VA「MAGMA '09」YOKOHAMA Bay Hall
今日はYOKOHAMA Bay Hallへ、「MAGMA '09」というイベントを観に行った。
先日のライブでもらったフライヤーを見て、ハードコアパンクの重鎮バンド
“DISCHARGE”と“G.B.H”と“THE EXPLOITED”がそろって出演するというのを知り、
迷わず参戦することを決めたのだ。
イベントは20日・21日の二日間行われるんだけど、
“COBRA”や“LAUGHIN'NOSE”の出演する今日をチョイスした。
14時30分開演・22時終演予定ということで、7時間半にわたるロングラン。
さすがに体力的にキツそうだったので、前半戦は参戦を見送り。
“HAT TRICKERS”と“BATTLE OF NINJAMANZ”と“EXTINCT GOVERNMENT”。
どれもまだ観たことのない日本のバンドだけど、“HAT TRICKERS”は観てみたかったな。
京王線から南武線、東横線とみなとみらい線を乗り継いで、
自宅から1時間ほどかけて元町・中華街駅に16時20分ごろ到着。
そこから歩いて10分ほどで、会場のYOKOHAMA Bay Hallに到着。
危険物持込防止のボディチェックを受けてから、いざ会場内へ。
全体的にはゴージャスなつくりで、赤絨毯やシャンデリアがあるんだけど、
どれもさびれて古ぼけた感じになっていて、廃墟のようななんだかものすごい雰囲気。
そこにピンクや緑や黄色の髪の毛をモヒカン・トロージャンでキメたPunksがたくさん居るという、
とても日本とは思えないような異次元空間。まさに“Punks not DEAD!!”ってな感じにワクワク。
17時にフロアに入ると、“HARLEY'S WAR”の演奏中だった。
フロアはステージ前のフラットなエリアを取り囲むように一段高いエリアがあり、
どの位置からもけっこう観やすい構造。ただ、フロア中央付近にある二本の柱が邪魔。
フロアはまだけっこう余裕があったので、ビールを飲みながらステージ向かって左側で観る。
“HARLEY'S WAR”はUSAハードコアなので「どうかなぁ~?」と思ってたんだけど、意外とイイ感じ。
特に、Bassを弾きながら唄うヴォーカリストのはじけっぷりが良かった。
フロアも円を描くように激しいモッシュが繰り広げられ、とっても楽しい雰囲気だった。
けっこう長く演奏して、17時35分ごろ演奏終了。
セットチェンジをはさんで、17時45分から“COBRA”の演奏。
ここからはステージ向かって右側に場所を移し、熱い演奏が繰り広げられるステージをじっくりと観る。
“COBRA”はお馴染みのナンバーを立て続けに演奏し、なかなかゴキゲンなステージ。
あいかわらずSING ALONGなPunk Rockで、思わず大声で唄いまくってしまった。
昔から好きだったバンドと共演できて、ヨースコーをはじめメンバーも嬉しそうだったな。
30分ほどの演奏で、18時15分過ぎに終了。
続いて18時30分から、“LAUGHIN'NOSE”の演奏。
久しぶりに観る“LAUGHIN'NOSE”、CharmyもPonもKyoyaもあいかわらず元気そうだ。
選曲は意図的なのか、「Hell Home」とか「Perdition」とかハードコアな曲が多かった。
「Paradise」や「Broken Generation」などの懐かしいナンバーもあったな。
最後はこれしかない「Get The Glory」。フロアは蜂の巣をつついたような大騒ぎ。
こちらも約30分の演奏で、19時に終了。
そしていよいよハードコアのLegend達の共演、まずは19時10分から“G.B.H”の登場だ。
4人のバンドメンバーはそれぞれに年齢を重ねているけれど、みんなカッコいい。
“G.B.H”はこれまであまり聴いたことなかったんだけど、ストレートな曲が多くてイイ感じ。
今日の演奏の中で、個人的にはイチバンと思う演奏だった。
45分ほど演奏して、19時55分に終了。
続いて20時10分から、“DISCHARGE”の演奏が始まる。
“DISCHARGE”は、Legendの中ではイチバン好きなバンド。
ヴォーカルがCalではなくなってしまったのが、とっても残念。
替わりに唄っているRatはまずまずだけど、ちょっと太りすぎかな。。。
だけどサウンドはまさしくハードコア、“DISCHARGE”そのもの。
BassのRainyのウネウネと動き回る指使いに唖然としながら、演奏を堪能する。
アンコールを含めて40分ほどの演奏で、20時50分に終了。
ラストは21時10分から、“THE EXPLOITED”の演奏。
ステージ後の壁に張られていた「MAGMA」のフラッグが、“THE EXPLOITED”に変わる。
Drumsはスキンヘッド、Bassはドレッドヘア、Guitarは長髪というルックスが印象的。
そしてVocalのWattieは、赤のモヒカントロージャンで登場。
こちらもお腹のでっぱりがちょっと気になったけど、ヴォーカルはなかなかの迫力。
ゴリ押しのハードコアサウンドで、フロア全体を一気に持っていった。
アンコールはお客さんをステージに上げて、「Sex and Violence」の大合唱。
まさに“Punks not DEAD!!”という感じの大団円を迎えて、22時15分に演奏終了。
古き良きハードコアを感じさせてくれて大満足のイベントだったんだけど、
大音量のハードコアサウンドを聴き続けてさすがにグロッキー。
あまりにすさまじい音圧に、アタマがクラクラする。。。
元町・中華街駅から電車に乗ると、パンクスがたくさん居てなんだか面白かった。
いくつも電車を乗り継いでいくと、京王線は既に終電の時間。
あやうく帰れなくなるところだった。あぶない、あぶない・・・。
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