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2007年7月28日 (土)

ケラ&ザ・シンセサイザーズ+時効警察「TOKYO PORCUPINE COLLECTION 2007」渋谷CLUB QUATTRO

今日は渋谷CLUB QUATTROへ、「TOKYO PORCUPINE COLLECTION 2007」を観に行った。
特にノーチェックだったんだけど、ケラ&ザ・シンセサイザーズが活動休止するというので急遽参戦。
土曜日ということもあってなのか、少々早めの17時開場・18時開演。
整理番号276番だったので、開場時間は無視して17時45分ごろ会場に到着。
超満員というわけではなく、ほど良い感じの埋まり具合。いいねぇ~こういうの。
でもステージ前はけっこうびっしりだったので、一段上のフロアのステージ向かって右側をキープ。

18時ちょうど、まずはフロントアクトのHONDALADYが登場。
HONDALADYと言いつつも、ヴォーカルとDJの男性二人組み。
唄いまくり踊りまくりで、元気のいいパフォーマンスを披露する。
こういうのって、テクノポップというよりもテクノなのかな? あんまり好きな感じじゃなかった。
有頂天の「HAPPY SLEEP」のカバーは嬉しかったけど。。。25分ほどで終了。

18時半、ザ・シンセサイザーズをバックにテンガロンハットをかぶった犬山イヌコが登場。
「14年ぶりに「inu cafe」というアルバムを出しまして、こういうライブハウスで唄うのも
14年ぶりでございます」と言いつつ、アルバムからの曲を披露。
もともと声に特徴のある人だけど、サウンドも独特な「インディーズ」の香りがした。
数曲でザ・シンセサイザーズは退場し、それからはゲストが入れ替わり立ち替わりで
アコースティックな演奏が繰り広げられる。
組み合わせは、犬山イヌコ&みのすけ、犬山イヌコ&みのすけ&曾我泰久
みのすけ&曾我泰久、みのすけ&曾我泰久&首藤健祐といったところ。
犬山とみのすけはとっても懐かしいけど、それ以上に曾我泰久が懐かしい。
みんなまだバリバリ活動しているので本人達は怒るでしょうが、
かたや初期ナゴムに欠かせないメンバー、かたやTHE GOOD-BYEですからね。
今日の客層にとっては、演奏がちょっと地味すぎたような気がしましたが。。。
約50分の演奏、19時20分に終了。

19時25分、レトロなSEが流れる中、いよいよザ・シンセサイザーズのメンバーが登場。
Drums、Bass、Keyboards、Guitar、そしてGuitar:三浦俊一、Vocal:ケラという編成。
オレンジのラインが入った白いビニールのツナギを全員着ている。
「オードリー・ヘプバーン泥棒」から「Too Late Jonee」「やっつけ仕事」「MEANING OF LOVE」と
立て続けに4曲演奏して、ケラはCLUB CITTAのタオルで汗をぬぐい「じゃぁ一時間休憩します」と一言。
渋谷のスパが爆発した話とか、ZARD日本武道館コンサートの話とか、ウィラードラフィンノーズの話とか、
布袋町蔵を殴った話とか、あいかわらずブラックだけど笑える話を繰り広げる。
そして、「15頭の容赦ない象」「猫と和尚さんと象」「ニュース」を続けて演奏する。

ここで「僕らがずっと有頂天のころから、レコード会社のあとを追っかけまわしている」という紹介で、
黒いシルクハットをかぶり黒いTシャツを着たムーンライダーズ鈴木慶一が登場。
ソロアルバムから「GOD SAVE THE MEN」を唄い、体調の話とか飲みの話とかをしばし。
「だいたい有頂天は、盛り上がる曲はだいたい他人の曲なんですよ。
「心の旅」がいままで一番たくさん唄った曲っていうのはちょっとどうかと、
このあいだ吉田栄作さんと話をしてたんですけど・・・」という話をしてから「君はGANなのだ」。
すいません、この曲がカバーとは知りませんでした。。。
オリジナルの迫力をみざまざと見せつけて、鈴木慶一は退場。

