FLV「エトセトラ」大場久美子
大場久美子といえば現在では女優というイメージなのだろうが、1977年から1979年の間はアイドル歌手であった。「女優として有名になるためのステップとしてアイドル歌手をやる」と公言していた彼女は、考えてみるとかなり策略家と言える。だけど当時はそんなコトはどうでも良くて、ひたすら可愛い彼女の笑顔と救いようもないぐらい下手クソな唄が、なんとも言えず魅力的だったのである。「私は女優の世界にお嫁に行きます」との言葉を残し、歌手としての活動を一旦終了したが、記者会見で「なぜ歌手業をやめるのか?」との問いに「私は音痴だから」と自ら発言したのはちょっと痛快だった。
彼女の代表曲といえば「スプリング・サンバ」なのだろうが、他にも「追いかけないで」「大人になれば」「ディスコ・ドリーム」など、意外と名曲が揃っている。この曲もそんな名曲のひとつ。舌っ足らずに唄う「いつもエトセトラ、エトセトラ、エトセトラ~」というフレーズがとてもイイ。某番組の公開録画放送なのだろうが、異常なカメラアングルと照明の織りなすアングラ感が、あの時代というものを感じさせる。
| 固定リンク
コメント
懐かしや~
お誕生日おめでとうございます。
投稿: まむんぽ | 2010年3月23日 (火) 23時32分
>まむんぽさん
懐かしいでしょう!
お祝いの言葉、ありがとうございます。
投稿: KANN | 2010年3月24日 (水) 03時06分
思えばあの時の歌「エトセトラ」が起因でクーミン熱症候群を発病
いまだに後遺症から脱却していません
難儀なことです
でもでも
クーミン様、お陰さまで私の人生はとっても充実した毎日を・・・
またね
投稿: トッコ | 2013年5月21日 (火) 23時26分
>トッコさん
コメントありがとうございます。
クーミン熱症候群は「エトセトラ」で発症しましたかー。
やはりこの曲は、クーミンのレパートリーの中でも最強ですよね。
クーミンはいまでも変わらず輝いているのが嬉しいです。
そして私たちも、変わらずに充実した毎日を過ごしているわけですね。
投稿: KANN | 2013年5月28日 (火) 01時07分