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2009年5月28日 (木)

忙しい一日

今日は朝から、虎ノ門で打ち合わせ。
久しぶりに味わう通勤ラッシュ、あいかわらずストレスたまるわぁ。。。
打ち合わせは9時半から始まって11時まで。けっこう充実していた。
それから、スキルアップシートをNotesにアップするために日比谷へ。
すっごく久しぶりの帰社、懐かしい顔に会う。
昼過ぎに国領に戻ったけど、すっかりやり尽くした感あり。
夕方から月次報告会に出て、これまた燃え尽きる。
完全に疲れ果てて、帰りに「駅前ホルモン」で飲んで帰る。

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2009年5月24日 (日)

VA「JAPAN BLUES & SOUL CARNIVAL 2009」日比谷野外大音楽堂

今日は日比谷野外大音楽堂で「JAPAN BLUES & SOUL CARNIVAL 2009」があるので、
そのまま会場へ直行する。15時30分開演なので、およそ1時間の遅刻。。。
屋台でビールと焼きそばを買って会場に入ると、ウシャコダが演奏していた。
かなりソウルフルな演奏だったみたいで、立ち上がって踊っているお客さんもちらほら。
「忌野清志郎に捧げる」と言って全員でコールしたりして、予想外の出来事に感激。
16時40分演奏終了。たった10分ぐらいしか観れなかったのがとっても残念。

セットチェンジの間には、ゴトウゆうぞうとカメリヤ・マキのトーク。
ツボを押さえてるんだかハズしてるんだか、よくわからないけどお祭りっぽくて良いかな。
セットチェンジが終わって、16時50分からはCHRIS THOMAS KINGの演奏が始まる。
ドラムをバックに、ギター、ピアノ、ブルースハープを器用に演奏。
全体的に地味な雰囲気だったので、盛り上がりにはちょっと欠けたけど、
本人の性格なのか、とっても誠実で丁寧なステージングには好感が持てた。
約45分の演奏で、17時35分ごろ終了。

セットチェンジをはさんで17時46分、トリのROBERT CRAY BANDのステージ開始。
ドラム、ベース、キーボード、ギター&ヴォーカルという4人編成。
決して派手なところはないけれど、タイトな演奏に心が躍る。
そして、なんと言ってもROBERT CRAYのギターに驚かされる。
晴れ渡った空のようにクリアでシャープな音色が、Bluesyにグイグイ迫ってくる。
洗練されたイメージだけどけっこうホットなステージで、お客さんもノリノリ。
この頃には陽もとっぷりと暮れ、華やかなライティングに照らされて大盛り上がり。
1時間ほどの演奏だったけど、充分に満喫することが出来た。

最後は、本日の出演者全員で「Everyday I Have The Blues」をセッション。
遅刻したため観れなかった大西ユカリの唄が聴けて、それだけで満足。
あいかわらずのド演歌チックな歌謡Bluesが、サイコーにカッコ良かったのでした。
朝からの雨で雲行きが心配されたけど、すっかり晴れあがって夜風が気持ち良かった。
実に心地よい雰囲気のまま、19時30分にイベントはすべて終了。

今日はさすがに疲れたので、どこにも寄らずにそのまま帰宅。
家に着くころには雷が鳴り出し、まさかの大雨が降り出す。
あまりのタイミングの良さに、ちょっと運命的なものを感じた。

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別れを告げる

今日は会社の後輩の葬儀に出席するため、山梨県の竜王へ。
知人の親御さんの葬儀に出席したことはあるけど、本人の葬儀に出席することになるとは・・・。
一週間前の突然の訃報から、まったく実感のわかないまま今日を迎えた。
八王子11時03分発のかいじ103号に乗って甲府まで行き、各停に乗り換えて12時半ごろ竜王に到着。
駅前には見事なぐらいに何もなくて、ロータリーにタクシーを呼んで斎場へと向かう。
斎場に着くと見慣れた顔が既に揃っていて、挨拶を済ませてしばらく待機。
ほどなくして法要が始まり、ご焼香・・・。あっという間に終わってしまった。
どうにもまったく実感がわかずに、しばらく式の様子を見守る。
だけどどうすることも出来ずに、40分ほどで式場をあとにする。
さっきまで降っていた雨がいつのまにかあがり、すっかり晴れていたのは不思議な感じだった。
帰りは会社の上司とふたり、甲府14時27分発のかいじ114号で東京へと戻る。

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2009年5月23日 (土)

仲井戸麗市 「Monthly CHABO vol.11 「COVER Night!!」」 南青山 MANDALA

今日は南青山MANDALAで、仲井戸麗市「Monthly CHABO vol.11 「COVER Night!!」」があった。
この一年、毎月行われてきたこのシリーズライブ、今回もそのうちの一回として行われるはずだった。
だけどあの予期せぬ出来事によって、特別な意味を持つライブになった。
予期せぬ出来事、それは清志郎の死・・・。
CHABOはひたすらノーコメントを貫き、そのまま今回のライブを迎えた。
今回の「Monthly CHABO」は、昨日と今日との2DAYSで行われる。
昨日のライブの模様はネットや新聞に書かれ、それを読んで少しだけ心の準備をすることが出来た。
だけど実際にCHABOの声を聴くまでは、なんとなく釈然としないものがあった。
CHABOのナマの声を聴くことで、モヤモヤしているものにケリをつけようと会場に足を運んだ。

