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2009年12月23日 (水)

プロレスリング・ノア「丸藤正道プロディース興行 不知火 為虎添翼 添ノ巻 I miss you」ディファ有明

今日はディファ有明へ、「プロレスリング・ノア 丸藤正道プロディース興行
不知火 為虎添翼 添ノ巻 I miss you」を観に行った。
ディファ有明へ行くのは、なんと今日が初めて。
京王線から都営新宿線で豊洲まで行き、ゆりかもめに乗り換える。
考えてみると、ゆりかもめに乗るのも初めてかもしれない。
なんとなくどこかのアトラクションのような雰囲気なのが面白い。
有明テニスの森駅で下車すると、ディファ有明はすぐそこにあった。
早目に着いたので、あたりを散策。有明テニスの森は、ホントにテニスコートばかり。。。
それから有明スポーツセンターへ。7階の展望台から見える風景はなかなか良かった。
14時40分過ぎに再びディファ有明に到着。既に開場していたので、そのまま入場。
席は北側M列13番。リングまではちょっと距離があったけど、入場ゲート横の好位置。

予定どおり、15時ちょうどに試合開始。
第1試合は、小川良成&金丸義信 vs 石森太二&リッキー・マルビン のタッグマッチ。
オープニングを飾るにふさわしい小気味よい展開で、ノアの世界にグイグイ惹き込まれていく。
最後はリッキーが金丸をフォール、小川と金丸が仲間割れするというおまけ付き。
鈴木鼓太郎が金丸に加勢して、小川との遺恨を残した。

第2試合は、小橋建太・本田多聞・菊地 毅によるスリーウェイマッチ。
スリーウェイマッチというとなんとなくコミカルな要素が入ってきてしまうんだけど、
菊地の気迫と小橋のガッツがうまくかみ合って、それに多聞がアクセントをつけていく。
小橋の剛腕が菊地を徹底的に痛めつけ、最後は剛腕ラリアットでノックアウト。

第3試合は、秋山 準 vs 橋 誠 の師弟対決。
この二人は何度か対戦してると思うんだけど、試合展開はいつもどおり変わらない。
秋山が冷酷なほどに橋を攻め込み、橋も必死に反撃するがいっこうに歯が立たない。
最後はエクスプロイダー二連発という説得力のあるフィニッシュ。
まだまだ時代は動かないのか。。。

時間は16時となり、ここで10分間の休憩となる。
座っていてもしょうがないので、ロビーへ出てみる。
誰かレスラーはいないかとあたりを見廻すが、誰もいないのであきらめて席へ戻る。

後半戦のトップを飾るのは、ヘビー級バトルロイヤル。
田上や森嶋、力皇にヨネ、佐野に泉田に志賀、一度に観ることが出来てちょっと得した気分。
ヘビー級に混ざって唯一ジュニアの平柳が、うまいこと立ちまわって最後まで勝ち残り。
森嶋との一騎打ちになって、どうなることかと思ったけどあっけなく玉砕。
それでも、この日一番のインパクトを残したような気がする。

第5試合は、鈴木鼓太郎 vs ムシキング・テリー のシングルマッチ。
ハイスパートな展開でお客さんを湧かせるが、先ほど鈴木と遺恨を残した小川が出てきて不穏な空気に。
中盤で鈴木がリングに横たわったまま、なかなか起き上がらない。
リングサイドに選手が続々と出てきて、なにやらただならぬ雰囲気。
膝を負傷した模様で、そのままレフェリーストップ。ちょっと残念な結果となった。

