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2007年12月 8日 (土)

VA「ジョン・レノン音楽祭2007 Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ」日本武道館

今日は日本武道館へ、「ジョン・レノン音楽祭2007 Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ」を
観に行った。
このイベントは毎年この時期に行われているけど、一回も観たことはなかった。
それがどうして今回観に行こうと思ったかというと、そう“あの人”忌野清志郎が出演するからだ。
飛び入りライブで復活の兆しを見せてはいたけれど、正式な復活ライブは今回が初めて。
しかも仲井戸麗市との共演とあっては、見逃すわけにはいかない。
というわけでチケットをとるのが遅かったので、今日はなんと立見席。
武道館の立見っていうのはどんなんだろう・・・?と、思い巡らしながら会場へ。
17時40分過ぎに会場入りして、2階席の一番上を目指す。
どの場所にしようかと考えていたら、手すりにプレートが貼ってあって指定になっていた。
私は南7番だったので、ちょうどステージが真正面に見えてなかなかの好位置。
客席はステージ斜め後の北側の座席まで開放されていて、ホントに超満員という感じ。
ステージには大きな白い幕がかかっていて、「IMAGINE PEACE」の文字が映し出されている。
20071208_1732b

予定どおり18時に開演。ジョン・レノンの1980年までの軌跡が映し出されたあと、映像が2007の数字に。
白い幕に三人のシルエットが映し出され、その幕がおりると吉井和哉奥田民生斉藤和義が立っていた。
バックバンドは、Drums:古田たかし、Bass:押葉真吾、Guitar:土屋 潔、Guitar:名越由貴夫
Keyboards:十川知司、Keyboards:和田春彦というメンツ。
演奏は「 I Want You(She’s So Heavy)」から、「Dig A Pony」「I’ve Got A Feeling」へと続く。
するとステージ左側に、ふわふわとたなびくマントが見える・・・。
えぇっ?と思っているうちに、奥田民生が「完全復活!忌野清志郎」と叫び、いきなり清志郎が登場。
マントを脱ぐと、オレンジ色のスーツに黄色のブーツ。いつもどおりの清志郎がそこにいる。
あぁ清志郎が帰ってきたんだ。ホントに帰ってきてくれたんだ。感無量である。。。
そしてパワフルな声で、「Don't Let Me Down」をシャウトする。
歌声も昔のままの清志郎。むしろパワーが充電されたのかと思うぐらい、とても力強く響いてくる。
唄い終わると、「Yeahって言えー! 武道館へよォーこそ! ゴキゲンだぜベイベー」と言い残して退場。
いきなりのクライマックスにざわめく客席をよそに、ステージは暗転してセットチェンジとなる。

それから順番にアーティストが入れ替り、2曲づつ演奏していく。
お客さんは、アリーナをふくめて全員着席したまま。このテのイベントにありがちな雰囲気かな。
トップは、くるりBeatlesのナンバーから「She Said She Said」と「Nowhere Man」を演奏。
タイトでソリッドな感じの演奏が、なかなか良かった。
続いて、BONNIE PINK。とてもFunkyな「What You Got」と「(Just Like)Starting Over」を唄う。
この人は初めて観たけど、声がハッキリしていて歌がうまいな~と思った。
ここで樹木希林が登場して、このコンサートの趣旨を紹介。
ジョン・レノンの楽曲を唄い継ぐだけでなく、世界中に学校を作るという目的があるのだそうだ。
チャリティーってちょっと苦手なんだけど、樹木希林の上手な語り口にすんなりと受け入れることが出来た。
その流れを受けて、THE SUNDAY DRIVERSが登場。
“Love”つながりで、「Love」と「Real Love」を演奏。
二人はイベントの収益で作られた学校を自費で訪問してきたそうで、スクリーンにはその映像が映し出される。
続いて、クラウス・フォアマンが紹介される。
クラウス・フォアマンとは、ジョンのアルバムでBassを弾いていた人なのだそうだ。
今日はヴォーカルに専念して、ロッカバラード「Bright It On Home To Me」を気持ち良さそうに唄っていた。

ジョンの曲をバックにしばらく映像が流れたあと、LOVE PSYCHEDELICOが登場。
「Instant Karma!」と「Across The Universe」の二曲を演奏。
LOVE PSYCHEDELICOって、こういうイベントでしか観たことないけどなかなかイイよね。
ここで再び樹木希林が二人の孫とともに登場し、「Imagine」を朗読する。
続いてCharaが登場し、「Grow Old With Me」と「Give Peace A Chance」を唄う。
Charaもこういうイベントで何回か観たけど、個人的にはあまりピンと来ないんだよな。
会場人気はかなり高かったような気がしますが、う~ん・・・なんとも言い難い。
次は斉藤和義。まずは弾き語りで「Jealous Guy」日本語バージョン、
そしてバンドをバックに「Baby It’s You」。どちらもイイ感じの演奏だった。
本人曰く“カリスマ性のない登場”の仕方で、ブラリとステージにあがったのが奥田民生。
「Slippin' And Slidin'」で、シンプルなRock'n'Rollを聴かせる。立ち上がるお客さんもちらほら。。。
さらに木村カエラが加わって、「And Your Bird Can Sing」「In My Life」を演奏。
続いて、元Yellow Monkeyの吉井和哉。
長身に紫のガウンで、「Hey Bulldog」「I'm Losing You」を唄う。
Bluesyと言うか黒っぽいと言うか、とっても雰囲気のあるパフォーマンスが良かった。
自分自身いろんな時期に助けられたという「Help!」を、バラード調で唄うのもカッコよかった。