開場時間17時の少し前に会場に着くと、いつもどおりお客さんが開場を待っていた。
いつもと変わらない風景・・・。だけど心なしか、みんな元気がないように思えたのは気のせいか?
ほぼ予定どおりに開場し、整理番号49番でフロアへ入場。
お気に入りのステージ向かって左、一段高くなっているフロアの椅子に座る。
今日はソロのステージなので、ステージが心なしかガランとして寂しく見える。

予定より少し遅れて、18時10分過ぎ開演。
開演のSEが流れる前から、シーンと静まり返るフロア。
緊張した空気の中、CHABOが登場。珍しくサングラスをかけている。
そして無言のまま、John Lennonの「Oh My Love」を弾き始める。
あまりにも切ない旋律に、胸がグッと締め付けられる。
CHABOは「そういうコトがあってしまったんで・・・」と語り始め、
「清志郎くんの物語がそれぞれみんなの中にあると思うので、このライブを二日間、
清志郎への追悼ライブということにさせてください」と一言一言噛みしめるように話す。
今回は「COVER Night!!」ということで、このシリーズライブで生まれたカバーの特集なのだけれども、
一曲一曲すべてが清志郎に捧げられ演奏されていく。
フロアのあちこちから、すすり泣く音が聴こえてくる。
わたしもグッと涙をこらえながら、演奏に耳を傾ける。

二曲目は、Elton Johnの「Your Song」。終わったあと、この曲を好きになったきっかけを話す。
いつもながらのユーモアたっぷりのエピソードに、心なしかちょっとホッとする。
The Doors「Light My Fire」のJose Felicianoバージョン、
Aretha Franklinの「I Say A Little Prayer」と、
もうすっかり聴き慣れた気がするカバー曲が次々と繰り広げられていく。
ライブでカバーを演奏するのは簡単だけど、CD化するのは著作権があるので難しいという話から、
古井戸時代にカバーしていた曲を少しづつ弾きながら、清志郎との出会いについて話す。
そして「東京ドームなんかで演るなよ」と言いながら、Simon and Garfunkelの「4月になれば彼女は」。
The Rolling Stonesの「As Tears Go By」をしっとりと演奏したあと、
自分がどんな音楽を好きになってどんなカバーをしてきたのかを振り返る。
CHABOがRCサクセション参加を決めるきっかけになった清志郎からの留守番電話のバックには、
The Rolling Stonesの「Angie」が流れていたというエピソードが笑える。なんか、清志郎らしい。
Neil Youngの「I Believe in You」は、初めて聴くカバー。歌詞が、ちょっと、きていた。。。
もはやCHABOのオリジナルと言ってもよい「Born In 新宿」が始まると、自然と手拍子がわき起こる。
それに応えるように激しくDobroをかき鳴らすCHABO、何かにとり憑かれたような渾身のプレイだ。
Carole Kingの「You've Got A Friend」、Stevie Wonderの「A Place In The Sun」、
曲調はさまざまだけれども、どの曲もCHABOの清志郎への想いがぎっしり詰まっている。

ここからポエトリーリーディングとなり、レインメーカーを鳴らしながら「Autumn Rain」。
しっとりとした語り口から魂の叫びへ、静と動との鮮やかなコントラスト・・・。
そして、The Bandの「Cahoots」。ある夏の清志郎とCHABOとの出来事を綴った詩。
淡々と朗読を続けるCHABO。その心境はどれだけのものなのだろうか。
The Bandの「The Moon Struck One」が流れ、そのまま演奏へと突入する。
Graham Nashの「Southbound Train」に続いて、Lenne & The Lee Kingsの「Stop The Music」。
アップテンポだけどちょっともの悲しいメロディーに乗せて、
「Stop The Music、今は聴かせないで。Stop The Music、俺のこの耳には。
あのコを思い出させる音楽は全部止めて」と唄われる歌詞が心に突き刺さる。
Kate and Anna McGarrigleの「Heart Like A Wheel」のあと、
Lucinda Williamsの「Are You Alright?」と、穏やかなバラードが続く。
そして、Julie Millerのカバーで「I Can't Get Over You」。
「ずっとあれから努力してるんだ。キミの不在を受け止めること・・・」と唄うCHABO。
ダメだ、ダメだ。とうとう涙が流れてきた。ステージのCHABOがぼんやりとにじむ。
最後の曲は、Fairport Conventionの初期のヴォーカリストSandy Dennyの曲で
「Who Knows Where The Time Goes」。「時の流れを誰が知る」か。。。
ここでCHABOは、ひとまずバックステージへ姿を消す。

いつものように、アンコールの拍手がわき起こる。
隣の人と話をするわけでもなく、みんなひたすら拍手をし続ける。
そしてここにいるみんなのいろいろな想いを乗せながら、ライブはアンコールへと突入。
いつものような物販コーナーはなく、いきなりスライドギターで「You Gotta Move」を弾き出す。
そして激しくギターをかき鳴らし、Lowell Fulsonの「Everyday I Have The Blues」。
「Yeah~!!ってイエーッ!」とCHABOが叫び、みんなが「Yeah~!!」と応える。
手拍子しながら盛り上がるのだけれど、何故だか涙があふれてくる。
スローな曲よりもこういった激しい曲のほうが、心が単純に反応するのだろうか。
スタッフにひとしきり感謝の言葉を述べたあと、Sam Cookeの「You Send Me」。
曲は途中で、「ティーンエイジャー」や「モーニングコールをよろしく」へと変わっていく。

