仮面貴族 FIESTA 実行委員会「仮面貴族FIESTA2009」新木場1st RING
今日は新木場1st RINGへ、「仮面貴族FIESTA2009」を観に行った。
プロレスをナマで観るなんて、2001年以来、実に8年ぶりとなる。
そんなワタシの重い腰をあげさせたのは、ミル・マスカラスの来日。
ミル・マスカラスといえば、1970年代後半から全日本プロレスのマットに
夏になると必ず登場したメキシコのスペルエストレージャ“仮面貴族”である。
年齢は既に60歳を遥かに越えているはずだが、いまだに現役というのは驚き。
しかも、タッグを組むのは初代タイガーマスク、対戦相手は藤波辰爾&グラン浜田。
これはもう観に行かなくちゃと、新木場へと向かったのであった。
12時半ごろ新木場駅に到着し、駅から歩いてほどなく会場に到着。
プレハブの倉庫のような黒塗りの建物、建物の前には物販の机が並んでいる。
おぉっ、グラン浜田が座ってるぜ。なんだかドキドキするな・・・。
アレナ・シート特典のパンフレットを受け取り、会場内へと入る。
会場中央に白いリング、そのまわりを椅子が3列取り囲み、南北に4列ほどの雛壇。
キャパは全部で400人ぐらいなのだろうか、身動きもとれないぐらいびっしり埋まっている。
ワタシの席は南側ろ列13番、正面の前から2列目ということで、リングが真近に見える。
北側には花道が設けられていて、その上にはスクリーンがかけられている。
予定より少し遅れて、13時05分過ぎに開始。
全女でお馴染みだった今井良晴リングアナが、前説を行う。
さぁ、いよいよ試合開始。第1試合は、アステカ vs ガルーダ のマスクマン対決。
ちょっと懐かしい顔ぶれだけど、試合内容もあいかわらずといった感じかな。
たいした盛り上がりもなく、アステカがダイビングボディープレスでフォール勝ち。
第2試合は、風香 vs 桜花由美 の女子プロレス・プレミアムマッチ。
二人のことはテレビで観て知っていたけど、ナマで観るのは初めて。
エルボーとかキックとかがバシバシ顔面に入って、なかなか激しい試合。
女子プロレス独自のスピード感もあって、なかなかに楽しめた。
体格的には桜花が圧倒的なんだけど、風香のガッツが光る試合だった。
内容的には今日イチバンだったけど、試合時間が短くて時間切れドロー。
第3試合は、スペル・カカオ&堀口ひろみ vs ペンタゴン・バイパー&アミーゴ鈴木 のタッグマッチ。
ルチャっぽいスピーディな展開と、テクニカとルーダとがはっきりしたわかりやすい試合内容。
途中でスペル・カカオのマスクがはがされて、顔がほとんど見えてしまうハプニングもあり。
最後はスペル・カカオが、アミーゴ鈴木をラ・マヒストラルで丸めこんで終了。
試合後、スペル・カカオとペンタゴン・バイパーがマイク合戦の末、
マスカラ・コントラ・マスカラで延長戦を始めるが、何故か固く抱き合ってハッピーエンド。
ここでひとまず休憩。時間は14時をまわったぐらい。
会場の外に出ると、売店ではアステカと桜花がファンサービスしていた。
14時15分ごろ休憩が終わると、いよいよメインイベント。
まずはスクリーンに、ミル・マスカラスの軌跡とも言えるVTRが映し出される。
ジャンボ鶴田 vs ミル・マスカラス なんて、なんだか涙が出るほど懐かしいぜ。
そして、いよいよレスラー入場。まずはグラン浜田の登場、あいかわらず若々しいな。
続いて、初代タイガーマスク。前にも増して、太くなってしまった印象・・・。
でも、アニメのテーマに乗って颯爽とマントを翻してリングインする姿はカッコいい。
それから「ドラゴン・スープレックス」に乗って、“ドラゴン”藤波辰爾が入場。
あいかわらずの落ち着いた雰囲気、この人もあまり変わらない感じだ。
最後に、いよいよミル・マスカラスの入場。バック流れる曲は、もちろん「スカイハイ」。
花道でモミクチャにされるわけでもなく、すんなりと歩いて入場。
黒っぽいマスクにきらびやかなマント。リングインする際、ジャンプインしなかったのはちょっと残念。
いよいよ試合開始のゴングが鳴る。先発はタイガーマスクとグラン浜田。
マスカラスはオーバーマスクを脱ぎ忘れたのか、試合中に突如脱いで客席に投げ入れる。
