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2009年10月31日 (土)

フィギュアスケート「グランプリシリーズ2009」第3戦:中国大会

フィギュアスケートグランプリシリーズ、第3戦は中国大会。
男子は、ショートプログラムでトップに立った織田信成がフリーでも1位で優勝。
グランプリファイナル出場を決めた。
女子は、ショートプログラム4位の鈴木明子がフリー1位となり、176.66点の自己ベストで優勝。
村主章枝はいまいちふるわず総合7位、ショートプログラムで首位に立った長洲未来は
フリーではジャンプをミスして総合5位になってしまった。
ちょっと意外な結果だけど、なかなかおもしろい展開かもしれない。

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う~ん。。。

朝起きると、喉が痛い。
う~ん、とうとう風邪ひいちゃったかなぁ~。
だから今日は、一日中のんびりと養生する。

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2009年10月30日 (金)

吞み喰い三昧

今日は朝からバタバタと大忙し。。。
午後からは照会対応で振り回され、夜間処理の監視までする羽目になった。
それでも20時前には片付けて、新宿で友人と落ち合う。
ずいぶん遅くなってしまったけど、20時50分ごろから「栄寿司」で呑みだす。
海の幸をたらふく食べながら、ビール・焼酎・日本酒と。。。
22時過ぎにはおひらきにして、パチンコ屋に寄ってから「Kirin City」へ。
ハーフ&ハーフとシュタインヘイガーをグイっとやってからカラオケ「歌広場」へ。
2時間ほど唄っておひらき。甲州街道をブラブラしてから友人と別れる。
ひとりカレー屋でダメ押しして、笹塚からタクシーに乗って帰宅。

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2009年10月29日 (木)

“KとK”

有頂天

わたしの大好きなバンドのひとつ。

ヴォーカルのKERAは、
今では演劇界の巨匠のひとりって感じだけど、
今でもシンセサイザーズというバンドをやっている。

そんなKERAのblog「日々是嫌日」を、たびたび覘いている。


今日の記事に、清志郎のことが載っていた。

「DRIVE TO 2010」のアンコールセッションで
PANTAと「コミック雑誌なんかいらない」をやったとき、
「COVERS」というイベントのアンコールセッションでも
この曲をやったことを思い出した

と。。。

そして、そこには清志郎がいた。


KERAは、

「歌いながらまた思い出してしまっていた。清志郎さんのことだ。」

「こんなタイミングで再び大きな喪失感、というか欠落感を感じることになるなんて思いもよらなかった。」

「いやあ、まさかこんなに引きずるとはなあ・・・・。」

と書いている。


こんなタイミングで・・・ だからこそリアリティを感じる。


わたしの中ではあまり接点のなかったKERAと清志郎。
こんなつながりがあるなんて思わなかった。

KERAをますます好きになった。

そしてまた、ちょっと泣いた。


ケラリーノ・サンドロヴィッチblog「日々是嫌日」

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2009年10月28日 (水)

レイドバックな一日

今日は休みをとった。
せっかくのお休みということでいろいろとやりたくなるんだけど、今日のところは完全オフ。
無計画で成り行きまかせに過ごすことにした。

昨夜飲み過ぎたので、午前中はひたすら睡眠。
昼過ぎにのそのそと起き出し、しばらくウダウダ過ごす。
15時をまわったころ、久しぶりに“深大寺温泉ゆかり”に行くことにした。
以前もらった招待券で入場し、ゆったりたっぷりのんびりとお湯につかる。
温泉自体が久しぶりだな~。とっても気持ちイイ。。。
1時間ほど温泉につかって、休憩所でビールを飲みながらゴロ寝。
完全に「レイドバック」したひとときだった。

帰りは17時50分発の送迎バスに乗って調布駅へ。
PARCOや中古盤屋「TIME MACHINE」で買い物をして19時過ぎに帰宅。

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2009年10月27日 (火)

吞みまくり唄いまくり

今日は20時前に仕事を終わらせて、久しぶりに柴崎へ繰り出す。
明日は休みをとったので、今日はちょっと本格的に呑むかな。
「養老乃瀧」でぼちぼちつまみながら、ビールに焼酎に日本酒と。。。
テレビで懐かしのドラマ特集みたいのをやっていて、それを眺めながら過ごす。
21時半ごろにおひらきにして、久しぶりにカラオケ「SHIDAX」へ。
ウォッカを呑みながらゴキゲンに唄いまくり、テンションは最高潮。
3時間ほど満喫して、1時過ぎに帰宅。

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2009年10月26日 (月)

ヒカシュー「秋物語「鯉とガスパチョが降ってきた」ツアー」渋谷 CLUB QUATTRO

今日は台風が近づく中、渋谷CLUB QUATTROへヒカシューのライブを観に行った。
17時半に仕事を切り上げて、渋谷へ着いたのは18時10分過ぎ。
開演の19時までは少し時間があるので、しばらく渋谷の街をブラブラ。
18時40分ごろ会場入りすると、フロアはちょうどいい混み具合。
ステージ向かって右側、一段上のフロアのテーブルに陣取る。
ここを基地にして、演奏中はステージ前で楽しもうという寸法だ。

予定より少し遅れて19時05分ごろ、まずはゲストのジューシィ・ハーフの演奏が始まる。
ジューシィ・ハーフというのは、元ジューシィ・フルーツのVocal:イリアとDrums:トシが結成したバンド。
ジューシィ・フルーツ4人のうち2人が参加しているから、ジューシィ・ハーフというのだ。
正直なところ、今日はヒカシューよりもジューシィ・ハーフに期待して来たと言っても過言ではない。
結果、その期待を裏切らない、むしろ期待を遥かに超えるライブだった。
イリアのキュートなヴォーカルとリバーブをギンギンに効かせたギターソロ、
シンプルなビートと素敵なハーモニー、「音楽って楽しい!」っていうのを体現しているようだ。
元メンバーの残り2人も会場には来ているそうで、気分はまさに1980年代。
「ふりむかないで」から始まり、「恋はベンチシート」「そんなヒロシに騙されて」「なみだ涙のカフェテラス」
「ジェニーはご機嫌ななめ」「夢見るシェルター人形」など、懐かしくもキラキラと輝くナンバーが続く。
ラストは「おとめのカウントダウン」。楽しいひとときは、あっという間に過ぎ去ってしまった。
それでも意外とたっぷり、45分ぐらいの演奏で19時50分過ぎに終了。