「カバー特集ということで、全部カバーでやらしてもらいました。
洋楽のカバーでやらしてもらったんだけど、邦楽のカバーちょっとやらしてもらう。
清志郎のカバー、やらしてくれ。RC、セルフカバー・・・ 「きみぼく」」とCHABO。
「君が僕を知ってる」を、CHABOは「きみぼく」と紹介した。
清志郎とCHABOとの間では、こう呼ぶのが一番ふさわしいんだろうな。
サビの「わかっていてくれる」のフレーズは、お客さんと交互に入れ替わって唄う。
ステージに清志郎がいるかのように、CHABOはスタンドマイクから身体をそらす。
気持ちをぶつけるかのようなBluesyなギターソロをしばらく続けたあと、
RCサクセションの珠玉のブルースナンバー「いい事ばかりはありゃしない」。
そしてCHABOは「ゴメン、これはさむよ」とスタッフに言って、予定外の「雨あがりの夜空に」。
CHABOもお客さんも、みんな涙・・・涙・・・。それでも天まで届けと、大きな声で唄う。
エンディングでは何度も天を指さし、「清志郎、聴こえてるか?」と言いたげなCHABO。
いつまでも鳴り止まない拍手・・・。

ここでCHABOは、RCサクセションの歌詞に関する話をひとつふたつ。
清志郎が初めて「いい事ばかりはありゃしない」をCHABOに聴かせたとき、
「金が欲しくて働いて眠るだけ」という歌詞が「とてもリアルでいいと思うんだけど、
もっと別な言い方したほうがいいのかな?」とペンディングになったとの事。
いろいろ考えたけどしっくりこなくてそのままにした事を、「いまとても良かったと思ってます」と言うCHABO。
また、「雨あがりの夜空に」の「雨あがりの夜空に吹く風が、早く来いよと俺たちを呼んでる」というフレーズが
スタジオ盤では変えられている事に触れて、
「プロデューサーに反対出来なかった自分たちが情けない」と話す。
そして、「夜の散歩をしないかね」を弾き語る。ファルセットで唄う声は、まるで清志郎のようだった。
最後は、Graham Nashのカバーで「After The Storm」。
「君に会いたい。会いたいよ君に。もう一度会いたい。話があるんだ」と唄うCHABOに、また涙。。。
CHABOは封筒から手紙を取り出し、「ヘイ、清志郎。聴こえてる? オレ・・・」と読み始める。
「ヘイ、清志郎。唄い続けることだよな。なぁ、清志郎。唄い続けるスピリットだったよな。
ヘイ、清志郎。わかってるぜ、キミの揺るぐことなきソウル・・・」と、清志郎に語りかける。
最後に「西暦2009年5月、キミの友達、仲井戸"CHABO"麗市」と締めくくり、
CHABOはステージをあとにした。
誰もいなくなったステージ、マイクスタンドがスポットライトに照らし出される。
お客さんは微動だにせず、誰もいないステージをいつまでもじっと見つめ続ける。
21時25分、清志郎に捧げる追悼ライブはすべて終了。

あの日からずっと、清志郎のことを想っていた。
そしてこれからもずっと、清志郎のことを想っていく。
だけど今日で、涙とはひとまずお別れにしたい。
清志郎の揺るぐことなきソウルは、決してなくならないことがわかったから。
ありがとう、清志郎・・・。ありがとう、CHABO・・・。
これからもよろしく。

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2009年5月20日 (水)

すた丼

18時前に会社を出て、後輩の車で国立へ「すた丼」を喰いに行く。
噂に聞く「すた丼」、どんなものなのか楽しみ。
府中を経由して国立へ行くというので、多摩蘭坂を通ってもらった。
石碑のある角には、たくさんのお花が並べられていた。
思いにふける余裕もなく、車はそのまま国立へ。
駅からほど近いところに「名物 すた丼の店」という看板。
量が多いというので、ミニすた丼480円にしてみる。
豚肉と玉ねぎとにんにく、生卵がついてなかなかウマい。
すっかりお腹イッパイになって、20時ごろ帰宅。

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2009年5月19日 (火)

お別れは突然やって来て

あまりにもHeavyな出来事にブチのめされながらも、目の前の仕事を片付ける。
どうにもやりきれない気持ちのまま、いたたまれず会社帰りにひとり飲む。
さまざまな思いがこみ上がってきて、ひと知れず涙する。

仕事ではそれほど接点がなかったけど、キミのあの一言は覚えているよ。
明日になればまた、キミは大きな身体でそこにいてくれるような気がする。

ほんの少しだけ、気持ちに整理がついたと思ったら、
またしても信じられないような試練を、神はオレに与えている。

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2009年5月17日 (日)

CD「MUSICISMAGIC」Leyona

Leyonamusicis_magicLeyonaのデビュー10周年を記念したカバーアルバム。Leyonaと親交の深いアーティストの曲が、素直なアレンジでカバーされている。中でもやはり気になるのは、清志郎の「デイドリーム・ビリーバー」、CHABOの「ガルシアの風」、そしてRCサクセションの「君が僕を知ってる」の3曲。Leyonaの二人に対するリスペクトがすっごく感じられて、とってもハートウォーミングな作品に仕上がっている。

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2009年5月16日 (土)