タイガーからマスカラスにスイッチすると、藤波もこれに呼応してリングイン。
マスカラスはサーフボードストレッチ、アームホイップ、シザースという定番ムーブ。
さらには、加勢に来た浜田も二人まとめてラリアットでなぎ倒すパワープレイ。
最後はコーナートップから必殺のフライングボディーアタックで、浜田から完ぺきな3カウント。
わずか7分ちょっと、フライングクロスチョップも出なかったけど、いい夢見せてくれたね。。。
ラストは出場選手全員で記念撮影して、14時40分ごろにはすべて終了。
【対戦カード/試合結果】
<第1試合 華☆激提供試合 15分1本勝負>
○アステカ
(9分31秒 ダイビングボディープレス→片エビ固め)
●ガルーダ
<第2試合 女子プロレス・プレミアムマッチ 15分1本勝負>
△風香
(時間切れドロー)
△桜花由美
<第3試合 ルチャ・セミファイナル 30分1本勝負>
○スペル・カカオ、堀口ひろみ
(14分34秒 ラ・マヒストラル)
ペンタゴン・バイパー、●アミーゴ鈴木
<第4試合 ルチャ・エストレージャ~華麗なるゴールデンタイム伝説~ 60分1本勝負>
○ミル・マスカラス、初代タイガーマスク
(7分18秒 フライングボディーアタック→体固め)
藤波辰爾、●グラン浜田
まだお昼を食べてなかったので、新木場駅前の「千吉」という店でカレーうどんを食べる。
そこそこに満喫したあと、せっかくなので夢の島公園をブラブラ。
久しぶりに海を見たけど、マリーナだったのでいまいちだったかな。
1時間ほど歩きまわって、再び電車に乗って17時過ぎには帰宅。
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コメント
えー、HNは国際の末期に一度だけ来日した、ルチャドールです。
他にもエル・コバルデ、エル・ドーベルマン、ホセ・ルイス・メン
ディエタ、エローデス、エル・クルゼロなんかが来てました、
マッハ隼人のラインで呼んだんでしょうね。
本題に…新木場へ行かれたんですか\^▽^/♪
うらやましいです(・ω・)
「マスカラス=全プロレスラーのネ申」の、仮面貴族原理主義者なのに、
場所が離れすぎていて行けなかった僕は、いつもの東スポに加えて、
普段は読まないFRIDAYや、若者向きの週刊プレイボーイ
(買ったのは何十年ぶりです^^;)、ついでにDEPOMART
発行のFOTOLIBRE Numero2まで買いました。
いやー、やっぱりマスカラスはスター中のスターです!FRIDAYや
週プレなんて、最近はちっともプロレスを取り上げてくれないのに、
今回はでっかい記事ですもの\^▽^/♪
また、フィニッシュのダイビング・ボディー・アタックの綺麗な事!
初来日前に、月刊ゴングのモノクログラビアで見てたのと全く同じ。
いいなぁ\^▽^/♪
今度はマスクド・スーパースターが来るんですってね。16年前に
W★INGに来た時は、観戦できなかったから、行きたいけれど、
やっぱり東京は遠いです(-_-;)。
あのランニング・ネックブリーカー、もう一度見たいなぁ(・ω・)
投稿: ティエラ・ヴィエント・イ・フェゴ | 2009年6月19日 (金) 21時28分
>ティエラ・ヴィエント・イ・フェゴさん
コメントありがとうございます。
HNのルチャドール、すいません、勉強不足で知らないです。。。
国際の末期に、けっこうルチャドールが来日していたんですね。
国際のルチャ、観てみたかったです。
で、マスカラス。
確かに時代の流れを感じさせる場面もありましたが、
それでもやっぱりスーパースターでした。
カードを組まれたほかの3人も、すでにレジェンドと言えますが
それを圧倒するオーラがすごかったです。
FRIDAYや週刊プレイボーイに載ったんですか。
チェックすれば良かったなぁ~
ネットでいろいろ観れる時代ではありますが、
やっぱり雑誌に載ると嬉しいですよね。
マスクド・スーパースターも観たかったんですけど、
別件があって行けません。。。
プロレス黄金時代を感じさせるスーパースターを
たくさん観ておきたいところですね。
投稿: KANN | 2009年6月20日 (土) 10時13分