VA「ハイテクノロジー・スーサイド CD発売記念ライブ」渋谷CLUB QUATTRO
今日は、初めて国領に出社した。
初めての経験にいろんなこと感じながらも、なんとかやり過ごして17時半過ぎには退社。
それからいったん家に戻り、スーツを脱ぎ捨て私服に着替える。
今夜は渋谷CLUB QUATTROで、「ハイテクノロジー・スーサイド CD発売記念ライブ」があるのだ。
18時30分開演だけれども、けっきょく家を出たのがそれくらいの時間。
会場に着いたのは、19時20分ぐらいになってしまった。。。
フロアに入ると、ATTACK HAUSというバンドが演奏していた。
男と女のツインヴォーカルに、ギター、ベース兼キーボード、ドラムという5人編成のバンド。
いわゆる“最近の音”って感じで、あんまり好きなタイプじゃないわな。
フロア内はほどよく満員という感じ。ビールを飲みつつ、後方の一段高くなったところから見物。
最初はステージ向かって左側にいたんだけど、柱が邪魔なので右側に移動。
なかなかよく見えてゴキゲンなポジションをキープ。
なんてことしているうちに、19時45分にATTACK HAUSの演奏は終了。
セットチェンジが始まり、ステージには犬神サーカス団のメンバーの姿が。。。
次が犬神ということは、一番目に登場したのはED WOODSだった模様。
どんなバンドかは知らないけど、まぁこれで見たいバンドは全部見れるので遅刻は帳消しかな。
19時54分から犬神サーカス団の演奏スタート。
時間の都合なのか、いつもの赤い幟がないのでなんかヘンな感じ。
だけど演奏はいつもどおり。凶子さんのパワフルなヴォーカルに、かっちりとした音がからみつく。
ハイテクのカバー「南無阿弥陀仏」に始まり、「鬱病の道化師」「死にタイム~自殺の唄」、
新曲「光と影のトッカータ」を交えて「白痴」で終了。
ずいぶんと時間が短くて、20時18分まで約25分のステージ。
この流れでいくと「いぬん堂のネバーマインドケロヨン掲示板」での予告どおり、
次はコケシドールだと思ってステージ前へと移動。
一夜限りの復活を果たしたコケシドールに、本家の遠藤ミチロウが加わるのだから気合も入るってもんだ。
20時30分、いよいよ演奏開始。
社長が出てきて、「ビル+戸川純降板記念!一夜限りのコケシファイト!」と絶叫する。
それからはもう大騒ぎ。ブタの頭が飛び交い、ビールのシャワーが降り、モッシュとダイブの嵐。
何故だかパイプ椅子やマイクスタンドまでもが、アタマの上を通り過ぎていく。
ステージからは、コケシマーク入りのコケティッシュが大量にバラ撒かれる。
ミチロウは、「アーチスト~マリアンヌ」から登場。ニット帽をかぶったその顔には、あのメイク。
そして着ているのは、赤$文字の黒Tシャツ。まるであの頃のようなルックス。
やっぱり本家は違うなぁ~。とってもカッコいい。社長はひとまずサブヴォーカルにまわる。
ミチロウは久々に手にするであろうブタの頭にキスをして、客に向かって投げつける。
歌詞が怪しいところもあったけど、
「猟奇ハンター」「下水道のペテン師」「ロマンチスト」と唄ってミチロウは退場。
再び社長がメインヴォーカルとなり、「燃えつくせ!」「解剖室」「撲殺」「メシ喰わせろ!」。
最後はミヤマGt.の銀四郎とかがギターを弾き、メンバーはマイクを手に絶叫。
社長は全裸になってフロアへダイブ。大混乱のうちに21時5分、ライブは幕を閉じた。
久々に何もかも忘れて大暴れして、とっても楽しかった。。。
【コケシドール:セットリスト】
M01. コケシファイト!