【ジューシィ・ハーフ:セットリスト】
M01. ふりむかないで
M02. 恋愛タクティクス
M03. 睡眠不足は美容の敵
M04. 恋はベンチシート
M05. 燃ゆる瞳
M06. そんなヒロシに騙されて
M07. なみだ涙のカフェテラス
M08. ジェニーはご機嫌ななめ
M09. 夢見るシェルター人形
M10. おとめのカウントダウン

セットチェンジをはさんで、20時05分過ぎからいよいよヒカシューの演奏。
ドラム、ベース、ギター、キーボードをバックに、テルミンを操りながら巻上公一が唄う。
オープニングがすごくアバンギャルドな曲だったので「う~ん・・・」と思ったんだけど、
徐々にヒカシューの独特な世界にひきこまれていく。。。
ひとことで言うならば、「気持ち悪い」。それ以外の言葉が見当たらない。
ホントに「気持ち悪い」のだ。歌詞がどうこうではなく、バンドの音そのものが「気持ち悪い」。
だけどそれが、とっても素敵に感じられてしまうのだからしょうがナイ。
最近の曲はあまり知らないので、初期の曲「アルタネイティヴ・サン」や「パイク」が演奏されるとやはり嬉しい。

アンコールでは、「うわさの人類」や「20世紀の終わりに」「プヨプヨ」も飛び出す。
フロアには、ケラ、緒川たまき、犬山犬子、みのすけ、近田春夫というNew Waveな面々が勢揃い。
近田春夫の「もっとやれー!」コールに煽られて、アンコールを3回やって21時45分ごろ終了。
終演後は内田裕也もあらわれて、フロア後方で記念撮影。
裕也さんをこんなに間近で見れるとは思わなかった・・・。ものすごいオーラに圧倒される。
CDを買うとサインがもらえるというので、「生きること」と初期のアルバム2枚を購入。
近くで見た巻上さんは、意外と普通な感じで(失礼!)ちょっと驚きだった。
ほかのメンバーもみんな律儀そうな感じで、ステージとのギャップがなんとも言えない。
会場の雰囲気、ライブ、終演後・・・すべてがとっても楽しくて、大満足で会場をあとにした。

外へ出ると雨は降っていないものの、風が強くなってきていた。
呑んでいきたいところだったけど、ドシャ降りにならないうちに帰ろうと思いそのまま帰宅。

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2009年10月25日 (日)

フィギュアスケート「グランプリシリーズ2009」第2戦:ロシア大会

フィギュアスケートグランプリシリーズ、第2戦ロシア大会の二日目。
男子は、エフゲニー・プルシェンコが優勝し、小塚崇彦は2位。
女子は、浅田真央がまさかの第5位。ちょっと厳しい展開だったか。。。
そのかわりと言ってはなんだけど、安藤美姫が171.93で断トツ優勝。
なんだか明暗が大きくわかれてしまったような感じだった。
バンクーバー五輪行きはいったいどうなるのか?

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2009年10月24日 (土)

フィギュアスケート「グランプリシリーズ2009」第2戦:ロシア大会

フィギュアスケートグランプリシリーズ、今週末は第2戦のロシア大会。
男子は、小塚崇彦、エフゲニー・プルシェンコ、ジョニー・ウィアーが出場。
ショートプログラムでは、プルシェンコが1位で小塚くんは2位につけた。
女子は、安藤美姫と浅田真央との一騎打ちといった感じだ。
真央ちゃんは開幕二週連続出場で一気にフィニッシュといきたいところだけど、
今日も出来はいまいちでまさかの6位。ミキティも不本意な3位。
1位はユリア・シェベスチェン、2位はアリッサ・シズニー。
1位から3位の得点差はあまりなく、明日が楽しみである。

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2009年10月23日 (金)

良い呑み屋の条件

良い呑み屋の条件とは何か?

考えてみる。

ゆったり落ち着いて飲める とか
やっぱり個室でまったり とか
うまい酒を飲ませ、うまい肴を喰わせる
とか。。。

確かにそれは大切かな。

でもね、
見ず知らずの人と袖すりあい
他愛のない会話をするっていうのも
またいいもんじゃないですかね。

混沌

CHAOS

そんな雑多な雰囲気っていうのも
大切な要素なのかな? って気がする。

予定調和じゃない・・・
そんなハプニングが楽しかったりする。

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2009年10月22日 (木)

映画「カイジ 人生逆転ゲーム」TOHOシネマズ南大沢

今日は予定どおりに仕事が進んだので、ちょっとしたご褒美で17時半に退社。
TOHOシネマズ南大沢へ、映画「カイジ 人生逆転ゲーム」を観に行った。
電車が遅れるというハプニングがありながらも、なんとか開映時間18時30分に間に合う。
既に予告編が始まっていたので正確にはわからないけど、お客さんは20人足らずといったところ。
う~ん、いいねぇ・・・この雰囲気。ちょっとした穴場だな、こりゃ。

作品は、藤原竜也・天海祐希・香川照之主演の“究極の刺激的映画”。
多額の借金を背負った「人生負け組」の主人公カイジが、
一夜にして借金を帳消しに出来るということから豪華客船「エスポワール号」に乗船する。
そして、「限定ジャンケン」「電流鉄骨渡り」「Eカード」といった究極のゲームに挑戦していく。

ともすれば悪趣味になってしまう刺激的な内容だけど、その中で描かれる人間模様や
主人公の前向きな姿勢が、この作品を一本スジの通ったものにしている。
とにかくドキドキ・ハラハラの130分、とっても楽しむことの出来る作品でした。

