SONHOUSE「SONHOUSE 35th ANNIVERSARY TOUR」恵比寿LIQUIDROOM
夕方から恵比寿LIQUIDROOMへ、「SONHOUSE 35th ANNIVERSARY TOUR」を観に行く。
“SONHOUSE”は、1983年・1998年に次いで三度目の再結成なのだそうだ。
Vocal:柴山俊之、Guitar:鮎川 誠、Guitar:篠山哲雄、Bass:奈良敏博、Drums:坂田“鬼平”紳一
というオリジナルメンバーでの再結成、ひょっとして今回が最後?なんて噂もあり、
会場のLIQUIDROOMははち切れんばかりの期待感が充満していた。
開演時間18時の15分前ぐらいに会場に到着、人をかき分けてステージ前へと前進。
ステージ向かって右側、鮎川のマイクスタンドの真ん前5列目あたりにスタンバイ。
開演前からステージに向かって歓声が飛び交い、メンバーの登場を今や遅しと待ちわびている。
予定より少し遅れて、18時10分過ぎにメンバーがステージに登場。
金髪に青いアイシャドウで異様な風体の菊がマイクスタンドをふりかざし、
シブいスーツを着込んで胸元にピンクの花をさした鮎川が黒のレスポールを弾きまくり、
その後で篠山、奈良、鬼平のリズム隊が強烈なビートを刻んでいく。
それにあわせてステージ後方の「SONHOUSE Electric Rockin' Boogie Band」と書かれたフラッグが、
赤・青・黄色・緑・白とさまざまな照明に照らされて華々しく変化する。
イントロでギターがガァ~ン、ドラムがドドドッ、これぞまさにRockという感じだ。
菊はお客さんに「うるさい」と悪態をつきながらも、嬉しさを隠せない模様。
鮎川は汗をしたたらせながら、終始ニコニコ笑顔でギターを弾きまくっている。
ゴールドのギブソンES-335で、スライドギターをぶちかましたりもした。
篠山は何の変哲もないTシャツ姿で、黙々とリズムを刻んでいく。一度だけソロを弾いてた。
奈良は終始落ち着いた表情でベースを弾き、鬼平はひたすらストイックにビートを叩き出す。
メンバーそれぞれがそれぞれのアプローチで、しっかりとRockを奏でているところがスゴイ。
選曲は「キングスネークブルース」から始まって、“SONHOUSE”のベストとも言うべき内容。
「I Love You」「もしも」等お馴染みの曲に加えて、「だんだん」や「雨」などの珍しいナンバーも。
最後はこれしかない「レモン・ティ」「やらないか」でひとまず本編は終了。
アンコールでは、メンバー全員がツアーTシャツに着替えて登場。
Tシャツ姿の菊というのもなんかヘンな感じがしたけど、すぐに上半身裸になっていた。
「みるく飲み人形」「ロックンロールの真最中」「ビールスカプセル」を演奏したあと、
二度目のアンコールは「地獄へドライブ」。
演奏が終わるとメンバーそれぞれ握手を交わし、嬉しそうに肩を組んでカーテンコール。
3回目のアンコールがあるかと期待したけど、さすがにそれはなく20時ちょうどに終了。
Rockってやっぱり楽しいんだ!と再度実感したライブだった。
【セットリスト】
M01. キングスネークブルース
M02. 爆弾
M03. 借家のブルース
M04. 風よ吹け
M05. だんだん
M06. スーツケースブルース
M07. スケコマシ
M08. ぬすっと
M09. I Love You
M10. もしも
M11. あて名のない手紙
M12. ふるさとのない人達
M13. 雨
M14. カラカラ
M15. もう我慢出来ない
M16. なまずの唄
M17. レモン・ティ
M18. やらないか
アンコール1
EN1. みるく飲み人形
EN2. ロックンロールの真最中
EN3. ビールスカプセル
アンコール2
EN4. 地獄へドライブ
明日は仕事だけど、まだちょっと時間も早いので恵比寿で飲んでいくことに。
恵比寿に来たらいつも立ち寄る「酒処 呑兵衛」で、乾いた喉を潤す。
ビールと黒ホッピーを飲みながら、刺身の盛り合わせにくじらの竜田揚げなどを食べる。
そんな感じで、1時間半ほど満喫してから帰宅。
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