仲井戸麗市「ラジオ・スターの夜劇 777」大阪 Shangri-La
朝、9時半過ぎにチェックアウトして、9時57分の東海道・山陽本線快速に乗り大阪へと向かう。
途中、明石や神戸で降りようかとも思ったんだけど、既に切符も買ってたのでそのまま直行。
11時に大阪に到着して、まずは今日の会場「Shangri-La」に行ってみる。
地図を頼りに歩いてみたけど、梅田はいまいち勝手がわからず迷ってしまった。
なんとか持ち直して、けっきょく30分ほどかけて会場に到着。
ヤシの木にかこまれたガラス張りのおしゃれな店。なんだかちょっと雰囲気が違うな~。
斜め前には、梅田スカイビルがそびえ立っている。
ふたつのビルが横に並らび、最上階でつながって門のような形になっている建物。
いつも電車から見ていて気になってたので、行ってみることにした。
展望台の入場料が700円というのにはちょっと躊躇したが、意を決してのぼってみる。
チケット売場の3階から35階まではシースルーエレベーター、
そこから39階まではビルとビルとをたすき掛けに結ぶシースルーエスカレーター、
そしてさらにエスカレーターで40階の屋内展望台へとのぼる。
地上170メートルということで、大阪の街並みがよく見える。ちょっと曇り気味だったのが残念。。。
階段でさらに上にあがると屋上展望台。これはなかなかの迫力。
地上170メートルから“ナマ”で下を見おろすというのは、あまり体験できないからね。
なんだかんだで既に12時半になっていたので、お昼でも食べようとビルの地下へ。
「滝見小路」というレトロな街並みが売りの飲食店街。
お昼どきだったからどこも混んでて、ここで食べるのは断念して、御堂筋線で難波へと向かう。
13時前には難波へと到着し、千日前にある「矢車」でお好み焼きを堪能した。
チェックインにはまだ早い時間だったので、あたりをブラブラ。
15時半に今夜泊まる「ル・ボテジュール ナンバ」にチェックイン。
しばらくテレビを観ながら、のんびりと部屋でくつろぐ。
17時半に再び部屋を出て、御堂筋線に乗って梅田へ。
今度はすんなりと余裕を持って会場に到着。会場前には既に大勢の人。
「15分遅れで開場できるよう準備中」と言いつつ、店の人が整理番号を呼び上げる。
自分は整理番号28番だったけど、最終的には170番くらいまで呼んでいたかな?
17時45分に開場。ステージ向かってやや右、通路際前から3列目の席をキープ。
けっこう大きな会場で、天井にはシャンデリアがぶら下がり、レトロな雰囲気。
流れるBGMにあわせてミラーボールがまわり、なんとも言えない感じである。
予定より遅れて、18時40分開演。まずは「チームCHABO 777」のリーダーという人が挨拶。
CHABOを大阪に呼んだ経緯とかをしばらく語り、いよいよCHABOを呼び込む。
“777”にちなんで、なんと「ウルトラセブン」のテーマに乗って登場。
CHABOは今回のライブが実現するまでのいきさつを話して、ステージ向かって右に置かれた椅子に座る。
一部はディスクジョッキーということで、おしゃべりをしながらCDをかけていく。
ステージ後方の壁には、今かけている曲のアルバムジャケットが映し出されるという趣向。
「家でラジオを聴いてる・・・とまではいかないけど、楽しくゆっくり聴いてくれ」と言いながら、
まずは“雨特集”ということで、Tom Waits、Charley Patton、
Nina Simone、The Lovin' Spoonfulを選曲。
訳詩の朗読を交えながら・・・というのが、なんともCHABOらしい。
続いてRingo Starr、星にまつわる曲ということでLos Indios Tabajaras、
そしてエッセイ集「一枚のレコードから」のエッセイを読みながらJoan Baez、Little Featをかける。
それからStevie Wonder、Santana、詩の朗読をはさんでJoni Mitchell、
最後は映画「That’s Entertainment!」から「雨に唄えば」。
曲がかかっている間に机と椅子は片付けられ、ライブのセッティングが整う。時間は20時25分。
