今日はさいたまスーパーアリーナで、松田聖子の夏コン「My Precious Songs」の初日。
16時開演ということで、ちょっと早目の15時過ぎに北与野駅に到着。
しばらくあたりをブラブラしたあと、会場のさいたまスーパーアリーナへ。
今日の席はSS席ということで、入場口がいつもと違う専用入場口。
手荷物検査のあと、入場パスを首にかけられ、スペシャルプレゼントの赤い紙袋を渡される。
コンコースも専用ということで、あまり人がいないのが嬉しい。じっくりグッズ売場を眺める。
アリーナ内に入るのもステージ真横の通路から、赤いカーペットの敷かれたエリアへという徹底ぶり。
わたしの席はS6ブロック45番。前から5列目だけどステージ向かって右端のブロックなので、
前の列が斜めに欠けていて実質は最前列。アリーナ最前列って、いやぁ~こりゃちょっと感激だわ。
椅子には赤いバンダナがかけられ「お持ち帰りください」って、サービス満点って感じです。
さて肝心のコンサートは、予定より少し遅れて16時05分過ぎにスタート。
「聖子、チャチャチャ」のコールが鳴り響く中、場内が暗転してオープニング映像が映し出される。
「Here We Go!」のナレーションのあと爆裂音とともに、聖子ちゃんが姿をあらわす。
黒の衣装でポールダンス、「It's Style '95」という曲らしい・・・。
いつもの夏コンはアルバム発売にあわせて行われるので、前半はニューアルバムの曲が中心。
今年はアルバム発売なしで行われるのでどんな選曲かと思っていたんだけど、
どうやら1990年代の曲が中心。う~ん、正直言って1990年代の聖子はノーチェックなんだな。
だけど次々に衣装替えして唄い踊る聖子ちゃんを観ているだけで、けっこう楽しめる。
セットは例によってお城のような造りなんだけど、ちょっと大人っぽいクールなステージだ。
ひとしきり唄い終わると、「みなさん、こんにちわぁ~」とMCが始まる。
「最初からずっとダンス系の曲が続きましたが、ここからはミディアムテンポ、
ちょっと胸キュンな歌を選んでみました」という紹介で「雨のリゾート」「マドラス・チェックの恋人」、
そして「みなさんよくご存じの・・・」という紹介で「赤いスイートピー」をお客さんといっしょに大合唱。
ここでバンド紹介をはさんで、「あなたに逢いたくて~Missing You~」。
再びMCコーナーとなり、お客さんの声に応えて「Sreeping Beauty」をアカペラで披露。
「しっとりとした曲を・・・」ということで、「わたしにできるすべてのこと」「Believe In Love」
「続・赤いスイートピー」を3曲続けて唄う。
そして、ダンサー紹介をはさんで「素敵にOnce Again」。
ステージが電飾でキラキラと輝き出し、天井で花火がグルグルと回転する。
回転花火を下から見上げるのは初めての経験。やっぱこの席サイコー!
聖子ちゃんはショートカットに変身し、ピンクのチェックの衣装がとってもキュート。
バンドのメンバーがセットの仕切りの奥に居るので、スタッフに片付けてもらうよう依頼。
「8時だョ!全員集合」のセットチェンジのときの音楽を、口ずさむ聖子ちゃんが可笑しい。
バンドメンバーから一言づつもらいながら、いつものようにDVDの話や新曲の話。
来年30周年ということで、「20th Party」のかわりに「30th ○○」という曲を作りたいという話も。
「さぁ、いよいよメドレーの時間がやって参りました」と言う聖子ちゃんに、
客席からは「リクエストコーナー!」の声。「みなさん、現実的なリクエストをしてください」と返す。
次々と出されるお客さんからのリクエストに応えて、ところどころうろ覚えながらも
「硝子のプリズム」「涙が乾く瞬間」「HAPPY SUNDAY」「恋する思い~Fall In Love~」をアカペラで唄う。
「最後に野崎さんに伴奏をやってもらいましょう」と言って、聖子ちゃんから逆リクエスト。
かなり長時間すったもんだした揚句、「制服」を唄うということで落ち着く。
そして「準備はOKかな~?」の掛け声とともに、今度は本当にメドレーがスタート。
「今年は珍しい曲を選んでみました」と「マイアミ午前5時」「マンハッタンでブレックファスト」から始まり、
「青い珊瑚礁」「風は秋色」「渚のバルコニー」「Rock'n Rouge」とお馴染みのヒットナンバーが続く。
