CD「Here are OKAMOTO'S」OKAMOTO'S
「岡本太郎美術館」で偶然出会ったメンバーが意気投合してバンドを結成、全員オカモト姓を名乗っている・・・ というギミックはもろ“RAMONES”なわけだが、そんなことを平然と行ってしまう図太さがとってもROCKしている。2006年にバンド結成、2010年5月26日にメジャーデビューというから、まだまだこれからという感じのバンド。ベースが浜田雅功の長男とか、ドラムが“THE PRIVATES”の延原達治の長男とか、そんな事実は単なるひとつの要素でしかなく、なんと言ってもこのバンドは音がものすごい。とても高校を卒業したばかりのヤツラが出す音じゃない。1960年代のRockやR&Bの影響をもろに受けた感じで、ダークでサイケでブルージーなサウンドがとってもカッコいい。このアルバムはファーストであるが、セカンドでは“THE ROOSTERS”の「恋をしようよ」を高速で演奏していて、その手の音楽が好きな人間にとってはツボである。
| 固定リンク
コメント