M02. 冷蔵庫
M03. サル
M04. アレルギー
M05. 365
M06. 愛してやるよ
M07. 豚に真珠
M08. Bird
M09. GASS
M10. アーチスト~マリアンヌ [Vo.遠藤ミチロウ]
M11. 猟奇ハンター [Vo.遠藤ミチロウ]
M12. 下水道のペテン師 [Vo.遠藤ミチロウ]
M13. ロマンチスト [Vo.遠藤ミチロウ]
M14. 燃えつくせ!
M15. 解剖室
M16. 撲殺
M17. メシ喰わせろ!
嵐が過ぎ去り、乾いた喉をビールで潤しながら再びまったりモードに突入。
21時08分、ハイテクのギタリストMINATOの紹介で、蛭子能収がステージに登場。
エレキギターを抱えて椅子に腰掛け、ポエトリーリーディング。
「詩を朗読します」と言い、「ヘッドバンギング・エイリアン」「DIE×DIE=16」「切り裂きジャップ」を淡々と朗読。
最後には「うわぁ~っ!」と叫び出して、ギターを床に叩きつけて破壊。
う~ん、なんだかスゴいもの観てしまった。あっという間だったけど、とっても印象的だった。
ほどなくして、ステージには全身金粉を塗りたくった女性2名と男性1名が登場。
金粉芸者(from.大駱駝艦)というらしい。ハイテクの曲にあわせて、怪しげな舞踏を踊る。
唖然として観ているうちに、3曲ほど踊って終了。
21時38分、犬神サーカス団の凶子さんが再び登場し、「さぁ~あんたたち、次はお待ちかね。
誰が出るだかわかるわね。今日ヤツらね、未来の姿を見してくれるらしいわよ」と紹介。
ステージにはベースのツージーQと、それから・・・ドラム、ギター、キーボード、ヴォーカルはみんな老人?
まさに「未来のハイテクノロジー・スーサイド」ということらしい。
「GOD SPEED YOU SILVER EMPEROA」「HAVE A NICE DIE!」を演奏しているフリをしたのだが、
特にヴォーカルはメイクまでバッチリ決めて、なかなかイカしていた。
ツージーQが「来年はフジロックに出ます。ではみなさん、さようなら」と言い残して退場。
何故か下半身むき出しの男が、「これをもちまして全て終了となりました。ありがとうございました」と挨拶。
本気なのか冗談なのかわからずに、「出てこい!」「金返せ!」と騒然とした雰囲気になる。
だけどすぐに、ドラム、ベース、キーボード、ギター、そしてヴォーカルのバカ社長が登場。
バカ社長はいつものように、赤いトロージャン頭に白塗りメイク、手には五寸釘バット。
「ブチ殺せ!」の叫びとともに、演奏が開始される。
こんな綺麗な会場でいったい何をやらかすのかと、期待と不安が入り混じる。
まずはクラッカーを発射し、マイクスタンドを折り曲げる。
そして五寸釘でトゲトゲになった拡声器で、叫ぶように唄いまくる。
さぁこれからだと思っていたら、バカ社長がドラムにダイブ。ドラムセットがバラバラになる。
サイレンとノイズが鳴り響く中、キーボードがバラバラに破壊され、ギターが床に叩きつけられてライブは終了。
あっという間の出来事。。。わずか5曲、約13分のライブ。ホントにあっけなかった。
最後にツージーQが「世界の平和を願って」と言いながら、股間から白い鳩を飛ばす。
ちょうど22時、これで本日のライブはすべて終了。
やっぱり今日は、コケシドールにぜんぶ持って行かれたという感じだった。
【ハイテクノロジー・スーサイド:セットリスト】
M01. 右脳でブチ殺せ!
M02. KKKKK-黄色い体と血液の神様革命団-
M03. 骨
M04. 公開自殺宣言
M05. DIVE INTO MY BODY
ライブのあと、久しぶりに「山家」に行ってみることにした。
ビールはちょっと飲み飽きたので、最初から黒ホッピーをグビグビ。
鳥盛りとしめさばとポテトサラダをつまみに、中身も二杯おかわり。
23時過ぎの電車に乗って帰宅。
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