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2009年5月 5日 (火)

TENSAW「UNDER GROWN 2009」渋谷クロコダイル

あいかわらず気持ちは晴れないけれど、夕方から出かける。
今日は渋谷クロコダイルで、TENSAWの復活ライブ「UNDER GROWN 2009」。
18時開場とはいっても開演は19時30分というので、開演時間ギリギリに会場に行く。
クロコダイルは、確か一回来たことがあったかな? あまりよく覚えていないけど。
8割程度の客入りで、みんなリラックスした感じでなかなかいい雰囲気。
アーリーのロックを頼んで、ステージ向かって右の前から4列目ぐらいに陣取る。
ステージがわりと高いので、意外とよく見えてゴキゲン。

予定より少し遅れて、19時35分にスタート。
Drums:グリコ、Bass:ミチアキ、Guitar:タケ、Vocal:セイボーの4人編成。
グリコは清志郎のバックでも叩いていたので、なんだか特別な感情がよぎる。
TENSAWの曲はあまりよく知らないけど、演奏が始まるとグイグイと惹きこまれていく。
とにかく爆音で重厚なドラムとベース、それにハードエッジなギターが絡む。
曲によってはセイボーがパーカッションを叩き、音にさらに厚みを加えていく。
だけどヴォーカルがあまりよく聴こえなかったのが、ちょっと残念だった。

セイボーは何度も「愛し合ってるかい?」と言い、お客さんもそれに呼応する。
清志郎へのリスペクトなのかわからなかったので、私はいまいちノリきれなかった。
ステージ中盤から、先日復活した伝説のバンド「FLOWER TRAVELLIN' BAND」の
Keyboards:篠原信彦とSitar:石間秀機がゲストで登場。
なんだかすっかりFLOWER TRAVELLIN' BANDっぽい感じの演奏になってしまう。
こんな真近で伝説のプレイを観ることが出来たのは嬉しかったけど、
TENSAWのカラーとは違うのでちょっと複雑な気分だった。

今日のライブはグリコのドラムを期待していたんだけど、一番良かったのはベースのミチアキ。
エフェクターを駆使したベースプレイも良かったけど、破天荒な動きに目を惹かれた。
ステージ上でばったりと倒れたり、お客さんにもたれかかるように倒れ込んだり、
シンバルをなぎ倒したり、ベースを振り廻したり、酔っぱらっているのか暴れまくってた。
上半身裸でプレイする姿は、古き良き時代のロッカーという感じでカッコよかった。

アンコールは2回。ちょっと大人しい感じだったフロアも、最後は大盛り上がりで大騒ぎ。
伝説のバンドTENSAWの復活を、そこにいる全員が祝っているという感じだ。
22時35分、演奏は終了。最後にグリコが挨拶をして、3時間に渡るライブは終わった。
予想以上に長い演奏にビックリしたけど、とっても満足のいくステージだった。

帰りにタワレコに寄ってみたら、1階の入り口付近に清志郎の追悼コーナーが出来ていた。
嬉しいような悲しいような、なんだかとっても複雑な気持ち。。。
写真を撮るような気にもなれず、ちょっと眺めて足早に立ち去る。

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コメント

今度は」いつライブよていですか。ご存知でしたら教えてください・

投稿: yako | 2009年9月27日 (日) 00時04分

>yakoさん

コメントありがとうございます。
残念ながら、次の予定はわからないです。。。
でも次はきっとあると信じて、楽しみに待ちたいですね。

投稿: KANN | 2009年9月30日 (水) 23時44分

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