そして迎えた第6試合。今日イチバンのお目当て、“ミスターデンジャー”松永光弘の引退記念試合。
対戦相手は、高校時代の同級生:齋藤彰俊。ともにプロレスラーになるという夢をかなえたものの、
かたやプロレスの王道へ、かたやデスマッチ王へ、違う道を歩んできた二人が最後にこうして戦う。
今年は、あんなショッキングな出来事が彰俊を襲った。
それを乗り越えた彰俊、それを見守っていた松永、心のプロレスが始まる。
試合は空手出身の二人らしく、激しい突きと蹴りの応酬でスタート。
それでもやはり現役バリバリの彰俊が、次第に松永を圧倒していく。
松永はダウンを奪われながらも、リングシューズに隠し持った凶器で反撃。
場外乱闘に持ち込んで、彰俊を自分のペースに巻き込もうとする。
彰俊はジャーマンの連発で巻き返し、フィニッシュの態勢へ。
しかしここで松永が、必殺のフォーク攻撃。彰俊の手の甲にフォークを突き立てる。
彰俊はひるまず、最後はスイクルデスで松永のレスラー生活にピリオドを打った。
リングに横たわる松永を、じっと見守る彰俊。なんとも言えない時が流れる。
リングを去っていく“ミスターデンジャー”、思わず「ありがとう」と声をかけた。

メインイベントは、本日の主役:丸藤正道が青木篤志とタッグを組み、
新日本プロレスのスーパー・ストロング・マシンと正体不明のスーパー“S”マシンと対戦。
マシン軍は4人に増殖して、グレイシートレインのように列をなして入場。
「おまえは平田だろ」「おまえは杉浦だろ」と、プロレス心満載の展開。
それにしてもスーパー・ストロング・マシンの超現役ぶりはスゴイ。
まったくと言っていいほど、衰えを感じさせない。時代を超越してしまっている。
それに応えるように、スーパー“S”マシンもパワフルなファイトを見せる。
最後はスーパー“S”マシンが、青木を魔神風車固めでフォール。
丸藤の言う「すっかり持ってかれた」というのは、本当のところだろう。
でも丸藤の最後の挨拶は、ちょっと心にグッと来てしまった。。。

こうして試合は、17時30分に終了。それからおまけで「のあのあドッキリ」映像の上映。
ターゲットは平柳玄藩。入場したら会場に誰もいなかったり、韓国にキムチを買いに行かされたり・・・。
なんとも言えない笑える場面が満載で、とっても楽しい30分間だった。
最後は三沢光晴のスナップが、いくつもスクリーンに映し出される。
そうなんだ。これはノアの興業なんだ。それなのに、三沢はここにいないんだ。。。
こんなときが来るなんて、なんだかまだ信じられない。
それでもスクリーンに映る三沢の笑顔を見ていたら、
残された我々はもっともっと明るく楽しく激しく生きていかなくては・・・という気にさせられた。
18時過ぎ、大満足のうちに会場をあとにした。

【対戦カード/試合結果】

<第1試合:オープニングマッチ タッグマッチ30分1本勝負>
小川良成、●金丸義信
(12分33秒 小川のラリアット誤爆→エビ固め)
石森太二、○リッキー・マルビン

<第2試合:BURNING 3WAY 時間無制限>
○小橋建太 vs 本田多聞 vs ●菊地 毅
(11分11秒 ショートレンジ剛腕ラリアット→体固め)

<第3試合:師弟対決 シングルマッチ30分1本勝負>
○秋山 準
(12分22秒 リストクラッチ式エクスプロイダー→体固め)
●橋 誠

<第4試合:ヘビー級バトルロイヤル+1(11人参加) 時間無制限>
退場順:①川畑輝鎮、②田上 明、③佐野巧真、④泉田純至、⑤力皇 猛、⑤モハメドヨネ、
⑦潮﨑 豪、⑧谷口周平、⑨志賀賢太郎、⑩平柳玄藩、○森嶋 猛
(9分23秒 バックドロップ→体固め)

<第5試合:Who are you? シングルマッチ30分1本勝負>
●鈴木鼓太郎
(8分40秒 レフェリーストップ)
○ムシキング・テリー

<第6試合:松永光弘引退記念試合 時間無制限1本勝負>
○齋藤彰俊
(10分24秒 スイクルデス→片エビ固め)
●松永光弘

<第7試合:ノアvsマシン軍 タッグマッチ60分1本勝負>
丸藤正道、●青木篤志
(13分28秒 魔神風車固め)
スーパー・ストロング・マシン(新日本プロレス) 、○スーパー“S”マシン

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