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2007年12月29日 (土)

麗と蘭「2007年冬季限定アコースティカルライブ「1+1」」京都 磔磔

今日と明日は、年末恒例“麗蘭”の京都磔磔ライブ。
なのに昨日遅かったので、朝起きたのは8時過ぎ・・・。
9時46分発の新幹線に乗る予定なのに大丈夫か? 大急ぎで身支度をして、東京駅へと急ぐ。
途中で切符を買うのに手間取ったりしながらも、なんとか出発5分前にホームに駆け込む。
帰省ラッシュで混雑しているのぞみ119号で、京都に着いたのは12時04分。
駅に着いたときは雨がパラついていたけれども、そのうちあがったので四条に向かって歩き出す。
東本願寺佛光寺に寄りながら歩いているうちに、お腹も空いたので蕎麦屋へ。
京都といえば、にしんそば。二日酔いの身体にとてもやさしい。

14時から「TOWER RECORDS」で“麗と蘭”のサイン会があるので、行ってみることにする。
蕎麦屋を出たとき既に14時だったので、かなり遅れて14時15分ごろ店に到着。
売場の一角に設けられたテーブルに、CHABOと蘭丸が座ってサインしていた。
集まっていたのは、全部で50人くらいだろうか・・・ もっといたかな?
なんとなくCDを買うタイミングを逸してしまったので、みんながサインをもらう様子を見守る。
25分ぐらいには終了して、拍手の中ふたりは退場。
CHABOはいろいろとお茶目なポーズをとりながら、かなり上機嫌な様子。
今夜のライブが楽しみだ。やっぱり来て良かった。

錦市場をブラブラしたあと、今夜泊まる「コープ・イン・京都」に16時過ぎチェックイン。
ちょっと古い感じのホテルだけど、値段のわりになかなか豪華な雰囲気。
しばらく休憩してから、開場時間の17時に間に合うように磔磔へ。
一年ぶりの磔磔、年末の磔磔はやっぱり独特なムードがあるな。
今日はイス席なので、開場を待つ人の数はいつもよりかなり少なく思える。
ほぼ予定どおり、17時過ぎに開場。私は整理番号41番なので、まずまずの順番。
なんとかCHABO側の前から3列目、通路際の席をキープ。
壁を彩る偉大なシンガーの看板と、ステージ上の“麗と蘭 1+1”の看板を眺めながら開演を待つ。
Chaboticket20071229

ほぼ予定どおり、18時ちょっと過ぎに開演。
SE「浪路はるかに」が流れる中、2階の楽屋からCHABOと蘭丸が階段を降りてくる。
通路際に座っていた私は、CHABOにポンポンと肩を叩かれ、ちょっと得した気分。
CHABOは黒のTシャツを着てハットをかぶり、蘭丸は黒のカラーシャツを着ている。
「ハイ!」とCHABOが一言挨拶して、いつもどおり「ミッドナイト・ブギ」から演奏はスタート。
「最後まで年末楽しんでくれぇ~」との挨拶に続いて、“来年運が良いように・・・”と「運」。
そして「もう年末、神様どうにかしてくれ~」と歌詞を変えた「たそがれSong」を、みんなで大合唱。
「土屋くんのMCも楽しんでもらいたい」というCHABOに、「今日は喋んないですよ」という蘭丸。
何故かと思えば、レコーディングをしているのだそうだ。おぉっ、これは楽しみ。。。
「どうせ、あんたら、なんも、いいこと、なかったんだろ」と、CHABOは新しいキャラクターを披露。
今回のツアーにあたって、選曲に苦労したという話から「マンボのボーイフレンド」。
演奏のあと、亀田大毅に“ZEROからやり直すんだって”と唄わせたいと語るCHABO。
「ツアー先でやってきたことを、この二日間で全部出そうと思ってる」というCHABOの言葉どおり、
今日はMCも盛りだくさん。ステージでの動きも、全部あらかじめ決まっているのだそうだ(笑)。
「I'm a BAND MAN」では親戚の集まりに関する話。蘭丸は一時期、いっさい呼ばれなかったそうな。

