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2009年3月29日 (日)

仮面貴族 FIESTA 実行委員会「仮面貴族FIESTA2009」新木場1st RING

今日は新木場1st RINGへ、「仮面貴族FIESTA2009」を観に行った。
プロレスをナマで観るなんて、2001年以来、実に8年ぶりとなる。
そんなワタシの重い腰をあげさせたのは、ミル・マスカラスの来日。
ミル・マスカラスといえば、1970年代後半から全日本プロレスのマットに
夏になると必ず登場したメキシコのスペルエストレージャ“仮面貴族”である。
年齢は既に60歳を遥かに越えているはずだが、いまだに現役というのは驚き。
しかも、タッグを組むのは初代タイガーマスク、対戦相手は藤波辰爾&グラン浜田。
これはもう観に行かなくちゃと、新木場へと向かったのであった。

12時半ごろ新木場駅に到着し、駅から歩いてほどなく会場に到着。
プレハブの倉庫のような黒塗りの建物、建物の前には物販の机が並んでいる。
おぉっ、グラン浜田が座ってるぜ。なんだかドキドキするな・・・。
アレナ・シート特典のパンフレットを受け取り、会場内へと入る。
会場中央に白いリング、そのまわりを椅子が3列取り囲み、南北に4列ほどの雛壇。
キャパは全部で400人ぐらいなのだろうか、身動きもとれないぐらいびっしり埋まっている。
ワタシの席は南側ろ列13番、正面の前から2列目ということで、リングが真近に見える。
北側には花道が設けられていて、その上にはスクリーンがかけられている。

予定より少し遅れて、13時05分過ぎに開始。
全女でお馴染みだった今井良晴リングアナが、前説を行う。
さぁ、いよいよ試合開始。第1試合は、アステカ vs ガルーダ のマスクマン対決。
ちょっと懐かしい顔ぶれだけど、試合内容もあいかわらずといった感じかな。
たいした盛り上がりもなく、アステカがダイビングボディープレスでフォール勝ち。
第2試合は、風香 vs 桜花由美 の女子プロレス・プレミアムマッチ。
二人のことはテレビで観て知っていたけど、ナマで観るのは初めて。
エルボーとかキックとかがバシバシ顔面に入って、なかなか激しい試合。
女子プロレス独自のスピード感もあって、なかなかに楽しめた。
体格的には桜花が圧倒的なんだけど、風香のガッツが光る試合だった。
内容的には今日イチバンだったけど、試合時間が短くて時間切れドロー。

第3試合は、スペル・カカオ&堀口ひろみ vs ペンタゴン・バイパー&アミーゴ鈴木 のタッグマッチ。
ルチャっぽいスピーディな展開と、テクニカとルーダとがはっきりしたわかりやすい試合内容。
途中でスペル・カカオのマスクがはがされて、顔がほとんど見えてしまうハプニングもあり。
最後はスペル・カカオが、アミーゴ鈴木をラ・マヒストラルで丸めこんで終了。
試合後、スペル・カカオとペンタゴン・バイパーがマイク合戦の末、
マスカラ・コントラ・マスカラで延長戦を始めるが、何故か固く抱き合ってハッピーエンド。
ここでひとまず休憩。時間は14時をまわったぐらい。
会場の外に出ると、売店ではアステカと桜花がファンサービスしていた。

14時15分ごろ休憩が終わると、いよいよメインイベント。
まずはスクリーンに、ミル・マスカラスの軌跡とも言えるVTRが映し出される。
ジャンボ鶴田 vs ミル・マスカラス なんて、なんだか涙が出るほど懐かしいぜ。
そして、いよいよレスラー入場。まずはグラン浜田の登場、あいかわらず若々しいな。
続いて、初代タイガーマスク。前にも増して、太くなってしまった印象・・・。
でも、アニメのテーマに乗って颯爽とマントを翻してリングインする姿はカッコいい。
それから「ドラゴン・スープレックス」に乗って、“ドラゴン”藤波辰爾が入場。
あいかわらずの落ち着いた雰囲気、この人もあまり変わらない感じだ。
最後に、いよいよミル・マスカラスの入場。バック流れる曲は、もちろん「スカイハイ」。
花道でモミクチャにされるわけでもなく、すんなりと歩いて入場。
黒っぽいマスクにきらびやかなマント。リングインする際、ジャンプインしなかったのはちょっと残念。

いよいよ試合開始のゴングが鳴る。先発はタイガーマスクとグラン浜田。
マスカラスはオーバーマスクを脱ぎ忘れたのか、試合中に突如脱いで客席に投げ入れる。
タイガーからマスカラスにスイッチすると、藤波もこれに呼応してリングイン。
マスカラスはサーフボードストレッチ、アームホイップ、シザースという定番ムーブ。
さらには、加勢に来た浜田も二人まとめてラリアットでなぎ倒すパワープレイ。
最後はコーナートップから必殺のフライングボディーアタックで、浜田から完ぺきな3カウント。
わずか7分ちょっと、フライングクロスチョップも出なかったけど、いい夢見せてくれたね。。。
ラストは出場選手全員で記念撮影して、14時40分ごろにはすべて終了。

【対戦カード/試合結果】

<第1試合 華☆激提供試合 15分1本勝負>
○アステカ
(9分31秒 ダイビングボディープレス→片エビ固め)
●ガルーダ

<第2試合 女子プロレス・プレミアムマッチ 15分1本勝負>
△風香
(時間切れドロー)
△桜花由美

<第3試合 ルチャ・セミファイナル 30分1本勝負>
○スペル・カカオ、堀口ひろみ
(14分34秒 ラ・マヒストラル)
ペンタゴン・バイパー、●アミーゴ鈴木

<第4試合 ルチャ・エストレージャ~華麗なるゴールデンタイム伝説~ 60分1本勝負>
○ミル・マスカラス、初代タイガーマスク
(7分18秒 フライングボディーアタック→体固め)
藤波辰爾、●グラン浜田