DVD「REBECCA LIVE 25TH DEC.1985 SHIBUYA KOKAIDO MAYBE TOMORROW」REBECCA

Rebeccamaybetomorrow1980年代ビートロックの最先端を走っていたバンドREBECCAのライブDVD。人気がブレイクした「MAYBE TOMORROW」ツアーの模様が収録されている。バンドとしてはSHAKEのいた第一期のほうが好きなんだけど、この第二期の充実感というのも捨てがたいものがある。だけどREBECCAは、何よりもNOKKOの魅力によるものが大きいんだな~と改めて思う。はつらつと踊りながらステージを動きまわる姿は、映像から飛び出しそうな迫力で迫ってくる。ちょうどこの日はクリスマスということで、サンタが登場するメルヘンな展開も、なんだか許せるような気がします。惜しむらくは収録曲数が少ないこと。完全版での発売をお願いしたい。

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2009年5月15日 (金)

モヤモヤさまぁ~ず

連休明けの一週間ということもあり、今週はなんだか疲れた~。
ようやく金曜日ということで、19時前に退社して布田の「たかつ」で一杯。
あいかわらず“これぞ焼鳥屋っ!”という雰囲気の中、おいしくお酒を飲む。
1時間ほどで切り上げて、ちょっと買い物をしてから帰宅。

「モヤモヤさまぁ~ず」という番組のDVDを、21時半ごろ後輩が家に届けてくれた。
特に何が起こるというわけではないけれど、何故だかこれが面白いのだ。
30分ほど話をして、後輩はバイクで去って行った。
それからDVDを観はじめたけど、いつのまにか沈没。

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2009年5月14日 (木)

虎ノ門

今日は午後から、虎ノ門で打ち合わせ。
特にどうってことない打ち合わせだけど、初めて行く場所にはちょっとドキドキ。
他の会社を見る機会ってあまりないから、こういうのもたまにはいいかな。
打ち合わせは1時間ほどで終わり、16時には解放される。
しばらく近くの「CAFE de CRIE」でお茶をしてから解散。
虎ノ門といえば「ラジオNIKKEI」ということで、ちょっと歩いて見に行く。
まだ「ラジオたんぱ」だった頃に、一回だけ来たよな~。
日本自転車会館、アメリカ大使館、ざくろ・・・ 懐かしいー。
それから溜池山王まで歩いて、そのまままっすぐ帰宅。

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2009年5月13日 (水)

調布で飲み会

夜、会社の仲間と調布の「土風炉」で飲む。
明日の打ち合わせに向けての準備があったので、ちょっと遅れて20時に合流。
あれこれたくさん飲んでしゃべって、なかなかおもしろい飲み会となった。
もうそろそろ終電になろうかというころおひらき。

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2009年5月12日 (火)

映画「おっぱいバレー」新宿バルト9

今日は、午後からトリトンへ出張。
打ち合わせはあいかわらずって感じだったけど、今日はたっぷり2時間やった。
17時には解放されたので、大江戸線で新宿に向かう。
新宿バルト9で、映画「おっぱいバレー」を観ることにした。
17時45分からの回ということで、ギリギリに滑り込む。
平日ということもあり、客席はガラガラ。I-02という端っこの席を選ぶ。

ストーリーは、まったくやる気のない中学校バレー部の生徒たちが、
綾瀬はるか演じる教師と「試合で勝ったらおっぱいを見せる」という約束をして、
その約束を果たすために一生懸命トレーニングして試合に臨んでいくというもの。
それだけだとものすごく“しょうもない”感じなんだけど、まぁ実際・・・“しょうもない”かな。
でも振り返ってみると、中学生の頃ってホントに“しょうもない”感じだった。
わけのわからないことに一生懸命熱中して、とんでもなくバイタリティーがあった。
そんな若気の至りと言うか、“しょうもない”様子がうまいこと描かれていて、
なんとも言えずノスタルジックな気持ちにさせられる。

もうひとつテーマとなっていたのは、先生が生徒を思う気持ち。
主人公の教師は中学生のころ万引きをして特別授業を受けたのだが、
そのとき担当した教師が毎日一冊づつ、ただただ本を読ませる。
「たまたま拾ってきた」と言っていた本が実は本人のためを思って選んだものだったことを知り、
思わず涙する主人公・・・。そして、自分もそういう教師になろうと決意する。
ちょっとお涙頂戴的な展開ではあるけれど、思わず涙ぐんでしまった。

そんな感じで、とっても「ナイスおっぱい!」な映画。
1時間25分という上映時間も、ほどよい感じで良かったです。

映画が終わったあと、まだ20時前だったので東口界隈をブラブラ。
このあたりをブラつくのも久しぶり。街並みもけっこう変わっちゃったな。
お腹もすいたので、「登亭」というウナギ屋で白焼とうな重を食べる。
値段の割にはまずまず・・・といった感じ。美味しく頂きました。
それからタワレコでLeyonaの新譜を買って、すっかり満足して帰宅。

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2009年5月11日 (月)

マスコミってやつは。。。

9日に行われた清志郎の「青山ロックンロール・ショー」の模様が放送されるはずなので、
朝5時に起きて各局のワイドショーをザッピング。
出かける寸前までチェックして、あとは適当に録画予約して会社へ。
6番組予約したんだけど、民主党の小沢代表辞任のニュースが飛び込んで3勝3敗という結果。
だけど、こんな騒ぎもこれでおしまいなのかな・・・ まったくマスコミってやつは。。。

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2009年5月10日 (日)

