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2009年11月11日 (水)

LIZARD 「DRIVE TO 2010 <Final Night~リザード完全復活>」 新宿 LOFT

今日は17時半過ぎに仕事を切り上げて、新宿LOFTへと向かう。
30日間に渡って繰り広げられてきた「DRIVE TO 2010」の最終日、“LIZARD”の完全復活ライブ。
明日は人間ドックの再検査があるので、早めに夕食を済ませてからLOFTへ。
整理番号1番のチケットを持っていたから本当は早く行きたかったんだけど、
なんだかんだで開演時間ギリギリの19時ごろ会場に到着。
BARステージでは恒松正敏が演奏しているようだったけど、
ステージ前をキープしたかったので一目散でLIVEステージ右前のフェンス際に陣取る。
あたりを見渡すとちょうどイイ感じの混み具合で、なかなか快適な空間だ。

BARステージの演奏が終わるのを待つように、19時20分ごろ“AUTO-MOD”の演奏がスタート。
ヴォーカルのジュネを筆頭に、ドラム、ベース、ギター、そしてモヒカンのダンサー。
退廃的というかデカダンというか、ポジパンというかゴスというか、
とにもかくにも独特の世界観が繰り広げられていく。
演奏はちょっとばかりハードエッジな雰囲気も加わっているけど、
「レクイエム」とか「Friend」とかひと昔前の知ってる曲が演奏されるとやっぱり嬉しい。
スキンヘッドにゴスのメイクをしたジュネは迫力満点なんだけど、
「子供が大学受験だ」なんて話す姿はちょっと歳月の流れを感じさせるな。
途中で本を燃やすパフォーマンスがありつつも演奏はけっこうストレートな感じで、
1時間05分ほどで演奏は終了。20時25分過ぎにセットチェンジに入る。

今日はBARステージと交互に演奏するようで、お客さんはいっせいにBARステージへと移動。
BARステージでは“髑髏海月”の演奏が始まったようだが、わたしは最前列をそのままキープ。
しばらく待っていると、20時55分から“LIZARD”の演奏が始まる。
メンバーは、ヴォーカル&ギター:モモヨ、ベース:ワカ、キーボード:コー、
オリジナルメンバー3人に加えて、ドラムは元ARBのキースだ。
何度か活動再開のニュースを聞いていたものの、なかなかナマで観ることが出来なかったんだけど、
このような最強メンバーでの復活を観ることが出来てとっても嬉しい。
なんと言ってもワカのベースが、本当にカッコ良くってたまらない。スゴイ!
それにからみついていくコーのキーボード、あのときのLIZARDそのまんま。
そしてキースのタイトなビートが、がっちりとサウンドを固めていく。
だけどモモヨのヴォーカルは、昔とはちょっと違っていた。。。
「まっぷたつ」とか大好きな曲なんだけど、なんだか全然別の曲に聴こえた。
う~ん、これが2010年に向けた“LIZARD”っていうことなのかな?
「DRIVE TO 2010」というからには、過去ばかり振り返ってはいられないのだ。
アンコールのエンディングはちょっと衝撃的な展開。
まずはキースが演奏を早々に切り上げて、バックステージへ退場、
コーとモモヨも演奏を終えて、最後はワカがひとりステージに残る。
しばらくベースソロを弾いてから、“LIZARD”のライブはすべて終了。
今日のライブは、全体的にワカのプレイがフィーチャーされた演奏だった。
21時15分過ぎ、「DRIVE TO 2010」LIVEステージでの演奏はすべて終了した。

ところがBARステージの演奏は、まだまだこれから。
間髪をいれず“グーニーズ”の演奏が始まる。
金髪のカツラを被ったメンバーが、狭いBARステージを埋め尽くしている。
ノリのいいファンキーな演奏に、思わず身体が反応する。
途中で客席に来ていた恒松正敏、ケラ、宙也がコーラスに加わり、演奏に彩りを添える。
地引雄一とか見覚えのある顔が居並ぶ中、22時50分過ぎに演奏は終了。
次の世代の10年、2010年代はどのようなRockシーンになるのか?
さまざまな思いを馳せて、「DRIVE TO 2010」は幕を閉じた。

明日は検査なので、今日のところはおとなしく帰宅。
そうしてみると、LIVEの楽しみのひとつはアフターLIVEの呑みなんだな・・・とも思った。

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