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2008年8月31日 (日)

VA「TOKYO JAZZ FESTIVAL 2008」東京国際フォーラム

今日は東京国際フォーラムへ、「TOKYO JAZZ FESTIVAL 2008」を観に行った。
「JAZZ FESTIVAL」と言っても、お目当てはSAM MOOREとSLY & THE FAMILY STONE。
どちらもBLUE NOTE TOKYOでの単独公演を観に行くか迷ってたんだけど、
このフェスでどちらも観れるというのですかさずチケットをゲットしたのだ。
「TOKYO JAZZ FESTIVAL 2008」は8月29日から31日まで行われていて、
今回は昼の部ということで、12時半には会場の東京国際フォーラムに到着。
ロビーでは黒人のバンドがFunkyな演奏を繰り広げていて、すっかりフェス気分。
しばらくその演奏を聴いてから、自分の席の1階35列69番へと向かう。
ステージ向かってやや右、ちょっと後方だけど、フロアの段差がけっこうあるのでよく見える。
ステージ上には既に機材がセットされていて、ステージ両サイドにはモニターが設置されている。

予定より少し遅れて13時05分、ROBBEN FORDの演奏が始まる。
トリオ編成のバンドで、BluesやRockからFusionっぽいものまでやや節操のない選曲。
そんなに悪くはなかったんだけど、ちょっと聴いて飽きてしまいウトウトしてしまった。
きっちりと予定どおり50分演奏して、13時55分に終了。

15分のセットチェンジのあと、14時10分からSAM MOOREのステージが始まる。
ドラム、ベース、ギター、キーボードに、ホーンセクション4人、コーラス4人の大所帯。
オープニングはバンドのみで、「Peter Gunn Theme」から。
Bassの一発目の音出しがちょっとグダグダだったのが惜しかったけど、
ジワジワとホーンが入ってくるとゾクゾクするほどのカッコよさ。これぞSoul Show!
ちょっとお洒落な雰囲気で「Hold On, I'm Comin'」が始まり、曲が後半に差し掛かった頃、
ステージ左手から白い衣装にサングラスをかけたSAM MOOREが登場。
ものすごい存在感・・・。そしてひとたび唄い出すと、そのパワフルな声量に圧倒される。
「Knock On Wood」「Soul Sister, Brown Sugar」とかのお馴染みの曲に加えて、最近の曲もちらほら。
ソウルフルなナンバーもいいけど、やっぱりスローなバラードが泣かせる。
「I Can't Turn You Loose」では、御大の号令に従ってお客さんがいっせいに立ち上がる。
「I Thank You」でコール&レスポンスして、最後の曲は「Soul Man」。
「Soul Man!」という掛け声の中、御大はステージを去って行く。
バンドの演奏はだんだんと加速を増し、15時05分にフィナーレ。

そして、いよいよSLY & THE FAMILY STONEの登場を待つばかり。
大勢のスタッフがステージにあがってセットチェンジしてるけど、ちょっと手間取っている模様。
う~ん大丈夫かなぁ~と思いつつ、ドキドキしながらセッティングが終わるのを待つ。
かなり遅れて、15時30分からいよいよ演奏開始。お客さんはいきなり総立ちで大歓迎。
バンドは、ドラム、ベース、ギター、キーボード×2、ホーン×3、女性ヴォーカルという編成。
まずはSLY抜きで「Dance To The Music」。あの演奏がライブで聴けるとは思わなかった。
続いて「Everyday People」を演奏したあと、トーキングモジュレーターで
「Don't Call Me A Nigger, Whitey」のフレーズが奏でられると、ステージ左手からSLYが登場。
金色の衣装に紫のマフラー、刈上げのパーマヘアーにサングラスで、かなりの異彩を放っている。

SLYはステージ中央のキーボードの前に座って、もごもごと唄い出す。
いくら伝説の人だからといって、こんなんで大丈夫なのかなぁ~と思っていたら、
続く「Family Affair」ではしっかりとヴォーカルをとってくれてひと安心。
でもなんとなくバンドメンバー全員がSLYの様子を窺いながら演奏している感じがして、
次は何の曲が始まるのか?どういう展開になるのか?違った意味でハラハラドキドキした。
「Sing A Simple Song」ではSLYが立ち上がり、お客さんといっしょにコール&レスポンス。
そのまま「Stand!」から「If You Want Me To Stay」へと、演奏は雪崩れ込む。
続く「I Want To Take You Higher」で、SLYはステージ上を左右に動き回りながらお客さんを煽る。
盛り上げるだけ盛り上げて、SLYはステージ左手へと消えていく。
この日、けっきょくSLYがステージに居たのは約36分間。
後日行われたソロ公演では10分ちょっとだったらしいから、けっこうトクした気分。
ステージではベースソロに続いて、バンドだけで「Thank You」を演奏。
心なしかちょっとノビノビとした演奏で、ひとまず演奏は終了。