20時40分に映画が終わったので、駅前のパオレビルにある「戸隠」という店で呑む。
なんだかとっても家庭的な雰囲気で、のんびりくつろげる居心地の良い店。
つまみもなかなか美味しくて、とっても満足。22時にはおひらきにして帰宅。
これだけ楽しんでも23時には家に着いてるというのは、早帰り効果ってところだな。
こういう日もたまには必要です。。。

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2009年10月21日 (水)

CD「THE FUN JUST NEVER ENDS?~みんな大好きthe原爆オナニーズ~」the原爆オナニーズ

Genbakuonaniesthefunjustneverends1980年に結成してから今年で29年周年を迎えるthe原爆オナニーズのベストアルバム。日本のPunkバンドとしては最古参とのことだが、やはり“やり続ける”ことこそ、リアルPunkなんだと思う。ヴォーカルのTAYLOWにベースのEDDIE、メンバーの恰好はいたって普通だけど、これこそが本物のPunkということだ。バンド名について、原爆の名称をオナニーという語と併せて用いているため、「ふざけている」「被爆者・被爆地などに対して失礼ではないのか」などといった意見もあるようだが、TAYLOWはアルバムのライナーノーツで「このバンド名を名乗ることによって人々がこのバンド名に嫌悪感などの反応を持ち、核・反戦について問題意識を起こさせることができればよい」という趣旨のことを述べている。

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2009年10月20日 (火)

DVD「Jeff Beck performing this week... LIVE AT ronnie scott's」Jeff Beck

Jeffbeckronniescotts先日ロードショー公開されたJeff Beckのライブ映像。あまりの素晴らしさにDVDを買っちゃいました。ホントに内容がサイコー! Jeff Beckとバンドメンバーの超絶テクニックが至近距離で観れて、とにかく言うことナシ。遠くから観てるとわからなかったけど、若干19歳のベーシストTal WilkenfeldとJeff Beckが、どうして一緒に演奏しているのかがわかるような気がした。他のメンバーも、楽しそうに素晴らしい演奏を繰り広げていく。「哀しみの恋人達」「レッドブーツ」といった定番曲も良かったけど、「スキャッターブレイン」の演奏の凄まじさにはブッ飛びました。ホントにスゴ過ぎ。。。印象的なのは、お客さんの嬉しそうな顔。みんなそれぞれに楽しんでる。まぁこんな至近距離でJeff Beckを観れるのだから、あたり前かもしれないけど。アンコールではEric Claptonも登場して、なんだか得した気分。100分という時間があっという間に過ぎて行く。

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2009年10月19日 (月)

CD「籠の鳥、天空を知らず」犬神サーカス団

Inugamicircusdankagonotoriいわゆるビジュアル系ハードRockバンド“犬神サーカス団”のベストアルバム。ベストアルバムと言ってもただのベストではなく、全曲新録音という気合の入った一枚。ライブでもそうだけど、かっちりと正確に計算し尽くされたバンドの演奏と、犬神凶子の鋭くおどろおどろしいヴォーカルに圧倒される。2枚組全33曲、暗い夜道を歩きながらヘッドホンで聴いていると、なんとも言えない絶望感に襲われる。気持ちが健全な状態でないと、通して聴き続けるのはちょっとキツいかな。。。あえてそのあたりの曲を集めているような狙いも感じられます。

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2009年10月18日 (日)

フィギュアスケート「グランプリシリーズ2009」第1戦:フランス大会

今年もこの季節が来て、フィギュアスケートグランプリシリーズが始まった。
来年2月のバンクーバー五輪に向けて、日本代表選考対象競技会となるこのグランプリシリーズ、
今週末は第1戦のフランス大会。昨日から氷上の熱き闘いが繰り広げられている。
男子は、織田信成とブライアン・ジュベールとの一騎打ち、織田信成が242.53で優勝。
女子は、キム・ヨナと浅田真央、中野友加里にキャロライン・ジャンという豪華メンバー。
真央ちゃんに期待していたけれどいまいちの出来で、キム・ヨナが210.03でぶっちぎり優勝。
真央ちゃん、ユカリンは2位・3位につけたけど、なんだかちょっと残念な結果だった。
次に期待するしかナイ。

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ショアーーーッ!

プロレスラーの剛 竜馬さんが亡くなったそうだ。
肝硬変を患いながら最後まで浴びるように酒を飲み、多臓器を侵され亡くなったとのこと。
最近はあまりいい噂を聞かなかったけど、WWWFジュニア選手権やプロレスバカは魅力的だった。
またひとり、昭和のヒーローがいなくなってしまった。寂しい。。。

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2009年10月17日 (土)

ケラ & ザ・シンセサイザーズ「DRIVE TO 2010 <ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミューヂック・アワー>」新宿LOFT

今日は新宿LOFTへ、
「DRIVE TO 2010 <ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミューヂック・アワー>」を観に行った。
「DRIVE TO 2010」は二度目の参戦、今日はケラのプロデュースというのでとっても楽しみ。
開演時間18時の少し前に会場に着くと、フロア内はお客さんでぎっちり超満員。
なんとか隙間をかいくぐって、ステージ右スピーカー前の最前列に陣取る。
ドラムは完全に見切れてしまうけど、ステージはよく見えるのでなかなかの好ポジション。
フロア後方ではサエキけんぞうが、今回のイベントの今後の予定を延々とアナウンスしている。

サエキけんぞうのアナウンスのおかげで、予定より少し遅れて18時05分過ぎ開演。
まずは“楽団健康”。犬山イヌコ、みのすけ、峯村リエ、三宅弘城を中心にした6人編成のユニット。
NSPの「夕暮れ時はさびしそう」が流れる中、ステージを仕切っていたスクリーンがあがる。
それぞれがやりたい曲をやるということで、選曲はなんの脈絡もない。
犬山が“コンセントピックス”の「顔」を唄えば、みのすけはオリジナル「神様の悪ふざけ」を唄う。
シルクハットをかぶったケラが加わって映画用に作られた「太陽の下の17才」を唄えば、
“世界で一番大きい女優”峯村リエがアンニュイな雰囲気で「ウイスキーはお好きでしょ?」を唄う。
最後はそれまでドラムを叩いていた三宅弘城がマイクをとり、“ばちかぶり”の「産業」を唄う。
「ウンコ食べたら40万円!」、尊敬する先輩という田口トモローを彷彿とさせるVocalでした。
なんだかわからないけどとっても楽しいステージ、あっという間の18時30分過ぎに終了。