泉谷しげる「生まれ落ちた者たちへの生誕祭」恵比寿ザ・ガーデンホール

今日は恵比寿ザ・ガーデンホールへ、泉谷しげるの「生まれ落ちた者たちへの生誕祭」を観に行った。
泉谷しげるといえば、清志郎の逝去に対して「アイツの死は絶対に受け入れない」とコメントしていて、
今日のライブも気になるところ・・・。だけどこのライブ自体は半年前には決まっていたので、
なんと言うかちょっと因縁めいたものを感じずにはいられない。

開場時間の16時半ごろ、会場の恵比寿ザ・ガーデンホールに到着。
日曜日の午後、にぎわう恵比寿ガーデンプレイスに、ちょっと異質な人の列・・・。
開場はかなり遅れて、けっきょく16時50分近くに入場開始。
わたしの席は、M列10番。ステージ向かってやや左寄り。
ワンフロアのホールだけど、ちょうどわたしの席から階段状になっていたので観やすかった。
ステージには、黒いグランドピアノと椅子が並んでいる。
なんだかちょっと変わった雰囲気。。。

予定より少し遅れて、17時12分ごろ開演。
明日が誕生日ということで「Happy Birthday」の流れる中、泉谷がギターを手にひとり登場。
一曲目は「紅の翼」。途中で間違えたりしながらも、あいかわらずパワフルな演奏。
いつもどおりの野次が飛び交う中、「忌野清志郎はわたしの中では今でも生きてます。
絶対にみんなの前につれて帰ってきます」と力強くコメント。
「今日は思い切り趣きを変えて」と、ピアニストと弦楽四重奏のメンバーを呼び込む。
フェリス女学院、国立音楽大学、武蔵野音楽大学など、錚々たるメンツ。
泉谷の毒舌に突っ込まれながらも、ポーカーフェイスで淡々と演奏していく。

「春夏秋冬」に始まり「今を生きる」「遥かなる人」と、バラードの名曲がクラシック調にアレンジされていく。
「譜面的にまったく成立していない曲」ということで、バイオリンとのデュオで「愛しの臨死体験」。
「愛夢」「つなひき」に続き、泉谷はギターを置いて「愛と憎しみのバラッド」を唄う。
ドラマチックな展開の大作と言う感じの曲で、泉谷の新境地というところだ。
第一部の最後は、「忌野さんに捧げます」と言って「頭上の脅威」。
「断ち切れない思いの数より、いま生まれた気持ちのほうが、この先を乗り越えるときの力となりえるはず」
という歌詞が、なんとも重くグッ心に響いたのでした。
第一部は約1時間のステージ。18時15分過ぎに終了、しばし休憩となる。

いったんロビーにでてフロアに戻ると、ステージ上はドラムとアンプが並ぶ見慣れた風景。
18時38分ごろ、フロアの照明が暗くなり、ステージ上のスクリーンに「生まれ落ちた者へ」の
プロモーションビデオが映し出される。男臭さがプンプンしたカッコいい映像。
ビデオが終わると、泉谷とロードオブライブのメンバーが登場。
ギターの藤沼伸一、そしてキーボードとサックスは前のままだけど、リズム隊が入れ替わっている。
演奏はお馴染みの「業火」からスタートし、「すべて時代のせいにして」へと続く。
「持てる力ぜんぶ出してやるぞ」と言いつつも、「ちょっとユルい曲もやらして頂きます」と「ナンバー2」。

「今日は何故かカメラが多いです。タダで来やがってテメーさー」と泉谷は毒づく。
「報道陣もかなり多いみたいなんだけど、早く肝心なこと言わねぇかなとか、
忌野のこと唄わねぇかなって・・・。唄うったってあいつの歌はキー高けぇから唄えねぇんだよ」と言いながら、
「きーのーぉーは~くるまのぉ~」と「スローバラード」をちょっとだけ唄う。
「黒い箱男」に続いて、子供番組のために作ったけどボツになったという新曲の「BIG BOY!!」を披露。
そして、先ほどプロモーションビデオが流れた「生まれ落ちた者へ」をナマで演奏。
ずっしりとした重いリズムに乗って、切々と唄い上げる泉谷がサイコー。

「こっから大変だからさぁ、ちょっと休まない?」と泉谷は言い、
体力温存のため「どうだい?記念写真でも撮らない?」と写真撮影会。
泉谷が「ブログにでもアップしてくれ!」というので、しっかりアップしてみます。
だけどいかんせん携帯電話での撮影なので、いまいちな出来ではあります。。。
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そして「あの野郎には世話になってるんだから、そう簡単にあの世に行かせるわけにいかない」と、
清志郎のコトについて再び話し始める。
「意外と同世代がヤバくなってるわけよ。一番ヤバい俺が、なんでこんなに元気なの?
本来なら俺が逝くべきだろう。こう見えてもけっこう自己管理出来てるっていう」と言う泉谷。
「絶望っていうのは目標がなくなったヤツの言うことなのかもしれないな~」という言葉に、
思わずグッときてしまった。

「デトロイトポーカー」が始まると、それまで座っていたお客さんがいっせいに立ち上がる。
そして、ステージに向かって駆け寄る。もちろん私もダッシュして、ステージ前2列目に陣取る。
コブシを振り上げ、泉谷といっしょにシャウトして怒涛の後半戦に突入。
「地下室のヒーロー」「火の鳥」「眠れない夜」とたて続けに演奏し、
「興奮しちゃって一曲飛ばしちゃった」と泉谷は言って「褐色のセールスマン」。
続く「国旗はためく下に」では、最前列のお客さんが日の丸の旗を振り廻す。
曲は「翼なき野郎ども」になり、泉谷もお客さんも声が枯れるまで唄いまくる。