アンコール、やはりSLYは出てきてくれなくて、バンドメンバーだけで「I Want To Take You Higher」。
メンバーひとりひとりを紹介しながら、それぞれのソロが披露される。
なんだかんだで10分以上にもなるセッション大会、いい加減ちょっとダレた気がしたのは残念。
それでも大満足の気分の中、16時40分過ぎに演奏はすべて終了。
夏の終わりに伝説のアーティストの競演が観れて、とても充実したフェスでした。

【Setlists】
M01. Dance To The Music
M02. Everyday People
M03. Don't Call Me A Nigger, Whitey
M04. Family Affair
M05. Sing A Simple Song
M06. Stand!
M07. If You Want Me To Stay
M08. I Want To Take You Higher
M09. Thank You (Falettinme Be Mice Elf Again)
~Thank You For Talkin' To Me, Africa

Encore
EN1. I Want To Take You Higher

まだ時間も早かったので、帰りに下高井戸で寄り道して「紅とん」で打ち上げ。
いつも串カツと焼とんというのもちょっと飽きたので、辛みそホルモンを頼んでみる。
雨も降り出してきたので、そこそこに切り上げて帰宅。

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2008年8月30日 (土)

CD「NO SIDE」The COMES

Comesnoside1980年代、日本のインディーPUNKシーンを颯爽と駆け抜けたバンド The COMES、最初で最後のオリジナルアルバムがめでたくCD化された。日本のPUNK史上に残る名盤と言われながらも権利関係かなにかでなかなかCD化されず、粗悪な海賊盤でしか聴けなかったのだが、21世紀になった今、こうして正規盤を手にする事が出来るとはなんとも感慨深い。内容はとことんハードコア、ハイスピードなバンドの演奏に乗せてチトセの切れの良いヴォーカルが冴える。同時期に突如発売されたライブアルバムと併せて聴くと、COMESの良さがよくわかるはず。

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2008年8月23日 (土)

調布花火大会

今日は、調布の花火大会。だけど午後から、あいにくの雨。。。
雨でも部屋の中から見るのでイイや・・・と思っていたけど、とんでもない。
雲に隠れて、花火がまったく見えない。音ばかりが、むなしく響きわたる。
雲の中で花火がいくつも炸裂して、なんだか雷雲みたいな感じ。
19時20分から20時30分まで、ずっとそんな状態でまさに不完全燃焼。
やっぱり花火は、晴れてないとツラいっすね。

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2008年8月19日 (火)

そういう人に私はなりたい

いつからだろうか・・・?
うちのマンションの入口に、ポストに投函されるチラシが散乱するようになったのは。。。
なんか汚いなぁ~と思いつつ、ずっとそのままにしていたんだけど、
さずがに我慢できずに、半月ぐらい前からちょっとづつ片付け始めた。
一生懸命片付けているそばを他の部屋の人に素通りされたりとか、
少し片付いたなと思ったらそのスペースに自転車を停められたりとか、
片付いたそばから新たにチラシを捨てられたりとかして、正直ちょっと閉口してた。
だけど昨日、ちょっと頑張って片付けをしたんだ。
そもそも、チラシを捨ててくださいと言わんばかりのゴミ箱がいけないんだと思い、
ゴミ箱の中を片付けられるだけ片付けて封印した。
でも昨日はそこまで・・・って感じで、あたりは完全にキレイになったとは言えない状態だった。

今日も続きをやらなきゃなと思いつつ帰ってきたら、あたりがすっかり片付いていた。
えぇっ? 誰がやってくれたんだろう・・・? 見違えるぐらいにキレイになってた。
正直、嬉しかったよ。。。
オレのやってきた事を、ずっと見ていてくれたのかな?
というより、もともとそういう意識を持った人がやっぱり居るんだよな。
他人のイヤがる事を、あたり前のようにやってくれる人。。。
たぶんそういう人の存在に、今まであまり気づいていなかったんだろうと思う。
今回、自分でちょっとでも片付けようと思ったからこそ、
そんな人の存在、ありがたみに気づいたんだろうね。
そういう人を見習って、わたしもちょっとでも役に立てれば・・・と思った。