セットチェンジをはさんで、18時45分から“KERA SOLO UNIT”の演奏が始まる。
ドラム・ウッドベース・ギター・キーボードに、ヴァイオリンが入ったちょっと意外な編成。
“LONG VACATION”の曲を中心に、“有頂天”や“ザ・シンセサイザーズ”の曲も飛び出し、
意外なところで選曲もバラエティに富んでいた。
全体的にはJazzyな演奏で、お客さんもじっくりと聴き入っている感じだ。
途中からホーンセクションが2人加わり、演奏は次第に華やかさを増していく。
調子が出てきたのかアンコールにも応えて、55分ほどの演奏で19時40分ごろ終了。

続いて20時ちょうど、ケラのナレーションに続いて“ヴァージンVS”の演奏開始。
ギンギラ衣装で登場するのかと思いきや、メンバーみんな普通の衣装でちょっと拍子抜け。
だけど演奏は、あの“ヴァージンVS”の世界がこれでもかとばかり炸裂していた。
懐かしのブリキ・ロック、どこかノスタルジックでセンチメンタルなサウンド。
ステージには“A児”あがた森魚を中心に、両サイドにはひかるとリッツ。後方にはライオン・メリー。
ときおりアコースティックギターをつまびきながら、ステージ上を元気に動き回るA児。
実に28年ぶりに観た“ヴァージンVS”、とっても素晴らしいパフォーマンスで大満足。
約40分の演奏、A児はまた次を思わせるような発言をして20時40分ごろ終了。
客電がついてからも、アンコールの拍手はしばらく鳴り止まなかった。

そして21時から、いよいよ“ケラ & ザ・シンセサイザーズ”の登場。
エレクトリカルなノイズが流れる中、工事現場のユニフォームのような衣装を着たメンバーが登場。
いきなり「ホワイトソング」が始まり、ステージ前方にどっとお客さんが押し寄せる。
そして「一週間」へと続くが、機材の調子が悪いということで一時中断。
ケラはそんなアクシデントをものともせず、巧みなMCでその場をつないでしまう。
それから「フィニッシュ・ソング」「アローン・アゲイン」「シュート・アップ」と
有頂天ナンバーばかりを演奏したあと、ケラの奥さん“緒川たまき”がステージに登場。
本人いわく、添乗員を意識したという衣装を着て唄う姿はとってもキュート。
女優さんだから唄のほうはまずまずといったところだけど、どこか魅かれるものがある。
ケラは家から持ってきたというキーボードを弾きながら、バックコーラスを重ねていく。
ちょっとしたやりとりを交え、2曲唄って“緒川たまき”は退場。
ライブもいよいよ後半戦ということで、「オードリー・ヘップバーン泥棒」「シュルシュルシュール」
「サヨナラのセオリー」「君はGANなのだ」とハードな曲が続いていく。
メンバー紹介をはさんで、最後は「神様とその他の変種」でひとまず終了。
アンコールは、「Too Late Jonee」と「HAPPY SLEEP」。
約1時間20分の充実のステージは、22時20分過ぎに終了。

【ケラ & ザ・シンセサイザーズ with 緒川たまき:セットリスト】
M01. ホワイトソング
M02. 一週間
M03. フィニッシュ・ソング
M04. アローン・アゲイン
M05. シュート・アップ
M06. 曲名不明 [Vocal:緒川たまき]
M07. 東京タワー [Vocal:緒川たまき]
M08. オードリー・ヘップバーン泥棒
M09. シュルシュルシュール
M10. サヨナラのセオリー
M11. 君はGANなのだ
M12. 神様とその他の変種
アンコール
EN1. Too Late Jonee
EN2. HAPPY SLEEP

終演後、BARステージは演奏がまだ続いているというので、BARステージへと移動。
本日のBARステージは、アクマティックゴーゴークラブ、マリリン&ジョン、征露丸X、バイナリキッド、
中山貴史 with LABSiCK Man-Machine ReMiX(from SKYFISHER) というラインナップ。
ステージでは、中山貴史 with LABSiCK Man-Machine ReMiXが熱演中。
なにやら大所帯のバンドで、狭いBARステージはメンバーでギッシリという感じ。
機械的なビートに骨太なドラムとベースがからみつき、パーカッションでアクセントをつけていく。
はっきり言って好きです、こういうの・・・。だから、しばらくこのビートに身をゆだねることにする。
延々と続くビート、だんだんと心が覚醒していく。だけど時間の関係で、スタッフからストップがかかる。
それでも「あと1分だけ」と粘りまくって、22時45分にようやく演奏は終了。
最後にサエキけんぞうが挨拶をして、本日のイベントはすべて終了となった。

とっても喉が渇いたので、西口の「鳥園」へ寄ってビールで乾杯。
23時40分閉店ということであまりゆっくり出来なかったけど、それなりに満喫。
いい加減疲れたので、そのままおとなしく帰宅。

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タイムマシンにおねがい

加藤和彦さんが亡くなった。
軽井沢のホテルで首をつって自殺したのだそうだ。
ほんのちょっと前、テレビで楽しそうにギターを弾きながら唄っていたのに。。。
加藤和彦さんというと、まずはフォーク・クルセイダーズだけど、
俺にとってはサディスティック・ミカ・バンドだな。
日本のロックの黎明期・・・ちょっとアングラでCOOLな感じがカッコ良かった。
完全に後追いだけど、初期のアルバムはよく聴いたものだ。
それにしても、自殺ですか。。。
いろいろな思いがあったのだろうけど、命を粗末にするのはちょっと許せない気がする。

