« CD「Pat McGlynn's SCOTTIES」Pat McGlynn's SCOTTIES | トップページ | あいわからず言うことを聞かない。。。 »

2009年2月21日 (土)

Eric Clapton&Jeff Beck「ERIC CLAPTON JEFF BECK」さいたまスーパーアリーナ

今日はさいたまスーパーアリーナで、Eric ClaptonとJeff Beckのジョイントライブ。
ClaptonとBeckの共演が観れるなんて、チケット代17,000円も惜しくない(かな?)。
期待に胸を躍らせて会場に到着したのは、開演時間30分前の16時半過ぎ。
あたりは大勢の人で賑わっている。予想通りではあるけれど、年齢層は高め。
物販の前に貼ってある「ERIC CLAPTON JEFF BECK」と白文字で書かれた黒タオルが
気になりつつも、グッと我慢して何も買わずに会場内に入る。
今日の席は、スタンド200レベル9列325番。
ステージ向かって左側だけど、ステージがかなり近くてゴキゲン。
うん、まぁこれなら17,000円でも納得というところかな。
ステージは極めてシンプルなセット。色とりどりの光を放つモニターがある程度。
ステージ両サイドには、大きなスクリーンが設置されている。

予定より少し遅れて、17時10分過ぎ開演。
大歓声の中、白い衣装に実を包んだJeff Beckが登場。手にはもちろん白のストラト。
いやぁ~、めちゃめちゃカッコいいっす! 惚れ惚れします。
Jeff Beckのほかに、Drums:Vinnie Colaiuta、Bass:Tal Wilkenfeld、
Keyboards:David Sancious というメンバー。
Beckは華麗なテクニックでギターをあやつり、我々を楽しませる。
ステージ横のスクリーンに手元がアップで映し出されると、まったく目が離せない。
DrumsのVinnie Colaiutaも、どう叩いているのかわからない変態的なドラミングがスゴい。
だけどそれにも増して良かったのが、BassのTal Wilkenfeld。
まだ23歳の女性なんだけど、ブリブリと地を這うようなバッキングと、
とんでもなく華麗なソロを聴かせてくれて、本当にサイコーなのでした。

中盤ではBeckがBassのネック部分で低音をキープし、
ボディ部分でTalが高音のソロを弾くという二人羽織り演奏を披露。
超絶的なプレイの数々に、もうため息しか出ない。。。
セットリストは、3曲目で早くも「Cause We've Ended As lovers」が飛び出したり、
「Led Boots」「Blue Wind」といった代表曲もしっかり演ってくれて文句ナシ。
アンコールでは意外な選曲の「Peter Gun」を演奏して、Beckのステージは終了。
時間は18時00分を過ぎたころ、1時間弱の演奏時間ではちょっと物足りなかったかな。

休憩をはさんで、もうすぐ18時30分になろうという頃、Eric Claptonのステージ開始。
まずはClaptonがひとり登場して、アコースティックギターを抱えて「Driftin'」を演奏。
曲が終わると、バンドのメンバーがステージに登場してくる。
Drums:Abe Laboriel Jr.、Bass:Willie Weeks、Keyboards:Chris Stainton、
Backing Vocals:Sharon White、Backing Vocals:Michelle John、
Guitar&Vocals:Doyle Bramhall II というメンバー。
そのままアコースティックセットで、代表曲の「Layla」など3曲を演奏。

エレクトリックセットに突入すると、Claptonは水色のストラトをプレイ。
Doyle Bramhall IIと入れ替わりながら、Vocalも絶好調の様子。
セットリストは若干シブい感じになっていたけど、
最後は「Cocaine」と「Crossroads」との連発で、いつものようにフィナーレ。
アンコールはないまま、ステージはいよいよClaptonとBeckふたり揃っての登場を待つばかり。

19時30分、いよいよ世紀の瞬間がやってきた。
Eric ClaptonとJeff Beckが肩を並べて、楽しそうにステージに登場。
期待感でアリーナはもう爆発しそうな雰囲気。その中を演奏が始まる。
セットリストは、ちょっとシブめのBluesyな曲が中心。
それでも白のストラトと水色のストラトが絡み合うと、それだけで大興奮。
ホントにものすごい瞬間を目撃しているんだなと、しみじみと思う。

アンコールでは、Sly & The Family Stoneの「Want To Take You Higher」をインストで演奏。
大好きな曲ではあるけれど、ちょっと意外な選曲だったな。
それでも華麗なギターバトルが見れたので、まぁ良しとしよう。
そんな感じで大興奮の中、20時10分に演奏は終了。
Beckはステージに無造作にストラトを置き、蹴飛ばしながらカーテンコール。
ClaptonとBeckが肩を組んでお辞儀する姿は、なんとも感慨深いのでした。

【JEFF BECK】
M01. The Pump
M02. You Never Know
M03. Cause We've Ended As lovers
M04. Stratus
M05. Angel(footsteps)
M06. Led Boots
M07. Goodbye Pork Pie Hat / Brush With My Blues
M08. Jeff & Tal Solo
M09. Blue Wind
M10. A Day In The Life
Encore
EN1. Peter Gunn

【ERIC CLAPTON】
M01. Driftin'
M02. Layla
M03. Motherless Child
M04. Running On Faith
M05. Tell The Truth
M06. Queen Of Spade
M07. Before You Accuses Me
M08. Cocaine
M09. Crossroads

【ERIC CLAPTON JEFF BECK】
M01. You Need Love
M02. Listen Here - Compared To What
M03. Here But I'm Gone
M04. Outside Woman
M05. Brown Bird
M06. Wee Wee Baby
Encore
EN1. Want To Take You Higher

帰りは下高井戸で途中下車して、「紅とん」でビールとホッピー。
ここんとこ、なんだかよく来てるような気がするな。
1時間ほど満喫して、おひらきにする。

|

« CD「Pat McGlynn's SCOTTIES」Pat McGlynn's SCOTTIES | トップページ | あいわからず言うことを聞かない。。。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Eric Clapton&Jeff Beck「ERIC CLAPTON JEFF BECK」さいたまスーパーアリーナ:

« CD「Pat McGlynn's SCOTTIES」Pat McGlynn's SCOTTIES | トップページ | あいわからず言うことを聞かない。。。 »