪(その2)

10時半過ぎにチェックアウトして、しばらくあたりをブラブラ。
アメリカ村にある「タワレコ」に行ったら、閉店してた。
意外と広い店舗で品揃えも良くて、けっこう好きだったのにな・・・ 残念!
とんべえ」というお好み焼き屋を見つけて、入ってみる。
店員さんが目の前で焼いてくれて、熱々のところを“こて”で食べる。
ホントに大満足。かなり人気のようで、店を出る頃には行列が出来てた。
店を出ると、雨がポツポツ。筋肉痛なのか足も痛かったので、予定を切り上げて新大阪へ。
新幹線の予約を早めて、13時30分ののぞみで東京へと戻る。

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2007年2月16日 (金)

新神戸(その2)~大阪(その1)

8時前には目覚めて、テレビを観ながらしばらくウダウダ。
10時10分ごろチェックアウトして、生田神社へ行ってみる。
なんのことはない神社だけど、明日ここで陣内智則藤原紀香が結婚式を挙げるのだ。
今日のところは、「明日は終日閉鎖します」という立て看板のみが目立つばかりだったけど。
10時半には地下鉄に乗り込み、電車を乗り継いで11時8分には有馬温泉に到着。
平日の温泉街、ほどほどにひなびた雰囲気がイイ。。。
前回は「金の湯」に入ったので、今回は「銀の湯」に入ってみることにした。
550円を支払って、いざ浴場へ。お客さんは数人だけで、ゆったりと入ることが出来た。
透明なお湯がとっても気持ちいい。1時間ほどのんびりと満喫する。
風呂あがり、しばらくあたりを散策。鳥地獄・虫地獄というところに行ってみたけど、なんてことなかった。
駅前に戻って、六甲ビールを飲みながらひと休み。13時25分の電車に乗り込む。
20070216_1021

新開地から阪急神戸線に乗り継ぎ、梅田から御堂筋線を経由してなんばに到着したのは15時過ぎ。
道頓堀の「づぼらや」で、てっちり・てっさ・焼きふぐなどを食べながらひれ酒を堪能する。
1時間以上飲み喰いして、17時にホテル「ル・ボテジュール ナンバ」へチェックイン。
しばらく爆睡して、21時に再び外出。いい加減疲れてたので、以前行ったことのあるマッサージ屋「癒し」へ。
60分コースで、心ゆくまでタイ式マッサージを堪能。とっても気持ち良かった。。。
それからいつも行く居酒屋「たよし」で、ふぐの唐揚やどて焼きをつまみに泡盛や焼酎を飲む。
22時半ごろ店を出て、しばらく夜の街をブラブラ。
かすうどんを食べて24時半過ぎにホテルへ戻る。

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2007年2月15日 (木)

新神戸(その1)

今日から4日間、ちょっと遅くてちょっと短い夏休み。
というわけで、10時33分ののぞみに乗って神戸へと向かう。
JRのエクスプレス予約のポイントが貯まってたので、指定席料金でグリーン車に乗りこむ。
いつもより広いシートでビールを片手に弁当をパクつき、ゆったりのんびり快適な旅。
同じ車両に朝丘雪路が乗っていた。う~ん、やっぱりキレイだなぁ~。
なんて言ってるうちに、13時24分に新神戸に到着。
地下鉄で三宮まで行き、JR山陽本線に乗り換え14時7分に舞子駅へ到着。
明石海峡大橋に行こうとするが、ものすごい強風で歩くのに一苦労。
どうにかたどり着いて、舞子海上プロムナードという回遊式遊歩道に登ってみる。
海上47メートルの高さでしかも吹き抜けなので、なかなかスリリング。。。
でも風が強すぎて、いまいち満喫できなかった。
それから海岸をブラブラと歩いて、山陽垂水駅まで行く。
15時25分の山陽本線に乗り込み、20分ほどで新開地へ到着。
20070215_1442

しばらく新開地のアーケードをブラブラ。
赤ひげ」という立ち呑みの串カツ屋を見つけて、ビールを飲みながら何本かつまむ。
それからJRの線路に沿って歩き、神戸から元町を経由して三宮へ到着。
既に19時だったので、今夜の宿「北上ホテルANNEX」にチェックイン。
ちょっとレトロな雰囲気だけど、なかなかいい感じのホテル。
歩きつかれたので、しばらく部屋でのんびりしてから、21時に再び外出。
あれこれ飲み屋を探すが、いまいちピンとくる店が見当たらず。
30分ほどブラブラして、けっきょく「がんこ」に落ち着く。
のれそれの造りや焼きふぐ、そして寿司をつまみながら、ビールや日本酒を飲む。
22時半にはラストオーダーということで、ちょっと物足りない感じを残しつつ店をあとにする。
それからまた飲み直そうかと思ったんだけど、なんだかその気になれず。
ドッコ」というカレー屋を見つけて、気のいいマスターと話をしながらカレーでしめる。
ホテルに戻ったのは、けっきょく24時近く。テレビを観ながら、いつの間にかツブれる。

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2007年2月 8日 (木)

