今日はさいたまスーパーアリーナへ、AC/DCの「BLACK ICE TOUR」を観に行く。
最近のAC/DCは聴いたことがないので、ついていけるかわからなかったけど、
どうしても観てみたいと思ってチケットを購入。追加公演だからか、運よくアリーナをゲット。
17時開演だったので、新宿から埼京線を使って1時間ほど前に北与野駅に到着。
あたりを散策してから会場へ行くと、あたりはものすごい人の数。
階段をおりてW1ゲートから入場。席はD2ブロック3列11番。
アリーナ後方なのでちょっと観にくいけど、臨場感は抜群。痛し痒しといったところか。
大音響でBGMが流れる中、予定よりかなり遅れて19時10分過ぎに開演。
会場が暗転するとともに、オープニングのアニメーション映像が流れる。
暴走機関車が爆走していくと、ステージには巨大な機関車のセット。
そしてAC/DCのメンバーが登場して、いよいよ演奏がスタート。
それからというもの、ステージでは炎があがり、紙吹雪が舞い、
巨大なベルが登場し、グラマラスな下着姿の女性の風船が飛び出し、
エンターテイメントの極致とも言えるド派手なステージに度肝を抜かれる。
だけどもちろん、そんなことだけじゃ決して満足できないわけで、
肝心の演奏・・・今日はこれがホントに素晴らしかったという一言に尽きる。
Brian JohnsonのパワフルなVocalに、Angus Youngの強力なGuitar、
それをがっしりと支えるリズム隊・・・ これぞRockの真髄だな。
正直言って半分ぐらいしか曲を知らなかったんだけど、
いつの間にか口ずさんでシンガロングしている自分にビックリ。
しかしまぁ、とにかくAngus Youngだ。。。
デビューしたときから変わらない短パン姿にネクタイ、途中からは上半身裸、
若干寂しくなった長髪を汗でグチャグチャにしながら振り乱し・・・。
はっきり言ってカッコよくない。カッコいいミュージシャンなら他にいくらでもいる。
だけどその姿を観て、言葉には言いあらわせない何かを感じた。
この3月31日に55歳になるというAngus Young、
ステージを左右に駆け回り、せり出し中央のお立ち台でGuitarを弾きまくる、
彼をそこまで駆り立てるものは何なのだろうか?
そのパフォーマンスは、これ以上ないと言えるほどカッコよくみえた。
アンコールでは巨大な大砲がステージに登場して、客席に向かって発射。
驚いたのは、何発も何発も連続して発射されたこと。
普通だと一発づつ撃っておしまいっていう感じなので、ちょっとビックリ。
ステージセットと演奏、どちらをとっても大満足の2時間のステージだった。
あ、そう言えば“写真撮影OK”っていうのも、ちょっとビックリだった。
携帯写メじゃろくな写真撮れそうもないから、演奏中は撮らなかったけど。
なんともアメリカ~ン♪なコンサートという雰囲気でいいね。
【Setlists】
M01. Rock N' Roll Train /暴走/列車
M02. Hell Ain't a Bad Place To Be /地獄は楽しい所だぜ
M03. Back In Black /バック・イン・ブラック
M04. Big Jack /爆弾ジャック
M05. Dirty Deeds Done Dirt Cheap /悪事と地獄
M06. Shot Down In Flames /ショット・ダウン
M07. Thunderstruck /サンダーストラック
M08. Black Ice /悪魔の氷
M09. The Jack /ジャック
M10. Hells Bells /地獄の鐘の音
M11. Shoot to Thrill /スリルに一撃
M12. War Machine /戦闘マシーン
M13. High Voltage /ハイ・ヴォルテージ
M14. You Shook Me All Night Long /狂った夜
M15. T.N.T. /T.N.T.
M16. Whole Lotta Rosie /ホール・ロッタ・ロジー
M17. Let There Be Rock /ロック魂
Encore
EN1. Highway To Hell /地獄のハイウェイ
EN2. For Those About To Rock (We Salute You) /悪魔の招待状
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