まだお昼を食べてなかったので、新木場駅前の「千吉」という店でカレーうどんを食べる。
そこそこに満喫したあと、せっかくなので夢の島公園をブラブラ。
久しぶりに海を見たけど、マリーナだったのでいまいちだったかな。
1時間ほど歩きまわって、再び電車に乗って17時過ぎには帰宅。

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2009年3月24日 (火)

WBC

今日は「WORLD BASEBALL CLASSIC」の決勝戦、日本vs韓国があった。
そんなに興味があるわけじゃないけど、これだけ騒がれているとさすがに気になって、
仕事中にもかかわらず、ネットで試合の状況をチラチラと追っかけてた。
昼休みはテレビのあるお店を選んで、昼ごはんを食べながら観戦。
日本リードで迎えた9回裏、韓国に同点に追いつかれて延長戦へ。
延長10回、イチローのヒットで勝ち越しの2点追加、そのまま日本は優勝!
なんともドラマチックな展開に、ハラハラドキドキ・・・。
夜のニュースで観てると、知らない人同士がいっしょに一喜一憂してて、なんだかとっても楽しそう。
2002年、サッカーの「FIFAワールドカップ」が日本であったときを思い出した。
どうせなら休みをとって、あの輪に加わりたかったな。

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2009年3月22日 (日)

CD「The BEST OF SO-ON★G」騒音寺

Soongbest京都のロックシーンというと、どうしてもローザ・ルクセンブルグを思い出してしまうわけだが、この騒音寺というバンドも京都出身でどことなく“どんと”っぽさを感じてしまうのだ。ストレートなロックではない、どこかヒネくれた言葉使い・音使い、なんとも言えない音楽性に思わず惹きつけられる。これはベスト盤だけど、オリジナルアルバムもどんどん聴いていきたい。

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2009年3月21日 (土)

山下達郎 「Perfomance 2008-2009」 大宮ソニックシティ

今日は大宮ソニックシティで、山下達郎のコンサート「Perfomance 2008-2009」があるのだ。
17時30分開場・18時00分開演のところ、17時前には大宮に到着。
大宮に来るのも久しぶりなので、しばらくあたりを散策。
なんとなく記憶の片隅に残っている風景が、あちらこちらに顔を出す。
開演時間の15分ぐらい前に会場へ。CDを買おうと思ったけど、長蛇の列を前にあきらめる。
今日の席は、2階21列13番。2階席の最後列だけど、傾斜が急なのでステージはそれほど遠くない。
ステージ上には、「ON THE STREET CORNER」のジャケットのようなダウンタウンの風景。

達郎本人から「ネタバレの際はそれなりのご配慮を」とのお達しがあったので、
ライブの模様の詳細なレポートは当面控えておきたいと思う。
今回はNHKホールのときのようなハプニングはなかったけれども、
それだけに安定した達郎のパフォーマンスが観れてとっても良かった。
演奏は18時07分過ぎに始まって、21時15分過ぎに終了。
3時間を超える、素晴らしいライブに大満足でした。

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2009年3月20日 (金)

こんな休みの一日

今日は春分の日でお休み。朝は雨模様だったけど、昼からはポカポカといい天気。
こんな日はぼんやりと和やかに過ごすというのが、何よりもサイコーだね。
だからテレビを観ながら、やろうと思ってやってなかったコトをあれこれ済ます。
うん、なんだかいい一日だったな。

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2009年3月19日 (木)

CD「キイ」スキマノザラシ

Sukimanozarashikeyこちらも名古屋のライブハウスで偶然みかけたバンド。ヴォーカルの風貌が元サンハウスの菊にそっくりで、音も思いっきりそのテのロックという感じ。そういう意味では、ロックの王道を行くバンドのひとつで終わってしまいそうなところ。だけど一曲だけ演奏されたスローなバラードが、とんでもなく美しくて気に入ってしまいました。それだけ狙いで買った一枚。

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2009年3月16日 (月)

HANOI ROCKS 「FAREWELL TOUR OF JAPAN 2009」 赤坂 BLITZ

今日は赤坂BLITZへ、HANOI ROCKSのライブ「FAREWELL TOUR IN JAPAN 2009」を観に行った。
今日で来日公演最終日、そしてHANOI ROCKSを観るのも最後になるんだな・・・。
こんなに素晴らしいバンドが解散してしまうなんて、本当に信じられない。
赤坂BLITZは再開後初めて。せっかくなので早めに出かけて赤坂サカスをしばし探検。
最後のHANOI ROCKSをじっくり観たかったので、今日は2階の指定席A列1番。
一番前ではあるけれど、前に通路があってどうにもいまいちな構造。
手すりがちょっと邪魔だったけど、ステージは近くてよく見えたので良しとしよう。
ステージには機材が並べられ、ステージ後方の壁にはHANOI ROCKSのロゴ入りフラッグ。

予定より少し遅れて、19時10分過ぎ開演。
Sex Pistolsの「Anarchy In The U.K.」が終わり、SE「TIGHTROPE」が流れる中をメンバーが登場。
いきなり「TRAGEDY」「MALIBU BEACH NIGHTMARE」「MOTORVATIN'」と代表曲の連発。
今日はロングセットということであり、演奏される曲も先日とはかなり違うようだ。
Michael Monroeはあいかわらずよく動く。それほど広くないステージを左へ右へ前へ後へ、
ステージの左右にはお立ち台みたいのが出来ていて、何度もよじのぼって唄う。
Andy McCoyはちょっとアブない雰囲気で、ギターをひたすら弾きまくっている。