太田裕美「始まりは“まごころ”だった。」SHIBUYA-AX

今日は、SHIBUYA-AX太田裕美のコンサート。
太田裕美を前回観たのは去年の2月3日だから、ちょうど1年ぶりということになる。
というわけで楽しみにしてたのに、夕方からの会議が長引いてやきもき。。。
なんとか18時前には終わって、急いで会場へと向かう。
けっきょく会場に着いたのは、19時ちょうど。なんとか間に合った。
今日は1階も座席指定。ぎっしりと超満員の中、自分の席1階I列17番に座る。
ステージ向かってほぼ真ん中だけど、けっこう後方なのでちょっと観づらい。
ステージ中央にはグランドピアノ。それを囲むように機材がセッティングされている。

開演予定の19時を10分ほど過ぎて、SEがニューアルバムの曲「道」に変わる。
その中をKeyboard:古川初穂、Guitar:西海 孝、Guitar&Bass&Percussion&B.Harp:松田幸一
そして白いドレスの裕美ちゃん登場。
まずはピアノの弾き語りで、ファーストアルバム「まごころ」メドレー。
「幸福ゆき~やさしさを下さい~グレー&ブルー~夏の扉~あなたに夢中~雨だれ」を続けて演奏。
「今日は発売記念ライブなので、アルバムを中心にお届けしたいと思ってます」と挨拶したあと、
ちょっと硬い会場の雰囲気を察したのか「みなさん緊張してますか?」とお客さんを気遣う。
そしてニューアルバムから「プラハ」「なないろの仲直り」をハンドマイクで唄い、MC。
今回のアルバムはいろいろな人に曲を提供してもらっているので、曲にまつわるエピソードも豊富。
再びピアノに向かって、「Do I Do, You Do」「星屑」を唄う。

ここでゲストのBaby Booが登場。Baby Booは5人組の男性コーラスグループ。
しばらくトークに花を咲かせたあと、Baby Booのナンバーから「一歩ずつの勇気」。
そして、今回の曲作りに関する話から「真夜中のラブレター」。
Baby Booはここで退場し、裕美ちゃんは再びピアノの前に座る。
ニューアルバムと構成が似ているからと、アルバム「12ページの詩集」から
「最後の一葉」と「君と歩いた青春」を続けて演奏。う~ん、このあたりの曲はやっぱりイイなぁ。。。
続いてもうひとりのゲスト、ハナレグミの永積タカシが登場。
出逢ったときの話やハナレグミのファンだという話をしてから、ハナレグミの名曲「さよならCOLOR」。
そして今度はハナレグミが太田裕美のファンだという話から、書きおろしの「きみはぼくのともだち」。

「今回のアルバムは私が幸せになるために作らせてもらった」という話をしたあと、バンドメンバー紹介。
そしてギターの弾き語りでYO-KINGが作った「すぐに君の声を」、
ピアノの弾き語りでポルノグラフィティBEGINとの合作「君が言った ほんとの事」を続けて演奏。
「アルバムそのまま丸ごとライブで演るっていうのは、はるか昔に銀座の博品館劇場というところで、
一週間ぶっ通し毎日アルバム2枚づつ演るっていう恐怖のコンサートがあったんですけど、それ以来・・・」
なんて話をしながら自作の曲「遠い明日」をハンドマイクで唄い、
パントマイム風な振りを交えて「夢見る頃にさよならを」をしっとりと唄いあげて終了。

アンコールの拍手に応えて、再びバンドメンバーが登場。
「さらばシベリア鉄道」のイントロとともに、赤い衣装に着替えた裕美ちゃんが飛び出してくる。
お客さんも手拍子でそれに応えて、野太い声での「裕美ちゃん」コールも飛び出す。
「はじまりは“まごころ”だった発売記念ライブ、楽しんでもらえましたか?
鼻声ですいませんでした」と、数日前に風邪をひいたことを謝りつつ挨拶。
ここで再びBaby Booのメンバーと永積タカシ、キンモクセイの伊藤俊吾がステージに登場し、
全員で「木綿のハンカチーフ」を合唱。どうも最近この曲はこういう位置づけなのかな?
ゲストは退場し、「すべての感謝の気持ちを込めて作った歌です」ということで最後は「道」。
ステージ上を飛び跳ねながら唄う裕美ちゃんは、とっても幸せそうに見えた。
そんな感じで、とっても暖かい雰囲気のライブでよかったな。。。
終了時間は21時30分、2時間以上も演っていたことになるのに、ぜんぜん長さを感じなかった。
ロビーでドリンクのビールを一気に飲み干し、サイン入りポストカード付のアルバムを買って、
大満足で会場をあとにした。

そしていつものように「鳥升」に寄って、焼鳥とポテトサラダをつまみながら日本酒を飲んだのであった。

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2007年2月 3日 (土)

CD「A TRIBUTE TO ANARCHY」オムニバス

Vatributetoanarchy1980年代を代表するジャパニーズパンクバンド「アナーキー」に捧げるカバーオムニバスアルバム。はっきり言って有名なアーティストはKENZI遠藤ミチロウぐらいなんだけど、それぞれ個性的なカバーとなっていてなかなか聴き応えがある。2枚組26曲というヴォリュームも凄いけど、やっぱり初期の頃の選曲となっているDISC.1のほうが個人的には好き。曲の良さと演奏の凄さとが相まって、ゴキゲンな出来となっている。

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