ステージサイドの花道に聖子ちゃんがやってくると、その距離は10メートルもないぐらい。
そして「やっぱり最後は・・・」ということで「夏の扉」。スモークが噴きあがり、みんなはコブシを振り上げる。
聖子ちゃんは先にステージから去り、最後はバンド演奏のみで本編はフィナーレ。
アンコールは「Love is all」から。黄色の衣装に身を包んだ聖子ちゃんは、まるで“ひよこ”みたい。
続く定番の「20th Party」では、キラキラと輝くテープが客席に向かって発射される。
いつもは遠くから眺めているテープを、今日はアタマから浴びまくる。気分はサイコー。
そして最後にダンサーとバンドメンバーを紹介して、ひとまず演奏は終了。
鳴り止まない拍手に応えて、再び聖子ちゃんがステージにひとり登場。
ダンサーとバンドメンバーを呼び込み、ひとりひとりにマイクを向ける。
聖子ちゃんが「いま知ってる?外は豪雨なんですって」と言うと、お客さんは騒然。
このままいつまでもコンサートが続けばいいのに・・・ってな雰囲気に。
すると聖子ちゃんは「一曲どうしても唄いたい曲があって」と言い、「涙がただこぼれるだけ」を唄う。
唄い終わって挨拶をしていると、再び「涙がただこぼれるだけ」が流れ、お客さんと一緒に大合唱。
曲が終わり、ステージには聖子ちゃんひとり。客席からは聖子コールが巻き起こる。
聖子ちゃんは意を決したように「じゃあ雨が降ってるからまだやる~! みんな帰れないからね」と言い、
まさかのトリプルアンコールに突入。やる曲がもう無いのでどこに戻るか?ということで喧々諤々。
けっきょく聖子ちゃんがどうしてもやりたいという「マンハッタンでブレックファスト」と
「Rock'n Rouge」「夏の扉」をやって、「エンディングでリフターに乗って帰る」ことに決定。
まずは「マンハッタンでブレックファスト」を唄い、ちょっとひと息ついたあと、
「今日は日曜日で早く始まって良かった」と言いながら「Rock'n Rouge」と「夏の扉」を唄う。
エンディングでリフターに乗って帰るはずが、「SEIKO」と書かれた電飾があるため乗れず。
「マヌケですね~」と言って照れくさそうに走って帰る聖子ちゃんが、やけに可笑しかった。
終了したのは、19時10分過ぎ。3時間を超える充実のコンサートでした。
会場の外に出ると、豪雨と言っていた雨はほとんどやんでいた。
これは聖子ちゃんが時間かせぎしてくれたおかげだな。。。
【セットリスト】
M01. It's Style '95
M02. I want you so bad!
M03. Wanna know how
M04. Hot Thing
M05. もし、もう一度戻れるなら
M06. 悲しい秘密
---- ブリッジ:Don't You Wanna Dance?
M07. 雨のコニー・アイランド
---- MC
M08. 雨のリゾート
M09. マドラス・チェックの恋人
M10. 赤いスイートピー
---- バンド紹介:ボン・ボヤージュ
M11. あなたに逢いたくて~Missing You~
---- MC
M12. わたしにできるすべてのこと
M13. Believe In Love
M14. 続・赤いスイートピー
---- ダンサー紹介:Let's Talk Again
M15. 素敵にOnce Again
---- MC
---- リクエストコーナー
M16. マイアミ午前5時
M17. マンハッタンでブレックファスト
M18. 青い珊瑚礁
M19. 風は秋色
M20. 渚のバルコニー
M21. Rock'n Rouge
M22. 夏の扉
アンコール1
EN1. Love is all
EN2. 20th Party
アンコール2
EN3. 涙がただこぼれるだけ
EN4. 涙がただこぼれるだけ(合唱)
アンコール3
EN5. マンハッタンでブレックファスト
---- MC
EN6. Rock'n Rouge
EN7. 夏の扉
日曜日ということもあり、早々に家路につく。
だけどまだ時間も早いので、国領の「さくら水産」で飲むことにする。
さすがに日曜日のこの時間は空いてら・・・。1時間ほど楽しんで帰宅。
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