Michaelはスタンドマイクを振り回し、曲のエンディングで何度も床に叩きつける。
間奏ではBlues Harpを吹き、Saxを吹き、とにかくカッコよくて言うことナシ。
ミネラルウォーターのペットボトルをお客さんに配り、赤と白の薔薇の花をバラまく。
Andyと何やら耳打ちをしながら、次々と演奏を繰り広げていく。
「BACK TO MYSTERY CITY」「DON'T YOU EVER LEAVE ME」と代表曲はすべて網羅し、
最後は「11TH STREET KIDS」「HIGH SCHOOL」「ORIENTAL BEAT」で本編を締めくくる。

アンコールは4曲。「TAXI DRIVER」もここで演奏される。
これで最後なのかと思うと、なんとも言えないフクザツな気持ち。
MichaelとAndyは、ステージ中央でがっしりと抱き合う。
そんな光景を見ていると、なんで解散なのかな?と不思議に思う。
HANOI ROCKS最後の曲は、「UP AROUND THE BEND」。
いったんバックステージに去ったあと、Michaelが再び登場して薔薇の花をバラまく。
思いっきりジャンプして、大きく手を振りながらMichaelは去って行った。
終演時間は21時15分。アンコールの拍手はなかなか鳴り止まず、会場を去るのがツラかった。。。

【Setlists】
OSE. TIGHTROPE
M01. TRAGEDY
M02. MALIBU BEACH NIGHTMARE
M03. MOTORVATIN'
M04. BOULEVARD OF BROKEN DREAMS
M05. STREET POETRY
M06. FASHION
M07. GYPSY BOOTS
M08. UNTIL I GET YOU
M09. OBSCURED
M10. HYPERMOBILE
M11. HIGHWIRED
M12. POWER OF PERSUASION
M13. WHATCHA WANT
M14. CAFE AVENUE
M15. SELF DESTRUCTION BLUES
M16. BACK TO MYSTERY CITY
M17. A DAY LATE, A DOLLAR SHORT
M18. I CAN'T GET IT
M19. WORLDSHAKER
M20. CHEYENNE - DON'T YOU EVER LEAVE ME
M21. DELIRIOUS
M22. PROBLEM CHILD
M23. 11TH STREET KIDS
M24. HIGH SCHOOL
M25. ORIENTAL BEAT
Encore
EN1. THIS ONE'S FOR ROCK'N'ROLL
EN2. PEOPLE LIKE ME
EN3. TAXI DRIVER
EN4. UP AROUND THE BEND
ESE. FUMBLEFOOT AND BUSY BEE

せっかく赤坂に来たので、ふと目についた「もつ焼き三六(みろく)」という立ち呑み屋に入る。
なんのことはないもつ焼きのお店なんだけど、もつ焼きがめちゃくちゃ旨い。
店員さんの応対もとってもいい感じで、是非ともまた来たいと思う店だった。
1時間ほど飲み食いして、23時半過ぎに国領へと戻る。
フリーバケーションもあと少しで終わりなので、「SHIDAX」でオールナイトのカラオケ。
もちろん最初にHANOI ROCKSを唄ったのは言うまでもない。
焼酎をガンガン飲みながら唄っていたら、途中でツブれる。

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2009年3月15日 (日)

CD「ラストダンス」カルガモネンド

Karugamonendolastdance名古屋のとあるライブハウス、たまたま観に行ったライブに彼らは出ていた。ひとむかし前のグループサウンズ、昭和の懐かしい歌謡曲を思い出させるサウンドに、すっかり夢中になってしまった。スリーピースのこのバンド、京都を中心に活動しているのだそうだが、名古屋や東京へも進出してライブを行っているのだそうだ。このアルバムは2枚目のアルバムだけど、バリエーション豊かな曲がたくさん収められていて、とっても楽しめる一枚。まだまだこういうまだ見ぬバンドっていうのが存在するんだな。

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2009年3月14日 (土)

仲井戸麗市 「Monthly CHABO vol.9 CHABO SOLO NIGHT 「小さな願い」」 南青山 MANDALA

昨日の夜から、外は台風のように激しい風と雨。
ガタガタガタガタと吹きつける風は、はっきり言って恐ろしいばかり。
それでも旅の疲れからか、7時に一度は起きたものの再び爆睡。
けっきょく9時に起きると、風と雨はおさまっていた。良かった・・・。

昼間は溜まっていた用事をいろいろと済ませ、夕方から出かける。
今日は南青山MANDALAで、仲井戸麗市の「monthly CHABO vol.9」があるのだ。
月に一度のこのシリーズライブ、毎回いろいろなゲストを迎えて行われるのだが、
今年から隔月でSOLOもやっていくということで、今回がその二回目になる。
開場時間17時の少し前に会場に到着。並んでいる人数が若干少ないように感じる。
予定どおり17時に開場。整理番号27番ということで、ステージ正面のテーブルに座る。
SOLOということで、いつもよりもステージが広く感じる。

予定より少し遅れて、18時10分過ぎに開演。
Aretha Franklinの「I Say A Little Prayer」が流れる中、水玉模様のベストを羽織ったCHABOが登場。
今日の一曲目は、「庭」。久しぶりに観るSOLOのCHABO、やっぱりイイよな。。。
「ずいぶん暑いなぁ~と思ったら、カーディガン脱いでくるの忘れたんだ」と言いながら、CHABOは挨拶。
続いて、ちょっとアップテンポで古井戸の「春たけなわ」を演奏。
「ずっと中指を負傷してて指笛が鳴らなくてイライラしてた」とCHABOは言い、指笛を何度も鳴らす。
そして、これまたちょっとアップテンポになった古井戸の「おいてきぼり」。
エンディングではCCRメドレーのおまけ。「アップテンポにしてCCRっぽく演ってみた」かららしい。
ここで今日のタイトルになっているAretha Franklinの「I Say A Little Prayer」をカバー。
選曲的にはなるほどCHABOらしいけど、Arethaの唄をどうカバーするのかとても興味深かった。
後半のめまぐるしいコードチェンジにハラハラしながらも、すっかりCHABOの唄になってた。