波の音とお客さんのフィンガースナップにあわせて「Well Alright」を演奏したあと、
蘭丸のヴォーカルで「光るゼブラのブギー」。“いなたい”ブギーという感じがしてカッコいい。
続いて、ボサノバ調の「おいしい水」。麗蘭にしては意外な曲調だけど、心地よく響いてくる。
CHABOもしきりに言っていたけど、「どうぞ人間味あふれる毎日を・・・」というフレーズがイイ。
蘭丸が唄うカバー「Rivers Of Babylon」も、なんだか懐かしい気分にさせてくれる。
そして今回のツアーのハイライトとも言える「あこがれの Southern Man」。
CHABOと蘭丸の強烈なギターバトルが、これでもかとばかりに炸裂する。
途中でBluesyな展開になるところや、「Day Tripper」「Sunshine of Your Love」のフレーズが
織り込まれるところが、あいかわらずスリリングでカッコいい。
二人だけだとステージが広いという話や、お客さんがみんな座っているという話のあと、
蘭丸がイスに腰掛けて「悲惨な争い」「SOSが鳴ってる」をシリアスなタッチで演奏。
続く「Blue Blue」は、お客さんもみんないっしょに「Yeah~! Yeah~!!」言って大騒ぎ。
演奏が終わってCHABOがギターを置くと、蘭丸が微笑みながら再びギターを弾き出し、
CHABOはハンドマイクで「Yeah~! Yeah~!!」とお客さんを煽りながらシャウトする。
前列の何人かはマイクを向けられて叫んでた。うらやましい・・・。
エンディングではCHABOがジャンプ。「相当飛びました」と蘭丸がポツリとつぶやく。
Beatlesの来日公演についてしばらく話をしたあと、ゆったりとしたテンポで「Get Back」。
最後にCHABOが「Don't Let Me Down~!!」と叫んで、演奏は終了。
お客さんの間をすり抜けて、CHABOと蘭丸は2階の楽屋へあがっていく。
Chaboplace20071229

ちょっと長めのアンコールに応えて、再び2階の楽屋から二人が降りてくる。
昼間に「TOWER RECORDS」でサイン会をしたという話から、宣伝コーナーへと続く。
Tシャツを買うと“今日明日限定でおまけつき”という大盤振舞に、お客さんがどよめく。
Gatemouth Brownがステージ終了後すぐにグッズを自分で売っていたのを真似したいという話で、
「まずは公平くんで試したい」「先輩がまず手本を見せてもらって」とお互いに譲りあうのが可笑しい。
インストの「One Plus One」が終わると、CHABOはステージを降りて楽屋へ戻るフリ。
ちょうど私のところで立ち止まったので、CHABOの腕をとってホントに引き止めるような形に。。。
再びステージに戻ると、Bluesyなイントロからスライドギターを駆使した「平和ブルース」。
いったん演奏が終了したあと、蘭丸が「CHABOさん、もっとギター!」と言い、演奏はさらに続く。
CHABOは客席に乱入し、反対側の通路を通って後方の一段高いフロアに向けてギターをかき鳴らす。
フロアは蜂の巣をつついたような騒ぎとなり、ホントにもうサイコーの瞬間。
「この街、京都のBeatを聴いたぜ~」と、リズムボックスをバックに「I Feel Beat」。
「忘れたくない、救いの神様、それはミュージック」という紹介から「ミュージック」。
盛り上がった演奏のあと、エンディングでは今度は蘭丸がジャンプ。
スタッフひとりひとりを紹介するCHABO、うっすらと涙を浮かべているようにみえた。
ラストの曲は、「Hello Good-bye」。年末といえば、この曲なしでは終われない。
ゆく年くる年・・・ 今年はいろんなことがあった。来年はどんなことがあるのだろうか?
そんな思いを馳せながら、ふたりだけで演奏する「Hello Good-bye」に耳を傾ける。
演奏が終わると同時に照明がすべて消えて、フロア内は真っ暗になる。
「悪いことばかりはありゃしない。新しい年、いい年になりますように」とCHABOは言い残し、
蘭丸とともに会場の外へと去っていった。
時間は既に21時5分過ぎ。3時間を超える、とっても充実したライブだった。

【セットリスト】
SE. 浪路はるかに
M01. ミッドナイト・ブギ
M02. 運
M03. たそがれSong
M04. マンボのボーイフレンド
M05. I'm a BAND MAN
M06. Well Alright
M07. 光るゼブラのブギー
M08. おいしい水
M09. Rivers Of Babylon
M10. あこがれの Southern Man
M11. 悲惨な争い
M12. SOSが鳴ってる
M13. Blue Blue
M14. Get Back

Encore
EN1. One Plus One
EN2. 平和ブルース
EN3. I Feel Beat
EN4. ミュージック
EN5. Hello Good-bye

お腹もすいたので、京都で行きつけの飲み屋「ぽんと」へ行ってみる。
一年前と変わらない風情、あいかわらずカッコいい主人と可愛い看板娘。
その全てが、なんだかとっても懐かしい気がする。
はもの天婦羅やゆば造りなど、京都ならではのつまみに舌鼓をうち、
“坤滴”という伏見の地酒を飲む。
23時前におひらきにして、「味味香」という店でカレーうどんを食べる。
さすがに疲れたので24時にはホテルに戻り、お酒を飲みながら眠りにつく。

夜中にトイレに行こうとしたら、ドアが開かない!
フロントに電話してホテルマンに来てもらい、なんとかオープン。
なにせ古いもので、自然とカギがかかってしまうことがあるのだそうだ。
おいおい・・・大丈夫か? 人騒がせだぜ、まったく。。。

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