「もっとRockな曲を立て続けに、もうひとりのゲストをお迎えします」という紹介で、
クリ坊に扮した犬山イヌコが登場。クシャクシャにまるめた曲順表を譜面台にセット。
ケラと掛け合い漫才のようなやりとりを交えて、「ゆうきをもて」「なにか」「むしの一生」「王様」を唄う。
続く「たべもの」では、「時効警察」三日月しずかの衣装で麻生久美子が登場。
「子供のころサリガニ喰ってた」とケラに紹介され、「人生初で最後かもしれないライブなんで、
よろしくお願いします。すいません、なんか間違えたら」と可愛らしく挨拶。
「しゃくなげの花」を、いきなり声をつまらせてやり直しつつも唄いあげる。
「三日月のイメージを払拭しないと女優生命にかかわるね」とケラに言われ、
「今日で忘れてください」と言いながら「月見そばのうた」。
唄い終わって退場しようとすると、再び演奏が始まるというのを二回繰り返す。
早め亭・多め亭のおばちゃんに扮した犬山イヌコが登場し、しばし三日月しずかとやり取り。
客席にいる霧山くん(オダギリジョー)をステージにあげようとするも、
「無理無理無理無理!」と固辞されてそのままに。

入れ替わるように、旧メンバーのDrums:CHAKO、Bass:FIREがここで登場。
セットチェンジに時間がかかってしまったため、「有頂天のナマのライブを観たことある方?」
「有頂天とウィラードとラフィンノーズが3バンドでやったら観に来たいという人?」等の質問をして、
お客さんに手をあげさせる。ちなみに有頂天のナマのライブを観たことある人は、全体の1/4ぐらいだった。
ようやく準備が整い、「ゴメンナサイ」「贅沢な骨」「メアリー・パンプキン・ヘッド」「夜のスポーツ」を
旧メンバーとともに続けて演奏。
再び現在のメンバーとなり、メンバー紹介から活動休止にあたっての話へ。
それぞれ音楽活動は続けていくので、ネットでリサーチして来てくれというような話。
そして「Lives」「フリークスも人間も~点子ちゃんの人間賛歌~」「さよならのセオリー」
「神様とその他の変種」と続けて演奏し、最後は「ハッピー/アンラッキー」で終了。

アンコール、メンバーが先に登場して「Drive To Tokyo」を演奏する中、ケラが登場。
カッコよく唄いだそうとしたが、歌詞カードを見失って中断してやりなおし。
続いて、「シュルシュルシュール」。懐かしのナンバーに、懐かしのノリで応える。
あっという間に終了して、2回目のアンコール「フィニッシュ・ソング」へと突入。
出だしでマイクの音が出なくなるというアクシデントがありながらも、バッチリとキメてみせる。
続いて3回目のアンコールは、もうこれしかナイという「心の旅」。
曲間の変拍子のところで、本日の出演者全員が続々とステージに登場。
オダギリジョーもカメラ片手に一瞬登場したけど、一言も話さずにひっそりと退場。
ラストは全員で大合唱して、21時45分過ぎに全て終了。
4時間近くにおよぶ長いライブでちょっと疲れたけど、とっても楽しめました。

帰りには久しぶりに「鳥升」に寄って、焼鳥といっしょにビールと日本酒で打ち上げ。
23時閉店のため、1時間弱で切り上げる。

【セットリスト】
M01. オードリー・ヘプバーン泥棒
M02. Too Late Jonee
M03. やっつけ仕事
M04. MEANING OF LOVE
M05. 15頭の容赦ない象
M06. 猫と和尚さんと象
M07. ニュース
M08. GOD SAVE THE MEN(with 鈴木慶一)
M09. 君はGANなのだ(with 鈴木慶一)
M10. ゆうきをもて(with 犬山イヌコ)
M11. なにか(with 犬山イヌコ)
M12. むしの一生(with 犬山イヌコ)
M13. 王様(with 犬山イヌコ)
M14. たべもの(with 犬山イヌコ、麻生久美子)
M15. しゃくなげの花(with 麻生久美子)
M16. 月見そばのうた(with 麻生久美子)
M17. ゴメンナサイ(with CHAKO、FIRE)
M18. 贅沢な骨(with CHAKO、FIRE)
M19. メアリー・パンプキン・ヘッド(with CHAKO、FIRE)
M20. 夜のスポーツ(with CHAKO、FIRE)
M21. Lives
M22. フリークスも人間も~点子ちゃんの人間賛歌~
M23. さよならのセオリー
M24. 神様とその他の変種
M25. ハッピー/アンラッキー

Encore1
EN1. Drive To Tokyo
EN2. シュルシュルシュール
Encore2
EN3. フィニッシュ・ソング
Encore3
EN4. 心の旅

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