続いて、麗蘭のナンバーで「おいしい水」。正確には“麗と蘭”の曲なので、ここで聴けるとは思わなかった。
例によって神々しい気分になったのか何度も合掌しながら、「幼稚園はクリスチャンで、小学校は仏教でした。
何を信じていいのかわからないので、Beatlesを信じるようになりました」と言うCHABO。
久しぶりだと言いながら、Sam Cookeのカバーで「You Send Me」。
途中で「ティーンエイジャー」の歌詞が挿入されて、いつもとは逆のパターン。
「月に一回っていうのはなかなかキツかったけど、なんとかやり遂げた」というコメントに続いて、
1月に初めて演ったという新曲「サンドイッチ」を演奏。繊細な雰囲気のおだやかな曲だ。
次の曲は「ムーンライト・ドライヴ」。演奏の前後にDoorsの「Moonlight Drive」が流れるという演出。

ここからポエトリーリーディングで、
まずは「だんだんわかった」の28ページに載っているという「ドリームランド」。
歌詞シリーズということで、「Heaven」「男もつらいよ(but don't give up!)」「Well Alright」を朗読。
最後に「一枚のレコードから」から「アクシス:ボールド・アズ・ラヴ」を読んで、ポエトリーリーディングは終了。
バックに流れていたSEがまだ終わらないうちに、ギターをつま弾き「ランタン」を唄う。
ペダルワウを駆使したギターソロを弾き終え、「何年か前に清志郎と作った唄だ」と言うCHABO。
それから「仲井戸くんのワールドミュージックシリーズ」と題し、リズムボックスをバックに「キューバの唄」。
この曲を聴くのは、昨年6月のアルバム発売記念ライブ以来じゃないかな?
続いて、このあいだ福岡で鮎川 誠と演ってきたという
Martha & The Vandellasの「Dancing In The Street」。
「生きていれば誰もがBluesを抱え込む」という歌詞が、とっても泣かせる。
リズムボックスをバックにお客さんとのコール&レスポンスが続き、ものすごい盛り上がりを見せる。

「Rockは興奮じゃない」とCHABOは言って、再び落ち着いた雰囲気となり「糧」。
「金曜日の午後ぐらいからワクワクして、日曜日の午後ぐらいからだんだん憂鬱になってきて・・・
だからまだあんたら楽しいでしょう?」とポツリと言うCHABOが可笑しい。
麗蘭の「SOSが鳴ってる」を朗読したあと、これまた麗蘭の「今 I Love youを君に」を唄う。
スローテンポで切々と唄われ、麗蘭バージョンとは違った趣きがあった。
ひとまずこの曲で、本編は終了。惜しみない拍手が、アンコールの拍手に変わる。

アンコール、まずはすっかり恒例となった感のある宣伝コーナー。
このシリーズ「monthly CHABO」はあと2回で終了ということで、4月は村上“ポンタ”秀一といっしょに、
5月はSOLOでカバー特集をやるとのこと。どちらもとっても楽しみだな。。。
5月にもう一本“あの人”と演るというのは、まだ言っちゃいけないみたいなので伏せておこう。
宣伝コーナーが終わって、「Sweet Home Shinjuku」から演奏が再開される。
「今日は土曜日だな。これを期待してるんだろ」と言って、「Take You To The Movies Tonight」。
歌詞に織り込まれた映画館は“新宿ミラノ座”。そこにまつわる思い出話をちらほら。
続いて、2月に浜崎貴司と一緒に演奏したというBeatlesのカバー「All My Loving」を披露。
「ロックジェット」という雑誌でSid Visiousの「My Way」の特集があり、インタビューされたという話から、
CHABOバージョンの「My Way」を演奏。前半は深いリバーブのかかったアルペジオ、
後半はリズムボックスをバックにGibsonセミアコをガンガン弾きまくるというゴキゲンなアレンジ。
最後はアンプにギターを近づけ、フィードバック音を響かせて終了。

次の曲もカバーで、Kate and Anna McGarrigleの「Heart Like A Wheel」。
「誰かが言ったんだ。心はまるで車輪のよう。折り曲げてしまったら、なおすことは出来ないと」という歌詞が、
妙に心のどこかに引っかかって、なんとも言えない気持ちになったのでした。
続いて、「ガルシアの風」。朗読から始まって途中からギターを弾き始めたのだが、
ひとつのコードを淡々と弾き続けるというアバンギャルドな展開。
何度となく聴いた「ガルシアの風」だけど、こんな不思議なバージョンは初めて。
最後は、古井戸の「夜奏曲」。歌詞に出てくる“天の川”を模した照明が印象的だった。
CHABOはスタッフとお客さんに感謝の言葉を述べ、「世界中にいい日がたくさんありますように」と叫ぶ。
SE「What A Wonderful World」が流れ、お客さんはスタンディングオベーション。
そして流れてきたのは、再びAretha Franklinの「I Say A Little Prayer」。
CHABOが退場してからも、お客さんはスタンディングのまま手拍子。
曲が終わるとひときわ大きな拍手が巻き起こって、本日のライブは終了。
時間は21時20分。いつもながらに意外な見どころの多いライブであった。

