THE BLUES BROTHERS...1980年のアメリカ映画。
日本での公開は1981年3月なのだそうだが、俺は新宿のとある映画館で二番館落ちしてから観た。
James BrownやRay Charles、Aretha FranklinやCab Callowayが出演しているBlues映画。
でも何と言っても主演の二人、John Belushi & Dan Aykroyd...
Jake Blues & Elwood Bluesの破天荒なカッコ良さにしびれたのである。
THE BLUES BROTHERS BANDをバックに、黒い帽子に黒いサングラス、
黒いスーツで唄い踊るその姿。。。まだ高校生だった俺に、強烈なインパクトを残した。
そんなTHE BLUES BROTHERS BANDが来日して、青山「Blue Note TOKYO」でライブ。
既にJakeもElwoodも居ないけど、やっぱり観ておかないとなぁ~と思い、
休みをとって気合を入れてライブに臨むことにした。
15時から入場整理番号配布というので、14時前には家を出て表参道へと向かう。
ちょっと迷ってしまったけれども、15時ちょっと前に会場に到着。
あたりがシーンと静まり返っているので「もしや一番乗り?」と思ったのも束の間、
地下1階におりると大勢の人が並んでいた。
ほどなくして入場整理番号の配布が始まり、11番をゲットすることが出来た。
ライブ開始は21時30分・・・あと6時間以上あるので、時間をツブしに渋谷へ。
映画でも観ようと、初めて通る道を通って「アミューズCQN」へと向かう。
怪しかった空模様がとうとう崩れて、雨が降り出したころにギリギリすべり込む。
そして、15時55分開映の「アンフェア THE MOVIE」を観ることにした。
水曜日はサービスDAYということで、入場料1000円だったのでラッキー。
でもそのせいかとっても混んでて、スクリーン向かってやや右寄りの席となる。
「アンフェア」ってテレビじゃ観たことなかったんだけど、なかなかスリリングで面白かったな。
18時には終わって、まだまだ時間はあるので宮益坂の「DoCoMoショップ」へ。
バッテリーが充電できなくなっていたので、交換してもらった。
同一機種を二年以上使うと、無料で交換してくれるというのが嬉しい。
などと言いつつ、「そろそろ機種替えようかなぁ~」なんて思ってるわけだが。。。
そろそろお腹も空いたので、近くの「和幸」でとんかつを食べる。
とんかつなんて、なんだかとっても久しぶり・・・満喫する。
のんびりと食べても、まだ19時過ぎ。時間をツブしに「TOWER RECORDS」へ。
珍しくBOOKフロアを見てまわる。懐かしい「東京トンガリキッズ」の文庫本があったので購入。
意外と早く時間が過ぎ20時15分になったので、再び「Blue Note TOKYO」へと向かう。
今度は迷わず、20時40分ごろ会場に到着。予定どおり20時50分に開場となる。
店員さんに案内されて、フロアへと進む。「どの席がいいですか?」と訊かれ、
迷わず「前のほう」と答える。そしてステージ向かってやや右の一番前のテーブルにつく。
同席はちょっと年配のカップルと、ひとりで来ていた若い女性。
ズブロッカのロックを飲んでいると、あっという間にライブの開演時間。
予定より少し遅れて、21時35分開演。
まずはHorn SectionのLarry "Dog Bone" Farrell (Trombone)、
Steve "Catfish" Howerd (Trumpet)、
そしてオリジナルメンバーのLou "Blue Lou" Marini (Sax)が登場。
続いて、Lee "Funkytime" Finkelstein (Drums)、Eric "The Red" Udel (Bass)、
Anthony "Rusty" Cloud (Keyboards)、Smokin John Tropea (Guitar)、
そしてSteve "The Colonel" Cropper (Guitar)が登場。
Steve Cropperをこんなマジカで観られるなんて、思ってもみなかった。。。
このメンツにJohn Tropeaというのも、なかなか意外だったけど。
そしていよいよ演奏開始。
まずはインストで「GREEN ONIONS」を演奏したあと「PETER GUNN THEME - SOUL FINGER」と続き、
「GIMME SOME LOVIN'」に乗っていよいよフロントマン二人の登場。
Rob "The Honeydripper" Paparozzi (Vocal, Harp)と
Tommy "Pipes" McDonnell (Vocal, Harp)、
黒い帽子に黒いサングラス、そして黒いスーツでキメている。
Elwood役(役と言っていいのか?)のRobはイメージ的にけっこうハマてったけど、
Jake役(役と言っていいのか?)のTommyはちょっとイメージ違うかなぁ~?
でもまぁそんな野暮なことは言いっこナシで、いまのTHE BLUES BROTHERSを楽しみたい。
それからは聴き覚えのあるメロディーが続けざまに飛び出してくる。
椅子に座ったままではあるけれど、みんな大盛り上がりで楽しんでいる。
中盤の「SHOTGUN BLUES」ではRobがソロで唄い、Harpを吹きながら客席の間を歩きまわる。
続く「MINNIE THE MOOCHER」ではTommyが白の燕尾服に着替えて、Cab Callowayばりに唄い踊る。
再び二人揃って、「SWEET HOME CHICAGO」。お客さんも煽られて、一気に総立ち。
そして「SOUL MAN」でみんな大合唱。俺もRobからマイクを向けられ、シャウトする。
最後は「CAN'T TURN YOU LOOSE」のメロディーに乗って、フロントマン二人は退場。
BANDメンバーはお客さんと握手をして、名残惜しそうにステージを去る。
アンコール、メンバー紹介に続いて「WHO'S MAKING LOVE」。
そして、「EVERYBODY NEEDS SOMEBODY TO LOVE」。
途中、コール&レスポンスもあったりして、会場全体で盛り上がる。
最後は、再び「CAN'T TURN YOU LOOSE」で終了。
とにかく久しぶりに我を忘れて楽しんだ・・・という感じ。
時間は既に23時2分。余韻を楽しむのもそこそこに、会場をあとにした。
【Setlists】
M01. GREEN ONIONS
M02. PETER GUNN THEME - SOUL FINGER
M03. GIMME SOME LOVIN'
M04. SHE CAUGHT THE KATY
M05. LOOKING FOR A FOX
M06. MESSIN' WITH THE KID
M07. SHAKE A TAIL FEATHER
M08. FLIP, FLOP, FLY
M09. SHOTGUN BLUES
M10. MINNIE THE MOOCHER
M11. SWEET HOME CHICAGO
M12. SOUL MAN - CAN'T TURN YOU LOOSE
Encore
EN1. WHO'S MAKING LOVE
EN2. EVERYBODY NEEDS SOMEBODY TO LOVE - CAN'T TURN YOU LOOSE
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