ここでアンコールとなるかと思いきや、メンバーはそのままステージに残る。
「普通ここで帰るだろう。アンコールなしかよ・・・。やりゃいいんだろ」と泉谷は言いながら、
「長い友との始まりに」を唄い出す。もうずいぶんと聴きなれたナンバーである。
聴きなれたナンバーだけど、「長い友との始まりに・・・長い友との終わりに・・・」という歌詞が、
清志郎に捧げる泉谷からの鎮魂歌のように聴こえた。
そして「いまわの~!」と泉谷は叫び、伸一があの黄金のフレーズを弾き出す。
そう、「雨あがりの夜空に」・・・。あいかわらずダミ声で歌詞はメチャクチャだったけど、
泉谷の思いがぎっしりと詰め込まれていた。しまいには右手で目をこすって泣く泉谷。
最後は「野生のバラッド」。泉谷はギターやマイクスタンドを客席に投げ入れ、
ペットボトルの水をぶちまけてお客さんをあおる。
もちろんお客さんもそれに応えて、必死になって声を張り上げ拳を振りかざす。
最後に「負けねぇぞ~、負けねぇぞ~。負けるな~。お前らには俺がついてるぜ。
俺がついてるぞ~。負けんじゃねぇぞ~。泣いてんじゃねぇぞ~」と叫ぶ泉谷。

すべて終了したのは、20時20分過ぎ。
ちょっと特殊なシチュエーションで行われたライブだったけれど、
とってもエモーショナルで魂を揺さぶられるライブだった。
泉谷の感情とお客さんの感情とのぶつかり合い、白熱の3時間だった。

【セットリスト】

第一部
M01. 紅の翼
M02. 春夏秋冬
M03. 今を生きる
M04. 遥かなる人
M05. 愛しの臨死体験
M06. 愛夢
M07. つなひき
M08. 愛と憎しみのバラッド
M09. 頭上の脅威

第二部
M10. 生まれ落ちた者へ(PV)
M11. 業火
M12. すべて時代のせいにして
M13. ナンバー2
M14. 黒い箱男
M15. BIG BOY!!
M16. 生まれ落ちた者へ
M17. デトロイトポーカー
M18. 地下室のヒーロー
M19. 火の鳥
M20. 眠れない夜
M21. 褐色のセールスマン
M22. 国旗はためく下に
M23. 翼なき野郎ども

アンコール
EN1. 長い友との始まりに
EN2. 雨あがりの夜空に
EN3. 野生のバラッド

日曜日だけれどまだ時間も早いので、恵比寿で飲んでいくことに。
お目当ての焼鳥屋に行ったら品切れだというので、以前入ったことのある「呑兵衛」という店へ。
なかなか美味い肴をつまみに、ビールとホッピーを飲む。
21時44分にチェックして、食べ過ぎと知りつつ「香月」というラーメン屋へ。
辛味噌ラーメンを食べて、23時過ぎに帰宅。

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2009年5月 9日 (土)

「ロックンロール・ショー」は続いていく

今日は、忌野清志郎の「青山ロックンロール・ショー」に行った。
夏みたいにおひさまが笑っていて、とってもいい日だった。
集まってた人たちは、ちっちゃな子供から人生の先輩まで、みんな紳士淑女だった。
隣にいた見知らぬ人と話をした。名古屋から夜行バスで駆けつけたそうだ。
う~ん、ゴキゲンなヤツだぜ、Yeah~!

贈りものは、ピンクの薔薇の花束。ちょっと小ぶりだけど、この日にふさわしいアレンジだ。
だけど「ファンからの贈りもの~♪ どうもありがとう~」と言いながら、
「つまらないものはゴミ箱に捨てるぜ~」って言うんだろうね。
どうだい、オレの花束は気に入ってくれたかい?

それから、みんなで「雨あがりの夜空に」にあわせて、拳を振りあげ大合唱した。
そう、あのときと何も変わっちゃいない。何も変わっちゃいないんだ。
清志郎の前に立ったら、なんだか知らないけど涙が出た。。。
悲しいわけじゃない。あこがれの人に再会して、嬉しくて涙が出るんだ。
大きな声で「清志郎~!!」って叫んだ。だってライブなんだからさ。

「ロックンロール・ショー」は、いつまでも続いていた。
曲が終わるたびに、あちこちから拍手がわきあがった。
暑かったけど、日比谷野音の夕暮れのように、吹く風は心地良かった。
まさにライブ、まさにライブなんだよね。

そうこうしているうちに、久々にMy Soul Sisterと再会した。
逢うのはいつ以来なんだろうね? お互いに覚えてないっていうのが笑える。
でも、My Soul Sisterは、清志郎の思い出とともにずっと一緒にいたので
そんなこと関係ない。昔みたいに、だけど今日ばかりはちょっと言葉少なげに話をする。

そして20年来のMy Soul Sisterの紹介で、
もうひとりのSoul Sisterと初めて会うことが出来た。
清志郎が逢わせてくれたんだね。感謝するぜ、ベイベー!
今日はちょっとだけ元気がないから、次に逢うときを楽しみにしよう。

あたりは次第に暗くなってきて、ライトが夜の闇に冴えてくる。
「ロックンロール・ショー」はまだ続いていたけれど、オレは会場をあとにした。
何故かといえば、オレの中で 「確信」 が生まれてきたから。
何も変わっていない、何も変わりはしない・・・ ってこと。