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2008年8月17日 (日)

CD「もいちど遊びましょ Now & Then」増田惠子

Masudakeikomoichidoasobimashoデビュー33周年を迎えたピンク・レディーのケイちゃんこと増田惠子、実に19年ぶりのニューアルバム。当初はケイちゃんがお気に入りのナンバーを唄うカバーアルバムということだったが、ピンク・レディー時代のセルフカバー、その時代のヒット曲のカバー、そしてオリジナルの新曲という構成になっている。カバー曲の「どうぞこのまま」「グッド・バイ・マイ・ラブ」「私は泣いています」あたりもいいんだけど、オリジナルナンバーがけっこうイイ。沢田知可子が作詞したという「Spiral」とか、近田春夫が作った「もいちど遊びましょ」とかが特におすすめ。ケイちゃんの“今”にぴったりという感じ。このアルバムには、ケイちゃんの現在・過去・未来が凝縮されて詰まっている。

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2008年8月16日 (土)

CD「KIRAっとジェネレーション+SINGLE COLLECTION」ALL NIGHTERS

allnighterskirattogenerationもうかれこれ25年ぐらい前になるけど、土曜日の深夜にフジテレビで「オールナイト・フジ」という番組をやっていた。内容的には他愛もない情報バラエティという感じだったが、出演している女子大生はオールナイターズと呼ばれ、大ブームとなっていったのだ。山崎美貴・松尾羽純・深谷智子の「おかわりシスターズ」、井上明子・片岡聖子の「おあずけシスターズ)」、渡辺裕子・芳ヶ野恭子の「よまわりシスターズ」など、それぞれユニットを組んで数々のレコードを発売していった。その集大成とも言えるのがこのセカンドアルバム、このアルバムをもってひとまず頂点にのぼりつめたと言って良いだろう。そんなアルバムが、このたびCDで再発された。改めて聴いてみると、歌唱力はともかく曲はけっこうイイというのに気がつく。当時を懐かしみながら、聴いてみるのもいいものだ。

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2008年8月12日 (火)

SEX PISTOLS「~SUMMER SONIC EXTRA vol.11~」新木場 STUDIO COAST

今日は、久しぶりに休みをとった。気がついてみると、今年度初めての公休。
何度か休みはとったけれども、実は振替休日だったんだな。
そんなわけで、昼間はライブレポとかを書いて過ごす。

夕方から新木場 STUDIO COASTへ、SEX PISTOLSのライブを観に行く。
「~SUMMER SONIC EXTRA vol.11~」と題されたこのライブ、
先週末の「サマソニ」の興奮をいま一度という感じで、いやでも期待に胸が膨らむ。
布田17時24分発の京王線に乗り、市ヶ谷で有楽町線に乗り換えて、新木場へ18時26分に到着。
駅から川を渡って5分ぐらい歩くと、会場のSTUDIO COASTが見えてきた。
既に開場していたので、フロア内へと入る。入場時、よくある持ち物チェック。
今日はちょっと厳重で、チェーンとかのアクセサリは持ち込み禁止と言われてた。
STUDIO COASTは初めて来たけれど、ステージが高くてほど良い広さでとっても観やすい。
フロア後方は一段高くなっているし、2階の椅子席もステージからあまり遠くなくて観やすそうだ。
それに空調がよく効いていて、汗をかいてもすぐクールダウンできるのでとってもイイ。
今日はじっくりと観たかったので、ステージ向かって左側の前から7列目ぐらいに陣取る。
お客さんの入りはキャパの7割ぐらいのようだけど、自由に動けてなかなか快適。
ステージ上には既に機材がセットされ、後方には「Combine Harvest Tour 2008」の幕。

予定より少し遅れて、19時10分過ぎ開演。
SEの流れる中を、Steve Jones、Glen Matlock、Paul Cook、そしてJohn Lydonが登場。
ステージに投げ込まれるビールに、シニカルに毒づいてから演奏がスタート。
「Pretty Vacant」から始まり、「Seventeen」「No Feelings」「New York」と続く。
途中で帰るような素振を見せながらも、Johnはすこぶる御機嫌な様子。
「Did You No Wrong」に続いて、「Liar」「Holidays In The Sun」で一気にヒート。
今日は冷静に観るつもりだった私も、いつのまにかモッシュの渦の中に。
中盤は「Belsen Was a Gas」「Submission」「Stepping Stone」「No Fun」と、
ミディアムテンポの曲をたて続けに演奏。速いだけじゃない、こういう曲もパンクの醍醐味だね。
最後は「Problems」「God Save The Queen」「EMI」と、たたみかけるように演奏して終了。

