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2009年4月10日 (金)

母檸檬/Lu.la.vie「春の宴」吉祥寺 MANDA-LA 2

今日は18時20分に退社して、吉祥寺の「MANDA-LA 2」へ。
久しぶりの吉祥寺で、久しぶりの“母檸檬”を観るのだ。
ちょっと迷いつつも、会場に到着したのは開演時間直前の19時20分。
ドリンクをオーダーしてフロアに入ると、椅子席はかなり空いていた。お客さんは20人ぐらい。
ステージ向かって左端の最前列に陣取り、昭和レトロなBGMを聴きながらビールを飲む。

予定より少し遅れて、19時40分ごろ開演。まずは“母檸檬”のステージ。
Drums、Bass、Guitarの3人がステージに登場。
Drumsの成瀬晃一以外、2006年に観たときとは違うメンバー。
まずはBassのしゃあみんがVocalをとって、3人だけでスローな曲を演奏。
曲が終わると、客席後方からVocalの水子さんと花女さんが登場。
そのまましばらく客席で、芝居がかったやりとりで台詞のかけあい。
二人がステージにあがると、そこからは聴きなれた“母檸檬”の世界。
シュールでアバンギャルドで、ちょっと懐かしいメロディーが繰り広げられる。

成瀬晃一のMCをはさんで、中盤はアコースティックコーナー。
Bassのしゃあみんがチェロを弾き、ピアノを弾いて、ひと味違った“母檸檬”を披露する。
物販のMCをしばらくしたあと、後半は「本来のRock'n'Rollバージョン」が再開される。
水子と花女の芝居がかった唄は、決してうまくないけれど夢中にさせる何かがある。
ハラハラドキドキ、なにかいけないものでも観ているような、そんな歪んだ好奇心。
たっぷりと1時間以上の演奏、20時45分ごろ終了。

セットチェンジをはさんで、21時をちょっと過ぎたころ“Lu.la.vie”のステージが始まる。
“Lu.la.vie”は、“母檸檬”でBassを弾いていたしゃあみんと、Pianoの姫乃とのユニット。
ステージには蝋燭の灯がともり、なんとも幻想的な雰囲気の中を演奏はスタート。
着物を着た姫乃は、ひたすらPianoを弾きながら澄み切った声で切々と唄う。
それをサポートするしゃあみんは、チェロ、アコースティックギター、Bassを巧みに操る。
いつの間にかお客さんも40人ぐらいに増え、ステージ上のふたりを凝視する。
桜の花の舞い散る季節、狂気と紙一重の美しいステージが展開された。
こちらも約1時間の演奏、22時05分ごろ終了。

せっかく久しぶりに吉祥寺に来たのだからと、どこかで飲もうとあたりを散策。
だけどこれといった店がなくて、「らあめん花月」でラーメンを食べる。
ラーメン屋にしては珍しくホッピーが置いてあったので、ちょっとだけ飲んで23時過ぎに帰宅。

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