フィギュアスケート「STARS on ICE JAPAN TOUR 2010」国立代々木競技場第一体育館
今日は国立代々木競技場第一体育館へ、「STARS on ICE JAPAN TOUR 2010」を観に行く。
バンクーバーオリンピックと世界選手権の興奮冷めやらぬ今日この頃、
そこで活躍したメダリストが総出演するということでとっても楽しみ。
春を通り越して暑いぐらいの快晴の中、開演時間13時の少し前に会場に到着。
隣の第二体育館ではバスケの試合があるらしく、たくさんの人が開場待ちしていた。
うーん、いろいろな趣味の人がいるもんなんだな~と、訳もなく感心したりする。
とりあえず記念にパンフレットを買おうと思い、売場の列に並ぶ。
けっこう長い列になっていたのには驚いたけど、わりとすんなりと購入できた。
会場内は大混雑。人をかきわけるようにして、自分の席:北スタンド1階G14列1番へ。
リンクの向こう正面という感じだけど、リンクが良く観えてとってもいいポジション。
この会場だったら、1階スタンドであれば充分楽しめるな。
予定より少し遅れて、13時05分過ぎ開演。
最初に何人かの選手がリンクに登場して、入れ替わりながら交互に滑っていく。
全員が顔見せ的に滑るのかと思いきや、しーちゃんや真央ちゃんは登場せず。
いまいち登場の基準がわからなかったけど、カート・ブラウニングの滑りに注目。
エッジの切れがものすごい。他の選手にはあまりない滑り方だと思った。
それから一人づつの演技。滑走順は以下のとおり。
・荒川静香(トリノオリンピック 金メダリスト)
・羽生結弦(世界ジュニア選手権 金メダリスト)
・鈴木明子(四大陸選手権 銀メダリスト)
・シンシア・ファヌフ(四大陸選手権 銀メダリスト)
・本田武史(世界選手権 銅メダリスト)
・マリー・フランス・デュブレイユ&パトリス・ローゾン(世界選手権 銀メダリスト)
・織田信成(四大陸選手権 金メダリスト)
・安藤美姫(世界選手権 金メダリスト)
・カート・ブラウニング(世界選手権 金メダリスト)
・申雪&趙宏博(バンクーバーオリンピック 金メダリスト)
しーちゃんは見慣れない衣装でちょっとイメージ違うな・・・と思っていたら、途中で衣装替え。
「アベマリア」の旋律に乗って、白のキラキラした衣装で滑る姿はやはり美しくて鳥肌が立った。
アッコちゃんは昨年の活躍ぶりで一気に注目の的となった感じで、歓声がものすごい。
演技もバッチリと決めてみせてくれて、独自の世界を築きあげた感じがする。
織田くんは何度かジャンプミスがあって、ちょっと残念な出来だった。
ミキティは「クレオパトラ」。肩の力が抜けた伸び伸びとした演技で、とっても良かった。
カート・ブラウニングは、さすがにプロだなぁ~と思わせる最高の演技。
ジャンプは2回転・3回転なんだけど、エッジの切れや表現力はすごいと思った。
第一部のトリは、申雪&趙宏博のペア。いつもながらのダイナミックな演技。
この二人はどんな大技を出してくれるのか、いつもドキドキハラハラさせられる。
13時55分過ぎに第一部は終了し、25分間の整氷&休憩タイムに入る。
14時25分、第二部開始。
真央ちゃんが「五輪でトリプルアクセルを計3回成功させた」ことでギネスブックに載るそうで、
その認定式が行われる。フィギュアスケートでは3人目の快挙となるそうだ。おめでとう。
演技が再開され、まずはしーちゃんとジェフリー・バトル、スコット・モイヤーがコラボ。
赤い衣装でそろえた三人の演技が、会場をホットな雰囲気にさせる。
さて、それからまた一人づつの演技。滑走順は以下のとおり。
・村上佳菜子(世界ジュニア選手権 金メダリスト)
・ジョアニー・ロシェット(バンクーバーオリンピック 銅メダリスト)
・小塚崇彦(四大陸選手権 銅メダリスト)
・キャシー・リード&クリス・リード(全日本選手権 金メダル)
・ジェフリー・バトル(世界選手権 金メダリスト)
・高橋大輔(バンクーバーオリンピック 銅メダリスト)
・テッサ・バーチュー&スコット・モイヤー(バンクーバーオリンピック 金メダリスト)
・浅田真央(バンクーバーオリンピック 銀メダリスト)
昨年のジュニア選手権総なめの村上佳菜子は、初めて観たけどジュニアらしい溌剌とした滑り。
退場口を間違えて反対方向に滑ってしまったところもまた、それはそれで良かった。
会場人気が異常に高かったジェフリー・バトルに続いて、登場したのは高橋大輔。
すっかり貫録のついた余裕の滑りで、会場の雰囲気をいっきに持って行った。
テッサ・バーチュー&スコット・モイヤーの滑りは、“なめらか”という表現がぴったり。
正直言ってペアはあまり興味ないんだけど、トップを獲る選手はやっぱり違うな。
そして最後は、いよいよ真央ちゃんの登場。
最初のトリプルアクセルは着地がちょっと微妙な感じだったけど、
それ以降は勢いのある伸び伸びとした演技で、オリンピックイヤーを飾る滑りだった。
ラストは、全選手揃っての周回。こうして15時15分過ぎに終了。
会場を出てタワレコに寄ったりしているうちに、時間は16時過ぎ。
こいつはちょっと呑んでいくべと、駅前の「山家」へ寄り道。
こんな時間だというのに、店の中はほぼ満員・・・ なんとか居場所を見つけて飲み出す。
まだ明るい渋谷の街を眺めながら、ビールとホッピーを飲む気分はサイコー!
17時半にはおひらきにして(って早っ!)、電車に乗って帰宅。
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