アンコールに応えて、再びメンバーがステージに登場。
「Bodies」はイントロがちょっとズレてたけど、それがかえってパンクな感じ。
そして、「Anarchy In The UK」。思い残すことのないよう、モッシュの渦に飛び込む。
気がつくと前から2列目までたどり着き、マジカにPISTOLSを感じることが出来た。
途中でJohnはマイクをフロアに向け、みんなで「I wanna be Anarchy」の大合唱。
すっかり燃え尽きて、ひとまず演奏は終了。

Spacyなノイズが流れる中、再びメンバーがステージに登場。
「サマソニ」と同様に2回目のアンコール、「Silver Machine」が始まる。
Johnはユニオンジャック柄のパンツをズリ下げ、おしりをまる出しにする。
最後に「Road Runner」を演奏して、ライブはすべて終了。
お客さんに「Good Night! SEX PISTOLS」と何度も言わせて、上機嫌のままメンバーは去って行った。
20時40分過ぎ、夢のような時間はすべておしまい。
火照った身体を醒ましつつ歩く道に、吹く風が気持ちよかった。

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2008年8月10日 (日)

増田惠子「Now & Then~もいちど遊びましょ~ アルバム 発売記念 ライブ」丸の内 COTTON CLUB

今日は銀座「COTTON CLUB」で、増田惠子ニューアルバム発売記念ライブ。
13時25分に家を出て、14時20分には日比谷に到着。
東京国際フォーラムを通り抜けて、14時40分過ぎには会場のある東京ビルTOKIAへ。
記念撮影でもしようと「TODAY'S LIVE」のインフォメーションを見たら、「PRIVATE」になってた。。。
仕方なくあきらめて、エスカレーターで会場の「COTTON CLUB」へ。
ボーイさんに案内された座席16-4は、ステージやや右の一番後のテーブル。
でもステージがけっこう高いからか、意外とよく見える。
ジントニックを注文して、ライブが始まるのをしばし待つ。
20080810

開演10分前になると、ニューアルバムから「夢までの時間」と「Spiral」のプロモーションフィルム上映。
それが終わるとフロア内が暗くなり、予定どおり15時に開演。
ニューアルバムの収録曲「Merry & Hurry」の流れる中、まずはバンドのメンバーがステージにあがる。
杉野寿之(ds)、大本政知(b)、相原秀章(g)、鳥居克成(key)、森丘裕希(pf)、
村石有香(cho)、斉藤妙子(cho)というメンツ。けっこう大人数なんだな。
そして最後に、黒のセクシーなロングドレスでケイちゃん登場。
一年ぶりにナマで見るケイちゃんは、あいかわらず美しく輝いている。
まずはジャズアレンジの「UFO」でライブはスタート。なんとも言えない大人の雰囲気。
挨拶に続いて、ニューアルバムに込めた想いと意気込みをしばらく話す。
そして、作詞作曲が近田春夫という「もいちど遊びましょ」を披露。
ちょっと懐かしい曲調に、ケイちゃんとコーラス二人の手振りがぴったりハマって面白い。
息切れしながらも、続いては沢田知可子が作ったという「Spiral」。前向きでイイ感じの曲だ。
同じく沢田知可子作のシングル曲「奇蹟の花」を唄ったあと、椅子に腰掛けるケイちゃん。
「ちょっと腰を大事にしたいかなと思いまして」と、デビューして初めて座って唄うのだそうだ。

まずは「夢までの時間」を唄ってから、イントロに乗せてメンバー紹介。
ひとりひとりへの一言コメントが笑える。そしてそのまま、ボサノバタッチの「渚のシンドバッド」。
続いて、カバー曲の「どうぞこのまま」を唄う。カバー曲は今日のメンバーがバックだったということ、
ヴォーカルもバンドといっしょの一発録りだったことなど、レコーディングにまつわる話をしばし。
そして「グッド・バイ・マイ・ラブ」を唄うが、思い切り歌詞を飛ばし、「自分の唄に聴き惚れて・・・」と一言。
「私は泣いています」で再び立ち上がり、オリジナルアレンジで「すずめ」を唄う。
ひとしきり感謝の言葉を述べたあと、最後の曲は「Yes, My Life」。
これまたさっぱりと爽快感のある曲で、ライブのラストにはぴったりという感じ。
ほのぼのとした盛り上がりの中、ケイちゃんはステージ横に退場。