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2009年10月13日 (火)

FLV「DRIVE TO 2010 @ SHINJUKU LOFT 2009.10.10.」原爆スター階段

先日参戦した原爆スター階段@新宿LOFTの映像がYouTubeにアップされていたので、記念に貼り付けておきます。こうしてみると、なにがなんだかよくわからない奇祭のようにみえますね。。。迫力にはかなり欠けるけど、当日の雰囲気はわかるかな? ちなみに私は画面右側の最前列に居ますけど、人が多くて見えないです。

【ワルシャワの幻想】

【ロマンチスト】

【撲殺】

【仰げば尊し】

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2009年10月11日 (日)

仲井戸麗市「I stand alone 仲井戸"CHABO"麗市 「僕が君を知ってる」」SHIBUYA-AX

今日はSHIBUYA-AXへ、「I stand alone 仲井戸"CHABO"麗市 「僕が君を知ってる」」を観に行った。
CHABOの誕生日10月9日近辺になると毎年SHIBUYA-AXで行われるこのライブ、
今年がいつもと違っていたのはチケットが即日Sold Outになっていたことだ。
SHIBUYA-AXのキャパは1,500人、ライブハウスとしてはかなり大きいハコである。
それが即日Sold Out・・・やはり“あのこと”が影響しているのは明白である。
なんとなくモヤモヤした気持ちを抱えつつ、開演時間18時ギリギリに会場に到着。
会場限定のTシャツを買おうとしたのだが、グッズ売場は長蛇の列。
これにもかなり驚いた。なんとかTシャツをゲットして、自分の席1階N列32番へ向かう。
席はフロア後方の一段高くなっているところの3列目。はっきり言ってかなり観ずらい。
CHABOのAX公演をこんなに遠くの席で観るのは初めて・・・。ちょっとフクザツな気分。
フロア内はお客さんでぎっしり。立見まで出ているというちょっと異様な雰囲気だ。
静かなピアノ曲が流れる中、ドキドキしながら開演を待つ。

予定より少し遅れて、18時10分開演。
SEが流れる中、黒の水玉のベストにパナマ帽をかぶったCHABOが登場。
いつもどおりのたたずまいのCHABOに、なんだかホッとする。
ギターを手に取り弾きはじめたのは、「よォーこそ」のイントロ。
まさかこの曲を演奏するとは思わなかった。かなり驚きである。
そして「激しい雨」をワンフレーズだけはさんで、「君が僕を知ってる」。
今日のライブタイトルからすると後半で演奏されるのでは?と思っていたのに、
いきなり前半のここで演奏されたのにはちょっとびっくり。
ここでMCとなり、「ひとりでRCサクセション、たくさんやりたいと思います」と力強く宣言。
その年の総決算とも言えるSHIBUYA-AXでのライブ、今年はやはりこれしかナイか。。。
その言葉のとおり、今日のセットリストはほぼRCサクセションのナンバー。
そこにCHABOの明確な“意志”を感じて、なんとも言えない気持ちになった。

それから「たとえばこんなラヴ・ソング」「つ・き・あ・い・た・い」、
イントロのバスドラの連打をギターのネックを叩いて表現した「上を向いて歩こう」。
「ひとりでやってます。このヤロー、気楽に手叩いてんじゃないおまえら」と悪態をつきつつ、
なんだかとっても楽しそうなCHABO。「忌野くんはキーが高いんだ」ともポツリ。
Dobroを手に取って「You Gotta Move」をつまびいたあと、「ボスしけてるぜ」。
ここから清志郎との出会ったときの話を皮切りに、さまざまな清志郎とのエピソードを紹介していく。
渋谷「青い森」での出会い、新婚のCHABOの家に清志郎がひんぱんに来ていたこと、
清志郎の部屋を訪ねていったこと、RCサクセションを初めて観に行ったときのこと、
「青い森」の楽屋・ステージでの様子、泉谷しげるとの出会い。
それにあわせるように「よそ者」「多摩蘭坂」「2時間35分」「春が来たから」と、RCの名曲が演奏される。
それから「ぼくとあの娘」「夢を見た」といった、ちょっとレアな曲も披露される。
「青い森」のお客さんがふざけたヤツのときに演奏していた短い曲ということで、
「カニ」「ムシ」「ヘビ」を立て続けに演奏。RCの武道館とかでも演ってましたね、懐かしい・・・。

ここでポエトリーリーディングとなり、清志郎の家を訪ねていったときの話を朗読。
続いて演奏されるのは「コーヒーサイフォン」かと思いきや、なんと「ぼくの自転車のうしろに乗りなよ」。
個人的には清志郎的世界の代表曲だと思うこの曲、CHABOが唄うとはなんとも感慨深い。
「忌野くんのソングライターとしての技術の素晴らしさに感銘した」という「お墓」を演奏したあと、
古井戸の本が出版されたときに清志郎が古井戸に寄せたメッセージを朗読。
続いて唄われたのが「甲州街道はもう秋なのさ」。
うまく言葉には出来ないけど、ものすごく温かい気持ちになっていく。
RCの無期限活動停止後、久しぶりに共演したという1994年の夏の出来事を朗読し、
これまた初期のRCの名曲「忙しすぎたから」。初期のRCの曲は、CHABOによく合っているな。
フロア内に街の雑踏のノイズが広がる中、CHABOが弾き始めたのは「エンジェル」。
ひたすらギターを弾き続けるCHABO、インストだけど心の中では清志郎の声が響いていた。