そしてあとは、忌野清志郎 with 仲井戸麗市の登場を待つのみとなる。
ステージ後ろのスクリーンには、「Imawano Kiyoshiro with Nakaido Reichi」の文字。
待ちきれないお客さんから、「清志郎!」「CHABO!」の掛け声がかかる。
暗転したステージではセッティングが完了し、メンバーと思わしき人影がうごめく。
ステージが明るくなると同時に、演奏がスタート。
白いファーを首に巻いた清志郎、その隣にはギターを抱えたCHABO、
ドラムは新井田耕造、オルガンは厚見玲衣・・・ これはあの日観たRCサクセション。
清志郎オリジナルの日本語詞で、「Mother」を唄い上げる。
清志郎のヴォーカルに、CHABOのスライドギターがねっとりと絡みつく。
「武道館ベイベー! サンキュー帰ってきました。どうもありがとう、みんなのおかげだ」という言葉が泣かせる。
ここで、病気療養中にオノ・ヨーコから手紙をもらったという話を披露。
「復活しちゃったからね、またハードデイズが始まろうとしてるわけだ」という紹介で、
Doors風のイントロから「A Hard Day's Night」。珍しく英語の歌詞のまま唄う。
「戦争をしたがる政治家のおっさん達が世界中からいなくなることを祈りたい。
早くジョンとヨーコの理想の世界を実現しようじゃないか」と話してから「Imagine」。
今やオリジナルよりもグッとくる日本語の歌詞で、切々と唄いあげる。
いつ以来だろう・・・この曲を聴くなんて、こんな気持ちになるなんて。
間奏では、「Strawberry Fields Forever」のフレーズが盛り込まれる。
ラストは「僕らは薄着で笑っちゃう」と唄いながら、マントショーを繰り広げる。
その後で、延々とCHABOがギターソロを弾きまくる。
あっという間にゴキゲンな演奏は終了し、「どうもありがとう。愛してます」と言い残して、
清志郎はステージを去って行った。

感動的な嵐のあとの静寂をはさんで、樹木希林が登場して今日の出演者をひとりひとり呼び出す。
客席に配られていた「ONOCHORD」というペンライトで、「I love you」のメッセージをみんなでチカチカ。
武道館全体がキラキラと光で埋め尽くされ、とっても綺麗だった。
そしてみんなで、「Happy Xmas (War Is Over)」。この曲をライブで聴くのは初めて。
これまでずっと座っていたお客さんも全員立ち上がって、いっしょになって唄う。
続いて、「Power to the People」から「Give Peace a Chance」。
清志郎は、ジョンの写真が印刷された黒いTシャツを着て唄う。
こういう“みんなで唄う”というシチュエーションの中でも、清志郎の声ははっきりとわかるからスゴい。
CHABOは後のほうでギターを黙々と弾き、コーちゃんは所在なさげに立っているのがとっても“らしい”。
ここでオノ・ヨーコがステージに登場して、「日本人の念力で、世界平和を作りましょう」と語る。
最後はこれしかありません、「Imagine」。もちろん、オリジナルの英語詞バージョン。
オノ・ヨーコが出演者それぞれとハグして、全員で手をつないで深々とお辞儀。
出演者が去って暗くなった会場には「Imagine」が流れ、スクリーンには「IMAGINE PEACE」の文字。
ジョン・レノンの追悼、清志郎の復活、そして平和について考えさせられるイベントだった。
時間は既に21時20分をまわっていた。3時間半近いライブ、充実した時間だった。
20071210_2157

時間も時間だったけど、せっかくの土曜日だし、下高井戸で途中下車して「紅とん」へ。
けっこう混んでたけど、なんとか席を見つけて焼きとんとホッピー。
1時間ちょっと居座って、23時37分におひらき。

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コメント

はじめましてですね、ウラKANNは。

いいなぁー、行ったんですね。
TVのニュースで「Don't let me down~♪」と唄う姿を一瞬観て、
涙ぼろぼろでしたよ。。。

嬉しいね。

投稿: yan | 2007年12月19日 (水) 14時30分

>yanさん
はじめまして。ウラへよォーこそ!

行きましたよ~。いーだろー♪
天井にへばりついて観たので、すっごく小さい清志郎だったけど
パワーはビンビンと感じました。
TVでも観たけど、いいよねぇ~やっぱり。
BSでやるらしいよん。

うん、嬉しいね。

投稿: KANN | 2007年12月19日 (水) 21時48分

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