バンドメンバーはステージに残ったままアンコールの拍手が起こり、ケイちゃんが再び登場。
「唄うことが楽しくてしょうがない私です。だからアンコール、とっても嬉しいです!」と言い、
アンコールに突入。「「KEY」をお届けします」と曲紹介するが、しばらく沈黙が続く。。。
1st Stageは時間がないためアンコールは一曲なのに、2nd Stageでやる曲を紹介してしまったのだそうだ。
「間違いましたね・・・ 申し訳ございません。今のはなかったことに」と言って、
気をとり直してアンコール曲「もいちど遊びましょ」。
今日二回目の演奏だけど、お客さんもいっしょに手振りをして楽しく盛り上がった。
最後に「やっと50歳になりましたので、唄えるだけ唄っていきたいと思っています」と言い、
「それでは、帰ります」とケイちゃんはフロア後方の控室へと帰っていった。
ジャズアレンジの「UFO」が流れる中、16時15分過ぎ終了。
若干短い感じもするけど、とっても楽しいライブだった。

このあと18時30分から2nd Stageがあるし、南青山MANDALAではCHABOのライブがあるしで、
ライブのダブルヘッダーを予定していたんだけど、どちらもチケットがとれずに断念。
じゃぁ飲みにでも行こうかと思ったけど、今日は東京湾大華火祭があるので、この界隈に長居は無用。
だから下高井戸まで引き返して、17時過ぎから「紅とん」で飲み出す。
日曜の夕方にこんな感じで飲めるなんて、なんだか幸せだなぁ~。
けっきょく19時近くまで飲んで、シメに牛丼を食べて20時過ぎに帰宅。

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2008年8月 9日 (土)

VA「SUMMER SONIC 08」千葉マリンスタジアム&幕張メッセ

今日は「SUMMER SONIC 08」を観に、幕張まで出かける。
いわゆるRockフェスというヤツ、気がついてみれば今回が初めての参戦。
暑いのが苦手な私としては、真夏の炎天下で行われるRockフェスは敬遠していたんだけど、
今回はあのSEX PISTOLSが出演するということで、有無を言わさずの初参戦となったわけだ。
会場は千葉マリンスタジアムと幕張メッセなのだが、これがまた遠い。。。
9時34分発の京王線に乗って都営新宿線に乗り入れ、市ヶ谷から有楽町線、
新木場から京葉線に乗り換えて、11時03分にようやく海浜幕張に到着。
そこから歩いて、まずはチケットをリストバンドに交換しにいく。
これがマリンスタジアム側にあるもんだから、延々と歩かされていきなり汗だく・・・。
それでもリストバンド交換は意外とスムーズに済んで、もらったMAPを手に臨戦態勢。
マリンスタジアム側にMARINE STAGE、ISLAND STAGE、BEACH STAGE、
メッセ内にMOUNTAIN STAGE、DANCE STAGE、SONIC STAGEという配置。
20080809_summersonic08_map

まずはPerfumeを観ようと、DANCE STAGEへと向かう。
これがまた延々と歩かされて、開始前に会場内を一周した感じだ。
11時45分ごろDANCE STAGEに到着すると、既にフロア内は人でイッパイ。
入場規制がかかるんじゃないかという噂はあったけど、まさかこんなに人気があるとは・・・。
ステージ向かって左のほどよい位置をキープするが、あとから続々と人が入ってくる。
後からどっと人が押し寄せて、ちょっと危険な雰囲気。それでも増え続けるお客さん。
開演時間の12時30分には、完全なすし詰め状態。MCが注意をうながすが、あとの祭りという感じ。
そんな中、Perfumeが登場。エレクトリックな映像とミュージックをバックに、可愛く唄い踊る。
う~ん、なかなかいいんでないかい? MCやお客さん煽りも、なかなか面白い。
だけどやっぱり場内の状況が状況だけに、お客さんを気遣う言葉が多かった。
けっきょく4曲唄っただけ、30分で終了。不完全燃焼な感じで、ちょっと残念だった。
ちょっと酸欠気味だったので、外に出てコロナビールを飲みながらひと息。