リズムボックスをバックに清志郎との最後の共作となった「毎日がブランニューデイ」を唄い、
本人曰く“ひとりPunk”の「キモちE」へと続く。お客さんは座ったままだけど、ノリは明らかに縦ノリ。
Bluesyなフレーズをしばらくつま弾いたあと、始まったのは「いい事ばかりはありゃしない」。
サビのフレーズは、お客さんもいっしょになって唄う。ステージには清志郎の姿も確かに見えた。
本日のライブのタイトルは“I stand alone”、だけどCHABOは決してひとりぼっちじゃない。
ここでCHABOは見慣れぬエレキギターを手に取り、「イエーってイエー!」とお客さんを煽る。
曲はもちろん「雨あがりの夜空に」。お客さんも総立ちになって、コブシを振り上げる。
なんだかスゴイことになってる。これだけたくさんの人が、ひとつの気持ちになってるのだ。
最後に、「Monthly Liveでカバーした曲だけど、自分の言葉で残しておきたくて書きなおした」という
紹介で「夏の口笛」を唄う。「ずっとあれから努力してるんだ、君の不在を受け止めること」、
悲しいけど受け止めなければならないこと。。。フロアのあちこちからすすり泣く声が聴こえてくる。
追悼の鐘の音のようなギターが鳴り響き、ライブはひとまず終了。

アンコールに応えて、再びステージにCHABOが登場。
「僕が君を知ってる」という今日のライブタイトルに込めた意味を話してから、
Monthly Liveでカバーした「Southbound Train」をオリジナルに書きなおした曲を披露。
そして「気持ちで唄うんで、こんな曲挑戦する」と言ってから、「スローバラード」を唄う。
もちろん清志郎のVocalのようにはいかなかったけど、CHABOのVocalもとても良かった。
続いて、Graham Nashのカバーで「After The Storm」。
「君に会いたい、会いたいよ君に・・・」、切々と唄うCHABOに胸が痛くなる。
そして「素顔の清志郎くんが感じられて大好きな曲であります」という紹介で、「夜の散歩をしないかね」。
ステージ後方には、満天の星。その中を「前略、戦友たちへ・・・」と、ポエトリーリーディングを始めるCHABO。
そして最後にCHABOは封筒から手紙を取り出し、「ヘイ、清志郎。聴こえてる? オレ・・・」と読み始める。
「ヘイ、清志郎。唄い続けることだよな。なぁ、清志郎。唄い続けるスピリットだったよな。
ヘイ、清志郎。わかってるぜ、キミの揺るぐことなきソウル・・・」と、清志郎に語りかける。
この手紙はMonthly Liveでも読まれたものだけど、清志郎の家族のこととか、
「中秋の名月、あれは君か?」とか、いくつかの言葉が追加されていた。
CHABOが手紙を読み終えると、ステージ後方には虹が。。。
私はここまで比較的冷静に聴いていたのだけれど、ここで抑えていた気持ちが一気に爆発。
そしてステージには、清志郎とCHABOが北海道の草原でいっしょに唄う姿が映し出される。
ここでこの曲が・・・そして本人が登場するとは・・・思ってもみなかった。
こみあげてくる熱いものをグッとこらえながら、清志郎とCHABOの姿を目に焼き付ける。
大きな手拍子と拍手の中、21時25分過ぎにライブは終了。

あの出来事から、すでに5ヶ月が過ぎた。。。
CHABOをはじめ、みんなそれぞれに自分の気持ちと向かい合っている。
今日のライブは、そんなみんなの気持ちがひとつになったものだった。
RCのナンバーばかり演奏するとなると、ヘンにお祭り騒ぎ的な感じになるんじゃないかと思ったけど、
そんなことはまったくの杞憂。この空間には温かく厳正な空気、“RESPECT!”な空気が流れていた。
そんな空間、そんな瞬間に居ることが出来て、とっても幸せだと感じた。
これで明日からもまたやっていけそうな気がする。。。

【セットリスト】
M01. よォーこそ
M02. 激しい雨
M03. 君が僕を知ってる
M04. たとえばこんなラヴ・ソング
M05. つ・き・あ・い・た・い
M06. 上を向いて歩こう
M07. ボスしけてるぜ
M08. よそ者
M09. 多摩蘭坂
M10. 2時間35分
M11. 春が来たから
M12. ぼくとあの娘
M13. 夢を見た
M14. カニ~ムシ~ヘビ
M15. Poetry:コーヒーサイフォン
M16. ぼくの自転車のうしろに乗りなよ
M17. お墓
M18. Poetry:清志郎から古井戸へ
M19. 甲州街道はもう秋なのさ
M20. Poetry:Cahoots
M21. 忙しすぎたから
M22. エンジェル(Instrumental)
M23. 毎日がブランニューデイ
M24. キモちE
M25. いい事ばかりはありゃしない
M26. 雨あがりの夜空に
M27. 夏の口笛(「I Can't Get Over You」改作)
アンコール
EN1. 曲名不明(「Southbound Train」改作)
EN2. スローバラード
EN3. After The Storm
EN4. 夜の散歩をしないかね
EN5. Poetry:戦友たちへ

お腹がすいたので、駅前まで戻って「山家」本店へ。
ちょうどいい感じにカウンターが空いていたので、そこに座って呑む。
かつおの刺身を頼んだつもりが“かき酢”になってしまったけど、意外と美味しくってゴキゲン。
1時間ほど満喫して、23時過ぎの電車で帰宅。

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2009年10月10日 (土)

非常階段「DRIVE TO 2010 <非常階段30周年記念特別ライブ>」新宿 LOFT

今日は新宿LOFTへ、「DRIVE TO 2010」というイベントを観に行った。
「DRIVE TO 2010」というのは、「DRIVE TO 1980」から10年ごとに行われているイベント。
その時代のシーンを担うアーティストが総出演する非常に濃いイベントなのだ。
今回は新宿LOFTを舞台に、10月5日から11月11日まで行われる。
今日は30周年を迎えた非常階段を中心に、とってもパンキッシュなメンツが登場するということで、
“覚悟を決めて”参戦することにしたのだ。(“覚悟を決めて”の意味はのちほど・・・)

