フィギュアスケート「フレンズ オン アイス 2007」新横浜プリンスホテルスケートセンター
今日は、新横浜プリンスホテルスケートセンターへ「フレンズ オン アイス 2007」を観に行った。
「フレンズ オン アイス」とは、昨年から始まった荒川静香が主催するアイスショー。
個人的には4月以来のフィギュアスケート観戦、新横浜プリンスホテルスケートセンターへは3度目の来場。
京王線と横浜線とを乗り継いで、新横浜駅に到着したのは16時ちょっと前。
駅からしばらく歩いて、会場に到着。既に開場していたので、そのまま会場内へ。
うだるような暑さの中を歩いてきたので、ひんやりとした空気がとっても気持ちいい。
席は、スーパーアリーナ席北側1列9番。リンク上に設けられた席の最前列である。
いつもなら北側は選手の入場ゲートになっているんだけど、今日は全て客席。
席数も多めに設定されているのか、リンクの長さがとっても短く感じる。
予定より少し遅れて、16時35分開演。
南側の両サイドから選手が入場して、リンクの四隅にスタンバイ。
ひとりずつ紹介を受けながら、「四季」に乗って少しずつ演技を披露して退場。
一番目の演技は、鈴木明子。良くも悪くも・・・な感じで、あんまり印象に残らなかった。
続いて、井上怜奈&ジョン・ボールドウィンのペア。いつも思うんだけど、ペアの演技はとっても大変そう。
リフトとかスローとかダイナミックな技の連続で、女性も男性もものすごく体力使うんだろうな。
恩田美栄は、シスターのコスチュームで登場。ロングスカートでかなり滑りにくそうだったけど、
おんちゃんのキャラにぴったりハマった演技だった。おんちゃんはこういう感じが似合っているなぁ。
本田武史は「ゴッドファーザーのテーマ」に乗せて、ハードボイルドな演技。
思い切りキザにフィニッシュを決めると、この曲の振付をしたという宮本賢二が登場。
なんだかんだとやりとりしたあと、二人でいっしょに演技。とってもダイナミックな滑りに感動。
中野友加里は、エキゾチックな曲と衣装で余裕の滑り。彼女のドーナツスピンはやっぱり美しいです。
田村岳斗は、初めてみる選手だけどとってもカッコよかった。
なんでも久々のアイスショー登場ということで、普段はスケートの先生をしているらしい。
ここまで演技の前には場内が暗転し、これから滑る選手のコメントが流れていたのだが、
ここでいきなり荒川静香の演技が始まる。曲は「If I Had My Way」。
2004年の世界選手権で優勝した際のエキシビションナンバーとのこと。
ピンクの衣装で滑るしーちゃんはとても美しかった。全身に光り輝くオーラが漂っている。
滑り終えたあと、しーちゃんはマイクをとって、曲にまつわるエピソードを話す。
そして振付をしてくれたという佐藤有香を紹介。そのまま演技が開始される。
佐藤有香は大ベテランという感じで、安定感のある演技が印象的だった。
第一部の演技はこれでひとまず終了し、スポンサーの商品券とTシャツが6名に当たる抽選会。
進行は本田武史、宮本賢二、恩田美栄、そして愛犬ティラミスを抱いた荒川静香。
ちょっとグダグダ気味の進行が、手作り感一杯でかえって良かったかも。。。
残念ながら私は当選することなく、第一部は17時35分に終了。
リンク調整のため15分の休憩をはさんで、17時57分から第二部の開始。
まばゆいミラーボールの光に包まれて、
キッズスケーター2名が高橋大輔と中野友加里にエスコートされて登場。
鈴木明子、佐藤有香、井上怜奈&ジョン・ボールドウィン、荒川静香も加わって「You Raise Me Up」を滑る。
未来のトップスケーターをみんなで盛り立てるという内容だったけど、
トリノでお馴染みのブルーの衣装でイナバウワーを決めたしーちゃんがやっぱりイチバンだった。
後半戦は、再び登場の田村岳斗から。ロッキーになりきって、縄跳びや腕立て伏せをする演技。
最後は南側の階段を駆け登ってガッツポーズ。はじけた演技が、とっても楽しかった。
恩田美栄も負けじと、楽しませる演技。短い丈の浴衣姿で登場して、童謡をバックに滑る。
途中、客席にお菓子を投げ込むというパフォーマンスもあり、これまたおんちゃんにぴったりだった。
本田武史は“今度結婚します”という紹介を受けて、「世界の中心で愛を叫ぶ」を披露。
スローナンバーに円熟の滑りが、ピタリとハマっていました。
クィン・パン&ジャン・トンの中国ペアは、これまたダイナミックな演技。
ふたりの息がぴったり合って、次々と技をキメまくっていた。
エヴァン・ライサチェックは、「Carmen」の演技。このナンバーを演るのは、今回が最後とのこと。
長身に長い手足で滑る姿は、やはり世界のトップレベルを感じさせるものでした。
高橋大輔は、「Bachelorette」を披露。すっかり安定感の出てきた滑りで、魅了してくれた。
そしてラストは、荒川静香。黒い衣装で「Fly me to the moon」を滑る。
宮本賢二が振付したというこの曲、これまでのしーちゃんのイメージとはちょっと違った感じ。
それでも難なく自分の世界にしてしまっているところが、しーちゃんの凄いところ。
とっても堪能させて頂きました。。。
天井からシャボン玉が舞い降りてきて、エンディングへと突入。
出演者全員がリンクに登場して、「Fly me to the moon」を楽しそうに滑りまくる。
リンクの四方から銀テープが発射されて、とっても華やかな雰囲気。
ラストの全員でのスピンは、とっても素晴らしくて鳥肌モノでした。
DJの「まだ観たくありませんか?」という声に応えて、そのままフィナーレへ。
しーちゃんと中野が手を取り合ってのダブルイナバウワーや、
即席でペアを組んでの滑りなど、見どころ満載のフィナーレとなった。
最後はリンクサイドにお客さんが集まり、選手がその前を周回してハンドタッチ。
他の選手が退場したあと、しーちゃんはゆっくりお客さんとスキンシップ。
私もしっかりと握手してもらいました。近くで見るしーちゃんも、これまた綺麗でした。
そんな感じで、19時にすべて終了。
ちなみに、この会場は南側が正面。演技や選手のアピールも、南側に向けてというのが多い。
今回、私は北側の席だったのでなにかと寂しい思いをしたけれど、
しーちゃんのイナバウワーがこちらに向かってくるアングルでバッチリ観れたので良かったです。
帰りはいつものように、橋本「なんで・や」に寄り道して一杯。
立ち飲みなのに、1時間半ぐらいねばってしまった。
串揚げとホッピーでお腹を満たして、22時過ぎに帰宅。
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