せっかくフェスに来てそんなことばかりもしてられないので、ブラリとSONIC STAGEへ。
ちょうど13時45分から、BAND OF HORSESというバンドの演奏が始まる。
まったく予備知識がなかったんだけど、ネオサイケな感じでなかなかイイ。
しばらく聴き入ったあと、MARINE STAGE方面へと歩く。
MARINE STAGE前のSIDE SHOWで、Rolling StonesのカバーバンドTHE BEGGARSを観る。
「悪魔を憐れむ歌」はみんなおとなしく聴いてたんだけど、「Satisfaction」が始まるとみんな大騒ぎ。
総立ちで盛り上がって、なんだかとっても楽しかった。MickとKeithがいい感じでした。
あっという間に終わってしまったので、昼飯にする。たくさんの屋台の中からカレーをチョイス。
どこからか流れてくる音楽を聴きながら、コロナビールを片手にパクつく。けっこう旨くて満足。
さすがに外は暑いけどカンカン照りというわけでもないので、なかなかに気持ちいい。

お腹もいっぱいになったので、活動再開。ブラブラと近くのISLAND STAGEへ。
ここはテントみたいな造りになっていて、風通しが良くとっても気持ちいい。
15時10分から、髭(HiGE)の演奏が始まる。お客さんもけっこう入ってますね。
最近よく耳にするバンドなので観たかったんだけど、う~んまぁこんな感じですか。。。
ちょっと好みじゃなかったので、ちょっとだけ観てMARINE STAGEへ移動。
15時30分から、スタンド席でまったりとZEBRAHEADを観る。
いわゆるグランジ系というんですか、まぁ嫌いじゃないんだけどね。
MCがなんかとってもお下劣で、なんとも言えない感じでしたが・・・。
30分ほど観てから、せっかくなのでBEACH STAGEを覘いてみることに。
海に続く道をちょっと歩いて砂浜に出ると、そこにステージがあった。
海の家みたいにみんな畳に寝転がってて、なんだかとってもまったりしてた。
16時30分からのPAOLO NUTINIの演奏が始まってたけど、雰囲気だけ楽しんで引き返す。

再びメッセ側に歩いて戻って、MOUNTAIN STAGEへ。
16時45分からマキシマム ザ ホルモンの演奏が始まっていたので、ちょっと覘いてみる。
雑誌とかではよく見かけるけど、演奏は聴いたことがなかったのでこの機会に・・・。
だだっ広いフロアの中、お客さんはビッシリで、前方はモッシュですごいことになってた。
ドラムの女のコがけっこういい味出してたけど、曲調はあんまり好きな感じじゃなかったな。
20分ほどで観るのをやめて、再びMARINE STAGE方面へ向かう。
いい加減歩き疲れたので、シャトルバスに乗ってみたらこれが快適じゃないですか!
あっという間に、MARINE STAGE前に到着。

ISLAND STAGEを覘くと、17時30分からのTOKYO POLICE CLUBの演奏中。
お客さんはあんまり居なかったけど、ネオサイケな感じがなかなかイイ。
ちょっと日が暮れかけた雰囲気の中、演奏に照明が映えてとっても良かった。
18時15分ごろ終了したので、MARINE STAGEへTHE VERVEを観に行く。
今回もまったりとスタンド席に腰掛け、18時25分の開演を待つ。
THE VERVEは今回が初来日とのことで、なかなか期待度は高いみたい。
予定どおり、18時25分に演奏開始。美しくも骨太な演奏で、けっこうイイ感じだ。
暗くなって雰囲気の出てきたこともあり、ずっと見ていたかったけど20分ほどで退席。
だって、いよいよお目当てのSEX PISTOLSの演奏が始まるんだもの。
いいポジションを確保したいこともあり、19時にはバスでメッセへ戻る。

