JEFF BECK「LIVE」水道橋JCB HALL
今日は水道橋JCB HALLへ、Jeff Beckのライブを観に行く。
Jeff Beckというと昨年2月のEric Claptonとのジョイントライブ以来になるけど、
先日ニューアルバムが発売されたばかり、バックバンドも一新しての来日である。
おまけにJCB HALLは「ステージまで全席25m以内」を売りにしているだけあって、
ステージが本当にすぐそこ、ほとんどライブハウス感覚なのだ。
東京国際フォーラムやさいたまスーパーアリーナとはちょっと違う。
開演時間17時ちょっと前に会場に到着。17時開演って、ずいぶんと早いよな。
最近、土日はこれぐらいの時間は珍しくないけど、いつからこんなになったんだろう?
ライブが終わってからの楽しみが増えるので、これはこれで良いんだけど。
それはさておき、わたしの席は第3バルコニー2列69番。
第3バルコニーは実質的には3階にあたるんだけど、最前列なのでとっても観やすい。
それにステージを見おろす形になるので、ギターのエフェクターが見えるのが嬉しい。
予定より少し遅れて、17時10分ごろ開演。
黒い衣装にサングラス、髪をちょっと短くしたBeck先生がステージに登場。
あいかわらず白のストラトを縦横無尽にあやつって、メリハリの効いたサウンドを奏でる。
バックを固めるのは、Drums:Narada Michael Walden、Bass:Rhonda Smith、
Keyboards:Jason Rabello というメンツ。
Narada Michael Waldenのドラムは、パワフルかつ変則的で思わず見入ってしまう。
BassのRhonda Smithは初めて観たけど、Funkyなベースとパワフルなヴォーカルがイカす。
KeyboardsのJason Rabelloも、多彩な音色で曲に色をつけていく。
選曲はニューアルバムからの曲をとりまぜながらという感じだったからか、
「Blue Wind」とか「Scatter Brain」とかを演ってくれなかったので残念。
だけどBeck先生のギタープレイを堪能するのには充分なセットリストだったような気がする。
特筆すべきは、トレードマークの白いストラトを置いて演奏した二曲。
テレキャスで弾いたのが「Brush with The Blues」、
黒のレスポールで弾いたのが「How High The Moon」。
どんなギターを弾いてもBeck先生の音になっているのはサスガだけど、
ルックス的にはやっぱりちょっと違和感あったかなぁ~。
スローな曲が多かったこともあり、どちらかと言うとじっくり見入る感じのライブ。
やみくもに大騒ぎするよりは、Beck先生の一挙手一投足を見守っていたいという感じ。
それでも「I Want To Take You Higher」あたりで、アリーナ席は総立ちになっていたけど。
アンコールは2回。1回目のアンコールの「Nessun Dorma」と、
2回目のアンコールの「Cause We Ended As Lovers」は雰囲気がカブってましたが、
機嫌良さそうに指先の滑り止め用の粉をふりまくBeck先生が観れただけで、
それはそれで大満足なライブだったのには間違いないのである。
1時間40分ほどの演奏で、18時40分ごろ終了。
【Setlists】
M01. Eternity's Breath
M02. Stratus
M03. Led Boots
M04. Corpus Christi Carol
M05. Hammerhead
M06. People Get Ready
M07. Rollin and Tumblin
M08. Never Alone
M09. Big Block
M10. Somewhere Over The Rainbow
M11. Blast from The East
M12. Angel
M13. Dirty Mind
M14. Brush with The Blues
M15. I Want To Take You Higher
M16. Day in The Life
Encore1
EN1. How High The Moon
EN2. Nessun Dorma
Encore2
EN3. Cause We Ended As Lovers
まだ19時前ということで、水道橋界隈を探索。
黄色いビルの本屋に寄ったあと、餃子が食べたくなったので「藤井屋」へ。
元祖餃子、黒豚餃子、海老ニラ餃子、パリパリ餃子の入った全品盛りを注文。
ビールを飲みながら食べていると、いくらでも食べられるような気がしてくる。
だけど、これでも既に12個食べてるんだよな~。さすがにお腹イッパイ。
中古盤屋「タクト」や「disc union」とかを覘きながら、神保町まで出て都営新宿線で帰宅。
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