CD「Chicago II」Chicago
“Chicago”はその名のとおり、シカゴ出身のロックバンド。ロックにブラスを取り入れた形式のバンドとして、先駆的な存在なのだそうだ。今年のアタマに来日してたけど、そのときは正直あまり興味がなかった。どちらかというとアメリカンな爽やかバンドというイメージだったのが、ラジオで偶然このアルバムに収録されている「25 or 6 to 4」を聴いて、そのディープなサウンドにド肝を抜かれてしまった。ドロ臭いギターのリフ、それにからみつくブラス、古き良きロックを体現するようなホットなサウンド。最近のロックにはない、ぬくもりがそこにはある。デビュー・アルバムから3作連続で2枚組アルバムをリリースし、幾度とないメンバーチェンジを繰り返しながらも、2008年には32作目のアルバムを発表。長く続けることは、それだけで素晴らしい。
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