今日は整理番号3番だったけど、イベントなので気ままに観ようと開演時間18時ギリギリに会場へ。
フロアに入ろうとすると、スタッフから一枚の紙を手渡される。
「本日の公演のライブスペース側では、演出上衣類などが汚れたり、
ステージより機材その他が投げ出される場合がございます。予めご了承の上、参加ください。
なお、身の危険を感じた場合は、すみやかにBARスペースなどに避難くださいますようお願いいたします。
万が一事故などが発生した場合でも、主催、会場では一切の責任を負えませんのでご了承ください。」
おいおい、マジっすか? まぁ“覚悟を決めて”来ているので、いいんだけどね。
20091010

閑話休題、フロアに入ると既にBARスペースで演奏が始まっていた。
何ていうバンドなのかはさっぱりわからない。。。
今回のイベントはライブスペースとBARスペースの2ステージで行われるのだが、
セットチェンジの間に交互に演奏するのかと思いきや、同時進行で演奏するとのこと。
どっちつかずになるのもイヤなので、ライブスペースに集中して観ることにした。
ちなみにBARスペースの出演は、MMZ(ミミズ)、SLIP HEAD BUTT、おにんこ!、マサコ倶楽部、悲鳴。
“SLIP HEAD BUTT”と“おにんこ!”は、観てみたかったな。

ライブスペースの演奏は、予定どおり18時ちょうどにスタート。
まずは、“とうめいロボ+添田雄介”の演奏。
男女のアコースティックデュオで、ちょっと危ない感じがなんとも言えないアングラ臭を漂わせる。
ひとむかし前のインディーズって感じで、けっこう好きなタイプだ。
だけどアコースティックなので、BARステージの演奏が聴こえてきて、なんだか集中できなかった。
もっと静かなシチュエーションで、観てみたいと思った。
25分ほどの演奏で、18時25分過ぎに終了。

セットチェンジをはさんで、18時50分ごろから“非常階段”の演奏が始まる。
30周年を迎えるという“非常階段”、まずはJOJO広重が挨拶。
「また出入り禁止になるかもしれない」と言いつつ、顔はひたすら笑顔。
それからはひたすらノイズ!ノイズ!ノイズ!
女性の叫び声、爆音のドラムとギター、そして金属的なノイズの嵐。
“非常階段”って、見た目は普通のおっさん達が狂気の世界を繰り広げるところが怖い。
35分ほどの音の洪水は、19時25分過ぎに終了。

続いて、19時40分ごろから“遠藤ミチロウ&久土'N'茶谷”が登場。
私はそれまでステージ向かって右側の一段高いフロアから観ていたんだけど、
ここぞとばかりステージ前へ移動。気がついたら、ミチロウ前の最前列にいた。
アコースティック編成ではあるけれど、“M.J.Q”同様にドラムが入っているのでノリは完全にPunk。
セットリストも「虫」から始まり、「猟奇ハンター」「負け犬」「STOP JAP」「解剖室」「溺愛」
「水銀」「下水道のペテン師」「先天性労働者階級」という“THE STALIN”のナンバーばかり。
途中でギターを置いてハンドマイクで唄うミチロウは、やっぱりPunkでカッコいい。
フロアもそれに応えて、モッシュ&ダイブで大盛り上がり。
かなりの圧力に耐えながら、わたしもしっかり満喫しました。
40分ほどの演奏で、20時20分過ぎに終了。

20時45分からは、“The原爆オナニーズ”の演奏。
私はちょっと端っこに避難したものの、あいかわらず最前列で演奏を楽しむ。
“The原爆オナニーズ”は初めて観るけど、なかなかカッコいい。
Vocalのタイローを始め、メンバーはみんな普通の格好なんだけどとってもPunkしてる。
そういえばお客さんも普通のTシャツ姿の人が多くて、バリバリのPunksは少なかった。
だけどノリはものすごくて、ステージ前はものスゴいことになってた。
演奏時間はちょっと短くて25分、21時10分過ぎに終了。

準備の時間をしばらくはさんで、21時20分から“原爆階段”の演奏が始まる。
言うまでもなく、“非常階段”と“The原爆オナニーズ”との合体。
強烈なビートと轟音とノイズが入り混じり、なんとも言えない世界が広がっていく。
だけど選曲は「Shilver Machine」「Communication Breakdown」「Paranoid」など、
定番のRockナンバーばかりなのでなかなか嬉しい。
あっという間に時間は過ぎて、21時40分ごろ終了。

そしていよいよ本日のメイン、“原爆スター階段”の登場を待つばかり。
こちらはもちろん、“非常階段”と“The原爆オナニーズ”と“THE STALIN”との合体。
ステージにはブルーシートが敷かれ、カメラにはビニール袋がかぶされ、
スタッフは雨ガッパで完全防備。スピーカーにもビニールが被せられる。
いったい何が起きるのだろうか? 期待と不安で胸がドキドキする。
そして22時05分、いよいよ演奏がスタートする。
ミチロウは上半身ハダカで、トラメガを手にけたたましいサイレンの音を鳴らす。
始まったのは、「ワルシャワの幻想」。音の洪水の中、ミチロウの声が響き渡る。
そしてミチロウは、お客さんに向かってスモークを噴射。ステージ前は白煙に包まれる。
ミチロウはうれしそうに爆竹に火をつけるが、人のいないところに投げていたのは時代の流れか。。。
「ロマンチスト」「撲殺」と演奏が進んでいくと、ステージからはさまざまなモノがフロアに投げ込まれる。
イカ、サンマ、腸や心臓(?)などの臓物、バスクリンの入った水、そして豚のアタマ。
ステージでは“非常階段”のメンバーが汚物まみれになり、汚れた手でお客さんとハイタッチ。
アンプや床に思い切り叩きつけられたギターは、無残にも砕け散っていく。
そんな中、ミチロウとJOJO広重は、なんだかとっても嬉しそうな表情をしている。
あの頃を懐かしく思い出す・・・否!まだまだ進行形の現役バリバリ。
年齢なんてカンケーない。ここでも1980年代が息づいていた。
最後は「仰げば尊し」でフィナーレ。小麦粉がぶちまけられて、グチャグチャになったステージ。
アンプのハウリング音が鳴り響く中、22時35分にすべて終了。
いやぁ~スゴいもの観た。大満足です。