【セットリスト】
M01. 庭
M02. 春たけなわ
M03. おいてきぼり
M04. I Say A Little Prayer
M05. おいしい水
M06. You Send Me
M07. サンドイッチ
M08. ムーンライト・ドライヴ
M09. Poetry:ドリームランド
M10. Poetry:Heaven
M11. Poetry:男もつらいよ(but don't give up!)
M12. Poetry:Well Alright
M13. Poetry:アクシス:ボールド・アズ・ラヴ
M14. ランタン
M15. キューバの唄
M16. Dancing In The Street
M17. 糧
M18. Poetry:SOSが鳴ってる
M19. 今 I Love youを君に
アンコール
EN1. Sweet Home Shinjuku
EN2. Take You To The Movies Tonight
EN3. All My Loving
EN4. My Way
EN5. Heart Like A Wheel
EN6. ガルシアの風
EN7. 夜奏曲

既に21時を大きくまわってはいたけれど、今日は土曜日ということもあって駅ビルの「鳥市」へ。
なんてことのない店だけど、意外と落ち着いて飲めるのでイイ。
1時間ほど満喫して、23時前の電車に乗って帰宅。

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2009年3月13日 (金)

名古屋その2

8時過ぎに起床。のんびりと身支度をして、10時にチェックアウト。
雨模様だったけど、ちょっと歩いてPARCOの「TOWER RECORDS」へ。
カルガモネンドのアルバムを買おうと思ったんだけど、みつからなくて残念。
だけど、GASTUNKの紙ジャケシングルを発見したので購入。
ネットでは売り切れになっていたのに、やっぱり現場に足を運んでみるもんだな。
11時過ぎてお腹もすいたので、櫃まぶしを食べようと「いば昇」へ。
プリンセス通りの支店に行ってみたら、金曜日定休だと。。。
そこで栄の本店へ。まだ昼にはちょっと早い時間だったのに、けっこう混んでた。
サラリーマンの皆さんを横目に、ビールを飲みながら櫃まぶしを満喫。
あぁ、なんとも言えない優越感・・・。
お腹も一杯になったので、地下鉄に乗って名古屋駅へ。
近鉄パッセの「TOWER RECORDS」に寄って、あれこれと探索するも収穫はナシ。

それから13時過ぎの東海道線に乗って、岐阜へと向かう。
JR岐阜駅前を中心に、あえこれ探検してみる。
雨もかなり降っていたので、15時42分の電車で名古屋へ引き返す。

ふたたびお腹が空いてきたので、エスカの「山本屋本店」で味噌煮込みうどんを食べる。
名古屋へは何回も来てるけど、「山本屋本店」の味噌煮込みうどんは初めて。
う~ん、このなんとも言えない濃い感じがいいんだよな・・・。
お新香もおかわり自由で、けっこう美味しかった。
すっかり満足したので、17時30分発ののぞみ34号に乗って東京へと帰ってきた。

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2009年3月12日 (木)

ユダ倶楽部・カルガモネンド・スキマノザラシ 「LIVE」 名古屋 TOKUZO

しばらくテレビを観ながらのんびりして、18時過ぎにまた出かける。
以前から気になっていたライブハウス「TOKUZO」へ行ってみることにした。
地下鉄に5分ほど乗って、今池に到着。駅からちょっと歩いて会場に到着。
開演予定19時の10分ほど前にフロアに入ると、お客さんは20人程度。
のんびりと椅子に座って、ビールを飲みながら音楽を楽しむという最高のシチュエーション。

予定よりかなり遅れて、19時20分開演。
トップバッターは、“ユダ倶楽部”という千葉のバンド。
トリオ編成の基本的にはRock'n'Rollバンドになるのかな。
ルックスはちょっと地味だけど、DrumとBassのリズム隊がとにかく強烈。
まだ結成間もないみたいだけど、また観てみたいバンドだ。
40分弱の演奏で、20時前に終了。

10分のセットチェンジをはさんで、20時10分から“カルガモネンド”の演奏。
京都から来たGS系のトリオ。メンバー3人のキャラクターが、それぞれ強烈でイイ。
矢継ぎ早に次から次へと曲を演奏し、お客さんをグイグイ引っ張っていく。
立ち上がって踊りだす人も出だして、すっかり会場の雰囲気を持っていってた。
とっても楽しいひとときを過ごして、演奏は20時50分に終了。

セットチェンジの間、カルガモネンドのドラマーの人に話しかけられ、しばしおしゃべり。
21時ちょうどから、本日のトリ“スキマノザラシ”の演奏が始まる。
Drum、Bass、Guitar×2、Vocalという5人編成の京都のバンド。
Stonesとかの影響を受けているのが一目でわかる。Vocalはサンハウスのキクみたい。
ノリのいい曲と美しいバラードを織り交ぜながら、けっこう聴かせるステージだった。
アンコールを2曲ほど演奏して、21時45分に終了。

終わったあと、カルガモネンドのGuitar&Vocalのひととしばらく話をする。
たまたま観に来たライブだけど、いい音楽・いいバンドに出会えて良かった・・・と。
なんとなくそんな臭いがしたのでローザ・ルクセンブルグの話をふったら、
どんとの大ファンだということで、なんとも嬉しかったのでした。
たびたび東京にも来てるようなので(明日も東京とのこと)、是非また参戦したい。

22時前に「TOKUZO」をあとにして、地下鉄で再び栄に戻る。
お腹もすいたので、いきつけの「富士子」で飲む。
手羽先に味噌串カツ、名古屋ならではのおいしさに舌鼓を打つ。
お店の変わらない雰囲気もイイ・・・。1時間ほど満喫して、大満足で店を出る。
もう少し飲みたいような気もしたけど、「さぬき安べえ」でカレーうどんを食べてシメる。
1時半過ぎにホテルに戻って、お酒を飲みながらいつのまにか夢の中へ・・・。

