« 麗と蘭「2007年冬季限定アコースティカルライブ「1+1」」京都 磔磔 | トップページ | 今年の音楽生活2007 »

2007年12月30日 (日)

麗と蘭「2007年冬季限定アコースティカルライブ「1+1」」京都 磔磔

8時過ぎに起きて、のんびりと身支度してから9時50分にチェックアウト。
ようやく起き出した街をブラブラ歩く。
11時半に三条の「がんこ」に入って、くえの薄造りや焼きふぐ、握り寿司をつまむ。
すっかりお腹いっぱいになったので、13時に店を出て京都の街を散策。
粟田神社から知恩院円山公園を経由して八坂神社でおまいり。
年の瀬の京都を、満喫することが出来た。

開場時間の16時が近づいてきたので、磔磔へと向かう。
予定どおり16時に開場して、整理番号順に入場開始。
今日の整理番号は164番だったので、ほとんど最後に入場する。
そういう意味では、今回のキャパは180人~200人ぐらいのように思える。
ステージ向かって右側の最後方、一段高くなったエリアの2列目右端に座る。
撮影用カメラの後でときどきステージが見切れてしまったけど、
後方から前の人のアタマ越しに観るよりは結果的に良かったような気がする。
Chaboticket20071230

予定より少し遅れて、17時過ぎに開演。
SE「浪路はるかに」が流れる中、2階の楽屋からCHABOと蘭丸が階段を降りてくる。
CHABOも蘭丸も、衣装は昨日と同じようだ。ライブの流れも、昨日とほぼ同じ。
いつもどおり「ミッドナイト・ブギ」から演奏はスタート。
「泣いても笑ってもくしゃみしても、とにかく今日と明日だけ今年~。
ラストのライブ、よく来てくれた~」との挨拶に続いて、CHABOがDOBROを弾く「運」。
「今年最後」「このツアーも最後」という話をしながら、「たそがれSong」をみんなで大合唱。
あまりにも前衛的な歌詞なのでボツにしておいたという「マンボのボーイフレンド」、
本当は「桜の咲く頃には海を越えて行くんだと」という歌詞だったのを、
Tom Waitsを意識して「バレンタインの頃には海を越えて行くんだと」に変えたのだそうだ。
いつものように亀田大毅と提携する(笑)という話をはさんで、「I'm a BAND MAN」。
CHABOが職業欄にバンドマンと書いたら、ファンクラブの会報に載せてくれるらしい。

“Rockにありがちなフレーズ”と言いながら、「楽しんでるか~い?」とお客さんを煽るCHABO。
みんなのフィンガースナップにあわせて、「Well Alright」を演奏。
蘭丸がヴォーカルの「光るゼブラのブギー」に続いて、ボサノバ調の「おいしい水」。
CHABOは今度は「ノってるかい?」と言い、蘭丸が「Rivers Of Babylon」を唄う。
今年最後ということで、CHABOのギターがとってもねちっこくて面白かった。
続いて、“今回の(選曲の)難問のナンバーワン”という「あこがれの Southern Man」。
この曲は、CHABOが「こんな歌、ダメかなぁ~」とはじめはボツにしたのを、
蘭丸が「面白いからやりましょう」と言って採用したのだそうだ。
確かに最初聴いたときは、「変わった曲だなぁ~」という印象があったのを覚えてる。
それが今では麗蘭に欠かせない曲になっているなんて、わからないものだな。
「悲惨な争い」「SOSが鳴ってる」を続けて演奏したあと、「Blue Blue」。
もちろん、お客さんもみんないっしょに「Yeah~! Yeah~!!」言って大騒ぎ。
演奏が終わってからも、「CHABOさん、最後です」と蘭丸が再びギターを弾き出し、
CHABOはハンドマイクで「Yeah~! Yeah~!!」とお客さんを煽りながらシャウトする。
それを2回繰り返したあと、エンディングではCHABOが狂ったように何度もジャンプ。
「今日は距離が出たと思います。浅田真央を観て、形だけじゃなく精神的にも強くなりました」
と言いながら、とっても嬉しそうなCHABO。
「僕たちはもう行かなくちゃならない」とPaul McCartneyのセリフをもじりながら、
今夜だけ特別にポエトリーリーディング「ザ・ビートルズ日本公演」を聴かせる。
そして最後に、Beatlesに教わったことを歌にしたという「Get Back」。
エンディングでCHABOが「Don't Let Me Down~!!」と叫んで、演奏は終了。
お客さんの間をすり抜けて、CHABOと蘭丸は2階の楽屋へあがっていく。
Chaboplace20071230

