今日は日本武道館へ、松田聖子の夏コン「My Precious Songs」を観に行く。
17時開演ということで、16時過ぎに友人と九段下駅で待ち合わせ。
駅から武道館へ続く坂をのぼって、そのまま会場内へ。今日の席は、1階西B列24番。
ステージを左横から見るような位置だけど、ステージサイドの花道に近くてゴキゲン。
だけど今日はDVDの撮影があるようで、カメラのクレーンがちょっと邪魔なのが残念。
17時を少し過ぎたころ、いつものような「聖子、チャチャチャ」のコールをする間もなく、
唐突に場内が暗転してオープニングの映像が流れ出す。
そして大きな爆裂音とともに、一曲目の「It's Style '95」がスタート。
それから「I want you so bad!」「Wanna know how」「Hot Thing」「もし、もう一度戻れるなら」
「悲しい秘密」と、1990年代の曲が演奏されていく。ちょっと時代を感じさせるサウンド。
でも何度も衣装替えをしながら、ダンサーといっしょに激しく唄い踊る姿はとってもカッコいい。
「雨のコニー・アイランド」を唄ったあと、挨拶と今回のツアーについてのMC。
「今日はDVD収録なので、いつもより倍のリアクションで(笑)」とのお達し。
「みなさんの若い頃を思い出して」ということで、“胸キュン”なナンバー「雨のリゾート」
「マドラス・チェックの恋人」、そしてスタンダードナンバーとも言うべき「赤いスイートピー」。
「赤いスイートピー」では、お客さんが赤いスイートピーをフリフリするのが流行っているんだけど、
今日はアリーナ全体にまんべんなく広がっていて、とってもとってもキレイだった。
バンド紹介のあと「あなたに逢いたくて~Missing You~」を唄い、再びMCコーナー。
「みなさん、DVDいかがですか? ちょっぴり緊張しますね・・・」と言いながら、
「わたしにできるすべてのこと」「Believe In Love」「続・赤いスイートピー」を3曲続けて唄う。
ダンサー紹介をはさんで「素敵にOnce Again」が始まると、コンサートはいよいよ後半戦に突入。
ステージが電飾でキラキラと輝き出し、銀色の紙吹雪が天井高く舞い上がる。
いつもならステージ上空で花火が回転するところだけど、セットの都合なのかな?
ショートカットに変身した聖子ちゃんは、「わたし大丈夫?」とお客さんに確認。
バンドメンバー紹介のため、セットの仕切りをスタッフに片付けてもらうときに、
「8時だョ!全員集合」のセットチェンジのときの音楽を口ずさむのはツアー初日からのお決まり。
いつものようにバンドメンバーから一言づつもらいながら進めていく中で、
さりげなくツアーグッズの宣伝が散りばめられているのが笑える。
ソフトバンクのCMを再現して、久留米弁を話す聖子ちゃんが微笑ましい。
ニューアルバムやディナーショー、カウントダウンの予定など、いくつかの連絡事項を伝えたあと、
いつのまにか恒例となったリクエストコーナーは、ギターの小倉さんの仕切りで進行。
2曲演奏するということで、お客さんからリクエストを募る。
演奏する曲が決まって楽譜を探している間に、「硝子のプリズム」をアカペラで披露。
それからキーボードの伴奏つきで、「未来の花嫁」「天国のキッス」を唄う。
そして「準備はOKかな~?」と、お客さん、バンドメンバー、スタッフの順に問いかけ、
最後に1階スタンドで観覧していた篠山紀信先生に問いかけてメドレーがスタート。
「マイアミ午前5時」「マンハッタンでブレックファスト」から始まり、
「青い珊瑚礁」「風は秋色」「渚のバルコニー」「Rock'n Rouge」と続いていく。
「青い珊瑚礁」では、ステージサイドの花道に聖子ちゃんが・・・。
すっごい至近距離までやって来てくれて、ちょっと感激してしまった。
メドレーの最後はもちろん「夏の扉」。スモークが噴きあがり、みんなでコブシを振り上げる。
全員総立ちで大盛り上がりの中、本編はフィナーレを迎える。
アンコールは「Love is all」から。黄色い“ひよこ”のような衣装に身を包んだ聖子ちゃんがカワユイ。
続く「20th Party」では、キラキラと輝くテープが客席に向かって発射される。
いつもの銀と赤の輝くテープ以外に、色とりどりの蛍光色のテープが混ざってキレイ。
そして最後にダンサーとバンドメンバーを紹介して、ひとまず演奏は終了。
2回目のアンコール、ステージセット上段にマーメイドドレス姿の聖子ちゃんが登場。
先日亡くなったMichael Jacksonさんへの追悼ということで、
「We Are The Worid」のサビのメロディーに続いて「Heal The World」を唄う。
Michael Jacksonさんとの思い出をしばらく語り、今日こうして唄えることへの感謝を述べる。
「みなさんお時間大丈夫?」と言いながらもう一曲ということになり、
「こんなエレガントなドレスだけど・・・こんな小走りになっちゃうよ」と言いながら「SQUALL」。
確かにちょっと動きづらそうだったけど、この曲は大好きなので単純に嬉しかった。
最後は、流れてきた「涙がただこぼれるだけ」のカラオケをバックにみんなで大合唱。
「さようなら~また明日~」という言葉を残して、聖子ちゃんは去って行った。
終了したのは、19時50分過ぎ。ほぼ3時間に渡る見どころ満載のコンサートでした。
【セットリスト】
M01. It's Style '95
M02. I want you so bad!
M03. Wanna know how
M04. Hot Thing
M05. もし、もう一度戻れるなら
M06. 悲しい秘密
---- ブリッジ:Don't You Wanna Dance?
M07. 雨のコニー・アイランド
---- MC
M08. 雨のリゾート
M09. マドラス・チェックの恋人
M10. 赤いスイートピー
---- バンド紹介:ボン・ボヤージュ
M11. あなたに逢いたくて~Missing You~
---- MC
M12. わたしにできるすべてのこと
M13. Believe In Love
M14. 続・赤いスイートピー
---- ダンサー紹介:Let's Talk Again
M15. 素敵にOnce Again
---- MC
---- リクエストコーナー
M16. マイアミ午前5時
M17. マンハッタンでブレックファスト
M18. 青い珊瑚礁
M19. 風は秋色
M20. 渚のバルコニー
M21. Rock'n Rouge
M22. 夏の扉
アンコール1
EN1. Love is all
EN2. 20th Party
アンコール2
EN3. We Are The Worid~Heal The World
EN4. SQUALL
EN5. 涙がただこぼれるだけ(合唱)
最近のコメント