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名古屋その1

せっかくの休みなので、どこかへ出かけようとふと思いたつ。
久しぶりに名古屋に行こうということになり、朝からドタバタと準備。
東京発11時50分ののぞみ69号に乗り、13時34分には名古屋に到着。
名古屋に来たからには名古屋メシということで、さっそくエスカにある「矢場とん」へ。
昼飯どきはやや過ぎていたものの、店の前にはちょっとした行列が・・・。
どうしたものかと思ったけど、せっかくなので行列の最後尾に並ぶ。
でもたまたま団体のお客さんが重なってたからみたいで、ほどなくして案内される。
そしてビールを飲みながら、鉄板とんかつを食べる。
う~ん、こってりとした味噌の味が、なんともたまらないんだなぁ~。
お腹も一杯になったので、いつも行っている中古盤屋「69」を覘いてみる。
STREET SLIDERSのアルバム「NASTY CHILDREN」を発見したので、即購入。
それから地下鉄東山線に乗って、栄へと移動。

すでに17時近かったので、今夜泊まる「ナゴヤプラザイン」にチェックイン。
コンパクトシングルだからちょっと狭いけど、これで4,800円なら充分だな。

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2009年3月11日 (水)

ROD STEWART 「ROCKS HIS GREATEST HITS JAPAN TOUR 2009」 日本武道館

夕方から、Rod Stewartの「ROCKS HIS GREATEST HITS」を日本武道館へ観に行く。
なんでも13年ぶりの来日公演ということで、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみ。
開演予定19時の30分前に会場へ到着。思ったよりもあたりは空いていて、ちょっと拍子抜け。
物販のTシャツを横目で眺めながら、会場内へと入る。
今日の席は、2階西B列26番。ステージ左横という感じだけど、2階スタンド最前列。
けっこうステージは近いし、視線をさえぎるものが何もないというのが何よりも嬉しい。
白のステージにはアンプやモニターが一切置かれておらず、とってもシンプルな印象。
ステージ中央には、「THE CELTIC FOOTBALL CLUB」のロゴマークが浮かび上がる。
ステージ後方には白い幕が張られ、大きなスクリーンが設置されている。

開演予定の19時になろうという頃、ステージ中央に白いスタンドマイクが置かれスポットライトがあたる。
そして19時05分過ぎ、スクリーンに映画の予告編のような映像が映し出される中、バンドとRodが登場。
Rodはとてもその年齢を感じさせないほど、カッコよくセクシーに動きまわる。
それをガッチリと支えるバンドは、曲によってパートや編成がめまぐるしく入れ替わる。
基本的には、Drums、Percussion、Bass、Keyboards、Guitar×2、
Guitar&Violin、Sax、Chorus×3という編成なんだけど、
曲によってはPercussionの人がパートチェンジしてツインドラムになってた。
シンプルなステージセットが、メンバーそれぞれの動きをきわだたせているような気がした。
白いステージは、きらびやかなライトに照らされてさまざまな色に変化していく。
わたしの席からはその様子がよく見えて、そういう意味では今回の席は大正解だな。

演奏は「Some Guys Have All The Luck」から始まり、「It's A Heartache」が序盤から飛び出す。
Rockナンバーが中心なのかと思っていたけど、古き良きR&Bテイストの曲が多く演奏される。
「The First Cut Is The Deepest」から「Tonight's The Night」の流れでしんみりとさせられたあと、
Jeff Beckとの共演でお馴染みの「People Get Ready」。まさかこの曲が聴けるとは思わなかった・・・。
もちろんGuitarはJeff Beckではないけれども、ストラトの済んだ音色がかなりイケてた。
そのあとRodの娘のRuby Stewartが登場して、二曲ほど唄う。
これと言って特徴があるわけではないけど、父親ゆずりの白いマイクスタンドが印象的。
再びRodが登場して、CCRの「Have You Ever Seen The Rain?」を唄って第一部は終了。

ここまでで1時間ちょっと。第二部への期待を胸にしばしクールダウン、10分間の休憩となる。
スクリーンにインターネットラジオのような画面が映し出され、音楽が流れ続ける。

第二部は「Sweet Little Rock & Roller」で始まり、R&Bの名曲「Twistin' The Night Away」、
疾走感がたまらない「Young Turks」と、ノリのいい曲が続いていく。
「You're In My Heart」をみんなで合唱したあと、しばらくはバラードを聴かせる。
Rodのじゃがれた声で切々と唄われると、もうホントに心にジーンときてしまう。
ここでRodはバックステージに去り、Chorusの三人+Guitar&Violinの人で「Proud Mary」を唄う。
これがまた強烈としか言いようがないほど、パワフルな歌とダンス。
まるでAPPLO THEATERのようなノリで、一気に武道館の空気を持っていったという感じだ。
負けじとRodも「Hot Legs」でハジけまくる。いくつものサッカーボールを客席に向かって蹴り上げる。
アリーナだけでなく、2階席にも軽く届いていたキック力はさすがだな~と思った。
そして「Maggie May」に続いて、ラストは最大のヒット曲「Da Ya Think I'm Sexy?」。
お客さんも総立ちになって、懐かしいあのメロディーに身をゆだねる。
エンディングはちょっと唐突な感じだったけど、大盛り上がりで演奏は終了。

メンバーはバックステージに下がったものの、あっという間に再びステージに登場。
Rodはひとしきり感謝の言葉を述べる・・・英語苦手なので、正確にはわかりませんが・・・。
アンコールのナンバーは、もちろんこの曲「sailing」。
ギターのアルペジオをバックにした前半の静かな唄いだしから、
後半になるにつれての盛り上がり、そして会場全体での大合唱。
「I am sailing, I am sailing, Home again cross the sea.」
あぁ~なんともたまりませんな・・・ 涙がうるうるきてしまいます。
曲の途中でRodはバックステージに去ってしまって、最後はバンドのみでフィナーレ。
それでも文句は言うまい、大満足のステージでした。
時間は21時15分過ぎ。途中休憩を考えると、ちょうど2時間ほどのステージ。