MOUNTAIN STAGEに行くと、まだLOSTPROPHETSが演奏してた。
ほどなくして終了すると、お客さんの入れ替え。その中をステージ前方へと向かう。
ステージ向かって左側の3列目をキープするも、近すぎて逆に見えないので少し後退。
まだスペースに余裕があったので、しばらく座って開演を待つ。
開演5分前ぐらいから立ち上がってスタンバイ。そして開演時間の19時40分を迎える。
とっても“らしい”SEの流れる中、いよいよSEX PISTOLSのメンバーが登場。
Steve Jonesはものすごく太ってしまっていて、ちょっとガッカリ。
Paul Cookはもともとあんな感じだったので、じいさんになってもあまり違和感ない。
Glen Matlockは爽やかなナイスミドルって雰囲気で、ある意味とってもパンクだ。
そして、John Lydon・・・。正直見るのが怖かったところもあるんだけど、
意外と普通なたたずまいでちょっと安心した。トシとったとは思うけど、全然オーケー。

「Good Evening~!」という挨拶とともに、「Pretty Vacant」からスタート。
ステージ前はもう大騒ぎで、モッシュの嵐。わたしも負けじと、その渦の中に身をゆだねる。
途中、JohnのシニカルなMCをはさみながらも、ほぼノンストップで次々と名曲が演奏される。
はっきり言って、演奏うまいなぁ~と思った。音もけっこうイイし。
パンクも長く続けると、演奏がうまくなっちゃうんだね。これが進化したパンク?
「Holidays In The Sun」で最初のピークを迎えて、「No Fun」あたりで聴かせる。
そして最後は「Problems」「God Save The Queen」「EMI」と、たたみかけるように演奏して終了。

アンコールに応えて、再びメンバーがステージに登場。
「Bodies」に続いて、もうこれしかないという「Anarchy In The UK」。
みんなでポゴダンスしながら大合唱して、メチャメチャ楽しかった。
まさかJohnを目の前にして、こんなふうに盛り上がれるなんて思わなかった。
なんとも言えない感慨にふけりながら、SEX PISTOLSのライブは終了。。。

となったほうが良かったのだが、なんともう一度メンバーがステージに。
でももう演奏する曲ないんじゃないか?と思っていたら、「Silver Machine」が始まった。
う~ん、正直テンションの下がる曲だ。。。続いてもう一曲、「Road Runner」。
はっきり言って余計なアンコールだな。この裏切り方が、SEX PISTOLSなのかもしれないけど。
途中で切り上げて、ウラでやってるSONIC STAGEのPaul Wellerを観に行けば良かったと後悔。
まぁこんなことがあるのも、ライブというわけなんだけどね。
けっきょく全てが終わったのは、21時10分過ぎ。1時間半、けっこう長く演ってたんだな。

【SEX PISTOLS Setlists】
M01. Pretty Vacant
M02. Seventeen
M03. No Feelings
M04. New York
M05. Did You No Wrong
M06. Liar
M07. Holidays In The Sun
M08. Belsen Was a Gas
M09. Submission
M10. Stepping Stone
M11. No Fun
M12. Problems
M13. God Save The Queen
M14. EMI

Encore1
EN1. Bodies
EN2. Anarchy In The UK

Encore2
EN3. Silver Machine
EN4. Road Runner

イベント自体は明日もあるけど、わたしにとっての「サマソニ」はこれでおしまい。
ほぼ一年分とも思えるぐらいの汗をかいたので、ビールを飲みながらしばらく会場前で放心状態。
海浜幕張22時15分発の大混雑する京葉線に乗り込んで、家路につく。
けっきょく帰ったのは、日付が変わる頃だったかな。。。
さすがに疲れたけど、けっこう満喫することが出来て良かったです。

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2008年8月 8日 (金)

CD「MAKO PACK -Premium- 30th Anniversary Special Edition」石野真子

Ishinomakomakopack永遠のスーパーアイドル石野真子の初のCD/DVDボックスセット。「昨日・今日・明日を記録したスペシャル・パッケージ」というだけあって、内容がすごく充実している。 LPサイズ特製ボックス仕様、全曲デジタル・リマスター、全シングル21枚のAB面完全収録、全シングル盤ジャケット復刻、シングルA面曲の“オリジナル・カラオケ”収録、貴重なTV歌唱シーンを集めたスペシャルDVD、1981年8月渋谷公会堂で行われた伝説の“さよならコンサート”をCDとDVDで収録、LPサイズ写真集、本人やゆかりの著名人によるコメント・ヒストリーを満載した豪華ブックレット。中でもやはり特筆すべきは、TV歌唱シーンを集めたスペシャルDVD。「スター誕生」や「紅白歌のベストテン」など、日本テレビの歌番組の映像が大量に収録されている。マニアの作った海賊盤DVDかと思うようなコレクションで、これを観るためだけでも“買い”のボックスセットである。

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