清志郎、オレはこれからも貴方の「ロックンロール・ショー」に足を運ぶよ。
そこに貴方が立っているかはわからないけど、貴方の声は聴こえているよ。
親愛なるMy Soul Sisterや、大勢の紳士淑女のみんなとともに、
精一杯コブシを振りあげて大合唱するのだ。

そんなオレたちに、貴方はちょっと意地悪を言いながら、
優しい歌を、いつまでもいつまでも唄い続けてくれるでしょう。

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2009年5月 7日 (木)

そして今日から。だけど・・・

今日から日常に戻って、再びお仕事の毎日が始まる。
連休気分を吹き飛ばしてバリバリ頑張らねば!ってなとこなんだけど、
やっぱりどうしても気分が晴れない。。。

悲しい気分をブッ飛ばすには、もう少しだけ時間が必要だ。

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2009年5月 6日 (水)

連休終了・・・

早いもので、今日で連休もおしまい・・・。あっという間の五日間だった。
やはりあの出来事が尾を引いて、何もせずに終わったという感じだ。
テレビや新聞でも取り上げられなくなって、マスコミなんてこんなものだと思う。
俺たちの思いは、そんなにすぐに醒めるものじゃないからな。
なんとも言えない重い気持ちを胸に、明日からは仕事だ。

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2009年5月 5日 (火)

TENSAW「UNDER GROWN 2009」渋谷クロコダイル

あいかわらず気持ちは晴れないけれど、夕方から出かける。
今日は渋谷クロコダイルで、TENSAWの復活ライブ「UNDER GROWN 2009」。
18時開場とはいっても開演は19時30分というので、開演時間ギリギリに会場に行く。
クロコダイルは、確か一回来たことがあったかな? あまりよく覚えていないけど。
8割程度の客入りで、みんなリラックスした感じでなかなかいい雰囲気。
アーリーのロックを頼んで、ステージ向かって右の前から4列目ぐらいに陣取る。
ステージがわりと高いので、意外とよく見えてゴキゲン。

予定より少し遅れて、19時35分にスタート。
Drums:グリコ、Bass:ミチアキ、Guitar:タケ、Vocal:セイボーの4人編成。
グリコは清志郎のバックでも叩いていたので、なんだか特別な感情がよぎる。
TENSAWの曲はあまりよく知らないけど、演奏が始まるとグイグイと惹きこまれていく。
とにかく爆音で重厚なドラムとベース、それにハードエッジなギターが絡む。
曲によってはセイボーがパーカッションを叩き、音にさらに厚みを加えていく。
だけどヴォーカルがあまりよく聴こえなかったのが、ちょっと残念だった。

セイボーは何度も「愛し合ってるかい?」と言い、お客さんもそれに呼応する。
清志郎へのリスペクトなのかわからなかったので、私はいまいちノリきれなかった。
ステージ中盤から、先日復活した伝説のバンド「FLOWER TRAVELLIN' BAND」の
Keyboards:篠原信彦とSitar:石間秀機がゲストで登場。
なんだかすっかりFLOWER TRAVELLIN' BANDっぽい感じの演奏になってしまう。
こんな真近で伝説のプレイを観ることが出来たのは嬉しかったけど、
TENSAWのカラーとは違うのでちょっと複雑な気分だった。

今日のライブはグリコのドラムを期待していたんだけど、一番良かったのはベースのミチアキ。
エフェクターを駆使したベースプレイも良かったけど、破天荒な動きに目を惹かれた。
ステージ上でばったりと倒れたり、お客さんにもたれかかるように倒れ込んだり、
シンバルをなぎ倒したり、ベースを振り廻したり、酔っぱらっているのか暴れまくってた。
上半身裸でプレイする姿は、古き良き時代のロッカーという感じでカッコよかった。

アンコールは2回。ちょっと大人しい感じだったフロアも、最後は大盛り上がりで大騒ぎ。
伝説のバンドTENSAWの復活を、そこにいる全員が祝っているという感じだ。
22時35分、演奏は終了。最後にグリコが挨拶をして、3時間に渡るライブは終わった。
予想以上に長い演奏にビックリしたけど、とっても満足のいくステージだった。

帰りにタワレコに寄ってみたら、1階の入り口付近に清志郎の追悼コーナーが出来ていた。
嬉しいような悲しいような、なんだかとっても複雑な気持ち。。。
写真を撮るような気にもなれず、ちょっと眺めて足早に立ち去る。

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2009年5月 4日 (月)

清志郎

今日は朝からテレビをザッピングして、清志郎の映像に見入っていた。
そんなことをしても、気持ちが満たされることは決してないけれど、
清志郎のことを思いながら、ずっとずっと見入っていた。

三浦友和の沈痛な表情、竹中直人の泣き顔、坂本龍一の神妙な顔。
梅津さん、片山さん、厚見さん、伸ちゃん、そしてCHABO、
みんなステージで見るようなスターの顔ではなく、どっとヤツれたような顔してた。

清志郎は色とりどりの花に囲まれ、ピンクの額縁におさまって笑ってた。
話によるとピンクのスーツを着て、笑うように眠っていたらしい。
葬儀が終わってみんなの手に支えられ、愛用のギターとマントとともに出棺。

