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2008年9月26日 (金)

SHEENA & THE ROKKETS「JAPANIK TOUR MAXIMUM」渋谷DUO MUSIC EXCHANGE

今日は、渋谷のDUO MUSIC EXCHANGEでSHEENA & THE ROKKETSのライブ。
バンド結成30周年記念というこのライブ、SPECIAL GUESTは仲井戸"CHABO"麗市だ。
会場に着いたのは、開演時間19時30分の10分前ぐらい。
椅子席は埋まっていたけれど、ステージ左横の一段高くなったフロアが空いていたのでそこに陣取る。
ステージ背面には「SHEENA & THE ROKKETS」と書かれた黒のフラッグ。
どんな感じのライブになるのか、ワクワクしながら開演を待つ。
Chaboflier20080926

予定より少し遅れて、19時40分スタート。ロケット発射のカウントダウンとともにメンバーが登場。
Drums:川嶋一秀、Bass:浅田 猛、Guitar:渡邊信之、そしてGuitar:鮎川 誠。
何気にオリジナルメンバーが揃っていたのでビックリ。
Bassの浅田 猛が復帰して、普段はBassを弾いている渡邊信之がGuitarにまわっているらしい。
お客さんはいっせいに立ち上がり、ステージ前へと押し寄せる。
まずはROKKETSのみで演奏はスタート。
「BATMAN THEME」「Rock Is Alright」「VIRUS CAPSULE」と、お馴染みのナンバーが続く。
鮎川の朴訥とした挨拶をはさんで、「ブーンブーン」のあとBluesyなインスト。
メンバー紹介に続いて、鮎川がVocalのSHEENAを呼び込む。
赤のセパレーツの衣装に、黒の皮ジャンを羽織ったSHEENAはとってもカッコいい。
ニューアルバムから「JAPANIC」「PLANET GUITAR」、そして「オー・ロンリーボーイ」。
鮎川がステージ上のパソコンを操作してリズムを流す。・・・そんな時代になったのね。
それから「恋のメニュー」「EMPTY BED」と、ニューアルバムからの曲が続く。

ここで「Oh, Welcome! From RC SUCCESSION!! CHABO!」と鮎川が叫び、CHABOが登場。
CHABOの登場とともに、お客さんがググっとステージ前に詰め寄せる。
SHEENAも「昔はライバルでした。今は最高のフレンド」と、最上級の紹介コメント。
CHABOはアロハを来てハットをかぶり、いつも通りの雰囲気でギターを手にとる。
まずはニューアルバムから「形見のネックレス」をプレイ。
CHABOは「リハーサルやらしてくんねぇ~んだよ、なんてバンドだよ~」と悪態をつきながらも、
タメのあるスライドギターを弾きまくって、とってもいい感じで溶け込んでる。
ここからはCHABOがヴォーカルをとり、「Sweet Home Shibuya DUO」。
普段はギター一本で演奏されるこの曲、バンドで聴くのもまたいい感じだ。
Guitarの渡邊にJohn Lee Hookerのテープを貰ったからと、「Boom Boom」を演奏。
そして「GuildとGibsonのバトルだ」との鮎川の言葉に続いて、「I'm A Man」。
文字通りの白熱したギターバトル、鮎川のBluesyなフレーズにCHABOのスライドがからむ。
「高校の時やっていた曲、マコちゃんもやってたはずだ」という紹介で「Time Is On My Side」。
例によって歌詞はCHABO流の日本語訳なんだけど、妙にぴったりとハマっている。
CHABOお得意の鮎川の物真似に続いて、「Sha-La-La」。
銀ラメの衣装に着替えたSHEENAが合流して、演奏に華を添える。
「最後まで楽しんでってくれ」という言葉を残して、ここでCHABOは退場。

再びSHEENA & THE ROKKETSとしての演奏がスタート。
Bo Beatに乗せて鮎川がハープを吹きながら、「どぶねずみ」を演奏。
そして、「OMAEGA HOSHII」「LAZY CRAZY BLUES」「レモンティ」とお馴染みのナンバーが続く。
ワンパターンと言われればそれまでかもしれないけど、やっぱり自然と身体が反応する。
ラストは、これまたお馴染みの「Taikutsu Na Sekai」。
「自分次第でなんだって出来る」と唄うSHEENAが、最高にカッコ良かった。
そしてギターを置いて、鮎川がトーク。
ツアーやファンクラブの宣伝に始まり、開演前に流していた曲の解説までたっぷり。
「長く喋ったので引っ込みつかん」ということで、鮎川ヴォーカルの「My Way」。
Sid Visious風のパンクバージョン、鮎川にピッタリという感じでちょっと感動。
こうしてひとまず本編は終了。

アンコールに応えて、Tシャツ姿のメンバーと赤のSTAXレーベルTシャツのCHABOが再びステージに登場。
SHEENAが「今日はCHABOと一緒に演れて最高の日です。もう、最高の友達。
清志郎も無事、生還できることを祈ってるぜ~」と言うと、鮎川があのイントロを弾きだす。
ちょっとBluesyな「雨あがりの夜空に」、SHEENA & THE ROKKETSバージョンの始まりだ。
CHABOは事前に聞いてなかったらしく、唖然としながら演奏に加わる。
それでもノリノリでギターを弾きまくり、エンディングではジャンプ!
ラストは「Johnny B. Goode」で大団円。身体全体でRock'n Rollを感じながら、ライブは終了。
時間は22時少し過ぎ。演奏時間は2時間20分ぐらい。

SHEENA & THE ROKKETSのワンマンは初めて観たけど、単純に楽しかった。
SHEENAは声がすっかり変わってしまったけれども、Rock'n Rollなフィーリングは変わらないし、
それを補うような鮎川のギターとヴォーカルが、やっぱりメチャクチャカッコいいのだ。
CHABOもそんな中にピッタリ溶け込んで、ゴキゲンなギターと唄を聴かせてくれた。
純粋にRock'n Rollを楽しむ・・・そんな空間がとっても心地良かった。

【セットリスト】
M01. BATMAN THEME
M02. Rock Is Alright
M03. VIRUS CAPSULE
M04. ブーンブーン
M05. Instrumental
M06. JAPANIC
M07. PLANET GUITAR
M08. オー・ロンリーボーイ
M09. 恋のメニュー
M10. EMPTY BED
M11. 形見のネックレス
M12. Sweet Home Shibuya DUO
M13. Boom Boom
M14. I'm A Man
M15. Time Is On My Side
M16. Sha-La-La
M17. どぶねずみ
M18. OMAEGA HOSHII
M19. LAZY CRAZY BLUES
M20. レモンティ
M21. Taikutsu Na Sekai
M22. My Way

アンコール
EN1. 雨あがりの夜空に
EN2. Johnny B. Goode

せっかくの金曜日の夜なので、渋谷駅前あたりで飲み屋を探す。
金曜だからかどこも混んでいたけど、「鳥市」に空席を見つけて落ち着く。
もつ焼きを食べながら、ビールと焼酎と日本酒。
シメに豚骨ラーメンを食べて、24時過ぎに帰宅。

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