« 有賀幹夫 「有賀幹夫写真展 KING OF ROCK'N ROLL 忌野清志郎 NAUGHTY BOY」 渋谷・東急本店7階催物場 | トップページ | プロだねっ! »

2010年5月 8日 (土)

VA「続々・ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミューヂック・アワー」新宿LOFT

夕方から再び外出。
新宿LOFTへ「続々・ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミューヂック・アワー」を観に行く。
タイトルのとおりケラ主催のシリーズライブ、今回でひとまず最終回ということで期待は高まる。
整理番号23番ということで開場時間の17時30分に行くかどうか迷ったけど、
けっきょく18時過ぎに会場入り。それでもいつもどおり、ステージ右前2列目をゲット。
いつもより若干スペースに余裕がある感じだったけど、開演時間にはほどよく満員になっていた。

予定より少し遅れて18時40分過ぎ、まずは“水中、それは苦しい”の演奏がスタート。
バンド名を見て以前から気になっていたけれど、今日初めて観ることが出来た。
アコースティックギターのジョニー大蔵大臣を中心に、バイオリンとドラムという変則的な編成のトリオ。
「安めぐみのテーマ」とか「おっと乙武」とかヘンな曲ばかりだけど、演奏はものすごくハイグレード。
ギターの激しいカッティングとドラムの強力なビートの合間を縫って、バイオリンが縦横無尽にメロディを奏でる。
そのわけのわからなさが“ナゴム”的な色合いをかもし出していて、とっても楽しいステージだった。
約35分の演奏で、19時15分過ぎに終了。

セットチェンジをはさんで、19時33分ごろから“KERA SOLO UNIT”のステージ。
黒い“ROUGH TRADE”のTシャツにピンクの女性モノのコートを羽織ったケラ、
髪の毛は立てずに黒のシルクハットをかぶっている。
ドラム、ベース、ギターに、キーボードが2人、ホーンセクションが4人という大所帯、
途中でみのすけもゲスト参加して、“LONG VACATION”のナンバーを中心に
巻上公一の「不滅のスタイル」や“ヴァージンVS”の「百合コレクション」も交えての演奏。
ケラの声は、やっぱりこういう曲がお似合いだなと思った。
“シンセサイザーズ”はメンバーチェンジがあったため長く演奏出来ないかわりにということで、
かなり長めの演奏時間。たっぷりとケラの世界を堪能することができた。
アンコールでは「愛のまるやけ」が演奏され、ケラはエンディングでステージにうづくまる。
約1時間15分のステージ、20時50分ごろ終了。

セットチェンジの間、ステージ前のお客さんがガラリと入れ替わる。
次に演奏する“ジューシィ・ハーフ”のファンの人のようだ。
久しぶりに復活した“ジューシィ・ハーフ”、期待値が高いことが窺える。
そんな中、21時05分ごろ演奏が開始される。
イリアは白のロングTシャツに黒のミニスカート黒タイツ、むかしと全然変わらない雰囲気。
若いお客さんに戸惑いを隠せない様子だったけど、しっかりとした演奏を見せつける。
タイトなビートに美しいハーモニー、そしてイリアのリバーブが効いたギターソロ。
いったい今は何年なのかわからなくなるぐらいのタイムスリップ感を満喫。
約40分の演奏で、21時45分ごろ終了。

そして最後は、21時55分過ぎから“ケラ&ザ・シンセサイザーズ”のステージ。
Drumsが“tokyo pinsalocks”のレイコに替わっただけでなく、いろいろなところに変化が・・・。
Guitar:三浦俊一とSynthesizer:福間 創の立ち位置が入れ替わっていたり、
その福間氏の機材はSynthesizerというよりほとんどMacとi-Phoneだったり、
Bass:RIUのベースがTalboからStingRayに替わっていたり。。。
新しくなった“シンセサイザーズ”だけど、その演奏は相変わらずのド迫力。
メンバー全員ノリまくっていたけど、福間氏がi-Phoneを手にのけぞっている姿は新時代を感じさせた。
ケラのMCも“twitter”や“i-Phone”など、パソコンっぽい話題で持ち切り。
メンバーチェンジしたばかりということもあって時間は短かったけど、
選曲は“シンセサイザーズ”の王道と言うべき曲ばかり。
アンコールに「HAPPY SLEEP」を演奏して、22時55分ごろ終了。
実に4時間半に及ぶイベント、さすがに疲れたけど充実した内容だった。

すっかり遅くなってしまったけれど、せっかくの土曜日なので思い出横丁で飲む。
ぶらりと立ち寄ったお店、席を融通しているうちに焼鳥の焼き台の真ん前になってしまい、
あまりの暑さに閉口。どうにも耐えきれない感じだったので、早々に切り上げる。
おかげで24時過ぎには家に帰ることが出来た。まぁ、こんなこともあるか。。。

|

« 有賀幹夫 「有賀幹夫写真展 KING OF ROCK'N ROLL 忌野清志郎 NAUGHTY BOY」 渋谷・東急本店7階催物場 | トップページ | プロだねっ! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: VA「続々・ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミューヂック・アワー」新宿LOFT:

« 有賀幹夫 「有賀幹夫写真展 KING OF ROCK'N ROLL 忌野清志郎 NAUGHTY BOY」 渋谷・東急本店7階催物場 | トップページ | プロだねっ! »