仲井戸麗市「monthly CHABO vol.2 と・も・だ・ち」南青山MANDALA
今日は、振替休日でお休み。
午前中は分倍河原に出かけて、「みす平飛天堂」でお盆の提灯などを買う。
いろいろ迷いながらも30分ほどで終わらせて、府中に向かって歩く。
12時過ぎてお腹も空いたので、「伊万里」という焼肉屋で食事。
上カルビ定食をたのんだんだけど、ちょっと物足りなくてハラミも追加。
生ビールもおかわりして、すっかり大満足。
14時過ぎにいったん帰宅。
17時過ぎに再び家を出て、南青山MANDALAへ仲井戸麗市の「monthly CHABO vol.2」を観に行く。
CHABOの月イチのシリーズライブ、今回は「と・も・だ・ち」と題してBassの早川岳晴との共演。
CHABOとはすっかりお馴染みの人との共演ということで、どんなライブになるのか楽しみ。
ほぼ予定どおり開場時間の18時30分に、整理番号42番で入場。
いつものように、ステージ向かって左サイドの一段高くなった席をキープ。
平日の夜だというのに、フロアはあっという間に満員となる。
フロア後方の片隅には、玲葉奈の姿も見える。
予定より少し遅れて、19時35分すぎ開演。
Beach Boysの「FRIENDS」が流れる中、CHABOが登場。
黒いロングTシャツはあいかわらずだけど、カーゴパンツを穿いているのは珍しい。
まずはひとりDOBROを手に、アップテンポなブギ「Everyday I Have The Blues」。
「一曲目はどうせ「BLUES IS ALRIGHT」だと思っていただろうから、悔しいから変えたんだ」
というのが可笑しい。まるでアンコールのような感じで盛り上がる。
挨拶に続いて早川さんを呼び込み、ここからはふたりでの演奏となる。
まずは先月のライブでも披露された新曲。同じ曲でも楽器の編成が違うとずいぶん違って聴こえる。
「アンプラグド・バージョンで」という紹介から、「いろんな思いを込めて・・・」と言って「ギブソン」。
「課題曲をどう料理するかでその人の手腕と性格を調べる」と言って、課題曲(?)の「BLUE MOON」。
波の音のSEが流れる中、「今日やる中で一番古い曲になる」という紹介で古井戸の「Wisky Romance」。
早川さんも「ウキウキ・・・」というコーラスに挑戦。CHABOにさんざん冷やかされる。
続いてアルバム「GREAT SPIRIT」から、ボサノバ調の「君に Night and Day」を演奏。
久しぶりに「ホーボーへ」を唄ったあと、前回も披露された「気分はJ.J.Cale」。
「あこがれの Southern Man」を髣髴とさせるギターとベースのユニゾンがとっても強力。
ギターを盗まれたけどまだあきらめていないという話から、
Beatlesの「While My Guitar Gently Weeps」。
CHABOのギターに対する想いがヒシヒシと感じられて、ちょっと胸が切なくなってしまった。
「これはバンドでじゃなきゃ難しいかなと思っていたけど・・・」と、「ヒッピー・ヒッピー・シェイク」。
ここではあえてリズムボックスを使わず、ギターとベースとお客さんの手拍子だけでGrooveする。
「ある時期は古井戸やRCの曲はやりたくないと思っていたけど、最近はむしろ唄いたいと思っている」と、
自分の書いた曲に対する想いを話したあと、これまたライブで演奏するのは珍しい「ジャングル」。
リズムボックスにあわせて、うねるような早川さんのベースと切り裂くようなCHABOのギターが炸裂する。
早川さんのアルバムの中からCHABOが好きだという「エソロジー」を選び、
早川さんのシブいウッドベースをバックにCHABOが「読書をする男」をリーディング。
これまたアルバム「GREAT SPIRIT」から「LULLABY」、そして「DADA」から「さまざまな自由」。
今日はなかなか珍しい選曲が続いて、ちょっと得した気分。さすが早川さん、息もピッタリだ。
「一生唄って行きたい曲のひとつなんだ」という話をして、「ガルシアの風」。
前半はポエトリーリーディング風、後半からは唄という構成。
最後は「いい夏くるぜ!」と、前回も演奏された夏らしい新曲で終了。
アンコール、まずは宣伝コーナーから。CHABOのCDと絵本に加えて、早川さんのCDも。
まだ発売日前なので、自分でジャケットを組み立てて今日持ってきたというのが笑える。
「夏だ!エレキだ!」という掛け声から、アップテンポなインストナンバーが始まる。
ローディーの鈴木マチャミさんも、アコースティックギターで演奏に加わる。
同じ編成で新曲の「Come On Let's Go」を演奏したあと、「これも課題曲だ」と「平和ブルース」。
「トシ経てったら、いろんなことわかるようになるのかと思ったら、全然そんなことはなかった。
だからオレはいろんなこと、すぐに質問しちゃうんだ・・・」という話から新曲「クエスチョン」。
リズムボックスをバックに、ちょっと乾いたスカのビートがはねる。
だけど歌詞は「幸せの量と不幸せの量じゃ、どちらが多いんだろう? この地球上では」と、
ちょっと考えさせられる内容。今日のライブの中で、最大のポイントとなる曲だったと思う。
続いて、前回から演奏されている新曲「ねぇ神様」。神様に願いが届きますように・・・。
お店のスタッフを紹介してから、最後の曲は「Hobo's Lullaby」。
早川さんはウッドベースを弓で弾き、いつもに増して胸にジーンときた。
なんだかとっても、泣けた。。。
「いい事たくさんありますように」との言葉とともに、「What a Wonderful World」が流れる。
お客さんからひまわりの花束を手渡され、とっても嬉しそうなCHABO。
「What a Wonderful World」が終わっても、柱の影から花束だけを見せて
なかなか帰ろうとしないCHABOが可笑しかった。それほど嬉しかったのかな。。。
終演時間は、22時50分。またしても約3時間のライブ。
演奏が充実していたからか、そんなに長く感じなかった。
本当は渋谷で飲みたいところだったけど、終電も気になるので、
国領まで戻って「さくらい」で飲んでから帰宅。
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