ちょっと長めのアンコールに応えて、再び2階の楽屋から二人が降りてくる。
蘭丸はカメラを手にして、お客さんをパチリと写す。
立ち上がってピースサインを出すスタンド席(私達の居る一段高いエリア)の私達を見て、
「修学旅行の記念撮影じゃないんだから・・・」とCHABOがポツリ。
蘭丸もこちらを見ながら、楽しそうに笑っていた。
そういう意味ではこのスタンド席、最後方ではあるけれど自由な感じで楽しめて良かったな。
アンコールではほとんど総立ちでノリまくってたし、とても楽しいスタンド席だった。
しばらく宣伝コーナーをやってから、「最後の残業やります」と、インストで「One Plus One」。
続いて「もうちょっとやるかい?」と、Bluesyなイントロから「平和ブルース」。
演奏が終了したあと、蘭丸が「CHABOさん、もっとギター!」と言い、CHABOは客席に乱入。
通路を通って、CHABOがギターを弾きながらだんだんこちらにやってくる。
我々スタンド席のお客さんは、もちろん総立ちで大騒ぎ。
ひとりひとりを指差しながら煽るCHABOは、やっぱりサイコーにRockしててカッコいい。
そして「京都のBeatをたくさん感じました」と、リズムボックスをバックに「I Feel Beat」。
「忘れたくない、救いの神様、それはミュージック」という紹介から「ミュージック」。
いつも以上に盛り上がった演奏のあと、エンディングでは蘭丸がジャンプ。
こんなにノリまくっている蘭丸を見たのは、初めてのような気がして感激。

「打ち上げの地鶏が届いてないので、もう一曲やります」と言いながら、
CHABOがスタッフひとりひとりを紹介する。今年一年の感謝を込めて・・・。
「ここ4~5年、「時代は変わる」というのを書いて、オレずっと唄っていたんだ。
最初10コーラスぐらいだったのが、あんまり何年か前から事件が多いから、
書き出したら30コーラスぐらいになって、もう書けなかった今年は。。。
いい事がたくさん起きるようになったら、また書こうかと思ってる」という話をしてから、
「来年がいい年になるのを願って」と「Hello Good-bye」。
いよいよ本当に今年もおしまい・・・という気持ちになってくる。
あと3年で麗蘭20周年という話をしてから、お互いに「末永くよろしく」と言い合う。
そして磔磔最終日にしか演らないという、年末ならではの曲「年の瀬」。
ふたりだけの演奏だけど、CHABOが真似る“南極観測隊からの祝電”や“ゆく年くる年”、
蘭丸がギターで奏でる除夜の鐘の音はバッチリ。
「よい年を」と口々に言い残して、CHABOと蘭丸は会場の外へと去っていった。
20時20分、こうして今年最後のライブは終了したのであった。
今年一年、素晴らしい音楽をありがとう。まさに“救いの神様”です。

ビールをぐっと飲み干してから、急いで四条駅まで歩き、地下鉄で京都駅に着いたのは20時45分。
弁当とお土産を買い込んで、21時11分発ののぞみ50号に乗り込む。
23時29分に東京駅に到着し、0時半ごろ自宅へ帰る。
さっきまで京都でライブを観ていた自分が、今こうして家に居る不思議。

【セットリスト】
SE. 浪路はるかに
M01. ミッドナイト・ブギ
M02. 運
M03. たそがれSong
M04. マンボのボーイフレンド
M05. I'm a BAND MAN
M06. Well Alright
M07. 光るゼブラのブギー
M08. おいしい水
M09. Rivers Of Babylon
M10. あこがれの Southern Man
M11. 悲惨な争い
M12. SOSが鳴ってる
M13. Blue Blue
M14. ポエトリーリーディング:ザ・ビートルズ日本公演
M15. Get Back

Encore
EN1. One Plus One
EN2. 平和ブルース
EN3. I Feel Beat
EN4. ミュージック
EN5. Hello Good-bye
EN6. 年の瀬

|

« 麗と蘭「2007年冬季限定アコースティカルライブ「1+1」」京都 磔磔 | トップページ | 今年の音楽生活2007 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 麗と蘭「2007年冬季限定アコースティカルライブ「1+1」」京都 磔磔:

« 麗と蘭「2007年冬季限定アコースティカルライブ「1+1」」京都 磔磔 | トップページ | 今年の音楽生活2007 »