ヒカシュー「秋物語「鯉とガスパチョが降ってきた」ツアー」渋谷 CLUB QUATTRO
今日は台風が近づく中、渋谷CLUB QUATTROへヒカシューのライブを観に行った。
17時半に仕事を切り上げて、渋谷へ着いたのは18時10分過ぎ。
開演の19時までは少し時間があるので、しばらく渋谷の街をブラブラ。
18時40分ごろ会場入りすると、フロアはちょうどいい混み具合。
ステージ向かって右側、一段上のフロアのテーブルに陣取る。
ここを基地にして、演奏中はステージ前で楽しもうという寸法だ。
予定より少し遅れて19時05分ごろ、まずはゲストのジューシィ・ハーフの演奏が始まる。
ジューシィ・ハーフというのは、元ジューシィ・フルーツのVocal:イリアとDrums:トシが結成したバンド。
ジューシィ・フルーツ4人のうち2人が参加しているから、ジューシィ・ハーフというのだ。
正直なところ、今日はヒカシューよりもジューシィ・ハーフに期待して来たと言っても過言ではない。
結果、その期待を裏切らない、むしろ期待を遥かに超えるライブだった。
イリアのキュートなヴォーカルとリバーブをギンギンに効かせたギターソロ、
シンプルなビートと素敵なハーモニー、「音楽って楽しい!」っていうのを体現しているようだ。
元メンバーの残り2人も会場には来ているそうで、気分はまさに1980年代。
「ふりむかないで」から始まり、「恋はベンチシート」「そんなヒロシに騙されて」「なみだ涙のカフェテラス」
「ジェニーはご機嫌ななめ」「夢見るシェルター人形」など、懐かしくもキラキラと輝くナンバーが続く。
ラストは「おとめのカウントダウン」。楽しいひとときは、あっという間に過ぎ去ってしまった。
それでも意外とたっぷり、45分ぐらいの演奏で19時50分過ぎに終了。
【ジューシィ・ハーフ:セットリスト】
M01. ふりむかないで
M02. 恋愛タクティクス
M03. 睡眠不足は美容の敵
M04. 恋はベンチシート
M05. 燃ゆる瞳
M06. そんなヒロシに騙されて
M07. なみだ涙のカフェテラス
M08. ジェニーはご機嫌ななめ
M09. 夢見るシェルター人形
M10. おとめのカウントダウン
セットチェンジをはさんで、20時05分過ぎからいよいよヒカシューの演奏。
ドラム、ベース、ギター、キーボードをバックに、テルミンを操りながら巻上公一が唄う。
オープニングがすごくアバンギャルドな曲だったので「う~ん・・・」と思ったんだけど、
徐々にヒカシューの独特な世界にひきこまれていく。。。
ひとことで言うならば、「気持ち悪い」。それ以外の言葉が見当たらない。
ホントに「気持ち悪い」のだ。歌詞がどうこうではなく、バンドの音そのものが「気持ち悪い」。
だけどそれが、とっても素敵に感じられてしまうのだからしょうがナイ。
最近の曲はあまり知らないので、初期の曲「アルタネイティヴ・サン」や「パイク」が演奏されるとやはり嬉しい。
アンコールでは、「うわさの人類」や「20世紀の終わりに」「プヨプヨ」も飛び出す。
フロアには、ケラ、緒川たまき、犬山犬子、みのすけ、近田春夫というNew Waveな面々が勢揃い。
近田春夫の「もっとやれー!」コールに煽られて、アンコールを3回やって21時45分ごろ終了。
終演後は内田裕也もあらわれて、フロア後方で記念撮影。
裕也さんをこんなに間近で見れるとは思わなかった・・・。ものすごいオーラに圧倒される。
CDを買うとサインがもらえるというので、「生きること」と初期のアルバム2枚を購入。
近くで見た巻上さんは、意外と普通な感じで(失礼!)ちょっと驚きだった。
ほかのメンバーもみんな律儀そうな感じで、ステージとのギャップがなんとも言えない。
会場の雰囲気、ライブ、終演後・・・すべてがとっても楽しくて、大満足で会場をあとにした。
外へ出ると雨は降っていないものの、風が強くなってきていた。
呑んでいきたいところだったけど、ドシャ降りにならないうちに帰ろうと思いそのまま帰宅。
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