【Setlists】
M01. Some Guys Have All The Luck
M02. It's A Heartache
M03. This Old Heart Of Mine
M04. Having A Party
M05. Rhythm Of My Heart
M06. Infatuation
M07. Downtown Train
M08. The First Cut Is The Deepest
M09. Tonight's The Night
M10. People Get Ready
M11. Son Of A Preacher Man [Ruby Stewart]
M12. Rescue Me [Ruby Stewart]
M13. Have You Ever Seen The Rain?
---- show break 10minutes ----
M14. Sweet Little Rock & Roller
M15. Twistin' The Night Away
M16. Young Turks
M17. You're In My Heart
M18. Have I Told You Lately
M19. I Don't Want To Talk About It
M20. Proud Mary [Female Chorus]
M21. Hot Legs
M22. Maggie May
M23. Da Ya Think I'm Sexy?
Encore
EN1. Sailing

既に21時過ぎていたけど、明日も休みという余裕から、帰りは市ヶ谷まで歩いてみる。
初めての試みだったけど、歩いてみたらけっこう遠かったかな。
せっかくなので市ヶ谷で飲むことにして、「串八珍」という店に入る。
これがけっこうアタリでつまみは美味いし、雰囲気も良くって言うことナシ。
閉店の23時まで粘って、大満足して家路につく。

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光開通

パソコンを買い替えたことだし、ここらでADSLからBフレッツに乗り換えることにした。
今日からちょうどフリーバケーションに入ったので、NTTの人に来てもらって開通工事。
ほどなくして開通したため、さっそくインターネットの接続を試みるけどつながらない。
NTTのリモートサポートに電話して相談したところ、無線LAN親機の初期化が必要なことに気づく。
言われてみるとそうなんだけど、自分じゃ全然気づかなかったなぁ~。
やっぱり誰かに相談するっていうのは、とっても大事なことなんだと思った。
けっきょく13時半ごろ開通。3時間ぐらいかかってしまった。。。
それでも快適にインターネットできるので、結果オーライということで。

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2009年3月 8日 (日)

HANOI ROCKS 「FAREWELL TOUR OF JAPAN 2009」 新木場 STUDIO COAST

今日は新木場STUDIO COASTで、HANOI ROCKSのライブ。
「FAREWELL TOUR IN JAPAN 2009」と題されたこのツアー、これが最後のHANOI ROCKSとなるのだ。
京王線から都営新宿線と有楽町線を乗り継ぎ、新木場に到着したのは16時半。
駅前には気合の入ったパンクスや、Michael Monroe風のファッションでキメたお兄ちゃんがちらほら。
開演15分前に会場入り。ステージ向かって左側前方が空いていたのでそこに陣取る。

予定どおり、17時に開演。まずはSpecial guestのWEDNESDAY 13のステージ。
不気味なSEが流れてフロアが完全に暗くなり、ちょっとした恐怖を感じる。
そんな中を、黒ずくめの衣装に身を包んだメンバーが登場。
Drums、Bass、Guitar、Vocal&Guitarという4人編成。
演奏される曲はホラー系というのでしょうか、おどろおどろしくも速い曲ばかり。
Vocalはドスのきいたダミ声で、GuitarはひたすらNoizy。
スゴいと思ったのがBass。とても速い曲を、指弾きできっちりプレイしていた。
初見の割にはけっこうノレたんだけど、どの曲も同じように聴こえてしまったのが残念。
途中で意味もなく唐突に乱入してきたゾンビは、けっこう可笑しかったけど。。。
ラストは、KISSのカバーで「ROCK AND ROLL ALL NITE」。
言うまでもなく、一番盛り上がってしまいました・・・。
45分ほどの演奏で、17時45分過ぎに終了。

セットチェンジをはさんで18時05分過ぎ、いよいよHANOI ROCKSのステージとなる。
さっきまで割とスペースに余裕があったのに、一気に身動きがとれなくなる。
そんな中を、どさくさまぎれに前から三列目ぐらいまで前進。
SEが流れて、5人のメンバーが登場。Michael MonroeとAndy McCoyは、あいかわらずの佇まい。
一曲目は、「OBSCURED」。2003年の復活第一弾アルバムからの選曲。
それ以降、前半は最近の曲が中心。最近のアルバムは買っていないので、いまいちノリきれない。
だから「BACK TO MYSTERY CITY」あたりが飛び出すと、単純に嬉しかった。

Michaelはマイクスタンドを振り回し、スピーカーによじ登ったり派手に動き回っている。
ステージ左側に来ると、ほんの数メートルの距離。ブルーの瞳と大きな口が印象的。
超ド派手なスパンコールの衣装を次々と着替えながら、汗だくになって唄っている。
間奏ではサックスとブルースハープを吹きまくり、もうカッコいいとしか言いようがない。
Andyもそれに負けじと、ステージ上を右に左に移動しながらギターを弾きまくっている。

「SELF DESTRUCTION BLUES」あたりで新曲中心だったセットが終わり、
後半は1980年代のお馴染みのナンバーが続々と飛び出す。
「DON'T YOU EVER LEAVE ME」で感慨深くちょっと“うるうる”来たあと、
「11TH STREET KIDS」「MALIBU BEACH NIGHTMARE」「HIGH SCHOOL」で盛り上がる。
ラストの「TRAGEDY」では、Michaelがフロアを降りてステージ前の通路へ。
あと少しでMichaelにタッチできそうだったけど、あと少しのところで届かず。
大盛り上がりの中、ひとまずこれで本編は終了。

