梅津和時「梅津和時ソロライブ@国立」国立 音楽飲み屋 はっぽん
今日は特別な日。去年のあの悲しい知らせから、もう一年という月日が経ったのだ。
いろいろな想いを抱きつつ過ごしたこの一年、いまだに何かを引きずっているのも事実。
こんな日をどう過ごそうかと思っていたんだけど、国立で梅津和時さんのライブを観ることにした。
私の家から国立に行くには、京王線で府中まで行き、そこからバスを使う。
バスのルートの途中には多摩蘭坂。もちろんそこで途中下車。
17時ごろ到着すると、多摩蘭坂には大勢の人が集まっていた。
まぁそれはイイとして、若干マナーの悪い人もいてちょっと閉口。
清志郎を想う気持ちやその表現方法は人それぞれだろうけど、ちょっとね。。。
なので早々に切り上げて、国立駅へと歩いていく。
しばらく「disc union」とかを覘いてから、18時30分にライブ会場の「音楽飲み屋 はっぽん」へ。
ひとまずチケットを引き換えて、19時前に再び店の前に集合。
しばらく待ってから整理番号33番で入場、ステージ正面の席に座る。
こじんまりとしたアットホームな感じの店には、50人ぐらいのお客さん。
だけどそれほど窮屈な感じでもなく、なんだかとってもイイ雰囲気。
せっかくの機会なので、隣に座った人としばらくおしゃべり。
19時半ごろ開演。まずは「多摩蘭坂」をみんなで合唱。
それから、ファンの人による清志郎ナンバーの弾き語り。
30分ほどで終了して、いよいよ梅津さんのライブが始まる。
今回はまったくのソロライブということで、梅津さん只一人でのステージ。
「追悼ではなく普通のライブ」という梅津さんの意向もあり、
梅津さんのオリジナルナンバーが続々と演奏される。
梅津さんのソロライブは初めて観たけど、ブレスの音まで聴こえてきてスゴイ迫力。
「気持ちの整理は出来ていないけど、やらないわけにはいかない」ということで、
「春の嵐」や「多摩蘭坂」も演奏してくれた。
黙々と熱い演奏を繰りひろげる梅津さんの表情に、思わずグッときてしまう。
アンコールは、「スローバラード」。
店の中、多摩蘭坂、国立の街、大きく広がる夜空、
梅津さんのサックスの音色がとても切なく響き渡るのであった。
21時25分ごろライブはすべて終了。
しばらくまわりの人と話をしたり、梅津さんのCDを買ってサインをもらったりして過ごす。
終バスの時間が迫ってきたので、22時過ぎに店を出る。
府中まで戻って、久しぶりに「焼きたる」で打ち上げ。
24時も近くなり、終電に乗って帰宅。
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