ギターを手に登場したCHABOは、流れている「雨に唄えば」にあわせてギターを弾き出す。
しばらくメロディーを口ずさんだあと、古井戸の同名異曲「雨に唄えば」を続けて演奏。
終盤はお客さんのコーラスをバックに、「Let's Singin' In The Rain」のフレーズを唄いまくる。
ここからは通常の進行になり、「Sweet Home 大阪Shangri-La」。
ものすごい盛り上がりに、「おぉ~アポロ劇場みたい」と嬉しそうなCHABO。
「一部のDJタイム、みんなじっとして聴いてたから、発散したくてしょうがないんだ」との一言は笑えた。
そして「唄うつもりなかったんだけど、急に唄いたくなっちゃって」と言いながら、「ホームタウン」。
大阪の「三木楽器」でもらったというGibsonの赤いアコースティックギターを手にとって、
「飲んだくれジョニイ」をちょっと演ったあと、今日のために作った曲「DJソング」を披露。
「ちょうどいま外出ると、やっぱり雨は降ってないのかな?」と言いながら、「BLUE MOON」。
初めて来た「Shangri-La」の印象を語ったあと、「チームCHABO 777」のリクエストで“星にまつわる曲”。
CHABOが選んだのは、なんと橋 幸夫&吉永小百合の「いつでも夢を」。
かなり意外な選曲だったけど、ほんわかとした雰囲気がかなりピッタリとハマってました。
もう一曲は、荒木一郎の「空に星があるように」。これまたちょっと意外な選曲だったかな。
「エレキやってもいいかな?」と言ってから、カラオケといっしょに「スーパードライバー5月4日」。
そして、同じくエレキで「陽気にやろうぜ」をぶちかます。
「なんかもうずいぶんShangri-Laにいるような気がする」と話していると、
お客さんから突然「いつか笑える日」のリクエスト。
どうなることかと思いきや、リクエストに応えてフルコーラスで演奏するという大サービス。
続いて「他人にあげた曲、記念に演るよ~」と言いながら、矢野真紀に書いた「Good Time」。
「In My Life~Oh My Love」をつま弾き、「Hey Jude」のSEをはさんで「夏に続く午後」を演奏。
ポエトリーリーディング「風樹」のあと、続いて「ガルシアの風」。
途中から暗くなったフロアをミラーボールが照らし出す様子は、なんとも言えない雰囲気だった。
「サンキュー、チームCHABO」と言い残して、CHABOはステージ横のドアから退場。
アンコール、まずは「Walking by myself」から。
「Shangri-La」のステージはけっこう高いんだけど、かまわず客席に乱入してギターを弾きまくる。
ストローハットをかぶって「トンボとかとりたくなるね」と言いながら、「ティーンエイジャー」。
土曜日だからおまけということで、「映画に行こう」を演奏。
そして、アコギのカラオケをバックに「Feel Like Going Home」をしっとりと聴かせる。
ひとしきりスタッフに感謝の言葉を述べて、最後は「Hobo's Lullaby」で終了。
「What a Wonderful World」が流れ、お客さんはスタンディングオベーション。
前列のお客さんとハイタッチして、CHABOはステージ横のドアから去って行った。
22時40分終了、実に4時間に及ぶステージ。いつものライブと違う構成で、とっても大満足。
イベントタイトルにちなんで、バグルスの「ラジオスターの悲劇」が流れる中、会場をあとにした。
梅田で飲もうかとも思ったんだけど、店がよくわからないので御堂筋線で難波へと戻る。
そして行きつけの「たよし」で、串カツなどを食べながら飲む。
0時も過ぎたので、これまた行きつけのマッサージ「癒し」へと行ってみる。
でもあいにく満員だというので、試しになんば店に電話してみた。
0時15分から予約がとれたので、タイ式古式マッサージを受ける。
ちょっと痛かったけど、とってもスッキリした。
既に1時過ぎ過ぎだったので、「雷ラーメン」という店で醤油とんこつラーメンを食べてホテルに戻る。
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