盛大なアンコールの拍手に応えて、一曲目は「ORIENTAL BEAT」。
中盤でレゲエ調の展開となり、お客さんの手拍子にあわせて唄うMichael。
続く「TAXI DRIVER」では、ブルースハープを吹くマイケルを中心にメンバーがドラム前に集合。
なんか微笑ましい感じがして、これで解散するバンドとはとても思えない。
曲のラストでは、Michaelがフロアのお客さんに向かってダイブ。
メンバー紹介をはさんで、最後の曲は「UP AROUND THE BEND」。
お客さんとのコール&レスポンスを途中にはさんで、とってもエキサイティングな演奏。
ギターのフィードバック音が響く中、メンバーはステージを去って行った。
時間は19時35分、ぴったり90分間のステージであった。

【Setlists】
M01. OBSCURED
M02. HYPER MOBILE
M03. STREET POETRY
M04. FASHION
M05. BACK TO MYSTERY CITY
M06. PEOPLE LIKE ME
M07. POWER OF PERSUASION
M08. A DAY LATE A DOLLAR SHORT
M09. I CAN'T GET IT
M10. SELF DESTRUCTION BLUES
M11. WORLDSHAKER
M12. BOULEVARD OF BROKEN DREAMS
M13. DON'T YOU EVER LEAVE ME
M14. 11TH STREET KIDS
M15. MALIBU BEACH NIGHTMARE
M16. HIGH SCHOOL
M17. TRAGEDY
Encore
EN1. ORIENTAL BEAT
EN2. TAXI DRIVER
EN3. UP AROUND THE BEND

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2009年3月 7日 (土)

NEWパソコン

先週ネットで注文したパソコンが、今日届いた。
富士通のFMV-BIBLO NF/C70W、新品だけど箱キズのため100,000円ちょうど。
フレッツ光に切り替えると更に20,000円キャッシュバックというので、かなりお得だ。
10時過ぎに到着してからというもの、ひたすらセットアップに精を出す。
いろいろインストールしたいソフトもあるんだけど、まずはiTunesとSonicStageを。
iTunesのデータ移行は意外とすんなりいったんだけど、SonicStageはちょっと苦戦。
そんな感じで熱中していたら、いつのまにか明け方を迎えていた。
しばらく楽しめそうだな。。。

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2009年3月 3日 (火)

じっと見守る

今夜も引き続きバッチ処理の監視。
それでも昨日でひとヤマ越えたという感じなので、今日はちょっと余裕。
21時過ぎに検証はほぼ終了して、残りはみんなに任せて退社。
外に出ると、ものすごい雪・・・。
3月になったというのに、まだまだ寒いな。

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2009年3月 2日 (月)

トラブル

朝、会社の門に着いたところで、携帯に着信。
処理がアベンドして、緊急コールがかかったのだ。
金曜日に処理のリカバリを行ったときに、対応漏れがあったらしい。
それからひたすら、リカバリ対応に追われる。。。
まったく踏んだり蹴ったりの一日。
夜は夜で、予定どおり月次決算処理の監視。
こちらはなんとか無事に終わって、24時過ぎには終了。
どっと疲れて家路につく。

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2009年3月 1日 (日)

山下達郎「Performance 2008-2009」NHKホール

今日はNHKホールへ、山下達郎「Performance 2008-2009」を観に行った。
NHKホールへ行くのは久しぶり、達郎のツアーも6年ぶりということで期待はつのる。
小雨がパラつく中、開演時間18時の20分ほど前に会場に到着。
まだ時間があるのであたりをブラブラしていたら、代々木公園野外音楽堂に到着。
あれ? こんなとこにあったんだっけ・・・。もっと原宿に近いところにあると思ってた。
ここでBO GUMBOSのフリーコンサートを観たのは、ずいぶん前のコトだな。
なんて思ってるうちに開演時間も近づいてきたので、会場内へ入る。
ツアーグッズはさておき、CDを買おうかと思ったけど大混雑のため断念。
今夜の席は、2階C20列32番。2階席の一番後ろの通路際。
ステージからはかなり遠いけど、誰にも気兼ねすることなく観れる。
ステージ上には、「ON THE STREET CORNER」のジャケットのようなダウンタウンの風景。

予定より少し遅れて、18時05分過ぎ開演。
アカペラのSEをバックに、まずはバンドが登場してセッティング。
メンバーは、Drums:小笠原拓海、Bass:伊藤広規、Piano:難波弘之、
Keyboards:柴田俊文、Guitars:佐橋佳幸、Sax:土岐英史、
Back Vocal:国分友里恵、Back Vocal:佐々木久美、Back Vocal:三谷泰弘。
最後に達郎がテレキャスを片手に登場すると、早くも手拍子が沸き起こる。

ここからいつものようにライブレポといきたいところなのだが、
達郎本人から「ネットでのネタバレは配慮して欲しい」とのお達しがあったので、
詳細の記載は当面控えておくことにしたい。
ただ、とんでもなく素晴らしいライブであったことは間違いない。
達郎の徹底したプロ意識、バンドの完璧なアンサンブル、
どれをとってもこんなに素晴らしいライブはあまりないと思う。
とっても大満足な3時間15分であった。

終演後、ライブの余韻に浸りながらしばし打ち上げ。
今日は日曜だから休みの店も多いので、珍しく「多古菊」へ行ってみた。
けっこう混んでたけど、カウンターに居場所をみつけてビールと日本酒。
料理のボリュームがけっこう多くて、三品でお腹いっぱいになる。
23時少し前におひらき。ちょっぴり高くついて4,150円でした。

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