久々の新宿ということで、想い出横町の「鳥園」で呑んでいくことにした。
土曜日なのに意外と空いていてラッキー。
すぐにラストオーダーになってしまったけど、それなりに呑み喰いした。
23時30分過ぎにおひらきにして、電車に乗って帰宅。

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2009年10月 8日 (木)

映画「ジェフ・ベック ライヴ・アット・ロニー・スコッツ cine sound ver.」TOHOシネマズ南大沢

今日は早めに仕事を切り上げて、TOHOシネマズ南大沢へ映画を観に行く。
お目当ては、「ジェフ・ベック ライヴ・アット・ロニー・スコッツ cine sound ver.」。
映画というよりも、Jeff Beckのライブ映像を大画面・大音量で観るというところ。
19時45分開映ということで、18時30分過ぎに会社を出発。
少し早めに南大沢駅に着いたので、しばらく駅前を散策。
南大沢に来るのは何年ぶりかな? マルチパーパスプラザへプロレスをよく観にきたものだ。
駅前はかなり変わっちゃってて、“三井アウトレットパーク ”とかいろいろ出来てた。
店はたくさんあるけど、なんだか味気ない感じがするのは気のせいだろうか?

開映時間の19時45分が近づいてきたので、「TOHOシネマズ南大沢」へ。
お客さんが誰もいない・・・。冗談抜きにホントにひとりもいなくて、ひっそりとしている。
おいおい大丈夫か?と思いつつ、“スクリーン6”での上映ということでとりあえず中へ。
お客さんは8人。平日のこの時間、南大沢でJeff Beckを観る人・・・といえばこれくらいか。
だけど内容はサイコー! 字幕スーパーもインタビューの挿入などもなく、ひたすらライブ映像のみ。
Jeff Beckとバンドメンバーの超絶テクニックが至近距離で観れて、とにかく言うことナシ。
遠くから観てるとわからなかったけど、若干19歳のベーシストTal WilkenfeldとJeff Beckが、
どうして一緒に演奏しているのかがわかるような気がした。
他のメンバーも、楽しそうに素晴らしい演奏を繰り広げていく。
「哀しみの恋人達」「レッドブーツ」といった定番曲も良かったけど、
「スキャッターブレイン」の演奏の凄まじさにはブッ飛びました。ホントにスゴ過ぎ。。。
印象的なのは、お客さんの嬉しそうな顔。みんなそれぞれに楽しんでる。
まぁこんな至近距離でJeff Beckを観れるのだから、あたり前かもしれないけど。
アンコールではEric Claptonも登場して、なんだか得した気分。
100分という時間があっという間に過ぎて行ったのでした。

既に22時近かったけど、せっかく南大沢に来たのだからと飲み屋を探す。
駅前のパオレビルというところにある「炭焼おっけい」という店に入ってみる。
けっこう繁盛していたけど、店員さんが無駄に元気過ぎるのがどうにも。。。
メニューの「ワニの天ぷら」「カンガルーの竜田揚」に惹かれながらも、
無難に焼鳥の盛り合わせとカツオの刺身をオーダーする。
カツオは旨かったけど、焼鳥は普通。そのあと頼んだ「手羽の名古屋風」はいまいち。
味噌をつければ名古屋風という、ちょっと名古屋を誤解しているような感じ。
それでもそこそこ満喫して、23時過ぎにおひらき。

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八人

今から映画を観るのですが、お客さんが八人しかいません!

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2009年10月 7日 (水)

CD「TriAngle SINGLES COLLECTION」トライアングル

Trianglesinglescollectionキャンディーズの妹分として結成され“キャンディーズJr”としてデビューしたものの、熱烈なキャンディーズファンの反感を買ってやむなく改名したいわくつきのアイドルグループ“トライアングル”。大きなヒット曲こそなかったものの、雨後のタケノコのように乱立していたアイドルグループの中で、歌唱力・ルックスともに正統派アイドルグループとしてズバ抜けたものがあった。このアルバムは、SONYの「オーダーメイドファクトリー」というファンの発売要望によってリリースされたベスト盤。デビュー曲の「トライアングル・ラブレター」に始まり、「ラブ・ロコモーション」「本日晴天ナリ!」とポップでキャッチーな曲が満載されてる。だけど私が好きなのは、ちょっとスローなナンバー「冬が近い」。なんとも言えない切ない気持ちになってしまうわけです。

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2009年10月 6日 (火)

FLV「トライアングル・ラブレター」トライアングル

キャンディーズJrとしてデビューしてキャンディーズファンの反感を買い、やむなく改名したトライアングルのデビュー曲。何故だかこの曲好きで、シングル持ってました。この映像は、本家キャンディーズがトライアングルを紹介しているというのがなかなか泣かせる。。。こうして見ていると昔のアイドルって、なんだかのっぺりした感じなのね。そういう時代だったのかなぁ~。だけど、ウ~ンやっぱり好き。80年代アイドルは、今の時代にはない何かがあるんだよな。オープニングとエンディング、マイクのコードでトライアングルをつくるあたりはスゴく斬新な発想。ミッチ、クーコ、マミだったっけか? 個人的にはマミが好きでしたね。

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2009年10月 3日 (土)

CD「EXIT...STAGE LEFT」RUSH

Rushexitstageleftカナダのプログレッシブ・ハードRockバンド“RUSH”のゴキゲンなライブアルバム。なんでも「ライブで再現できない曲は基本的に作らない」というコンセプトがあるらしく、このアルバムもライブとは思えないほどの完成度である。中でもベースのゲディー・リーのやたらと動きまわるベースラインは、とても唄いながら弾いているとは思えないほどの超絶テクニックである。プログレと言えどもそれほど難解でない、ツェッペリンを思わせるようなハードRock風のアプローチもあって、なかなか面白いバンドだと思う。日本語のタイトルが「神話大全」というこのアルバム、第二期RUSHを代表する作品であることは言うまでもない。

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