在りし日のライブ映像とともに、そんな映像が繰り返し流れていた。
それを観ながら私は、まだまだ整理のつかない気持ちをなんとか落ち着かせようとしていた。

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2009年5月 3日 (日)

清志郎

忌野清志郎が、亡くなった。

どう考えても不似合いなフレーズ。
まったくもって現実味のない、おかしなフレーズ。

だけど昨日の夜からネットにアップされるさまざまな記事とコメント、
テレビで流れてくるニュース、新聞の一面に踊る文字、そして友人知人からのメール。
それらのすべてが、“清志郎の死”をリアルなものに変えていく。

清志郎を初めて観たのは、たぶん1979年の秋だと思う。
もう30年も前の出来事、そのころ私は中学生だった。
テレビのブラウン管からはみ出さんばかりに、ピョンピョン飛び廻る清志郎。
それまでに観たどんな歌手よりも、強烈なインパクトを持っていた。
それからアルバム「RHAPSODY」を買い、毎日のように聴きまくった。

徐々に他のアルバムを買い揃えた頃、1981年5月31日、日比谷野外大音楽堂でRCライブ初体験。
オープニングでステージに飛び出してきた清志郎は、私の心をわしづかみにした。
それからどんどんRCはバンドとしてのステイタスを確立していき、
夏は西武球場や横浜スタジアム、そして冬は武道館でライブというのが定番となった。
私は清志郎の唄だけでなく、モノの考え方や生き方さえも好きになった。
繊細なような大胆なような、微妙なバランスを保っている感受性。
他人の目を気にして生きるなんてくだらないコト、それを教えてくれたのは清志郎だった。
一時期、しばらくライブに足を運ばない時期もあったけど、
RC活動休止真近の日比谷野音や武道館には、RCを目に焼き付けようとせっせと通った。

その後清志郎はソロになり、私は清志郎から少し距離を置くようになってしまった。
理由ははっきりとは覚えていない。そのころの自分と、何かがちょっとズレてたんだろう。
だけど21世紀になろうとする頃、再び清志郎への情熱が再燃し出す。
それまでスタジアムやホールで豆粒ぐらいにしか見えなかった清志郎が、
ライブハウスのステージ、真近で唄っているのがたまらなくうれしかった。

この頃から私は地方遠征、いわゆる“追っかけ”っぽいコトを始める。
名古屋・大阪・京都をはじめ全国津々浦々、清志郎のライブを求めて東へ西へ。
ライブハウスの最前列で清志郎の唄を聴き、そして終演後の握手会で感動のご対面。
緊張で何を話したかはよく覚えてないけど、清志郎と確かに顔見知りになれたと思う。
毎年夏の野音や大阪「ナニワ・サリバン・ショー」、わが街調布にも来てくれたし、
渋谷PARCOでの4日連続ライブ、早稲田大学の学園祭にも久々に登場した。

そんな矢先、2006年7月のがん告白。。。
夏の野音やフェスティバル出演は、すべてキャンセル。
心配で心配でたまらなかったけど、徐々にいろいろなライブに飛び入りするようになり、
2008年2月に見事“完全復活”。武道館は行けなかったけど、大阪・京都で感動の再会。
信じていれば、夢は必ずかなうんだと思った。

それなのにまた、再び夏の野音キャンセル。
もう一度、もう一度、復活することを願っていた。
2008年11月23日、MG'sのライブに飛び入りして唄う清志郎に、
あぁ~またもうすぐ帰ってくるんだと確信を持った。
レコーディングの話や楽曲提供の話は、復活の日がそこまで来ていることを物語っている、
そう思っていた。そう思いたかった。

だけど、このあいだ届いたファンクラブの会報、小さな写真でよくわからなかったけど、
清志郎の様子がちょっと違っているような気がした。なんか胸騒ぎがした。
それでもオレに出来ることは信じて待つだけ、それだけだった。
夢は必ずかなうと、そう信じていた。

でも、その夢は、2009年5月2日、突然幕を閉じた。。。
お別れは突然やってきた。
まだ全然、気持ちの整理がついていない。
ありがとうと言っていいのか、まだ早すぎると言っていいのか、
何と言っていいのか、まったくわからない。

清志郎、今日も明日もあさっても、俺は貴方の曲を聴くよ。
その中に唄われている情景や、物語や、思いや、意志や、すべてのものを
俺なりのフィルターを通して、一生懸命感じとって大切に聴いていく。
そして貴方に教わった数々のコト、素敵な音楽の数々だったり、
自分らしく生きるということだったり、人を愛するということだったり、
強いものにも立ち向かっていく心だったり、優しさだったり、
いろいろなコトを胸に、貴方に恥ずかしくないように生きていきます。

いつかまた逢える、その日まで。

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清志郎

清志郎の唄を聴きながら、ネットでいろいろな記事やコメントや書き込みを見る。

みんな悲しんでる。。。

あまりにも唐突な出来事で、私は涙も出なかったんだけど
三宅伸治さんのコメントを読んで泣いた。

もうすぐ新しい朝がやってくる。
清志郎が残してくれたメッセージを胸に、ボクらは歩いて行くのだ。

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2009年5月 2日 (土)

清志郎

言葉もありません。

誰かが言ってた「僕の体の何%かは、清志郎で出来ている」。

わたしもそうです。
わたしの体の何%かを、失ってしまったような気持ちです。

もう一度、完全復活を遂げてくれると信じていたのに。。。
もう二度と、逢えないんでしょうか。

連休の初日、今日は何故だか朝からRCを聴いていました。

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